2011年12月29日木曜日

◆目標のジャンルを絞ると勉強方法は変わる・・

「英語をペラペラに話せるようになりたい」と、誰でも思っています。

しかしそうなるためにはどうやって勉強し、どこまでやればそうなれるので
しょうか?とても即答できませんね。

ペラペラ・・を目標にしてしまうとあまりにも漠然としていて、到達方法が
まったく見当がつきません。とにかく海外へ行って、英語漬けにならないと
なれないのでは・・みたいな感じですね。

■具体的目標のない英語勉強のイメージ
何か、広い砂漠の中を小さな蟻一匹が、ふらふらと右へ行ったり左へ行き
ながら、オアシスを求めているようなイメージになってしまいます。

あるいは、ゴールのないマラソンをひたすら耐えながら走っているようなイ
メージで、今どのあたりを走っているのかがまったくわからない・・という
シーンを思い描いてしまいます。

これでは絶対に続かないでしょうね。必ず途中で飽きてしまい、脱落してし
まうのは目に見えています。

ですから遠くのゴールを見て勉強するのではなく、細分化した目標を設定し
て、1つずつ達成して積み上げていくというのが良いと思います。わたしは
最終目標までを10段の階段でイメージして、まずはその1段目を目標に
勉強することにしました。

■第1段目の目標
わたしがまず最初にやりたかったのは海外旅行でした。
一人で海外へ旅行し、自分の思うように行動したいと思っていました。

海外の様々なところへ行き、文化を感じ、海外の人と会話をして、その人達
と友だちになりたいと考えていました。

ですからまず第1に達成させたい目標は、
海外で一人で行動できるくらいの英語力をつける
ということにしました。

それをもっと具体的に書くと、
  ①外国の航空会社の飛行機中で、食事や飲み物のオーダーができる
  ②タクシーや列車の切符を買い、車内での会話ができる
  ③通関で聞かれた時には、返答ができる
  ④ホテルの予約とチェックイン、チェックアウトができる
  ⑤買い物でいろいろと質問や値下げ交渉ができる
  ⑥道を尋ねたり教えたりすることができる
  ⑦場所/時間/行き方などを尋ねることができる
  ⑧人に話しかけたり、話しかけられて返答することができる
                   ・
                   ・
というように定めました。そしてその1つ1つの場面を思い描きながら、
各シーンで必要となるような会話例、基本文を勉強していきました。

■具体的に目標を定めた勉強方法は
ターゲットなしにただ英語ができるようになりたい・・という場合の勉強の対象
範囲を仮に100%とすると、

わたしの第1段目の目標である「海外旅行の部分」は、せいぜい全体の5%
程度までのウェートではないかと思います。

これだけターゲットが狭められたのであれば、自分で勉強したことが目標の
どの当たりまできたのかがわかります。ゴールを目の前に見て、一歩一歩
近づいていることを感じながら勉強することができます。

さらにその中で勉強した「場所/時間/方法/・・」などを尋ねる部分は、
全てのジャンルに共通です。ただフレーズの部分が異なるだけなですね。

従って次のステップ(第2段目の目標)へ進んだときには、共通部分は、か
なりの部分がすでにできていることになります。

共通部分と各ジャンル毎の専用部分とを、分けて意識しながら勉強すれば
良いのです。

■メモノートを作る
そしてそれを効率良く覚えるためには、ミニノートを活用しました。
具体的な会話例をまとめ、それを持ち運びが簡単なミニノートに書いておき、
いつでもポケットに入れておくようにしました。

そしてすき間時間に引っ張り出してサッと眺めて、少しずつ覚えていくように
したのです。

海外へ行ったときにも、ポケットにはいつでもミニノートを忍ばせておき、
言いたいことが思い出せないときは、すぐにポケットから取り出してそれを
見ながら相手に言いたいことを伝えたりもしました。

1.目標をより具体的に絞る
        ↓
2.会話例、基本文、フレーズをまとめる
        ↓
3.自分用メモノートに書き込む
        ↓
4.いつも持ち歩く
        ↓
5.すき間時間に復習する(見ながら相手に言いたいことを言う)

■勉強方法が変わり集中できるように
当面の目標が明確となったので、勉強すべきことは全てその一点に関連する
ものだけをしっかりやるということになり、勉強の範囲が非常にシンプルに
なりました。

それ以外のジャンルの英語は、その時点では積極的にやる必要はありません。
それ以外で必要となるような単語も、まずは覚える必要もありません。

ですからすごく集中して勉強することができるようになり、やった分だけ自信に
なっていったように思います。おかげで比較的短期間で第1の目標は達成でき
ました。

目標の細分化 というのは、とても大事なことですね。
 

2011年12月25日日曜日

◆英語が得意になり易い人はどんな人?

あるサイトに「語学が得意になりうる人にはある傾向がある」と書かれていました。
ある大学の先生が30年以上の英語教育を通して、感じてきたことのようです。

■英語が得意になり易い人は・・
1)興味・関心が広い人
    いろいろなことに関心があり、知りたいと思っている人。

2)考え方がオープンで柔軟な人
    自分の知らなかった新しいことに出合ったときに、「こんな考え方もあるんだな」
    「こういう見方もあるんだな」とそれを受け入れることができる人。

3)外国人とコミュニケーションできることに喜びを感じる人
    海外へ行ったときに日本語が通じるところだけを選ぶのではなく、積極的に
    ローカルの店などへ行き、その土地の人達と話をしてみたいと思うような人。

と書いてありました。

■自分の場合は・・
そして今の自分はどうなのかと考えてみたら、他の人はどう見るかわかりませんが、
自分では3つとも当てはまっているなと思います。

しかし、それは今、海外に行っていろいろ経験し、英語が話せるようになったので
そのように思えるようになったのだと思います。

英語が話せなかった40代の頃は、そうではありませんでした。
少なくとも「外国人と話せたらいいなあ」とは思っていましたが、外国人が道を尋
ねようとして自分の方に歩いてきたら、さっと別の方向へ小走りに遠ざかろうとする
ような状態でした。

■転機は・・
結局、どこから変わったのかというと、やはり仕事の関係でベトナムへ行くことに
なったときが、転機だったと思います。つまり「もう自分は英語をやるには遅すぎる」
とあきらめていたときに、「何としてもやれるところまでやってみるしかない」と心が
定まってから、気持も変化していきました。


そしてあらためて中学英語の復習から始め、朝の5分間の基本文音読から少しずつ、
本当の意味で英語が身についていったように思います。

嫌でも英語を話さないといけない環境があったせいで、話すのが苦手とか嫌だとか
言ってられなくて、とにかくやるしかなかったのです。

■当時のレベルは・・
当時は最初の5分間は勢いよく話をして、もうそのあとは「今日は話すぞ!」エネル
ギーが底をつき、無言状態になったものでした。今日は「道路のことについて聞こう」
とか、「食事のことについて聞こう」などと、よく質問を用意していったものでした。

それを繰り返すことで5分が10分、10分が15分となっていき、現地のいろいろな
ことが聞けるようになっていきました。それからです。
「英語でコミニュケーションできることは本当に楽しいなあ!」
と感じれるようになったのは。

■ポイントは・・
つまり、最初に書いた3つの条件に今合致していなくとも、自分のこれからのやり方
で変えていくことができるのだと思っています。

ポイントは「楽しさを感じれるようになること」ですね。問題は、
    ・そのときまで続けることができるかということと、
    ・その場面に正面から向かう積極性があるか
ということだと思います。

どうやったら早く「楽しいなぁ!」と感じれるようになるのでしょうね。
わたしは気楽に英語で話せる友人や先生を持つ・・というのが、一番の近道だと
思うのですが・・。
 

2011年12月21日水曜日

◆素早く返答できるスピーキングのコツ。3パート方式

基本文を覚えることは大事ですが、それだけでは応用力が育ちません。
基本文の各エッセンス単位で覚え、それを素早く選択し組み合わせて言いたい文
を作成する練習が重要です。

もう少し具体的に言うと、1つの文を3つくらいのパートに分けてそれぞれを覚え、
必要なときに第1パートから第2、第3と素早くつなげて、結果としてスムーズに英
文を話した・・とするやり方です。

3パート作文の例
まだわかりにくいと思いますので、例を上げます。
例えば明日の夜にレストランの予約をしたいため、電話を掛けたとします。
電話では次のような文を話します。

  I would like to make a reservation for tomorrow night.
  わたしは明日の夜の予約をしたいです

この文をその場で素早く作る手順としては、
  I would like to / make a reservation / for tomorrow night.

  ①適切な文型を選ぶ           : 「~したい  」なので「I would like to」
  ②言いたいフレーズを決める: 「予約する  」なので「make a reservation」
  ③目的語/時/場所の表現: 「明日の夜の」なので「for tomorrow night」

というように、文を分割して素早く作るということです。

自分では「3パート・スピーキング」と言っていますが・・。
とにかく相手の質問に対して、素早く「文型」+「フレーズ」+「補足」の流れで文を
つくりながら同時に返答します。

会話はスピードが大事
会話というのはキャッチボールなので、素早く返球することが必要です。
ところがある人に言わせるとキャッチボールではなく、テニスのラリーだと言ってい
ます。来たボールを素早く打ち返す必要があるというのですね。

タイミング良く素早く打ち返すためには、単純なセンテンスで早く力強く返すのがい
いですね。技術が上がってくれば、さらに表現力を高めた言い方をすればよいでし
ょう。

3パートスピーキングの利点
このやり方の利点ですが、すごく作文の手順がシンプルになり、応用力が拡大する
ということです。
  ・第1パート: ある限られた数の文型を覚えてしまえばいいです。
  ・第2パート: フレーズの数は限りなく多いですが、まずは自分の目標とするジャ
                   ンルのものだけを順に覚えていきます。
  ・第3パート: 副詞/時・場所の表現もある限られた数のものを覚えてしまえば
                   いいです。

単純に言うと、第1・3パートはある数を一気に覚えてしまえば、あとは第のフレーズ
だけに焦点を絞り、コツコツと積み上げていけば良いのです。

単語の覚え方も・・
更に言うならば、単語で覚えるのではなく、必ずフレーズで覚えるようにします。なぜ
かというと、フレーズで覚えた方が数段覚えやすく、すぐに実戦で使えるからです。

第1と第3は覚えてしまっているので、第2パートのフレーズだけを新しく覚えたもの
に替えれば、即、新しい文章になるのです。

英語はまずは「早い・易い・うまい」ではありませんが、
シンプル」「覚えやすい」「スピード
で取り組むのが大事ですね!
 

2011年12月18日日曜日

◆英語習得のために欠かせない大事なこと

英語を習得する上で3つの大事なことがあります。
意志」「英語環境」「実戦の場」です。


■意思
願望が叶えられるのは、本人に強い「欲求」、「意志」があるときです。
強く望み絶対に成し遂げようという「意思」がなければなりません。
そしてより確実に実現するために、具体的な「目的」「目標」「計画」が必要です。

■英語環境
先の記事で説明した通りです。
英語環境の中でしっかりと英語を浴びて勉強続けると、「英語回路」ができていきます。
英語が聞こえるようになり、会話ができるようになります。

■実戦の場
先の2つも大事ですが、わたしはこの「実戦の場」が本当に重要なポイントと考えて
います。
なぜなら英語習得する上で最も大事なのは「継続」であり、
「継続」するために大きく影響することが、この「実戦の場」だからです。

■挫折する人
途中で挫折する人のほとんどは、明確な目標がない中で勉強を続け、
やった成果がわからないためモチベーションダウンして、止めてしまいます。
努力の結果が確認できないということは、苦しいだけで楽しくないからです。
まるでゴールのないマラソンを、ひたすら耐えながら重い足を引きずり走っている
ようなものです。

■どうやれば楽しいのか?
ポイントは2つと思っています。

◇まず一つ目です。
「学ぶ目的」を明確にして、自分の向かうべき分野をはっきりさせます。
それにより学ぶ対象を絞るわけです。
さらにそのゴールまでの道のりをいくつかに細分化します。
そしてそれぞれを勉強するための小グループに、さらに細分化します。
つまりゴールをはっきりさせ、到達するためにやるべきことを細分化し、1つ1つ
達成させながら「目標まであと何歩」とかく認しながら進めていくということです。
小さな達成感を感じながら、勉強を続けていくことができます。

◇二つ目です。
「実戦の場」をつくることです。
実際に別の人と英語で話をして自分のレベルをかく認し、さらに会話の中で楽しいと
か、うまく言えずに口惜しいと感じることが一番大事です。
そのことにより「楽しかったから続けよう」「口惜しかったからもっと勉強しよう」
「勉強したからうまく話せた~楽しい!」と続いていきます。
この実戦を継続することにより、モチベーションを保ち続けることができるのです。

「そうは言っても、すぐにネイティブの人を見つけて会話するのはむずかしいです」
「そうですよね。東京などの都会以外ではネイティブの人は少ないので、英会話学校
にいくしかないですよね」

いいえ、その気になればいろいろとやり方があります。
英語学校はもちろんですが、英語カフェ、ソーシャルネットワークで英語でチャット、
ツィッターで英語で投稿するとか・・・。

わたしのお薦めはskypeを使ってのオンライン英会話です。
良い先生を見つけて楽しく会話をしながら、少しずつ会話力を上げていくことができ
ます。
月に3,000~5,000円くらいでできますので、本当にリーズナブルです。
昔では考えられないほど、素晴らしい環境になったなぁと感じています。

☆オンライン英会話のことについては、こちらのサイトに詳しく書いてあります。
   よろしければ、ご確認下さい。
   skypeで英会話を習得 オンラインで英会話を楽しもう!
 

2011年12月14日水曜日

◆英語環境作り、英語を四六時中浴びるその効果は

英語環境の作り方を話す前に大事なことを一言。

聞く」ということは蓄積すること・・だということです。

テレビでなどでよくCMソングが流れていて、覚えるつもりがないのに自然と
覚えてしまうことがよくありますよね。

あれと同じなのです。覚えようとしなくても聞き続けていれば、蓄積されてい
くのです。無意識のレベルでは、しっかりと記憶されていっているのです。

本人に自覚はなくても。

この無意識を活かすやり方が「英語環境に浸って浴びるということ」なのです。


英語環境はこうやって作る
-------------------------------------------------------
英語が聞こえるようになるためには、
・発音できる単語/フレーズが増える必要があり、
・あるレベル以上の回数、それを聞く(浴びる)必要があります。
その結果、飽和点を超えると突然聞こえるようになるのです。
-------------------------------------------------------
・・と前回書きました。

つまり、
  ①単語やフレーズをコツコツと勉強し、英語の基礎能力を拡大する
  ②とにかく多くの時間英語に浸る(聞く)
の2つを行うということです。


■基礎能力の拡大
①については、英語をものにしたいと考えている人は、正に実施していること
と思います。

それをより効率的に進めていくために、隙間時間を利用して気楽に取り組もう
とのことで、次のやり方を紹介しました。

  ・ウォーキングや通勤時間帯を英語勉強タイムにする
  ・会社でPC操作の際、英単語を使用する
  ・オンライン英会話をする
  ・日本のWeb新聞の英語版を読む

そして今日は②のためのやり方について、ご紹介したいと思います。

とにかく一旦やると決めたら、徹底してやりましょう。
その方が心が定まり集中して取り組むことができますので。


■英語を多く浴びるには
実は私達は毎日、日本語をこれでもか・・と浴びています。自然に浴びてしま
う環境にいるからです。ここの部分を変えていく必要があるということです。

その中で人に迷惑をかけることのない、自分だけの判断で変えることができる
部分の全てを、英語環境に変えていきます。

例えば、

◇朝自宅~:
  ・目覚ましはベルですか? → ラジオ英語ニュース/CD英語音楽にする
  ・食事の時TV見ますか? → 英語TVニュース
  ・トイレではどうですか? → ドアの内側に基本構文/1分間スピーチを
                              貼り、音読をする
  ・通勤のとき       → 車、バス、電車の車内で英語CDを聞く

◇会社で:
  ・スケジュール、メモ  → 英語で書く(間違っても良い)
  ・ファイル、フォルダ名 → 英単語に少しずつ変更していく
  ・書類に出てくる単語  → 英語で言ってみる(いくつかピックアップして)
  ・メール        →【毎日1分!英字新聞】などのメルマガを読む

◇昼休み:
  ・何をしてますか?  → 英語音楽を聴き、リラックス
  ・会議中       → 感じたことをこっそり英文で書いてみる
  ・メール       → 海外の友人に英文メールを出す
                          (Facebookで友人を作る)
  ・適当なタイミングで → 今日出てきた英単語を復習

◇退社~:
  ・通勤(帰宅)のとき → 車、バス、電車の車内で英語CDを聞く
                          (できたらつぶやいてみる)
  ・食事の時      → 日本のTVニュースを英語音声で聞く
  ・お風呂、シャワー  → 防水ラジオ/CDで音楽やポッドキャスト・
                           ・・などを聞く
  ・映画鑑賞      → 好きな映画を英語音声、日本語字幕で見る
                           ときおり、日本語音声、英語字幕や英語音声、
                           英語字幕に切り換えて見る(気分転換)
  ・就寝時        → 英語ミュージックをスリープタイマーセット
                           して聞きながら眠る


・・どうでしょうか?
海外にいる場合なら普通の環境でしょうが、日本だったら「キチガイ」ですね。
とにかく四六時中、英語を浴びるようにするということです。


■英語を浴びることで期待するもの
勉強して英語を覚えるというよりは、英語環境の中に身を置いて、英語を身に
つけるための訓練をする・・という感じです。

言い方を変えると、意識的に勉強するというよりは、無意識に(潜在意識に)
英語を感じさせる(覚えてもらう)ということ。

意識的に勉強して基礎能力を拡大し、一方で英語環境に身をおいて潜在意識に
英語を聞き取る訓練を少しずつしてもらう・・ということですね。

こうやって続けることで、きっとあなたにもあるとき・・、変化が訪れるはずです!

継続」がポイントです。まずはできることからすぐにやってみましょう!
 

2011年12月11日日曜日

◆身の回りを英語環境にすることの重要な意味について

毎日、英語環境にどっぷり浸かることは、ものすごい効果があるということを
知っていますか?

実は英語環境を作ることには、ものすごい意味があることなのです。

前回は、できるだけ生活環境を英語環境化するということで、わたしが取り組
んでいる内容の一部を紹介しました。

  ・ウォーキングや通勤時間帯を英語勉強タイムにする
  ・会社でPC操作の際、英単語を使用する
  ・オンライン英会話をする
  ・日本のWeb新聞の英語版を読む

そして今回はそれ以外の英語環境作りのアイデア(続編)を書くつもりにして
いました。

■英語環境作りは重要なテーマ
しかし実はこのテーマは英会話を真剣に取り組み、何とかものにしたいと思っ
ている人にとって、非常に重要な要素を含んでいるのです。

そのため、もう少し掘り下げて書くことにしました。

つまり何が重要かということですが、要は
    「英会話ができるようになるか、ならないかが決まってしまう
ということです。

■英語環境からの大きな影響
以前、わたしが中国語が急に聞こえるようになったときのことを書きましたが、
そのときと同じ効果を起こすために、この環境作りがとても関係あるのです。
         3月23日 ”それ”はどのタイミングで起こったのか?
         3月24日 ”それ”はどうなって起こったのか?

  ・どっぷりとネイティブの環境に浸る
  ・最初はまったくわからない
              ↓
  ・自分で少しずつ継続して単語/フレーズを覚える
  ・その間もずっとネイティブの言語を聞き続ける
              ↓
  ・自分の基礎知識部分が、あるレベルに達する
  ・ネイティブ言語を聞き続けて脳内に蓄積された音が、あるレベルに達する
              ↓
  ◆急に言語が意味をもって聞こえるようになる。

という流れになるのです。

■飽和点を超えるということ
英会話ができるようになるためには、まずは
  ・聞こえる/意味がわかるようになる必要があります。

聞こえるようになるためには、
  ・発音できる単語/フレーズが増える必要があり、
  ・あるレベル以上の回数、それを聞く(浴びる)必要があります。

その結果、飽和点を超えると突然聞こえるようになるのです。

つまり、
  ・「発音できる=聞き取れる」ように、基礎を勉強し積み重ねること
  ・とにかく英語の音をシャワーのように浴びること
が大事なのです。

そのために毎日英語にできるだけ多く接触し、できるだけ多く浴びる(集中し
て聞くのだけではなく)必要があります。その蓄積量が早ければ、早くそのポ
イントに到達します。

■超えると階段的に1段アップ
そのポイントに到達してからは、どんどん英語が直接理解できるようになって
きますので、会話が楽しくなりスピーキングも急速に上達していきます。

英語は徐々に実力が上がっていくのではなく、何かがあって階段状にアップし
ていきます。本当はそうではないかも知れませんが、少なくとも自分の意識で
は途中まったく上達しているのがわからず、あるとき突然、階段状にアップす
るのです。


そういう訳ですので、次回からどうやって身の回りを限りなく英語環境に替え
ていくのかについて、改めて説明していきたいと思います。

2011年12月8日木曜日

◆英語力を伸ばす環境の作り方について

英語力が一番伸びるのは、英語環境で生活しているときとよく言われます。

そこで言われる英語環境とは、必然的に英語を使わなければならない環境の
ことを指しています。

海外の英語環境にいても、物品を購入するなどの最小限の時以外、英語を使
わないで生活するのであれば、まったく会話力は伸びません。

とにかく英語に多く触れる、そして使わなければならない環境に身を置く
いう必要があるということです。


■どうやれば?

それではどうやって英語環境を作れば良いのでしょうか?

東京などは別としても、私達の回りにはほとんど欧米人がいないのですから、
自分で工夫して作るしかありません。どのようにやれば良いと思いますか?

1つの意見ですが、
それは英語に触れられる学習メニューを自分で作り、自分の生活習慣の中に
組み込んでしまうのが良いと思っています。


■ある上級レベルの人の例

ここである一人の方の例を上げたいと思います。Webサイトに書かれていた
内容です。

---ここから----------------

参考までに、私の1日の学習メニューをお話します。

・ボキャブラリーの本で例文を聴いたうえで音読練習 20分
・無料の英語サイトを2~3つ選んで視聴 20~30分
・ツイッターで英語のつぶやき 10~20分
・朝日新聞と読売新聞のオンライン英語版で興味ある記事だけ拾い読み 5~10分

ざっとこんな感じで、1日1時間程度です。
・・・・
私は今は上級レベル、英語のためにお金をかけていません。

---ここまで----------------

1日1時間ですが、毎日このように改まって机で勉強するというのは、受験
生時代ならまったく問題ないでしょうが、社会に出て久しい状態の人には
なかなか続けるのがむずかしいと思います。

もしも自分がこのようなやり方でトライしたら、途中で挫折してしまうことは、
火を見るよりも明らかです。


■わたしのやり方

まずは「続けること」、「続けられるということ」が一番大事と考えています。
続かないと当然会話力がアップしないので。

ですから続けられるようにするためには、
大きな努力しなくてもできることを、少しずつ積み重ねる
いうのがポリシーです。

それで次のようなことをしています。

1)パソコン内のファイル名とフォルダ名を、一語ずつ英語にしていく。
    もしもわからないものが出てきたときは、辞書で調べてから英語にする。

2)とにかく1日1語を覚えていく。
    1週間で5語。毎日その週のものを復習(週5回チラ見)
    月末には4週間分(20語)をまとめて復習。

3)朝のウォーキングはリスニングの時間に。
    ウォーキングしながらmp3プレーヤーでSIM英語を聞く。

4)出勤、退社の通勤途上をリスニング/スピーキングの時間に。
    車を運転しながらピンズラー英語やシンプルパターン英語、瞬間英作文
    のCDを聞きながら、つぶやく。

5)エキストラ:オンライン英会話
    現在は週に2回、フィリピンの先生とオンライン英会話レッスンをして
    います。3ヶ月前まではRarejobで。今はhanasoでやっています。

6)今後の計画
    すこし気持にゆとりを持たせたいと思っていますので、上記のそれぞれ
    に、ときどき海外のミュージックを入れるつもりです。

まだまだいろんなやり方があるかと思います。皆さんもいろいろと工夫して、
素晴らしい英語環境作りをやってみてください。

2011年12月5日月曜日

◆オンライン英会話の先生がよく使うと選んだセンテンス

できるだけ効率良く使う訓練をするために、オンライン英会話の先生に、普段良く
使うセンテンスを選んでもらうことにしました。

とにかくよく使うセンテンスを10文くらい選んでもらい、それらについていろいろな
フレーズを入れ替えて、サッと使えるように訓練しようと考えたのです。

何もない中で、いきなりよく使うセンテンスを選んでくださいと言っても、スッと出て
来にくいだろうと思い、シンプルパターン英語の50の基本文を相手に先に伝えました。
そして、その中から特によく使う10基本文を選んでもらうようにお願いしました。


■先生の返答は、全てが

ところがよく使うものを選んで欲しいと話すと、もうほとんどの文が良く使う文ですよ
とのこと。せいぜい「formal」なものや「polite」な文が、少し使用頻度レベルが落ち
るだけです・・という程度でした。まずはほとんどが良く使う文のようです。

つまりこの50の基本文は、いずれにしろ甲乙がつかないほど良く使うものなので、
最終的には全てスムーズに使いこなせるようになるべきだということでした。


■強いて選ぶと

とは、言っても一遍に50文もできないので、特にその中で・・と言って選んくれる
ようお願いしました。それではその中で特によく使うものと言って、真っ先に選んでく
れた文が5つあります。それが次の文です。

06 I'd like to
15 Please
38 Is it possible to
45 Should I  ( I should / you should )
49 What would you  (like)

まあこの辺は、個人の好みが入っているように感じました。
そしてあまり使わないと言ったのが、次の文でした。

37 Have you got [N]?

これはなるほどと思いました。


■シンプルパターン英語の50基本文

01 Is there   ?
02 I'm ---
03 Are you ---?
04 It's
05 Where is
06 I'd like to
07 Can I
08 Sounds
09 Do you have
10 I won't

11 … , please
12 You are very
13 May I
14 I'm sorry  I
15 Please
16 Do you like
17 I need to
18 I'd like you to
19 Where can I
20 This is too

21 I think
22 Would you like
23 Could you …
24 I feel
25 Could I have
26 Tell me about
27 When will you
28 I'm
29 Let me
30 How did you

31 Where did you
32 My favorite ... Is ---
33 I'm afraid
34 Would you like to
35 When did you
36 He is
37 Have you got [N]?
38 Is it possible to
39 Here's
40 She is

41 Which is
42 … is ---
43 Do you know
44 I have
45 Should I
46 I can't
47 How do you
48 It's
49 What would you
50 You should

2011年12月2日金曜日

◆1分間スピーチの暗記と忘れ防止のやり方は・・

せっかく覚えた基本文や会話例、あなたはどうやって忘れないようにして
いますか?

わたしのように若い時期を過ぎてしまうと、覚えること以上に忘れないよう
にすることが、とても大変です。

おそらく若い人の3倍くらいは復習を繰り返さないと、あっと言う間に遠く
のかなたに消えてしまいます。

せっかく覚えたのに、いざ使おうとしたときに出てこないのでは、何のため
の努力だったのか・・となってしまいます。

そういうときは、とてもとても残念な気持になってしまいます。
(そういう気持の時に、すぐに復習をすると良いのですが・・)

そのため、絶対忘れないようにしたいものは、忘れないようにするための工夫
をする必要があります。

あなたはどんな工夫をしているでしょうか?

■忘れないための工夫
わたしの忘れないための工夫は、メモと隙間時間の活用です。
忘れたくないもの、例えば自分のいろいろなことを1分間スピーチで話せる
ようにしていますが、それを忘れないようにするために、次の写真のような
ブック形式メモを作っています。


そしてそれをいつでもポケットに入れておき、電車を待つとき、診察の順番
を待つとき、レジで精算順を待つとき・・などにちょこっと出して覗きます。

2~3分程度の隙間時間というのは結構あるものです。その時間を使って
メモにサッと目を通したり、小さな声でつぶやいて復習をするようにしてい
ます。

これを1ヶ月間も続けると、しっかりと頭の中に残るようになります。

■次のステップ
しっかりと頭に残ったあとは、今度は一切メモを見ないで、場面をイメージ
しながらスラスラスラと話せるように練習をします。

ちょっと長くお休みをすると、すぐにスラスラスラとは行かなくなってきま
すので、またまた上記復習を繰り返します。

以上がわたしの忘れ防止対策です。

文明の利器を使うのも良いですが、わたしはブック式メモが好きです。
手軽で製作単価も安いので、いつでもどこでも気兼ね無しに使えますので、
とても重宝しています。
  

2011年11月29日火曜日

◆レストランの前で怒り爆発!その後、入場できたが・・

Perfect!」の一言で、ようやく入ることができました。

例のスタッフ(もしかしてマネージャー?)にレストラン内に入ることを認めて
もらえ、「やれやれ・・」との気持ちで中に案内されて行きました。

20組は入ると思われる広い室内に、我々を入れてまだ3組。
お客が少ないから・・と、店のポリシーを緩めることはまったくしないペニンシュ
ラのレストラン。まあ当然でしょうね。

左手が生演奏のエリアとなっており、比較的近い奥の静かなテーブルに案内して
もらい、着席しました。

間髪を入れず絶妙なタイミングでボーイがやってきて、ワイン・料理の注文を取
って行きました。当然、初めての場所で良くわからないので、コース料理をオー
ダー。もちろん全て英語です。

1品1品持ってきてセットするたびに、毎回丁寧に料理の説明をしていきます。
妻は英語がわからないのとお腹がすいているため、
「あー早く行ってくれないかなー。食べたいんだけど・・」
という顔をしています。

わたしは、都度「Thank you.」・・「Thank you.」・・「Thank you.」・・と。

あとで例の入り口でもめたスタッフ(マネージャー?)が寄ってきて、
「料理はいかがでしょうか?」
「日本からおいでですか?」
「観光でいらしたのですか?」
と、香港へ来た理由を尋ねてきました。

そこでわたしは、
「実は結婚20周年記念なので、二人だけで香港に来たんです」
というと、
「それはよろしいですね」
と言ったあと、すぐにどこかへ行ってしまいました。

それで会話をしながらゆっくりと料理を味わっていると、今度は何かを持ってまた
こちらの方へやってきました。

何と!結婚20周年だと聞いたのですぐにキッチンコーナーに行き、料理を作る
スタッフに話をして、記念の「デコレーション+ローソク+おめでとうの文字」
を即席で作り、持ってきてくれたのでした。

そして二人が座っているテーブルの側の中央に置き、にこやかな笑顔で
Congratulations!
と一言。

そして生演奏をやっているグループのリーダーへ近寄って行き、そっと耳打ちを
していました。するとすぐにヴォーカルの人がやってきて、

何か歌をプレゼントしたいので、日本の曲をリクエストして下さい!

「エッと、少しびっくりしながら(例のスタッフが気をきかせてくれたんだと
思いながら)曲を選んで伝えました」

残念ながらいくつか選んで伝えたのですが「sorry」とのことで、結局、自分から
越路吹雪の
「愛の賛歌で良いですか?」・・と。

「もちろん良いですよ。どうぞお願いします!」
と返答。

そして静かに演奏が始まり、彼女は愛の賛歌を歌い始めました。
「あなたの燃える手で・・・・」

さすがです!まさにプロ。すごい歌唱力です・・。自分で指定しただけはあります。
本当にすばらしい声でした!

いろいろと感情の上げ下げがあったあとなので、とにかく「感無量!」と言う気持ちで
一杯でした。

入場する時は、「こんなところ!」「何だこのスタッフは!」という気持ちで入って
きたのですが、最初にひと騒動あったことで我々を意識してサポートくれ、さらには
一旦来場したお客さんに対しては1流のサービスをして気持ち良くすごしてもらおう
という、サービスのプロを意識させられる部分を見せていただきました。

帰りのエレベーターの中で、一言

「こんな店・・・・・・・・・また、来たいなぁ!」

 

2011年11月26日土曜日

◆レストランの前で怒り爆発!頭から噴火

 「こんなレストランなんか2度と来るか!!」

夕暮れの香港の、とあるレストランの入口の前で、大声で(心の中で)叫びま
した。

実は昨年の夏、結婚20周年記念ということで、妻と一緒に香港へ旅行に行っ
たときのことです。


今回は記念なんだから・・と言って、普段泊まれないペニンシュラホテルに宿
泊し、夕方にフランス料理を食べに行きました。もちろん随分前から予約はし
てありますし、服装などもブレザーに襟付きの鹿子シャツ、下はスラックスを
はいて意気揚々と向かいました。

そこにはレストランにつながる専用のエレベーターがあり、階に到着するとま
っすぐ入り口に向かって歩いていきました。


中に入ろうとするとスタッフがすぐにやってきて、
「いらっしゃいませ!」
と言いながら、わたしの全身を素早くチェック。

チラッと一目見てからすぐに言いました。
「お客様。申し訳ありませんが、その服装では当レストランには入ることがで
きません。」

「どうしてですか?」
「メールに書いてあったようにフォーマルな服装で来ましたけど」

「申し訳ございません。上の服装はよろしいのですが、靴がスポーツタイプの
ものですので、お入りいただくことができません」

「これはスポーツタイプに見えるけど、ちゃんとした革靴ですよ!」

「申し訳ございませんが、革靴でも色が白くてスポーツタイプに見えるものは
許可することができないのです」

・・・何度説明し、食い下がっても同じでした。


おそらく責任者にしっかりと言われており、自分の判断で許可することができ
なかったのでしょう。

夏休みの旅行に、高級レストランで妻においしい料理を食べさせようと、重た
いブレザーやスラックス、靴をこの1回のために持ってきたというのに・・。

こんなレストランなんか2度と来るか!!」
・・でした。


妻はとても楽しみにしていただけに、ガッカリとした表情で途方に暮れた雰囲気
です。わたしの頭の中はマグマが渦巻いていたのですが、妻の顔を見て少しだ
け冷静になりました。

「よし、何とかしよう!」

と思い直し、1階のフロントへ行き、
Excuse me. My name is ○○. Room No is △△.
I'd like to make a reservation for dinner at the French restaurant again.

と言いました。すると係員は、
Well, Mr.○○. You already have the reservation. What's the matter?

と聞いてきたので、
I couldn't go into there. Because the staff told me my shoes looks like sneaker so I can't.

と説明。
係員は納得して詫びながら、再度1時間後の予約を取ってくれました。


それからはダッシュです。道路向かいにSOGOがありますので、急いで地下
道を渡り、店の中を探し回りました。夏場でしたのでほとんどの店に革靴は並
んでいません。それでも何とか店の人に聞いて、置いてある店を見つけました。

そして今度は「黒い革靴」を履いてホテルに戻り、同じエレベーターで上昇。
扉が開くとすぐにツカツカツカ・・とレストランの入り口へ。


絵に描いたように同じところから同じスタッフがやってきました。
わたしは
How about this time ?
と力んでいうと、そのスタッフは一言

「 Perfect! 

2011年11月23日水曜日

◆デジタル携帯の優れた機能とアナログ人間の勉強法

たしか9月と思いますが The 21 というPHPのビジネス英語マガジンに
「デジタルモバイル活用術」という記事が載っていました。

iPhone などの携帯用に優れものの英語ソフトが多数販売されており、それを活用
することにより、大量の教材を1つにまとめ、いつでもどこでもネットを活用し
ながら、英語学習ができる・・という内容でした。

■最近の携帯端末の機能
確かにこの携帯端末をフル活用することで、すごい便利な英語の勉強環境を作り出
すことができると思います。10年前と比べると、隔世の間がありますね。

しか~し・・と思う心があります。

■古くさいやり方
それは何かというと、とにかく今年1年はこれ1冊をしっかりとやろうと準備した
本と、今年1年をしっかり書こうと用意したノート。今年はこの1冊と明確にター
ゲットを定めた古くさいやり方に、・・・何かを感じるのです。

そしてその古くさいやり方の方が、続くような気がするのです。古くさい人間であ
る自分だけの感覚なのでしょうかね。長年、紙と鉛筆を使って勉強してきた人間の
クセ・・というものですかね。。。

■電子式単語帳
以前、単語カードを作り表の日本語訳を見て、英単語を答え、裏の回答を見て確認
するということをやっていました。随分後でコクヨから電子単語帳が発売され、メ
モリボをこれは便利と思い喜び勇んで買って使ったのですが、なぜか長続きしませ
んでした。

また、PCソフトを使っての勉強するというのも、わたしは長続きしないと思って
います。どうもわたしには本/ノート/メモを使ってのシンプルな学習が合うよう
です。なぜか勉強するときに、妙に落ち着くのです。集中できるのです。

■記憶のメカニズム
記憶というのは便利なツールでテキパキやっても、短期記憶で終わり易いものです。
しかし、少し不便なやり方で時間をかけて苦労しながら(ゆったりと)やる方が、
イメージになって長期記憶として定着し易いものだと思っています。

また、本は寝っ転がっていても出来ますし、メモは人混みの中でも開いて見ること
ができます。さらに目に優しいし、どこにでも書き込みができる・・という利点も
あります。

■むりやりの結論 (自分への・・です)
やはり紙を使って勉強するというのは、やり易いですね!
英語の勉強は本とノートとメモを使ってやるのが良いと思います。サッと取りだし
て、サッと目を通す。隙間時間の活用に最適ですね!
 

2011年11月21日月曜日

◆フィリピンへEMSで初めて食品を送ったら

先日、久しぶりに海外の友人に食品を送りました。送った先はフィリピンで、相手は
以前中国で勤務していた際に知り合った人で、ホテルで生演奏をしていた歌手です。

送った食品ですが、本人は日本のラーメンがとても好きとのことで、ラーメン5個入り
4セットと3種類のチョコレート合計6個を送りました。
 

■過去の発送トラブル(1)
実は、以前ベトナムへキーホルダーなどのアクセサリーを送った時は、届かなかっ
たのです。

ベトナムでは通関の時、CDや本などについては必ず開梱されて中身をチェックさ
れていました。共産国なので思想的なものが絡む可能性のある物資は、必ず中を
開けて確認されており、1週間ほどよけいにかかっていました。

あとでですが、貴重品の場合はその途中の過程で紛失することが、よくあったと聞
かされました。

■過去の発送トラブル(2)
また別の例ですが、友人の奥様が中国で勤務しているその友人に食品を送ったの
ですが、やはり届きませんでした。

直接中国へ送ると途中で無くなるかもしれないとのことで、香港の支店に先に送り
転送してもらうようにしたのですが、結局それも届かなかったと聞きました。

■今回の発送
それで今回フィリピンに送るに当たっても、同しようなことになるのではないかと思い、
いろいろと心配をしたわけです。

そのため一番安全な方法は何か・・と随分ネットで調べ、そしてそれぞれの方法に
ついての口コミなども調べて、気をもみながら送ったということです。

送る方法はいくつもありました。いろいろな会社が発送業務を行っており、その手段
としてもエアー便や船便、大口や小口などいろいろとありました。

結局どれが一番良いのかわからなかったので、それぞれ過去に利用した人の口コミ
から、最終はEMS(郵便局、エアー便)に決めました。普通の個人が送る方法として
は、EMSが一般的のようでしたので。

さらにあとから聞いた話ですが、日本在住のフィリピンの友人にも確認したところ、
やはりEMSで良く送っているとのこと。

(参考)海外発送方法の比較サイト    海外発送.com

■発送手続きと料金
今回の発送のやり方ですが、まずは荷物の方は
1)段ボールに食品を入れて、隙間にクッション材を詰め込む
2)ガムテープを貼りしっかりと閉じる
3)発送用シート(茶色の防水紙)で周囲を包み、再度ガムテープで貼りつけとい
う梱包です。

次に郵便局へ行き、EMS用の発送用帳票をもらい、差出人、宛先を記入。
(住所、電話番号などを英語で記入)
発送商品の記入欄には、日本語で「インスタントラーメン、チョコレート」と書き
ました。その欄は日本語で書いて良いとのこと。

そしてフィリピンでは invoice が必要とのことで用紙をもらい、更に発送品コード
番号表を借りて「コードNO、インスタント・・・4個、1,000/日本円」
と書きました。金額はだいたいでOKです。大きな金額になると税金が絡んでくる
ので、小さめの金額にして記入しました。

発送料金ですが、ずいぶん高い金額となりました。送った品物が2500円程度
のものだったのですが、発送料金は4500円もかかり、送る物よりも高くてびっ
くりしました。かさばるものでエアー便だったからでしょう。次は船便にしようと思
っています。

■発送した結果
発送した結果ですが・・・、無事に届きました(ホッ!)。
11月2日(水)に郵便局でEMSで発送し、11月13日(日)にマニラの友人宅へ
届きました。発送依頼日が夕方でしたので、所用日数は約10日です。

随分心配をしましたが意外とトラブルもなく届き、一安心することができました。

まあ過去のいろいろな届かなかった事件は、あくまでも過去の話なので、最近は
事情が良くなったのかも知れません。あるいはフィリピンではそういう問題は少な
いのかも知れません。

ですが、まだたったの1回だけの話ですので、今後も別の安価な方法を使って再
トライしてみたいと思います。
 

2011年11月19日土曜日

◆初めてのベトナム、共産国への入国

今日は勉強は一服して、2001年にベトナムハノイへ行ったときのことに
ついて、話したいと思います。

当時共産国にはあまり行ったことのないわたしにとって、ベトナムのハノイは
共産国だけどどんな国なんだろうという、少し不安な気持を感じながら行った
のを覚えています。

■移動
その頃はまだ日本からの直行便がなかったため、まず最初は成田から香港
へ飛んで、そこで乗り換えてハノイへ飛んで行きました。香港までは4時間前後、
香港からハノイへは2時間くらいだったと思います。

香港空港でのトランジットでは、JALを下りてからハノイ行きのゲートまで
移動をするのですが、指定されたゲートのところへ行っても「Hanoi」の表示
がありません。ゲートの表示は「河内」となっています。

おかしいなーと周りを見回して見ても、どこにも「Hanoi」はありません。
そうこうしていると表示盤の表示が反転しました。そして「河内」が「Hanoi」
に変わったのです。「なあ~んだ・・河内ってもしかして Hanoi なんだ!」

どうもハノイは昔大きな河の中州にできた都市だったようで、その名の通り
呼び名が河内となったようです。

■入国審査
ハノイのノイバイ空港へ着くとすぐにイミグレーションで、4列に並んで入国
審査を受けます。係官はみな口を閉じた強面の面々で、笑顔で「ようこそ!」
という顔の人は一人もいません。

また、並んでいる人達は、欧米人、東南アジア、韓国・台湾などのアジア人、
日本人など種々雑多で、色とりどりの服を着ていました。

しかし入国審査をする係官や入国する人達を取り囲むように立っている人達は、
全て深緑色の軍服のようなユニフォームを着ていて、少し異様な印象でした。

審査では何度も顔をじっとながめられましたが、目を逸らさずじっと見返して
いたら、特に質問もなく無事通過です。質問されてもとにかく日本語でやり通
して、「話しが通じないからもういいです・・」となるように対応しようと決
めていましたが。

■荷物引き取り
通関後、預けたスーツケースを受け取りに行き、レーンの前に立って待ってい
ましたが、なかなかレーンが回り出しません。入国審査は割合スムーズだった
のですが、その後の荷物引き取りがまったく進みません。

到着ロビーに会社のドライバーが来て待っているはずなのですが、なかなか出
ていくことができません。

10分くらい経ってからようやく回り出しました。でもその上に乗っているス
ーツケースはパラパラです。飛行機から小さなワゴンで少しずつ荷物を出して
きて、それをゆっくりレーンに載せ、そしてまた飛行機に取りに行く・・を繰
り返しているようでした。

結局自分の荷物を引き取ることができたのは35分後でした。
ハノイはとても時間の流れがゆったりとしていて、人々はスローな人生を楽し
んで送っているように見えました。(少し皮肉です)

そのときは長い時間を待たされて腹が立つというよりは、あまりにも日本とペ
ースが違うため、「こういう国もあるんだなー」と感じ、そして逆に「日本人
は何てせっかちなんだろう」と少し反省する気持になったのを覚えています。

■無事迎えとご対面
荷物を受け取り到着ホールへ出たら、わたしの名前を書いた四角い紙を持って
いる人が目に付き、その人に近づいて行くと「○○さんですか?」と聞いてき
ました。

見た感じはベトナム人ですが、日本語が話せるので会社の通訳だったようです。
ドライバーと通訳の2人で迎えに来てくれたのでした。

2011年11月15日火曜日

◆1分間スピーチできる話題への10の質問文(続編)

今回も1分間で自分のことについて説明できる話題を、10だけ準備する・・という
ことについて書きたいと思います。今日は後半5つの話題についてです。

いつでもスムーズに会話ができるようにするため、1分間程度の内容で話せるよう
にしておくのですが、ただ暗記しただけではダメと思っています。

■何度も訓練が大事
やはり”スムーズに”ですから、何度か繰り返し練習する必要があります。何度も音
読をしたり、まさにオンライン英会話で相手を代えて練習をしたりなどして。

実際に相手がいての練習がベストですね。最初は詰まったり言い切れなかったりと、
多少口惜しい思いをしながらの実戦練習は、より強く自分の中に記憶されます。
さらにその時の光景(イメージ)も一緒にリンクして記録されることになります。

わたしはイメージ(体験)及び感情(口惜しさやうれしさ)とリンクして覚えたもの
が一番強く記憶され、さらには忘れにくいものだと思っています。

またそのイメージからフラッシュバックして、その会話文を引き出すこともできます。
そういう意味では感情を伴っての実戦練習が、何と言っても一番効率の良い練習
方法ですね。

そうやって1つずつ場面ごとの会話を身につけて積み上げていきます。おそらく良
く出くわす可能性の高い20場面くらいを、しっかりと会話できるようになれば、いろ
いろなことがかなりスムーズに話せるようになるでしょう。

ということで、まずは10の話題をしっかりやりましょう。

■残り5つの話題への質問文
6)パソコン
・Do you have a computer ?
  コンピュータを持っていますか
・What do you use your computer for ?
  コンピュータを何のために使っていますか

7)旅行
・Do you often go traveling ?
  よく旅行に行きますか
・Have you been to any foreign countries ?
  外国へ行ったことがありますか

8)英語
・Your English is very good ?
  あなたの英語はとても良いです
・How do you study English ?
  どのように英語を勉強していますか

9)買い物
・Do you enjoy shopping ?
  買い物をするのが好きですか
・Are you a careful shopper ?
  買い物には慎重ですか

10)自然
・Do you like going to the countryside ?
  田舎に行くのは好きですか
・Is nature important to you ?
  自然はあなたにとって大切ですか
  

2011年11月13日日曜日

◆1分間話せる話題へ導く10の質問文

今日はあらかじめ準備しておいてある10の話題に導くための質問文について、
書きたいと思います。

自分で準備してある話題で会話をするのならば、それなりにスムーズに会話を進
めることができます。

そしてそのような会話を繰り返すことにより、徐々に意識しなくともその話題の
会話はできるようになっていきます。

繰り返し練習することにより、頭の中にその話題に関する処理回路ができていく
訳です。

そのように進めていくためにも会話が始まったら、どこかでその話題の方に話を
導くためのきっかけを作らなければなりません。

わたしの場合はそのような際は、その話題に繋げていけるような質問をするよう
にしています。

■きっかけの作り方の例
下記に上げた「食べ物」の例で説明します。
例えばこのあとの会話を「食べ物」の話題に持っていきたいとします。

一番簡単なやり方は、
By the way, (ところで)
  と言ってから
What is your favorite food ? (一番好きな食べ物は何ですか)
と質問をするやり方です。

現在どんな話をしていても、とにかく「 By the way, 」といってからその話題
につなげるための質問文を言って、多少強引に誘導していきます。

もう一つの方法は、
I'd like to ask you a question. OK?(質問が1つあります。良いですか?)
  と言ってから
What is your favorite food ? (一番好きな食べ物は何ですか)
と質問をするやり方です。まあ似たような方法ですが。

(ところで)と話を切り換える方法と、(質問良いですか)と言って切り換え
る方法です。

■その次の展開
相手の人は当然自分が好きな食べ物を返答するはずです。そこですかさず次の
質問をして、会話をどんどん展開していきます。

・なぜ好きなのですか?(一番簡単ですね)

・どういうところが好きなのですか?
・どんな味なのですか?
・少し高い料理ではないですか?
・フィリピンでは有名ですか?

という感じの質問を何回か続けます。

そしてあれこれ質問ばかりしていると、会話が楽しくなくなるので、適当なとこ
ろで自分の話をするようにしていきます。そうすると今度は相手が自分の話した
内容に対して、質問をしてくるようになるでしょう。

もしもしてこないようならば、
・何か質問はありますか?
・聞きたいことはないですか?
・わたしが話した○○について、あなたはどう思いますか?

などと、相手に再度質問をして話しを促すようにすると良いと思います。
以下にきっかけとして使っている文例を示します。まずは5つの例を示します。
この文を参考にして、自分なりの質問文を作ってみてはどうでしょうか。

■5つの話題への質問文
1)自己紹介
Could you tell me about yourself ?
  あなたについて教えてくれませんか
How would you describe your character ?
  自分の性格をどう表現しますか?

2)食べ物
What is your favorite food ?
  一番好きな食べ物は何ですか
Do you cook ?
  料理はしますか

3)健康
Are you in good health ?
  健康ですか
What do you do to stay in good health ?
  健康でいるために何をしていますか

4)コーヒー
Which do you prefer, tea or coffee ?
  お茶とコーヒーのどちらが好きですか
Do you often go to coffee shops ?
  喫茶店には良く行きますか

5)週末
What do you like to do on the weekend ?
  週末には何をするのが好きですか
Do you usually sleep in on weekend ?
  週末はたいてい寝坊しますか
  

2011年11月9日水曜日

◆海外友人との会話。1分間説明で選んだ10の話題

自分のことについて話す必要が出たときに、スムーズに簡潔にその内容を伝
えられるようにしておきたいですよね。

また、楽しく会話を行うためにも、楽しい話題をあらかじめ準備しておいて、
いつでも楽しそうに話せるようにしておきたいですね。

そしてそのためには、その楽しい話題につなげられるようなキーワードを含む、
導引文をあらかじめ準備して整理しておくのが良いと思います。

■わたしのやり方
わたしはあるキーワードが出てくると、すかさず準備した話題につながる質問
をするようにしています。このように話を誘導することも一つの訓練だと思って
いますので。

例えば食べ物の話にもっていきたいと思っているときは、
By the way,
Do you like cooking ?
とか、
Have you ever had Japanese food ?
あるいは、
My favorite hobby is eating.
とか言って、そちらの話に引っ張っていってます。

すると、相手の先生は
くすっ」と笑ったり、「 Me too !
という場合がとても多いです。

以上は1つの例ですが、このような感じの得意のパターンを、10くらい作っ
ておきたいですね。25分くらいの会話なら、本当に切れ目なく楽しく話せま
すよ!

■話題を選ぶ
そのためにはまずは準備する話題を選ぶ必要があります。
わたしの場合は、最初に8つの話題を選びました。

いつでもスムーズに言えるように、暗記してから何度も何度も音読を繰り返し、
そしてスラスラ言えるようになったため、さらに2つの話題を追加しました。

現在は10の話題にしています。

自己紹介、食べ物、健康、コーヒー、週末、コンピューター、旅行、英語
の8つに、買い物 と 自然 を加えています。

わたしは自分の好みでこれらの話題をピックアップしましたが、とにかく自分
の事情や好みでピックアップすれば良いと思います。

■ポイント
ポイントを言うと、要は
・自分で説明しなければならなくなりそうな内容を選ぶ(予習になります)
・相手が好きそうな話しやすい話題を選ぶ(誰でも好きな話題もあります)
・そして、その中に自分で使いこなせるようにしたい基本文を、各話題に1文
だけ入れる。(これはわたしが好きでやっていることです)

■良く話す話題
良く話す話題としては、
・どこに住んでいるの?(国が違うので結構聞きたがる)これは必須ですね!
・どのあたり?
・家族と一緒に住んでいるの?

・どんな食べ物が好き?(この話題も話がはずみます。少し調べて置くと良い)
・コーヒーとお茶のどちらが好き?(コーヒーが好きと言う人は少ないですね)

・旅行は好き?    (この話題も盛り上がります)
・海外へは行ったことある?
・もしもお金と時間があったなら、どこの国へ行きたいですか?
・その理由は?

・どんな趣味が好きですか?
・アニメとか漫画を見るのは好きですか?

・あなたの得意なスポーツは?
・自分で健康良いことを何かやっていますか?

・ショッピングは好きですか?(女性はこの手の話題が好きですね)
・いつも誰と行くの?

・フィリピンでは何月が一番寒いの?
・1年に平均何回の台風が来るの?


当たりの会話が、誰とでも比較的リズム良く話しができる話題です。

まずはそれぞれの話題について、1分間程度の内容で説明できる文を準備して、
そしてその話題にもっていく文を、1つ2つ用意するのが良いですね!

また10の話題の詳細を書けませんでした。
次こそ書きたいと思います。
 

2011年11月6日日曜日

◆1分間英語ですぐに話せる10の話題

1分間くらいの内容で、いろいろな話題英語で話せるようになっておきたい
ものです。今日はそのことについて、少しだけ書いてみたいと思います。

海外に出かけたときには、まずはいろいろなことを確認したり、教えてもらっ
たり、手続きをするための英会話が必要です。先に何度か記事に書いた通り
です。

このあたりの会話を第1グループとすると、その次に来る会話グループは
何だと思いますか?

海外での第2の会話グループ
そうです!一歩踏み込んでのちょっとした会話になります。つまり雑談ですね。

同じレストランに何度か行ったり、スーパーやホテルなどで何度かそこの担当
の人と顔を合わすと、自然に挨拶を交わすようになります。

海外なのでまずは、「 Good morning ! 」「Good evening ! 」「 Hello !
くらいの挨拶ですが。

ミニ会話への流れ
そして徐々に会話をするための雰囲気が整ってきて、どこかのタイミングでち
ょっとした会話をすることになります。相手から話しかけてくる場合も多いで
すし、こちらから話かける場合も結構あります。

何となくお互いの話しかけ易い雰囲気ができてくるというか、波長が合ってく
るというような感じかも知れません。そこに到達するまでの時間は、個人差が
あり大きく異なるとは思いますが。

わたしの楽しみ
わたしの話で恐縮ですが、こういうちょっとした会話をするのが大好きです。
ローカルの人やその他の国から来ている人達と話をすると、住んでいる環境や
文化が違うので、結構おどろくような話を聞くことができるからです。

そういうちょっとした話好きな部分が、わたしの英会話へのモチベーションの
継続エネルギーになっていると思います。

あちこちでちょっとした話をして仲良くなり、どこか時間あるときに更にいろいろ
教えて欲しいとか、案内して欲しいとお願いして、そのお礼に食事をご馳走する
というパターンが多かったですね。

そのおかげでずいぶん多くの友達ができましたし、現在でもFacebookでやり取
りしたり、skypeで会話をしたりしています。

1分間会話の話題
話がずいぶん脱線しましたが、
    ・いろいろな話がスムーズにできる
    ・ボキャブラリを増やす
    ・得意な基本文を1つずつ増やす
の3つの要求を同時にかなえるために、わたしはいろいろな話題を1分間英会
話形式で用意しています。

その準備をするのにちょうど良い本がありましたので、いつもその本の内容を
参考にし自分なりにアレンジして作り上げています。
                         ☆参考本:「1分間英語で自分のことを話してみる (CD付)
                                                 著者:浦島久、発行所:㈱中経出版

この本で取り上げている話題は、次の40テーマです。

01 自己紹介       17 旅行         33 自然
02 家族           18 音楽         34 環境
03 両親           19 映画         35 教育
04 子ども         20 読書         36 科学
05 ふるさと       21 英語         37 政治
06 学校           22 パソコン     38 経済
07 友達           23 テレビ       39 恋愛
08 健康           24 スポーツ     40 平和

09 食べ物         25 会社
10 レストラン     26 仕事
11 買い物         27 運動
12 服装           28 給料
13 コーヒー       29 上司
14 家             30 同僚
15 喫煙           31 転勤
16 週末           32 退職

そしてわたしがまずは話す話題用としてピックアップしたのが、次の10の
テーマです。

01 自己紹介       06 週末
02 食べ物         07 スポーツ
03 コーヒー       08 旅行
04 健康           09 英語
05 パソコン       10 自然

選んだ理由は、個人的に好きで話しやすい話題であることと、何よりも以前
海外で話をした際に、良く話した話題だったからです。

この部分は個人的な好みがありますので、それぞれ好きな話題をピックアッ
プすれば良いでしょう。そして時間をかけて少しずつ新たな話題を増やして
いけば良いと思っています。

本題の部分が遅くなりすいません。
次回ピックアップしたテーマの内容について、書きたいと思います。

★関連記事:
1分間英語で自分のことを話す特訓(1月28日)
    「1分間英語で自分のことを話してみる」という本があり、この本より
    ヒントを得て、いろなことをキーワードにしてまとめておき・・。
 
1分間英会話の形式で覚えるその効果は(11月4日)
    スムーズな会話が途切れるのは、単語や表現が出てこないとき、言い
    たいことがまとまらないときです。話せる話題の準備、単語力の増強・。

2011年11月4日金曜日

◆1分間英会話の形式で覚えるその効果は

いつもいろいろなことをある程度スムーズに語れるよう、1分間程度の文章で
まとめ覚えておくことは、とても大事なことだと思います。

1年以上オンライン英会話をやってきて、スムーズな会話が途切れるのは、
  ・単語や表現が出てこないとき
  ・言いたいことがまとまらないとき
です。

単語や表現については、ボキャブラリの増強となるのでしょうが、単語だけを
覚えようとしても、全然楽しくありません。

そして語呂合わせやイメージなどにリンクして覚えるようにしないと、あっと
言う間に忘れてしまいます。

また、会話力をアップさせるためには、自分の使いこなせる基本文型を1つず
つ増やしていく必要があります。

つまり、話せる話題の準備、単語力の増強、使える基本文の拡張の3つの要求
を同時にかなえるため、1分間英会話形式を利用するわけです。

3つの要求を満足する1分間英会話文を作り、覚えて、いつでもスッと言える
ようにするということです。

1文1文ばらばらに覚えようとすると、とても覚えるのに苦労しますが、会話文
にするとストーリィで覚えることができるので、すごく効率良く短時間で覚えるこ
とができます。

そしてオンライン英会話で何度も実戦で話すことにより、本当の意味で自分の
文になっていきます。一度試してみてはいかがでしょうか。

ここで1つの例を上げたいと思います。

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例:わたしの英語

I can't say my English is very good, but I still enjoy studying English.
I always listen to the English news on the radio in the morning.
I also try to do the Engligh conversation on the net every night.


Why do I like studying English ?
Well, one reason is that it's useful to know English.
Also I've made many friends by using English when I went abroad.


Another reason is that it's fun to study English.
I learn a lot of things and have a good time at the same time.
So even though my English isn't perfect, I still like to try to speak in English.

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わたしの英語はあまり上手とは言えませんが、それでも楽しんで勉強しています。
朝はいつもラジオで英語ニュースを聞いています。
そして毎晩、インターネットで英会話にもトライしています。

どうしても英語を勉強するのが好きなのでかって?
そうですね、1つには英語を知っていると便利だということです。
また海外へ行ったとき、英語を使って多くの友達を作ることができました。

もう1つの理由は、英語の勉強はとても楽しいということです。
いろいろなことを学べるのと同時に、楽しむこともできるのです。
だから、たとえつたない英語でもしゃべろうと頑張っているのです。

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上の例を作るに当たっては、参考にさせていただいた本がありますので、ご紹介
させていただきます。この本に載っていた例文を、自分に合うように編集して使
っています。

「CD付 1分間英語で自分のことを話して見る」
著者:浦島久  発行:㈱中経出版  ISBN4-8061-2418-4

2011年11月2日水曜日

◆海外旅行に行って良く使う文型(続編)

今日は「海外旅行に行って良く使う文型」シリーズの続編を書きます。

海外に長期滞在の場合は違いますが、やはり旅行などでは圧倒的に確認や
依頼の内容について、英語で会話するケースが多いと思います。

その中でとても良く使うと思っている文型の一つが、「 Do you --- ? 」ではな
いかと思います。

単独でも多いですし、What や When ・・などとのセットで使う場合もとても多い
ので、そのあたりを少し整理して復習してみたいと思います。

以前から何度も述べていますが、あることを英語で言おうとしたときに、真っ先
にその文章にピッタリの基本文型が浮かんでくるかどうかが、会話力を高める
上での重要なポイントの1つと思っています。

あなたは~ですか?
どこで、あなたは~ですか?
何を、あなたは~ですか?


というように相手に尋ねる時には、瞬時に(何も考えずに)
Do you --- ?
Where do you --- ?
What do you --- ?

と浮かぶようになるかどうかですね。

あとはフレーズです。これは自分の使える(動詞+目的語)のストックを増やす
ことにつきるように思います。

・・ということで、「 Do you --- ? 」の文章です。

店で、買い物、他、などで
Do you have --- ?  あなたは---を持っていますか?(---がありますか?)
               a corkscrew
               the tour itinerary
               AA batteries
               some aspirin

何かを尋ねるケース
Do you know  how to --- ?   ~へのやり方を知っていますか?
                                 get to the beach ?
                            make pizza ?

友人や同僚などに確認したりする時
What do you useually do on weekend ? 
  普通、週末はどうしてるの?

What dou you like to do in your free time ?
余暇は何をするのが好き?

Which do you like better, tea or coffee ?
お茶とコーヒーとどちらが好きですか?

Which one do you recommend ?
どれを薦めてくれますか?

Which one do you like the best ? 
どれが一番好きですか?

2011年10月31日月曜日

◆ベトナムハノイでの夜の貴重な体験

ベトナムは好きなアジアの国の1つです。そして首都であるハノイにはいろい
ろと思い出があり、何度も出かけました。

最初はベトナムは怖そうな雰囲気のある共産国家という印象でしたが、あとに
なってからはとても素朴で正直な人が多かったというように思っています。

今回はそういう強い印象を感じた1つの体験について、書きたいと思います。

当時の状況
当時はハノイ市内のホテルの部屋を長期契約して、割安な価格で借りていまし
た。そして来たばかりのまだ地の利のわからないわたしは、会社のドライバー
が毎日朝晩送り迎えをしてくれていました。

そして少しずつ街の道路地図や状況がわかってくると、いつか一人で探検して
みようと思うようになりました。

ハノイは非常に治安が良いため、夜になってからスナックやクラブに出かけ、
ゆっくりとお酒を飲んでから、タクシーで帰ってくるということができると聞いて
いたからです。

単独行動
あるときの夜、会社の帰りに同僚と日本料理店に行き、いろいろと食べたあと
いよいよ行動を起こしました。同僚には少し街をぶらぶらしてから帰ると言って。

地図を片手に街をぶらぶらと歩き、ようやく目的の日本人スナックを見つける
ことができたので、中に入っていきました。実はその日は偵察が目的だったの
で、中に入ったらすぐにカウンターに座り、一杯飲みながら店内の様子をゆっ
くりと観察をしたわけです。そうです、情報収集です。

タクシーでホテルへ
そして頃合いを見てタクシーを呼んでもらい、車に乗り込みました。
次回はもう1ステップ進めるぞ・・と心で誓いながら。

車に乗り込んで運転手に、
Hanoi Hotel please.
というと、
OK!
と言って走り出しました。

ずい分調子よく返事をしてくれたので、もしかして英語が話せるのかなと思い、
Do you speak English ?
と聞くと、あっさりと
No.
という返事。

こちらはベトナム語は「こんにちは」と「さようなら」しか話せないので、何かトラ
ブルがあると困るな・・と少し心配しながら、街の風景をしっかりと眺めていまし
た。

へんなところへ行かれたり、同じところを何度も通って高い料金を請求されて
も困るためです。

料金の支払い
ところがそのような心配はまったく必要ありませんでした。あっさりとホテル前
に到着しました。ホッと安心しながら料金を払おうとして車のメーターを見ると、
「11」となっています。

ベトナムでは流通貨幣が「ドン」なのですが、「米ドル」もほとんどの場所で普通
に使うことができますので、いつも米ドルをもっていました。そしてタクシーの
メーターが「11」だったので、すぐに11米ドルと思ってその紙幣を運転手に渡
しました。

すると運転手は車を降りようとするわたしに、
Wait, Wait !
と言って、1ドル紙幣1枚だけを取って、もう1枚の10ドル紙幣は返してきた
のです。

そのときは「良いのかな?」と思いながら「 Thank you. 」と行って部屋に戻
りました。次の日同僚にその話をしたら、実はそれで正しかったのです。
メーターの「11」はベトナム通貨「ドン」で「11,000ドン」の意味だったので
す。

円換算すると当時のレートで、 11,000×0.008=88円
「11」は「11,000ドン」の意味で、「88円」だったのです。

だから1米ドルだけを取り、残りを返してくれたのです。
わたしはその正直さに本当にびっくりしてしまいました!

そしてそのとき思いました。「中国では帰ってこないだろうな」・・と。
  

2011年10月29日土曜日

◆海外で友人を作るときのきっかけと会話

中国で働いていたときには、仕事終わって食事をしてからよく近くのホテルの
ラウンジに行き、お酒を飲んだものです。そして同じように集まってくる欧米人
と話をしたり、一緒にお酒を飲んだりしたものでした。

その時は中国の工場に技術関係の担当として出向しており、欧米人の人達も
ほとんどは中国の拠点に出向か長期出張で来ていました。

中国のお酒
中国のビールはアルコール度が4%程度と低いため、日本のビールに比べて
非常にあっさりした味となっており、少し物足りなさを感じてしまいます。

また、中国人が良く飲んでいるバイジュウ(白酒)は、最初こそフルーティに感
じるお酒ですが、すぐに強い香りが鼻につき長くは飲んでいられなくなってくる
強いお酒です。

とにかく日本の酒や洋酒とはあまりにも味が異なるため、日本人も欧米人も
ときおりコクのあるビールや、ウィスキー、カクテルなどを飲みたくなるため、
唯一飲むことができる場所である5つ星ホテルに集まってくるわけです。

飲むにつれて・・
そこへ来た彼や彼らは、すぐにビールやウィスキーを注文し、少し目を細めて
味わいながら飲み始めます。
みんな
「やはり、これだな!これがおいしいんだよ!」
という顔をしています。
わたしもまったく同じような顔をして、飲んでいたんだろうと思います。

そして少しアルコールが回ってくると、だんだん気持がオープンになってきて回
りを見回し始めたり、隣に座っている人に注意がいくようになったりしてきます。

・・そしてどちらからともなく話しかけて、いよいよ会話が始まるのです!

きっかけの第一声

Hello! I'm Taro Yamada. I'm from Japan. Nice to meet you.
こんにちは。わたしは山田太郎です。日本からきました。会えてうれしいです。

と、わたしは始めていきます。まず自分のことを話してから、相手に尋ねると
いう順番にしています。

やっぱり第一は 「 Hello! 」 ですね。 
一旦知り合ってからは「 Hi! 」を使いますが、最初は 「 Hello! 」の方が間違い
がないと思います。

おそらくかなりフォーマルさを要求される場でない限り、会社関係の場合でも
 「 Hello! 」 で良いと思います。

そのあとの会話
わたしから話しかけるときは、以上のような言い方をしますが、向こうから話
しかけてくるとき、多くの場合は

Are you Japanese ?」「 On business trip ?
日本人ですか?     仕事ですか?
のように聞いてくるケースが多かったですね。そして、

Yes, I'm Japanese. I'm from Tokyo. Where are you from ? ・・・」
そうです、日本人です。 東京から来ました。 あなたはどちらから?
と続けていく場合が多いです。その後、

Why did you come here ? 」「 On business trip too ?
なぜこちらへ(来たのですか)?   あなたも仕事ですか?
When did you come ? 」「 How long have you been here ?
いつ来られたんですか?   ここにどのくらいいるのですか?

・・・などと続き、徐々に打ち解けていくわけです。

そして最後には、「是非また一緒に飲みたいですね!」と言いながら名刺を
渡したり自分の携帯電話の番号を教えて、再会を約束する・・という感じで
進んでいくことが多かったですね。

なぜかはわかりませんが、海外に行くと意外と簡単に話しかけられるように
なります。国内だと少し躊躇するのですが、海外だとそれがありません。
自分の心が海外モードに切り換わるのかな・・。
 



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2011年10月25日火曜日

◆Can I (you) の代わりに使える重要基本文

海外で良く使う文として「 Can I (you) ~ 」の文を書きましたが、その文に
替えて確認のために使えて、さらにはもっと別の情報を伝えることにも使える
とても大事だと思っている文があります。

・Is it possible to change the day of my reservation ?
  予約した日を変更することは可能ですか?


この構文について
この文の構成はとても分かり易く発音のリズムも良いので、わたしはかなり
良く使う文型の一つです。

「 ~ is … 」という流れの文は、日本人に取ってはすごく言いやすい文だと
思います。

そういう言いやすい文で、「~できますか(可能ですか)」を始め多くの情報
を伝えられる基本文なので、是非スッ言える文の一つにしておきたいもの
です。


例文あれこれ
・Is it possible to call me in advance ?
  前もってわたしに連絡することは可能ですか?

・It is impossible to find a taxi around here.
  この辺でタクシーを見つけるのは無理です。

・It is important for her to practice a piano everyday.
  毎日ピアノの練習をすることは、彼女にとって重要です。

・It is difficult for me to remember people's name.
  人の名前を覚えることは、わたしにはむずかしいです。

・It is interesting to learn new things.
  新しいことを学ぶことは楽しいです。

・It is easy for me to drive a car.
  わたしには車を運転することはやさしいです。

・Why is it necessary to study many subjects ?
  なぜ多くの科目を勉強することが必要なのですか?


ニュアンスの違い
先に今日の文は「Can I (you) ~」の文に替えて使えると書きましたが、
若干ニュアンスが異なりますので、その部分を理解して使ってください。
力の入っている部分が少しだけ異なります。

・Is it possible to meet me at the ticket gate ?
  改札口でわたしに会うことは可能ですか?

→「会うこと」 が 可能ですか?

・Can you meet me at the ticket gate ?
  あなたは改札口でわたしと会うことができますか?

→「あなたは」 できますか?
 

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2011年10月23日日曜日

◆効率良く会話力をアップさせるやり方は

会話力をアップさせるためのやり方として、いくつかのやり方があると思い
ます。その中でいままで自分でやってきたやり方には、大きく分けて2つの
やり方があります。


2つのやり方
一つはパラグラフ(ひとまとまりの文章)で覚えていくやり方。
いろいろな話題について1分間程度の内容にまとめて、それを覚えるととも
に少しずつ増やしていくというやり方です。

もう一つは基本文単位で増やしていくというやり方。
使えるようになりたい基本文を選定し、自分に必要な場面で使うであろう
フレーズをセットして、覚えていく方法です。


その特徴は
その2つのやり方にはそれぞれ良いところと悪いところがあります。
いままでやってきた結果について簡単にまとめてみますと、次の通りです。

いろいろと話題のストックを増やし、それぞれをいつもスムーズに話せるよ
うにするのには、(1)のパラグラフ単位で増やしていく方法が良いです。
ストーリーでイメージしていけるので、短時間で覚えることができます。


わたしの結論
しかし自在な会話力のアップを図ろうとするのならば、基本文単位で取り組
む方が良いというのがわたしの結論です。


その一つの例
例を上げますと、
10月9日「海外に行って一番良く使う文型は何でしょうか?
で投稿した I would like です。

I would like ~ 」
I would like to ~」
I would like you to ~ 」

これらの文は、いつどんな局面でもすぐに頭に浮かび上がり、適当なフレー
ズをくっつけて話すことができます。

とにかく「~が欲しい」「~がしたい」「あなたに~して欲しい」と言いた
い局面では、すぐに「 I would like - 」と出てきます。

海外でも海外以外でも、相当な回数使っていると思います。この相当回数、
出てくるであろう基本文を、優先的に使いこなせるようになれば良いのです。


さらに別の例
別の例をあげますと、何か話したいときにすぐに頭に浮かびあがるのは、
How many」であり「How much」であり「Where is」であり「When do you
 ・・・なのです。

これらのような本当に基本となる文はかなりの数がありますが、それを全て
覚えるというのは大変ですし、それを全て臨機応変に使いこなせるようにな
るというのは至難の業です。

したがって繰り返しになりますが、
まずは自分の必要なシチュエーションに絞り、そこで必要となる基本文を選
んで使いこなせるように訓練していくべきと思います。


使いこなしのレベル
しかしただ暗記し諳んじれる程度のレベルでは不十分です。スッと口から出
て速やかにフレーズをくっつけて話せるレベルまで、訓練する必要がありま
す。

あたかも内野に飛んできた鋭いボールを、無意識に体が動いてボールをさば
き、軽やかにファーストに投げてアウトを取るような感じです。

そしてどんどん他の場面に横展開していけば良いのです。
その中で新たに必要となる基本文を、その都度追加して使いこなせるように
進めていけば良いのだと思っています。

まずはあらゆる場面で使うと思われるような基本文をいくつか選び、しっか
りと使いこなせるようにしてはどうでしょうか?


☆参考
わたしがいつも手元に置いているお薦めの一冊です。
「独習3時間!〈少し話せる人の〉英会話練習帳」森田太郎著、明日香出版社
とても簡単にわかり易く書いています。中・上級の人には少し物足りないと思
いますが。
 

2011年10月21日金曜日

◆頭の中にニューラルネットワークを作る

今日は少し固い話です。英会話の応用訓練とは脳のニューラルネットワーク
を作る作業、ということについて書きます。

「英会話が十分に話せる」と実感が湧くようにしたいため、一度頭の働きに
ついて考えを整理してみました。


ニューラルネットワークとは
シナプスの結合によりネットワークを形成した人工ニューロン(ノード)が、
学習によってシナプスの結合強度を変化させ、問題解決能力を持つような
モデル全般を指す・・・とある記事に書かれています。


勉強方法について
以前も同じようなことを述べていると思いますが、重要基本文をただ暗記
するやり方は、勉強としてはとても効率が悪いと思っています。

なぜなら覚えたもの以外への、応用力がレベルアップしないからです。
会話力というのは一口でいうと、いかに自在に応用力を出せるようになるか
だと思います。

そういう意味では暗記は勉強のゴールではなくスタートだということです。
最近、改めてそのように感じています。暗記ができてさらにそこから応用
練習をしっかりやる必要があるということです。

何度も同じ例えを使いますが、野球の場合を例に取ると、
初めてボールの受け方を教えてもらい、まずは受けられるようになった。
だけどそこでは終わらずに、さらにそこから毎日千本ノックを繰り返し受けて、
無意識に体が動くようになった・・・ということに似ていますね。

そして十分納得するところまで体が反応してできるようになり、
「できるようになった!」
と実感が湧くようになるのだと思うのです。


脳の処理能力アップのメカニズム
人間は誰でも、以前に1回でも自分で考え、自分の力で作ったものは経験
として頭の中に記録されます。

頭の中に、
「そのような場合はこうすれば良い」と記憶に残る。

というよりは、「そのようなケースはこう処理する」という回路が頭の中に
でき上がっていくのではないかと考えています。

いままで無かった部分に細い血管が出来て行くように。

単語を覚えたりする場合は、記憶の引き出しが用意されてその中に情報が
入れられ、いつでも引き出せるようになるのだと思います。

しかし新しいシチュエーションでの会話のときなどは、どんどん考えながら
作文して新しい会話を進めていくことになり、それはあたかも新しい血管
(処理のためのネット)ができて行くのではないかと考えています。

従ってまったく初めての時は、回路ができていないので、いろいろと模索
したりしながら時間を掛けて処理を進めていくことになります。

しかし、一度回路ができているのなら、素早くどんどん処理を進めていく
ことができるようになります。

経験するというのは、単に記憶するというだけではなく、その処理をする
ための回路を作り上げ、繰り返して太くしていく作業だということです。

英会話で「十分できると実感が湧く」というのは、充分な繰り返しにより
ニューラルネットワークがしっかりできたとき・・なのではないかなと
あらためて思っています。


ネットワークを作る
つまり、自分の会話力を高めるためには、自分でどんどん先にいろいろな
回路を作っていけば良いということになります。

どんどん実体験を積み上げていくことがベストなのですが、なかなかむずかしい
場合は、先に自分が遭遇する可能性のあるいろいろなケースやシチュエー
ションを想定して、あらかじめその時に対応する文を作り、練習して頭の中に
回路を作っておけば良いということです。

いろいろケースを変えて文を変えて何度もトライすれば、どんどん新しい
ニューラルネットができて、広がっていくのではないかと思っています。

単純で大変な作業ですが、やはりこれをやるしかないと感じています。
従ってその単純な繰り返し作業を、いかに「楽に」「早く」「効率良く」やるのか・・
ということを 工夫するしかない と。

なかなか簡単な近道はなさそうですね!
  

2011年10月18日火曜日

◆最近、改めてスピーキングの練習方法を考えてます

というのは今まで長い期間いろいろと勉強や練習をやってきていますが、
いつまで経っても「もう十分会話ができるようになった」という実感が湧か
ないからです。

3年ほど中国に滞在していて中国語はかなり話せるようになり、
自分では中国語はかなり話せるようになったとの実感があります。

突然中国人が自分に話しかけてきても、すぐにスムーズに対応できる
という自信があります。

しかし・・英語はそれがないのです。


なぜ英語は話せる実感が湧かない?
勉強している期間ははるかに中国語より長いのですが・・。
何がそうさせるのか、何が違うのかと・・考えてしまうわけです。

もちろん英語でも海外に何度となく行っており、英語を話すことに関して
はかなり慣れていると思います。

また、それを錆び付かせてはいけないし、いつも話せることでの現役で
いたいと思うため、オンライン英会話も1年以上やっています。

でも十分できるようになったとの実感がありません。
つまり、どうやったらその実感が湧くくらいのレベルになれるのか・・・
ということです。


中国語経験からのヒント
中国語を習得しようとしていたとき頃のことを考えてみて、何かヒントが
ないか、何が違っていたのかをよく考えてみました。

そしてその中でいくつかのことについて、感じるものがありましたので少
し書いてみたいと思います。

それは・・・

1)日本語をまったく使わず、中国語どっぷりの時間が多かった
2)同じシチュエーションでの会話を何度となく繰り返し経験した
3)全て体験をしながらの中国語勉強だった(実戦編がほとんど)

この3つです。
それではこれを英語に当てはめて考えてみると、

1)英語どっぷりが無い → 数時間は日本語を使わず英語だけの時間をもつ
2)繰り返しが少ない? → 場面をイメージして何度も何度も繰り返し練習
3)体験しながらは少ない→ 実戦編を作る(ネイティブの友人を作る)

という感じになりますが、3)は日本国内ではなかなか行うのがむずかしいか
も知れません。


実戦を増やすには
わたしの場合は、海外に行く、オンライン英会話をやる、日本在住のフィリピ
ンの人と友人になり会話をする・・などありますが、一番良いのは家庭教師を
見つけることかなと思っています。

わたしの住んでいるところは田舎なので見つかりにくいですが、東京近郊だと
すごい数の人が登録されていますので、一度確認してみると良いでしょう。

あ、それと東京などはイングリッシュカフェというのがありますね。行ったこ
とがないのでよくわからないのですが、コーヒー代+αで店のネィティブの人
や英語の話せるお客さんと会話ができるという場所のようです。

もしもわたしが東京に住んでいるなら、絶対にこういう場所を探検したいです
ね。相手がいるということは、本当に楽しく会話をエンジョイできますので。

海外の人と話すのはとても刺激があって、わたしは好きですね。
何とかして3)項を増やしたいといつも思っています。

こちらはイングリッシュカフェがないので、フィリピンパブなどで武者修行を
するしかありません。ときどきこういう実戦をするのも楽しいですね!

2011年10月16日日曜日

◆海外で良く使う文型 Is there ~/ May I ~

前回の続きです。「海外で良く使う文型」はこれで4回目になります。
今回も確認をするための文型です。

海外に行ったときには「ものの有無」を確認することが、かなり多いと思います。
また、おかしなことをして失敗をしないよう「やって良いこと悪いこと」について、
確認することも多いですね。

ということで、今日は
1.Is there ~ ? (~はありますか?)
2.May I   ~ ? (~しても良いですか?)
の2つの文型について、勉強します。


Is there ~ 
まずは「~はありますか?」の確認文です。
海外に行くときは当然地図を準備していくと思いますが、街並みは日本と違った
りすることが多々ありますので、目的地に一発でたどり着くということはまれです。

多くの場合「あっちだろう」「こっちかも知れない」と探し歩くことはよくあることで、
結局は付近の人に聞くのが一番簡単なやり方となります。

海外に初めて行った頃は、海外の人に(本当は自分が海外の人)しかも英語で
話しかけるということに、少し躊躇する部分がありました。

しかし一度話しかけて聞くことができるようになると、今度は話しかけることが
楽しくなってきたりしたものです。

つまり何もなければ簡単に他の人と話をすることができませんが、何かを尋ね
たいということがあるならば、簡単に他の人に話しかけることができるということ
です。

付近に美しい女性がいれば、他の人には尋ねないでその人にだけ尋ねるとい
うこともできるのです。(何か話が横道に逸れているような・・・)

すっすいません。話しを元に戻して、早速、例文を上げて見ましょう。

Is there  a shopping mall around here ?  
このあたりにショッピングモールはありますか?
Is there  a nice restaurant around here ?
このあたりに良いレストランはありますか?
Is there  a pay phone near here ?
この近くに公衆電話はありますか?
Is there  a fitting room ? 
試着室はありますか?
Is there  a smaller one ?
もう少し小さいものはありますか?

洗濯機は・・、乾燥機は・・、ヘアードライヤーは・・、別のサイズは・・、
別の色は・・、薬屋は・・・、非常口は・・・、トイレは・・・などなど。

何でも確認ですね。
簡単な文なので、人に話しかける良い練習になりますよ。


May I ~
次に「~をしても良いですか?」の文型です。
これは多くの場合、前に書きました「 Can I ~ ? 」の文で言い表すこともできま
す。

May I  ask for room service now ?
今ルームサービスをお願いしても良いですか?
May I  have my room key ?
わたしの部屋の鍵をもらっても良いですか?
May I  use the phone ?
電話を借りても良いですか?
May I  talk to the doctor in private ?
医者と内々で話しても良いですか?
May I  get the latest information ?
最新情報をもらっても良いですか?(もらえませんか?)

この言い方はとてもフォーマルな言い方です。
しっかりしたホテルなどでは、このような言い方でものごとを確認した方が良い
でしょうね。

普通のお店や友人達との間では、少し堅苦しい言い方になりますので
「 Can I ~ ? 」 の方が良いと思います。


これでだいたい海外に行ったときに最初に使うと思われる文型は書きましたの
で、一応一休みしたいと思います。


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2011年10月13日木曜日

◆海外で良く使う文型(その3) Where ~

前回の続きになりますが、今回も「海外で良く使う文型(その3)」を書きたい
と思います。

海外に行った場合は自分のことなどを説明するような会話はあとの方になり、
まず最初の頃はものごとの確認をするための質問文が多いですね。

海外旅行の場合などは特にそうだと思います。


次の良く使う文型は「Where ~」
前回に続いて次に良く使う文型はというと、「 Where ~」ではないかと思い
ます。つまり海外に行く途中や行ったときは、何をやるにしてもわからない
場合は聞くことになりますが、一番多いのは場所について確認するのが多い
ですね。

よくする質問は次のような感じですね。

【例】
駅はどこですか?
バス停はどこにありますか?
タクシー乗り場はどこですか?
トイレはどこですか?


Where is the ~ ? 」ですね。


「Where」と「can I ~」の組み合わせ
また前回の記事で書いた「 Can I ~ 」との組み合わせは、さらに良く使う
います。

どこで ~を 買う ことができますか?
どこで ~を 見る ことができますか?
どこで ~に 乗る ことができますか?
どこで ~を 交換する ことができますか?


Where can I buy ~?
Where can I see ~?
Where can I get on ~? 
Where can I exchange ~?


あらゆる場所で使いますよね、この文型は。

こういった良く使う文型を10くらい覚えておき、それぞれの文型に合う
旅行用をフレーズをいくつか覚えておけば、旅先でかなり助かると思います。


「Where」と「should I ~」の組み合わせ
わたしが実際に海外に行ったとき、さらに使った組み合わせです。

Where can I buy the ticket for Hong Kong?
どこで香港行きの切符を買うことができますか?

と言って切符を買い、今度は電車に乗ったら

Excuse me?
すみません。
I'd like to go to Kaoloon in Hong Kong.
香港の九龍に行きたいのです。
Where should I get off?
どこで降りたらよいですか?

などと、シンプルな英語で聞いたりします。
ここでは、

Where should I ~?
どこで~すべきですか?

の使い方です。


シンプル英語を使う理由
わたしは無理に長い文にはしないようにしています。なぜかというと、長い
文になると話すリズムが悪くなったり、発音が悪かったりすると相手に通じ
ないケースが出てくるからです。

自分の会話能力がかなり高ければ問題ないのでしょうが、わたしの場合、レ
ベルの低いときから海外に出ていましたので、そのときからの癖が今でも続
いているからです。

また、自分のレベルが低くて通じない場合だけではなく、相手の英語のレベ
ルが低いケースもあります。

それらのことを考えると、相手の実力がわからないまず最初の会話は、シン
プルな英語で話すようにした方が、間違いが少ないですね。
  

2011年10月11日火曜日

◆わたしが海外で2番目に良く使う文型

海外に行ったときに良く使う文型をあえて選んで見ると、その2番目は
わたしの場合は「 Can I ~ 」「 Could you ~ 」ではないかと思います。

もちろんそのシチュエーションによって随分違うと思いますが、自分で計画
して一人で行くケースの場合は、わからないことがあるとすぐに近くの人や
係り員に聞くことになります。

「~して良いですか?」「~は使えますか?」「~していただけませんか?」
などと、とにかく良く確認してから何かをすることになります。

そういう意味では、とにかく情報確認のためのコミュニケーションと、依頼
や要請をするための会話をすることが多いですね。


例文「 Can I ~ 」

Can I  use the bathroom ?        (トイレ使って良いですか?)
           borrow a pen ?            (ペンを借りて良いですか?)
           pay by traveler's check ?   (トラベラーズチェックで払えますか?)
           use my credit card here ?  (クレジットカードは使えますか?)
           sit here?                     (ここに座って良いですか?)

Could I  have the key to my room ?  (部屋のキーをいただけますか?)
                     the same one in red ? (赤の同じものをいただけますか?)

Could you  show me the way to the station, please ?
                 (駅までの路を教えていただけますか?)
                  change this into smaller bills, please ?
                 (これを小額紙幣に換えていただけますか?)
                 give me a discount, please ?
                 (安くしていただけませんか?)

Could you please  help me to bring my baggage ?
(Would)         (カバン運ぶのを手伝っていただけませんか?)
                            tell me your phone-no ?
                      (あなたの電話番号を言ってくれませんか?)
                           show me around Tokyo?
                           (東京を案内していただけませんか?)


同意の返事

Yes.             (はい)
Sure.           (いいですよ)
Certainly.       (承知しました)
Absolutely. (もちろん)
With pleasure. (喜んで)


依頼を断る

I'm afraid I can't.          (残念ですが、できません)
I'm sorry, but I can't.   (申し訳ありませんが、できません)
Sorry, no.                  (悪いけど、ダメ)
Sorry, I can't.            (悪いけど、できません)
Absolutely not!           (絶対にイヤ)


■多分:可能性の高さは・・

probably > perhaps > maybe > possibly
  

2011年10月9日日曜日

◆海外に行って一番良く使う文型は何でしょうか?

海外に行くと当然英語を使うことになるのですが、何を一番良く使うかな・・
と考えて見ました。

わたしの場合、一番先に思いつくのは「 I would like ~ 」の文型でした。

この文型はいくつかに別れていて、~の部分には
1)名詞がくるもの
2)to ~ となり動詞がくるもの
3)~ you となり「あなたに~して欲しい」となるようなケース

などがあり、とにかくいろいろな場面で良く使います。

例を上げてみますと、

1:名詞
「わたしは~が欲しい」と言いたい時に使う場合。(~にはものが入ります)
I would like  a receit.            (レシートを下さい)
                     a wake-up call.      (目覚ましコールお願いします)
                     the menu.          (メニュー下さい)
                     the wine list.        (ワインリストを下さい)
                     a bottle of red wine.  (赤ワイン1本欲しいです)

2-1:to + 動詞, please.
「わたしは~してもらいたい」と言うときに使います。海外では多いですね。
I would like to  ckeck in, please.   (チェックインお願いします)
                         check out, please. (チェックアウトお願いします)
                         order, please.     (注文したいです)
                         rent  a car, please.(車を1台借りたいです)

2-2:to + 動詞
「わたしは~したい」と言う時に使います。
I would like to  make an international call. (国際電話をかけたいです)
                         make a hotel reservation. (ホテルの予約をしたいです)
                         exchange dollars to yen.   (ドルを円に換えたいです)
                         know your e-mail address. (Eメールアドレスを知りたい)
                         ask you a favor.            (お願いがあります)

3:you + 動詞
「わたしはあなたに~して欲しい」という場合です。
I'd like you  to give me a discount.  (割引してもらいたいのですが)
                        show me around.    (案内してもらいたいのですが)
                        take me to the bank.(銀行に連れて行って欲しいのですが)

などなど。海外へ行くと本当に良く使う文章ばかりです。

まずは自分のしたいことを明確に伝えるためには、
I would like ~ 」ですね!


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2011年10月5日水曜日

◆Super Elmer/SIM英語のわたしの勉強の仕方

何でもシンプルが好きなわたしは、SIM英語は教材のバリエーション多いので、
どの部分を集中的に使うと効率が良いかについて検討をしました。

というのは、SIM英語はVOACBSニュースを教材にしてヒアリング練習を
行うのですが、再生速度が何と8種類も用意されているのです。


8種類の再生速度
80%、80%skip、100%、100%skip、150%、150%skip、
180%、200%

です。
(skipというのは、文の中で意味単位ごとに休止の入ったものです)

それでまずはそのどれか一つか二つに絞って聞くようにできたら、いくつも聞
き分ける必要がなくなるので、切り換え操作もシンプルになると考えた訳です。


検討の結論
何回も聞きながらいろいろと考えて、ある結論に達しました。
答えは 「150%skipで一本化する」 です。

150%skipは文をいくつかの意味単位のグループに分けて、それぞれの間に
空白が入っています。

つまりある意味単位を聞いたら、次の空白で素早く意味を理解し記憶に焼き
付け、さらに次はどんな意味の文が来るかを推定するという一連の訓練を行
うための構造となっています。

150%skip一本化の理由
1)まずは英語の語順で理解することをしっかり定着させるために、「skip」を
   使います。
2)「skip」は途中に空白が挿入されており少し余裕があるので、ニュースの
   再生速度は少し早めのものを選択します。


まとめ
ということで、「150%skipで一本化する」ことにより、操作や勉強の仕方が
とてもシンプルになりました。そしてさらに、

「英語の語順で考える」
「早いスピードに慣れる」
という2つの効果も享受することができるようになると期待しています。


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2011年10月3日月曜日

◆6ヶ月以上音読を繰り返したその効果は

知り合って間もない人との会話では、必ずどこかで自分のことを説明する
ことになります。

いつでも自分のことをスラスラ説明できるように、8つのテーマでそれぞ
1分間英語説明文を作り、何度も何度も音読練習をしてきました。

上のナビゲーター部分「1分間スピーチ」のページに書いてある、次の8つの
ジャンルの内容を音読しました。

1.自己紹介、2.食事、3.健康、4.コーヒー、5.週末、6.コンピューター、
7.旅行、8.英語   ・・・です。


音読練習の場
練習の場は毎朝通勤するときの車の中。
一人でテキストを見ながら大きな声を出してやっています。

時にはテキストを見ながらできるだけ早く読み、ある時はテキストを見な
いで思い出しながらやっています。


練習を継続して
6ヶ月以上も続けてきましたので、今ではテーマをイメージすると瞬時に
説明文が湧いて出てきます。

繰り返した回数は300回以上と思いますので、そろそろその効果につい
てまとめてみました。


音読の効果
自分を説明する必要なシーンになると、説明のあらすじは決まっているの
で、スラスラと話せるようになりました。

良い部分:
  1. 暗記したものがスッと出てくる。会話でモタモタしない
  2. 何度も読み上げた文章なので、口の滑りはとても滑らか
  3. あらかじめ準備済みで余裕があるので、時にはアレンジして話せる

不足の部分:
  1. ストーリィ化して暗記し再生するのは、滑らかな再生のための練習
  2. 説明文中にある基礎構文の応用展開能力は鍛えられない


まとめると
会話のためにあらかじめ説明のストーリィを決めて練習することは大事。
その局面で躊躇せずに滑らかな会話ができるようになるから。

しかし
  • すぐにその場面で必要な基本構文を引き出す能力
  • 素早く適切なフレーズを構成する能力
  • 適切に文を汲み上げスラスラ話す能力
を鍛えるには、
瞬間英作文の訓練が必要
ということが、改めてわかりました。


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2011年10月1日土曜日

◆質問用音声ファイルの作成と編集ソフトについて

一人でコンピュータとやる擬似英会話で、登録してある質問用音声データが
まだまだ少ないので、新たに作り出す作業を行っています。

音声ファイルが少ないといつも同じ文で擬似会話することになるので、もっ
ともっといろいろな場面の会話を追加していきたいと思っています。

現在は300の質問文が入っていますが、さらに海外でのホテルのチェック
インとかレストランでの応対とか、おみやげを探すなどの実用的なシーンも
ラインアップしようと考えています。

英会話の録音データを加工
まず最初にやっているのは、毎回録音しているオンライン英会話の音声ファ
イルを加工することです。

講師との会話では、講師の音声だけを録音してありますので、それを一つず
つの質問用音声データに切り出しています。

最近はレアジョブを止めてhanasoで新たに取り組みを再開したばっかりで、
湯気の出ている音声ファイルがたっぷりありますので。

最新の録音したデータの良いところは、その質問をされたときの自分の返答
内容を覚えていることです。

十分な返答がでなかったことや、適切な内容ではなかったことなどを覚えて
いますので、あえて別の言い方を練習したり、もっと簡潔に答えるような練習
をしたりなどできます。

編集
その編集作業はあるフリーソフトを使って行いました。
WAVYというソフトです。確かVectorでダウンロードしたと思います。


わたしは音楽ファイルを編集する場合は、このWAVYを良く使っています。
わりとシンプルで使いやすいと思っています。

また編集するためのWAVファイルへの変換や、編集後のWAVファイルをmp3に
に再変換してメモリ容量を小さくするのには、QCDプレーヤーというソフト
を使っています。


自動で質問してくるソフトではWAVファイルで使い、ウォーキングのときに
使っているプレーヤーはmp3ですので、PCDプレーヤーで変換してからコピー
をして使っています。

今後は
いまはオンライン英会話の会話をデータ化していますが、今後さらに別の
ジャンルの会話も追加していくつもりです。

そのデータは質問会話文付きのCDが付属している本を購入するか、ウェ
ブサイトで音声ファイルを探してダウンロードしようと思っています。

近いうちにまた海外旅行をしたいと思っているので、やはり海外でのいろ
いろな場面を想定して、練習をしていくつもりです。

そのように現実でのある目的と結びついていると、イメージも湧きやすく
記憶率もかなり良くなりますので。


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2011年9月26日月曜日

◆自動的に英語で聞いてくる自作ソフトの中身

今日は以前の記事で一人擬似会話練習用と書き、さらに英語漬け訓練で使って
いると書いた「自動的に英語で聞いてくる自作ソフト」について、もう少し説明した
いと思います。

エクセルのマクロ(Visual Basic)を使って作ったもので、コマンド釦をクリックする
とプログラムがスタートします。

そしてプログラムでランダムに選ばれた質問用の音声ファイルが再生され、こち
らが返答するための時間をタイマー設定の間待っています。

時間が来たら質問に対応する返答例の音声ファイルを再生し、同じように設定し
た時間待ってから、1回分が終了するというものです。

そのスタート画面は次のようになっています。
画像でもう少し内容を詳しく説明します。


画面の真ん中に訓練開始用のボタン(Question Start)があります。
これをクリックするとプログラムがスタートします。

設定関係:
B1のセルは繰り返し回数の表示です。
さらに右上に3つの数字が設定してあります。

F1のセル: 質問音声再生後の待ち時間のための数値です。
F2のセル: 時間になると「ポーン!」と音を鳴らし、次の返答例再生まで
の待ち時間です。
F3のセル: 返答例を再生してから、2回目に入るまでの待ち時間
F4のセル: 繰り返し回数

次の画面を見てください。
これが Visual Basic で作ったプログラム部分です。(一部)


次の画面は、音声データの保存場所を参照するためのデータベースです。
(エクセルの別のページに作った一覧です)


次の画面は、音声データを保存したフォルダ内のリストです。


一連の動作:
スタートボタンをクリックすると
ランダム関数で再生するデータ番号を決めて、そこに書かれている音声データ
ファイル名を読みとり、その場所を参照
指定されたドライブのフォルダ内にある音声データファイルを再生する
・・というしくみになっています。

パソコンを立ち上げエクセルファイルを呼び出したら、あとはスタートボタン
をクリックするだけ。

パソコンが英語で質問してきて、ポーン、自分が答え、少し置いてから返答例
が再生されます。

自分は質問に答えるだけ。
だいたいは2文で返答をするようにしています。

「・・・です。その理由は・・・」のような形や、
「・・・です。しかし本当は・・・です」のような感じの答え方を
するようにしています。

わたしの使い方:
一人で擬似会話をする時は、だいたい5~10回にセットし、毎日昼休みに
10分程度練習しています。

休日の英語漬け訓練の時は、回数を50~60回にセットして繰り返し練習
するようにしています。

1時間もやっていると少し疲れてきますが、頭が英語モードになっているのが
よくわかります。

現在、200文ほど会話データを登録してありますが、近いうちにオンライン
英会話で録音した講師の質問を、1個ずつバラバラにしてこのデータベース
に追加していく予定です。
  
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2011年9月24日土曜日

◆基本文を暗記する際、同時に繰り返す最適な文の数は?

いくつかの基本文MP3プレーヤーを使って暗記しようとする場合、一度に
どのくらいの数の文章(音声データ)を入れてやるのが、一番効率が良いので
しょうか?

多すぎる場合は同じ文章の繰り返し回数が少なくなり、なかなか覚えることが
できません。

また少なすぎても早く覚えられるでしょうが、すぐに同じものが繰り返される
ので変化が少なく、つまらないと感じることになるでしょう。

また、次のグループをやってる際に、前に覚えたものを忘れてしまうかも知れ
ません。そのため逆に効率が悪くなるかも知れません。

そこで自分でテストしてみることにしました。

最初は音声ファイルの数を、少し多すぎるくらいからやってみました。

まず最初は250文:
これは少し多すぎることがわかりました。
自分にとって得意な関係の文はすぐに覚えてしまうのですが、得意ではない文
は繰り返し回数が少なくて、なかなか覚えることができません。

次に150文で繰り返し:
随分よくなった感じですが、まだ少し多いと思いました。
朝25分のウォーキングでは、吹き込んだ全ファイルの70%くらいが終わっ
た時点で、家に着いてしまいます。

できるものはかなり無意識に近い形でできるようになりますが、できないもの
は毎回考えて返答することになり、あと一歩の不完全な状態が続きます。

不完全なものをもっと多く繰り返したいと感じます。
あと少し減らした方が良さそうです。

100文で再トライ:
更に良くなりました。朝の25分のウォーキングで、何とか1回り終わる少し
前のところまで来るようになりました。

ですが印象は、少しトライして頭に残りだしたときは、このくらいの数が良い
のですが、初めての場合はあと少し減らした方が良いと感じました。

さらに少し減らし70文で:
なかなか良い感じです。
しかしよく考えてみるとすでに何回か繰り返しており、少しは頭に入っている
ため、このくらいの数が丁度良く感じたと思います。

結論は50文:
今から覚えようとするまったくの最初ならば、50文くらいから始めるのが良
いと思います。

そして少し慣れてくるとタイミングを見て10文ずつ増やして、最後は30文
を加えた合計80文くらいで、繰り返し聞くのが一番効率が良いように感じま
した。

もちろん個人差はありますので、あくまでも参考ということです。

ちなみに所用時間の目安は、音声ファイルの内容によりますが、
50文で18分、+10文で+3分、合計80文だと27分くらいになります。

みなさんも是非、隙間時間とmp3プレヤーを利用し、会話の表現力アップを
図っていただけたらと思います。

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2011年9月22日木曜日

◆英語教材は何が一番良いのでしょうか?わたしの場合・・

自分が「これが一番良い」と信じてやれるものが一番良いと思います。
というのは、教材の善し悪しももちろんありますが、一番大事なことは長く続け
られるかということだからです。

そういう意味で、自分で信じられる惚れ込んだ教材があるならば、まずはそれが
一番だと思います。次に


教材の数ですが、
一番良いのはリスニングスピーキングの両方が同時に鍛えられるものが良い
と思います。

ところがそれぞれの能力を効率よく伸ばすためには、そのやり方は若干違うので
はないかと感じています。

わかり易く言うと、スピーキングは
素早く文を構成していく能力に重心を置き、文型の選定、フレーズの素早い選択
などを延ばすため、勉強のスピードは最初は遅くなるように思います。

一方リスニング(ヒアリング)については、
SIM英語にもあるように自分の聞き取れるスピードより少し早めが良く、時折
150%、180%、200%などのすごく早いスピードも聞く練習を行い、早さに少し
ずつ慣れていく必要があります。

つまりスピーキングとリスニングの勉強時の再生スピードは、随分差があるので
はないかということです。

まとめ:
従って、教材は別々としてそれぞれの目的にあったものを選定するのが良いで
しょう。

わたしの例:
わたしは今までいろいろと試行錯誤してきて、
リスニングは、「スーパーエルマーSIM英語」の1つだけ
スピーキングは、「Pimsleur」「シンプルパターン英語」「瞬間英作文」の3つを、
状況に合わせて使い分けるということをしています。

「Pimsleur」は、すんなり記憶に残ります。
「シンプルパターン英語」は、超基本の英語の定着用です。
「瞬間英作文」は、結構、瞬発力が要求されます。

それぞれ特徴があって、どれかを止めるということが出来ずにいるというのが
実態です。

朝のウォーキングのときは、
「シンプルパターン英語」「瞬間英作文」より抜き出した音声ファイルで、その時に覚
えたいもの。

通勤時の車の中では
「Pimsleur」の編集版(スピードアップさせるため余分な空白や簡単な繰り返し
などを削除した時間短縮版)を使っています。

机に向かって勉強をするのは、
今は週2回になったオンライン英会話と、土日の英語漬け訓練の時だけです。

英語漬け訓練というのは、
土日の時間ある時に英語環境にどっぷり浸かるのを目的に、PCからどんどん
英語で質問してくる自作ソフトを使い、次から次へと返答するという訓練を1時間
行うものです。

また、その後の30分間は英語の音楽を聴き、更に30分間洋書を読むというこ
とをやって、合計2時間はまったく日本語から離れるということをするものです。

まだ初めて数回程度なので効果のほどはわかりませんが、いずれものごとを頭
の中で英語で考えられるようになるというのがこの訓練の目的です。

効果があると感じたならば、後日、改めてレポートしたいと思います。

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2011年9月20日火曜日

◆英会話能力はその他の外国語習得に大きく影響

英会話ができる人は、その他の外国語習得に大きなアドバンテージがあることに、
ふと気がつきました。

わたしは以前、6ヶ月という短期間で中国語が話せるようになりました。

その非常に短期間で中国語が習得できた理由は、いままでは現地で自分なりによ
く勉強し、よく実地訓練をやったからだと思っていました。

会社の同僚、スーパーの店員、レストランの従業員・・など、いろいろな場所で
積極的に話しかけ、練習をしたものです。通じても通じなくてもおかまいなしで
した。


一番の理由:
確かにその効果も大きいと思うのですが、実は何よりも効果が大きかったと気づ
いたのが、わたしが英会話ができたということでした。

どういうことかというと、中国語の話す語順は実はかなり英語に似ているのです。

主語、動詞、あるいは主語、助動詞、動詞、のように英語と同じようになってい
て、その前後に目的語、副詞、時/場所などの語を置いて文を作ります。

主語、動詞がしっかり固まっていて、あとはその前後に必要な語を置いて、文を
形作るわけです。

英語と同じですよね。日本語とは違うけど・・。

そのため会話をするときに、英語の文を作る要領で中国語の単語を並べていけば
良かったのです。


勉強すれば良かった部分:
なので単語だけ勉強すれば良かったです。文法と文型の勉強もしたのですが、す
ぐに頭にはいったのは英語の下地があったためでした。

会話をする際に一番苦労するのは、瞬間的に構文を決め、フレーズを選び、必要
な単語を周辺に配置して、文を完成させていく、作文能力だと思います。

その一番苦労する作文能力はすでに英語で鍛えているので、中国語を話す場合は
英単語を中国語の単語に置きかえる作業がメインとなっていました。

まあ細かいことを言えば、英語の語順と違う部分もありますが、それさえもその
まま違った状態で言っても、主語/動詞がしっかり固まっていますので、相手に
はわかってもらえる程度のものでした。


一つの例:
簡単な例をあげますと、

明日、わたしは学校に行きます。

英語では,
Tomorrow I will go to school.
(tomorrowは後ろでも前でもかまわないので、日本語的に前に置きました)

中国語では、
明天 我 去  学校.
ミンテン ウオ チュイ シュエシャオ

となります。語順はまったく同じですよね!
語順は同じなので、英語の作文と同じように頭を働かせながら、単語だけを置き
替えていけば良かったのです。

ちなみに中国語では未来形とか過去形というのはありません。
文の内容で決まってきます。

従って「will」に相当する語はありません。
つまり、明日(明天)と出た時点で、明日=未来となっていきます。


まとめ:
これでようやく中国語が短期間で習得できた、本当の理由がわかりました。

このことをさらに押し進めて考えると、さらに他の外国語を勉強する場合も語順
が同じ言語ならば、やはり英語での訓練が活かされるのではないかと思います。

多国籍語が話せる人は、英語をベースにしてどんどん他の言語も習得していった
のでしょうね。

でも、まず英語をしっかりと・・ですね!

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2011年9月18日日曜日

◆海外で英語が話せると、とても楽しいよ!

海外旅行で英語が話せるとどう便利なのか、過去に言った旅行先でのことを
思い出しながら、書いてみたいと思います。

わたしは独学英語勉強し少し話せるようになってから、ずいぶん海外旅行
へ行きました。

数えてみると8カ国10箇所ですね。
アメリカ、ハワイ(アメリカ)、グアム(アメリカ)、カナダ、韓国、中国、香港、
ベトナム、台湾、フィリピン

そのうちアジアは6カ国です。
(香港は中国に返還される前にも行っているので)
そしてベトナム、中国、香港はいずれも3回以上行っています。


海外旅行の計画の仕方:
今は海外旅行を計画するのも予約など段取りをするのも、非常に簡単になり
ました。

インターネットで行き先を調べ、そしていろいろな口コミで訪問先を調査して、
目的地を選びます。

また旅行に費やせる日数が決まったなら、次は航空券とホテルの予約です。

航空券は各航空会社のサイトで、すぐに予約ができます。
わたしはJAL、ANA、キャセイパシフィックを良く使っています。

またホテルも同じで、ホテル予約サイトで海外のホテルも簡単に予約ができる
ようになりました。

わたしは候補の多さと時おり有利な特典が付いていることから、楽天トラベル
の海外を使う場合が多いです。

そのようにして全てを自分一人で決めて、今までいろいろな国に行ってきた訳
です。


英語の重要さ:
そこでいつも出てくるのが英語です。

海外へ行っていろいろ楽しむためには、絶対に英語が必要です。
ただ見て食べて楽しむ旅行ならばツアーを利用すれば良いでしょう。

しかし現地に行ってから観光コースをチョイスしたり、夜に自由に行動したり、
ローカルの人とコミニュケーションしようと思うならば、英語が話せる必要が
あります。

免税品を買う場合などは日本語を話せる人がいますが、ローカルの店で買う
ような場合は英語が必要になります。

中身を確認したり、お薦めを聞いたり、値段を交渉したりなど、英語が話せる
ならば随分と楽しく買い物ができるようになりますよ。

英語が話せないと、多くのことを楽しむことができないでしょうね。


よく英語を使う場所:
ホテルで観光スポットを調べたり、ミニツアーを確認して申し込んだり、
タクシーに乗ったり、屋根がオープンになっている2階建てバスに乗ったり、
レストランでお薦め料理を聞いてそれを食べたり・・・など、話せると話せない
では、まったく旅行の内容が変わるでしょうね。

もしも突然、街のど真ん中でトイレに行きたくなったらどうしますか?
そうです、すぐに近くの人に場所を尋ねますよね。

とにかく海外で自分の思うように計画し行動しようとするのならば、英語は
必須だと思います。


わたしの好きなこと:
わたしが海外へ行ったときに一番楽しいのは、やはりローカルの人と話を
することです。

環境が違うし、文化が違うし、習慣が違うし、考え方が違いますので。

あっこんなふうに考えているんだ・・と思うことが多々あります。
そして自分のこと、日本のことを話すと、本当に興味深く聞いてくれます。

アジアの人は、誰でも日本には興味を持っているように思います。
戦争では負けたけれど勤勉さで経済大国として復活した国。
想像ですが、みんなが目標にしたいと思っている国。

マンガ、アニメ、ナルト、おしん・・・などの単語も、かなりポピュラーにな
っていることを知り、とてもびっくりしたことを覚えています。

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