今回はホテルのチェックインのときの流れを復習しながら、その手続きの
やり方などについて説明をします。
そしてそのときによく使う表現について、頭出しができるようにインプット
しましょう。
■会話例
Front Agent:
|
| Sato:
↓ ↓
1.Good afternoon, Sir. Are you checking in?
いらっしゃいませ。チェックインでございますか?
Yes, my name is Toshio Sato.
はい。佐藤俊夫と申します。
2.We have your reservation.
予約を承っております。
One single non-smoking room for 2 nights and checking out
-on the morning of Friday, June 8.
本日より2泊、禁煙のシングルルーム、チェックアウトは6月8日、金曜日の朝
ということで。
Yes.
はい。
3.May I have your passport, credit card,
それでは、パスポートとクレジットカードをお願いできますか?
and please fill out this form and sign here.
そして、こちらに記入してサインをお願いいたします。
Ok, here are my passport and credit card.
あ、はい。これがパスポートとクレジットカードです。
4.Thank you, Mr. Sato.
有難うございます。
Here is your key.
こちらが佐藤様のお部屋のキーでございます。
You are in room 502 and the elevator is down that hallway
-on the left.
502号室で、エレベーターはこの廊下の先、左手にございます。
Thank you.
ありがとう。
■海外でのチェックインの流れ
ホテルでのチェックインは、上の会話のようにほとんど決まっていて、
「名前、予約(内容)の確認」
「パスポート、クレジットカード提示」
「宿泊申込書への書き込み」
「部屋のキー受領、説明」
と進んでいきます。
■パスポート
海外では宿泊申し込みをする場合、必ずパスポートが必要です。
小さいローカルのホテルの場合は、泊めてくれるようなところもありますが。
わたしはパスポートの盗難を避けるため、日常はパスポートのコピーを持って
いて、原本はスーツケースの中に保管して持ち歩かないようにしていました。
そのため、急な宿泊の必要性が出たときに、きちんとしたホテルではコピーで
はだめですと断られたものでした。
長い時間交渉して泊めてもらったこともありますが、基本的には受け付けても
らえないケースが多く、特に一流どころのホテルは取り付く島もなかったです
ね。
■クレジットカード
また、必ずクレジットカードの提示を求められます。
持っていなければキャッシュでのやり取りとなりますが、必ずデポジットを取
られることになります。
つまり預かり金のことです。カードの場合は、先に宿泊費用よりも大きな金額
で請求書が起こされ、発信はストップされます。
つまり、精算しないで出て行ったりすると、その請求書がカード会社に請求さ
れることになるのです。
きちんとチェックアウトで精算すれば、その預かり用の請求書は返却してくれ
るか、目の前で破って見せたりします。
英語では「デポジット」、中国語では「押金(ヤージン)」と言います。
■便利な表現 「May I have ~」
少し話がそれてしまいましたが、上の会話でフロント係が使った
「May I have ~」
は、よく使われる表現です。
丁寧に依頼や確認などをするときには、すぐに「May I have ~」と頭出しで
きるようにしましょう。
・May I have your name?
お名前教えていただけますか?
・May I have extension 502?
内線502につないでもらえますか?
・その他: May I ask you a question?
May I help you?
■便利な表現 「Here is ~」
またフロント係が鍵を渡す時に、
「Here is ~」
という表現を使っていますが、これもよく使われるフレーズですね。
何かを相手に渡すときは、「これはあなたの~です」となりますが、すぐに
「Here is ~」と頭出しできるように練習しましょう。
・Here is your receipt.
こちらがあなたのレシートです。
・Here is my business card.
これが私の名刺です。