いくつかの基本文をMP3プレーヤーを使って暗記しようとする場合、一度に
どのくらいの数の文章(音声データ)を入れてやるのが、一番効率が良いので
しょうか?
多すぎる場合は同じ文章の繰り返し回数が少なくなり、なかなか覚えることが
できません。
また少なすぎても早く覚えられるでしょうが、すぐに同じものが繰り返される
ので変化が少なく、つまらないと感じることになるでしょう。
また、次のグループをやってる際に、前に覚えたものを忘れてしまうかも知れ
ません。そのため逆に効率が悪くなるかも知れません。
そこで自分でテストしてみることにしました。
最初は音声ファイルの数を、少し多すぎるくらいからやってみました。
まず最初は250文:
これは少し多すぎることがわかりました。
自分にとって得意な関係の文はすぐに覚えてしまうのですが、得意ではない文
は繰り返し回数が少なくて、なかなか覚えることができません。
次に150文で繰り返し:
随分よくなった感じですが、まだ少し多いと思いました。
朝25分のウォーキングでは、吹き込んだ全ファイルの70%くらいが終わっ
た時点で、家に着いてしまいます。
できるものはかなり無意識に近い形でできるようになりますが、できないもの
は毎回考えて返答することになり、あと一歩の不完全な状態が続きます。
不完全なものをもっと多く繰り返したいと感じます。
あと少し減らした方が良さそうです。
100文で再トライ:
更に良くなりました。朝の25分のウォーキングで、何とか1回り終わる少し
前のところまで来るようになりました。
ですが印象は、少しトライして頭に残りだしたときは、このくらいの数が良い
のですが、初めての場合はあと少し減らした方が良いと感じました。
さらに少し減らし70文で:
なかなか良い感じです。
しかしよく考えてみるとすでに何回か繰り返しており、少しは頭に入っている
ため、このくらいの数が丁度良く感じたと思います。
結論は50文:
今から覚えようとするまったくの最初ならば、50文くらいから始めるのが良
いと思います。
そして少し慣れてくるとタイミングを見て10文ずつ増やして、最後は30文
を加えた合計80文くらいで、繰り返し聞くのが一番効率が良いように感じま
した。
もちろん個人差はありますので、あくまでも参考ということです。
ちなみに所用時間の目安は、音声ファイルの内容によりますが、
50文で18分、+10文で+3分、合計80文だと27分くらいになります。
みなさんも是非、隙間時間とmp3プレヤーを利用し、会話の表現力アップを
図っていただけたらと思います。
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