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2015年4月18日土曜日

英語に正面から向き合って取り組んだから

わたしはずっと英語に正面から向き合って学習を続けてきました。それで、記憶力のレベルが落ちた年齢にもかかわらず、英会話が話せるようになったと思っています。


多くの人達はいろいろな学習をしているけれど、なかなか話せるようにならないのは、やり易いことだけをやって、本当にやらないといけないことをやらないからだと思います。


わからない英単語を調べたり、例文を調べてノートに書いたり、そしてそれを見て復習して覚えたり・・など。


また、
・1日5分くらいただ聞き流しているだけでペラペラ喋れないかな?
・ただ動画や映画を見るだけで英語力をアップできないかな?
・ネイティブ先生のいる英会話スクールに通うだけで英語をマスター
  できないかな?

などと、甘い期待を持っているうちは、決して話せるようにはならないでしょう。


「よし今日からやるぞ!」・・とせっかく決意しても、楽なことに慣れた自分は、すぐに飽きてしまい続けることができません。


英語を本当に話せるようになりたいのなら、甘い考えを捨ててきっちりと「正面から向き合って」取り組むべきなのです。


そのことを強く決意して、学習を再スタートさせるべきなのです。


その姿勢で学習をする中に、効率の良いやり方やそうでないやり方、学習する人を強く後押しする優れた教材や本などがあるのです。


わたしの場合は幸いにも海外派遣のため、どうしても英語を話さないといけない事情があったので、その面倒くさいことに正面から向き合うことができました。


そして少しだけ話せるようになり、英語を話す楽しさを知ってから、英語の勉強を楽な気持ちで続けることができるようになりました。


勉強することが次の楽しいことにつながると、実感できたからです。


「楽しさ」を感じることは、何かを継続するにあたり本当に大事なことだと感じています。


・英語と真正面から向き合うきっかけがあったこと
・英語を話すことの楽しさを知ったこと


この2つが、わたしが英語を話せるようになったことへの、一番大きな要因だったと思っています。


さてあなたは、英語に正面から向き合えますか?
それともまだ「聞き流すだけでペラペラ・・」を追い求めますか?


2015年1月4日日曜日

英語習得に楽な道はない

英会話は時間はかかるけど、やるべきことを少しずつしっかりやっていけば、必ずできるようになっていくものだ。


もちろんその基本構文の数、フレーズや単語などのマスター度によって会話力のレベルは違うけれど。


だけど、程度の差はあれ、会話は少しずつできるようになっていくもの。


そのことは、英会話学校やオンライン英会話などの実践の場を持ちながら、並行してレベルアップのための勉強を続けていくと、よくわかる。


悪いのは、甘いキャッチコピーで挫折の原因を作る、英語教材を売っている会社。それと、そのキャッチコピーに飛びつく人。(飛びつく人は被害者ではあるが)


「1日5分でぺらぺらに」、「聞き流すだけで話せるようになる」、「たった1ヶ月であなたは・・に」などなど。


すべて幻想である。


みんなわかっているはずだ。
わかっちゃいるけど止められない。


このキャッチコピーのため、より安易で楽な道を選ばせることになり、結果は失敗となってしまうのである。


楽な道をイメージするから続かない。
短時間で大きな効果を期待するから、すぐに失望してしまう。


その教材を売る会社のスタッフは、本当に自分達がその教材を使って英語を話せるようになっているのだろうか。


その実績を世に示し、教材の良い部分と不足な部分を正しく示し、理解した上で購入してもうようにすべきだと思う。


英語挫折者を減らすためには、簡単に英語が習得できるとは書かず、やることをやればやっただけ英語が話せるようになる・・と書くべきのように思う。


2014年8月17日日曜日

会話は身近な話題から始めよう

会話の練習をするとき、どんな話題から練習していけば良いでしょうか ?

天気、趣味、食事・・・などいろいろとありますが、やはり何といっても自分の行動について話すことが一番先ではないかと思います。

まずは自分という人間を紹介し、自分のいろいろなことについて説明するのが会話の始まりとなるからです。

私はいつも住んでいる場所、家族、やっている仕事、好きなこと、1日の行動などについて話してから、趣味、料理、スポーツ、旅行などに話を展開していくようにしています。

なので、自分の紹介、好きなこと、いつもの行動などについて、いつもスムーズに話せるように練習をしています。


■1日の行動を例文にしてみる

1週間のプラン、または趣味や旅行の話でも良いので、できるだけ身近な話題で練習するのが良いでしょう。それらを自分の言葉で英語にしてみてください。

それでは1日の行動について、例文を少し作ってみましょう。

1) I set my alarm clock at 6.am every day.
   毎朝6:00に目覚まし時計をかけておきます。

2) I have breakfast at 7.am.
   午前7:00に朝食を食べます。

3) I take the Yamanote-line to work.
   山手線に乗って仕事に行きます。

などと続けていきます。

自分の生活にあまり直接関係のない政治、経済などの話よりも、もっと身近な毎日の生活の英語から始めた方が、会話では役に立ちます。

次は例文を質問にして相手に尋ねてみましょう。
自分の行動と同じような内容を、相手に尋ねることを練習していきます。

例えば、先の例文を用いると、

1) What time do you set your alarm clock ?
   あなたは目覚まし時計を何時にセットしますか ?

2) What time do you have breakfast ?
   あなたは何時に朝食を食べますか ?

3) How do you go to work ?
   あなたは仕事にはどうやって行きますか ?

というような質問を作って練習すると、無駄がなく自然に話しに広がりができてきます。


■英会話は「階段式」に上達

英会話の勉強をする上で忘れてはならないことがあります。

それは、会話は徐々にうまくなるというイメージよりは、いきなりうまくなるという場合が多いということです。

初めは苦労して足踏みをしていても、あきらめずに勉強を続けていくと、ある日突然、今までのレベルを突き破って次のより高いレベルに進んでしまうということがよくあるのです。

例えば、今までうまく聞き取れなかった映画のセリフなどが一つのかたまりとなって耳に飛び込んできて、あっという間にわかってびっくりしたりとか。

どういう理由かはわかりませんが、英会話というのは「階段式」に上達していくものらしいのです。

ですから、いくらやっても上達しないと感じている時は、実は次のレベルアップに向かって進んでいるときなのだということ。

そして、決してあきらめずに続けることが大切だということなのです!

2014年4月9日水曜日

日常会話力をアップさせるために・・

アメリカの映画やTVドラマなどを見てもう気づかれているのではない
かと思いますが、日常の会話で話す英文は
  ・意外にシンプル
  ・決まり文句が多い
のです。

そして長くむずかしいように聞こえる文は、実は短い文を素早くつなぎ
早口で話しているため、聴き取りにくくそのように聞こえるケースがと
ても多いです。

あるいは文は簡単でもクリア―な話し方をしないために、むずかしく聞
こえるということもあります。

何かを深く詳しく説明するようなケースを除き、ほとんどが意外にシン
プルな文で会話をしていること気づきます。

逆にむずかしく長い文を多用することは、楽しい会話をする上ではあま
り得策ではないということですね。


■日本語での会話

実は、われわれの日本語での日常会話でも同じです。
  「今晩時間ある?」
  「週末はどこか行くの?」
  「何か健康に良いことやってる?」

1日単位で見てみると、決まり文句のようには思えない文ですが、1年
単位で見た場合、毎週のように誰かとまったく同じ文で同じ会話をして
います。


■1級と2級の決まり文句

「おはよう!」「それは残念だ」「どうしたの?」のような決まり文句を
1級決まり文句とするなら、「週末の予定は?」というような文は、2級
の決まり文句と言えます。

1級の決まり文句はある程度知っているでしょうが、この2級の決まり
文句がどれだけ自分の引き出しに入っているのかが、会話のスムーズ
さにつながります。

例え実力は控えめでも、会話しているのを横から見ていると、何となく
流暢に話しているように見える・・というように見えるんですね。

この「2級の決まり文句」を強化することと、「シンプルな文を素早く
話す」ようになることが、会話力のアップに大きく効いてくると思って
います。

なので当面の目的としては、この2点のアップに絞って学習を進めて行
くつもりです。


なお、決まり文句については、次のサイトに多くの例が載ってますので、
よろしければ覗いてみてください。      >>> 決まり文句 必須40


2013年7月15日月曜日

英語の語順も大事。しかし基礎能力も重要

「英語の語順で意味を理解する」というはとても重要なことです。
ですが、「わからないものは・・・理解できない」・・なのです。

つまり何を言いたいかというと、英語の語順で理解することは、意味の並べ替え
をしないでそのまま掴み取っていくのですから、早い英語にもついていける可能
性が高くなります。

しかし、使われている単語が「わからない単語だらけ」なら、言っていることの
意味を汲み取ることができない・・ということです。

■目立たないけど重要なこと
今回言いたいことは、「英語の語順で理解できる」という重要な能力の他に、と
ても当たり前のことですが、

1) ボキャブラリ増強 という基礎能力の強化
2) 英単語が自分にとって日本語化するほど聞き慣れる

ということが必要だということです。

■日常会話を100%聞き取れるわけ
わたしはオンライン英会話レッスンで話している日常会話は、ほぼ100%聞き
取れています。それは日常会話で出てくるような文や会話を、飽きるほど見てき
たからです。

CDも飽きるほど聞いたから、英単語が自分の頭の中で日本語化するほど聞き慣
れています。日本語化という意味は、その英単語があたかも日本語の単語のよう
に、まったく翻訳しなくても意味が理解できるという意味です。

「グッドモーニング」「グッバイ」「ランチ」などと同じです。
「go shopping」という単語は、翻訳しなくても「買い物に行く」という意味で、
直接、理解することができるようになっています。

このように聞き慣れた単語やフレーズが増えた上で、英語の語順で早く聞けるよ
うになったからだと思っています。

■本当に大事なこと
つまり、「英語の語順で理解」というようなキーワードに人の目が行ってしまい
ますが、絶対に避けて通れないのは、

コツコツとボキャブラりを増やしていくこと
と、
翻訳する必要がないほど聞き慣れること

なのです。


そういう意味で重要になってくるのは、

1) コツコツと単語を1つまた1つと覚えていく「習慣作り
2) 浴びるほど聞くための「環境作り

なのではないかと思っています。
とても地味なことなので、大変ですが・・・。

2013年7月11日木曜日

毎日5分を2回、繰返しの大きな効果

英会話ができるようになってから、一つ強く思ったことがあります。
英語を習得する上でとても大事なことです。会話力のアップに大きく
影響すること。

それは何かというと、「繰り返し」です。

英語をいろいろな形で勉強している人は、大勢いると思います。
しかしその中で会話ができるようになったり、スムーズに会話力を伸
ばしている人は、もしかしたら少ないかも知れません。

勉強の仕方にはコツがあると思います。

それを意識して行うことで、勉強したことが少しずつ身についていき
ます。しかしそれを意識せずにやった場合には、せっかく勉強したこ
とのほとんどが身に付かずに消えてしまいます。

■効果に差が出るやり方は
英語勉強を苦労しながら続けて、それなりの成果を出している人なら、
おそらくはわかってはいることだと思いますが。

つまり、「1カ月に1日だけ5時間勉強」ではなくて、
    「1日10分ずつ毎日」ということです。

同じ時間の長さですが、その効果には雲泥の差があります。

覚え使えるようにするためには、どうしても「繰り返し」復習が必要
なのです。繰返さないと記憶されませんし、定着もしません。

一番良いのは実践を繰り返すことですが、なかなかそれができない場
合は、勉強の仕方を工夫して効率を上げていく必要があります。

■長年やっていること
わたしは学生時代以来、10数年間(ブランクの年数は除く)も英語
勉強をしているので、英語本は部屋から溢れるほどになっています。

しかし、いつもベースにして使っているものは1冊に決めています。
その本を使ってオンライン英会話もしていますし、何度も復習をする
ようにしています。

オンライン英会話をしていてわからないことや、講師に教えてもらっ
たことなどは、全てこのテキストに書き込んでいます。

また、オンライン英会話以外でやったことは、全て1冊のノートに書
き込んでいます。これだけは絶対の覚える・・とした部分には、目立
つように蛍光ペンでマークをしています。

■わずかな復習による大きな効果
そして、このテキストとノートだけを、毎日5分×2回、サラサラっ
と見て復習するようにしています。



この短い時間の「サラサラッ」の「繰り返し」が、記憶の悪くなった
中高年のわたしにとって、本当に大きな効果につながったと感じてい
ます。

勉強の効果を高めるには、「繰り返しの復習が大事」だということで
す。

ちなみにこの2冊は、いつどこへ行くときでもカバンの中に入れて持
ち歩いています。辞書と一緒に。


2013年5月31日金曜日

英文が身につくとつかないはどこに差が

リピーティングをずっとやってきていますが、その中で良く使う文だなと
意識して記憶したものの中で、身についたなと思えるものと、まだ身につ
いてないなと思うものがありました。

それで今日は海外で良く使う文の記事はお休みして、重要だと意識した
文がなぜ身についたり身につかなかったりするのかを、改めて考えてみ
ました。

結論から先に言うと、身に付くためのカギは「要求」と「自作」だという
結果でした。

過去に自分でいろいろとトライし体験してきたことから考えると、まずは
この2つが大きく影響しているとわかりました。

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■身につかないケース
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まず身に付かないケースはというと、
  ・英語本を数回読んだりCDで聞いて、その文を覚え暗記する。
という場合。



数日間は覚えていますが、次のことを始めるとあっという間に忘れてしま
います。

忘れたらいけないということで、何回か復習や練習をしても、結局は時間
が経つと忘れてしまいます。身についたとは決して言える状態ではありま
せん。

そして、必要なときはフッと出てくるレベルではなく、先の本を見たりCDを
聞いたりすると、すぐに思い出されるレベルではあります。

この状態のときは、何かで出てきたとき、例えば本はネット記事などで出
てきたときは、思い出されて内容を理解できることになります。

つまり受動側では働きますが、英作文をするとか話すとかの能動側では
働きません。(働きがかなり悪いです)

覚えたことは意味があるのですが、身についたレベルにはなりません。

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■身につくケース
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では、どういうケースで身につくのでしょうか?

まずは「要求」です。
誰かにあることを伝えるための必要性があるとき、その要求によりフォー
カスされた文は、ものすごく記憶に定着し易いということです。

そのときの「要求」や「シーン」と、その英文とが結びつくからです。

また、「自作」ですが、
その要求に応じて、自分で考えたり調べたりして文を作った場合は、非常
に強く記憶に残ります。調べたり作ったりという作業とその文がリンクして
記憶されるからです。

また、それ以降に同じ要求が発生したときにも、すぐにその文を作る作業
は再生することができます。「体験」として記憶されているからです。

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■まとめ
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まとめると、誰かにあることを話したいという要求があり作文するときは、
調査してどこかから文を見つけてくるだけではなく、「自分で考えて作る」
ということが大事だと思います。

言葉を変えると、その一つの文にかけたエネルギーの大きさが、身に付
くのカギになるということです。

なので、単に「覚える」というやり方ではなく、「要求」「シーン」
「作る作業」といったものとその文をリンクさせて覚える(作り出す)
ということが重要だということです。


このことを「オンライン英会話レッスン」にあてはめて、より有意義な
レッスンのやり方は・・と考えると、

①相手に「聞きたい」「話したい」ことを先に考える
②あらかじめその文を作っておく
③レッスンで使って通じるかを確認する
④結果を確認し、「うれしい」「悔しい」の感情を感じる

その感情を元に、次の新たな「欲求」「要求」につなげていく・・・
というサイクルを回すことが、良い進め方だと思っています。

そしてあとは「繰り返し」と「応用」ですね。

2013年1月25日金曜日

説明力をアップさせるための方法について


最近、オンラインレッスンのフリートーキングで、ある一つのことに
チャレンジをしています。

何かというと、あることを言おうとしてその単語が出てこないとき、
いくつかの短文を使い何とかして説明しようと試みていることです。


説明力をアップさせる:
つまり何とかして自分の説明力をアップさせたいと考えているのです。

単語は一度覚えても使う回数が少なければ、必ず忘れたり、忘れてなくて
も一瞬、思い出せないときが多々あります

そのときに、目的の単語が出てこなくても、何とかして相手に説明できるよ
うになりたいのです。

もしもそれがスムーズにできるようになったときには、自分の英語力は
さらにアップするだろうと思っているので。


単語が出てこない今までは:
オンラインレッスンをやり始めた頃は、単語が出てこなくて詰まったときは、
「アーー、エーー、ウー・・・」となったものでした。

しかしある程度続けると慣れてきて、はっきりとものが言えるようになり、
単語が出てこないときには、すぐに
 「単語が思い出せない」「ちょっと待って、辞書で調べるから」
と言って、調べてから落ち着いて会話を再開していました。

しかしここ最近は、安易に辞書を調べないで、そのときに思い出せる単語で、
相手に説明できるようにトライしています。

具体的なやり方は:
フリートークをしているときに、もしもトマトケチャップを思い出せなかった
とします。そのときにケチャップを辞書で調べるのではなくて、次のように
頭を使って、うまく説明できるようにするのです。

  ・ketchup  ケチャップ

第1文: It is a thick and spicy sauce.
            それは濃くてスパイシーなソースです。

第2文: The color is dark red.
            色は暗い赤です。

第3文: It is usually made from tomatoes.
            通常トマトから作られます。

このようにサラリと、短文2~3つで説明するようにするのです。
ポイントは、相手にできるだけ簡単に伝えられるよう、その特徴を正しく
捉えて説明できるようにすることです。

最初は2~3文でうまく伝えるのは、なかなかむずかしかったですね。
しかしあるやり方を真似したところ、少しずつうまくできるようになってきた
と感じれるようになりました。

そのやり方とは何か?
    ・
    ・
    ・
ある「英英辞書」をお手本にしたことです。
次回、詳しく書きたいと思います。


2013年1月5日土曜日

英会話勉強の進め方について考える


英会話ができるようになるためには、具体的にどういう勉強の進め方を
したら良いのでしょうか?

言い方を変えてみると、英会話ができない人や英会話がまだ少ししかで
きない人が、レベルアップしていくためにはどうやればいいのでしょう
か?

わたしはその勉強のやり方によって、大きく進展度が変わるのではない
かと考えています。従って、より効率の良い自分にあったやり方をする
ことが、重要だと思っています。


■リスニングとスピーキングのどちらが重要?
英会話をする上で、まず一番先に大事なのはリスニング力だと思います。

聞き取れなければ、相手の言っていることがわからず、返答することも
できません。

相手を理解できないので、当然会話にならないからです。

そのため、まず先にリスニング練習をしっかりすることが大事だと、
普通は考えてしまうのではないでしょうか。


■わたしの考え方
しかし、あえてわたしの中高年になってから英会話にトライし、話せる
ようになった体験から言いますと、

 ・スピーキング練習はリスニングの練習でもある
 ・よりスピーキングに重点をおいた練習が必要

と考えています。

どういう意味かと言うと、自分で話せるようになったセンテンスやフレ
ーズ、単語は、必ず聞き取れるようになるということです。

まずリスニングだけをやって、十分できるようになったらスピーキング
の練習を・・と考たやり方の場合、結局、話せるようになるのには長い
時間がかかってしまうのです。


■勉強のやり易さと会話レベル
リスニング練習はやり易いので、ついそちらばかりになりがちですが、
リスニングできることがスピーキングができることにはなりません。

スピーキングはリスニング練習になりますが、リスニング練習はスピー
キング練習にはならないのです。もちろん効果ゼロではありませんが。

聞いているだけで、あるとき口から英語が次々に飛び出す・・というこ
とは、まったく期待できません。誇大広告での幻想です。

社会に出てから12年以上、英語を聞き続けてきた一人として、きっぱ
りと断言することができます。

スピーキング能力は、しっかり意識して話す訓練をしないと、伸びては
いかないのです!


■今までの取り組みと結果
そのため、わたしはスピーキングの練習をより重要なこととして、意識
して練習するようにしてきました。

そしてリスニングは、いろいろな隙間時間を活用して、取り組んできま
した。

その結果、今では一人で海外旅行を企画し、一人で行くことにも抵抗が
なくなりました。そして、海外に多くの友人を作ることができました。

いまはskypeという便利なツールがあるので、いつでも海外の友人たち
と楽しく話をすることができます。

当に自分の行動範囲が広がり、そして物事をグローバルな視野で見て、
考えることができるようになったと思っています。

これは、すべて英会話ができるようになったおかげ です!

2012年12月15日土曜日

海外で電子手帳は役に立ったか?

わたしは何度も海外に行っています。
そしていつも電子手帳を持っていってました。

その「電子手帳」は活躍したのかどうか、もしも活躍したのならどう
いうところで活躍したのか・・。


以前、海外へ2回赴任し合計4年ほど海外生活をしていました。
そしてまた、それ以外で20回以上海外出張をしています。

海外では多くの場合、英語を使ってコミュニケーションをします。
そのためいつも電子手帳を持っていっていました。

そして肌身離さず・・・


・・という訳ではありませんでした。

結論から言うと、
 ・高機能な電子手帳はあまり使いませんでした。
 ・小さくてコンパクトな電子手帳はよく使いました。
 ・そして自分で作ったミニノートはもっとよく使いました。



これはあくまでもわたしの場合ですが、いつも海外へ持っていくのは、
次の4つ。

1)ノートパソコン (少しコンパクト= Let's Note)
2)電子手帳   (高機能    = Canon、手書き入力、音声付)
3)電子手帳   (コンパクト   = セイコー電子、)
4)ミニノート    (手作り、調べたものをメモし復習)




ノートパソコンはホテルやアパートでよく使いました。
一番使い勝手が良いので。

高機能電子辞書はほとんど外部には持ち出しませんでした。
大きくて重たかったため。

外へ遊びに行くときは、カバンなどは持って行かなかったので。
持って行くのはポケットに入るものだけ。唯一使ったのは、手書き入力
が必要なときだけでしたね。

なのでいつも持ち出すのは、簡単にポケットに入るコンパクト電子手帳
とミニノート。

外出した時には、しっかりと調べたり微妙な違いを確認するなどのこと
はほとんどありませんでした。仕事で契約するような重要な局面で英語
を使う訳ではなかったので。

基本的なことはわかっていてある程度のことは話せるので、時折わか
らない単語について、簡単に調べるという程度でした。

どうしても単語が思い出せなくても、それを2~3の短文で説明するこ
ともできたので。どちらかというと別の言い方で説明したりしたあとで、
すぐに最適な単語は何だったのかと、復習をするための使い方が多
かったですね。

自分の経験から言うと、必要が出たときにすぐに調べて頭にインプット
し、それをミニノートに書いてあとで何度も復習するというのが、一番
記憶に残るやり方だったように思っています。



2012年12月4日火曜日

効率の良い英語の勉強法=忘却との戦いに勝つ

わたしにとって英語勉強をやる上で最大の障壁は、「忘れる」ということ
に尽きます。

せっかく苦労して覚えても少しの間やらないでいると、それこそあっとい
う間に忘れてしまうからです。

せっかく英語力を伸ばそうと少ない時間を工夫して勉強しても、それが
一向に身にならないのです。

へたをすると、要領の悪いやり方だと少しくらいの勉強では、むしろ
マイナス側の成果となりかねません。

これは勉強しようとするものにとって、悲劇ですよね。

あっという間にモチベーションが落ちて、継続を断念、あきらめの境地
となってしまいます。


■忘却との戦い
わたしは中高年になってから英語勉強を再開したので、特にこの忘却
との戦いが主戦場となってきました。

そのような状況の中で少しずつでも成果につなげていくには、そのやり
方についてよく考えておく必要がありました。

「どういうやり方をしたら、継続的に英語力を伸ばせるのか」です。



■結論からいうと、
1)長時間集中しての勉強はしない
        1回に3時間連続してやる・・などはダメ

2)細かく分割して、簡単な一つずつを取り組んでいく
        長くても20分程度の内容に

3)一つ一つの間には休憩を入れる
        平日は20分×1回(もしくは20分×2回、途中休憩20分)
        週末は20分×3回、途中休憩20分(+DVD鑑賞×45分)

4)かならず内容をノートに書く
        20分の内容を1ページまたは2ページに(1P単位)
        手で書く(より記憶に残したいため)

5)新しいところを勉強する際は、必ず前回の復習を行う
        わずか2~3分程度で、サッと目を通す
        時にはサッと音読する

というように、取り組んできました。


■一番大事だと思っている点
上に書いた中で一番重要だと思っているものは、次の3つです。

  ・細かく分割して取り組むこと   (1回の負担を軽くする)
  ・ノートに書くこと           (どこででも復習できる)
  ・毎回、サッと前回の復習をする (これが忘却への切り札)

朝のウォーキングではSIM英語を聞きながら、
通勤途中の車内ではリピーティングをしながら、
・・すき間時間を活用しています。

そして夜は上に書いたようなやり方で、フレーズやイディオム、例文と
いったところを学習しています。


■その効果は
おかげで少ーしずつですが、英語力がついてきていることを実感して
います。

週に2回やっているオンライン英会話レッスンは、楽しく会話ができて、
詰まることが本当に少なくなりました。

また、毎年腕試しにTOEICを受けています。特に受けたいと思ってい
るわけではないのですが、ある点数以上を取れると、会社から英会話
教室などへの授業料の援助が受けられるようになるからです。

いつもまったく受験対策勉強は無しで、ぶっつけ本番での受験をして
いますが、ここ数年、毎回50~70点ずつ増えていっています。


2012年11月11日日曜日

英語力が飛躍的に伸びる「3つの習慣」

ある記事に英語力が飛躍的に伸びる「3つの習慣」について、書いてあり
ました。

それは、次の3つだと。
  1)音読する
  2)多読する
  3)英語表現を覚える

さらにこの中でも、最も重要なのが1)の音読であると書いてありました。
その理由は、音読によってリスニング力が強化されるから・・と。

リスニングができなければ外国人の英語は聴き取れず、尋ねられたこと
に対して答えることもできません。スピーキングの前に、まずリスニング力
をつける必要がある。

・・という理由でした。

リスニング力をつける具体的な方法は「音読」
  ・まずキーワードを聴き取る
  ・そのキーワードから状況を思い浮かべる
  ・イメージで内容をとらえる
  ・そして、すべてを聴き取らなければいけないということはない

・・と。


■リスニングとスピーキング
リスニング力が非常に重要であることは、重々わかっています。

しかし、いつもオンラインレッスンでフィリピンの講師と英会話をしている
わたしとしては、スピーキング力も同時に伸ばしたいと考えていました。

あれもこれもと、複数の教材を分けて勉強するのは大変です。

加えて、学習をできるだけ無理なく継続して取り組みたいと思っており、
そのためには、隙間時間をできるだけ活用しようと考えていました。

それで、いつもやっているリピーティングと音読をやる中で、何とかして
スピーキングも伸ばせるようにしたいなと考えました。


■結論
そして、考えた末の結論は、
現在やっている音読パッケージを使ってのリピーティング練習のやり方
を少し工夫してやれば、スピーキング力も一緒に延ばせるだろう・・でした。

そのやり方は、次の通りです。

1)音読パッケージの中から自分の身につけたい話題をピックアップ
      使うものは中級編。初級編と比べ特にむずかしくなっていない。
    1つの話題の文章の数が少なく適当(5~7文/話題)
      (参考:1冊に90話題が載っています)
    そのため暗記し易い
    最初は5つの話題をピックアップ(少しずつやるのが良いと思います)

2)リピーティング用の各フレーズ間に休止が入っている音声データを使う
      (英語の語順で理解していく)
3)それを1枚のCDに書き込む(mp3プレーヤーでもOK)
4)音声データの英文リストを本からコピー

そして、通勤途上の車の中で、
5)リスニング/シャドーイング/リピーティング/音読/よく使われる
    表現・フレーズを暗記


までを繰り返します。

1つの話題は6文程度なので、だいたい1~2日で無理なく暗記すること
ができます。

通勤時間は片道30分で、約10分はニュースを聞いて、残りの20分を
英語の時間にしています。

そして全文を完全に暗記できたら、
6)主語入れ替え/目的語などの名詞を入れ替え(自分のこととして)

・・・を何度も何度も繰り返します。

繰り返すことで頭で理解するだけではなく、口で目で体で覚えるようにし
ています。このことを毎日の「通勤時間にだけ」続けています。

ゆったりと1話題を1週間で。
なので、無理なく続けることができています。


■仕上げと効果
そして仕上げは、その話題を膨らませて、オンラインレッスンでそのこと
について話し、自分のものになったかを確認するようにしています。

自分ではいろいろな話題について、3分間程度は話せるようになり、さら
に表現力が増えていくことを期待して続けています。

おかげで以前はあまり話せなかった「スポーツの話題」「健康の話題」
「アルバイトなど仕事の話題」「旅行の話題」「リゾートの話題」・・など、
自分の興味のある分野については、随分話せるようになりました。



■参考
使っているデータは、音読パッケージ(中級編) CD付 で、次のような文章
が載っています。

Mr. and Mrs. Thompson love exercise and often go jogging together.
Recently, they have also been thinking about changing their diet.
They have decided to reduce the amount of meat they eat.
They used to have meat nearly every day,
 but now they plan to eat fish instead at least three times a week.
They think this will be better for their health.


    ※ペレ出版、森沢洋介著 より引用させていただきました。

2012年8月14日火曜日

◆英語学習での3つのアプローチについて

わたしはすでに11年間、独学で英語の勉強を続けています。
英語は自分の生涯学習になってしまいました。

もちろん脳力低下を防ぐためでもありますが、なんといっても英語が話せると
楽しい経験ができるからです。


■わたしの英語勉強
学生時代は英語の勉強は、あまり楽しいものではありませんでした。

英語は一つの学ぶべき学科であり、進級や卒業をしていくための学業のノルマ
の一つであったからです。

しかし、今は英語の勉強は、比較的楽しいものとなっています。

勉強そのものはそう大して楽しいものではないのですが、自分の会話力がアッ
プしていけば、より楽しく会話ができるようになるからです。またさらに多く
の友人を作るチャンスも広がるからです。

英語で話す力が上達していくほどに、より楽しい体験をすることができるよう
になると信じています。

そういう意味ではここ4~5年の体験を通して、英語は単なる学科ではなく、
楽しくコミュニケーションするためのツールであるということがわかりました。


■英語への三つのアプローチ
現在私は自分の会話力をアップさせるために、英語に対して三つのやり方で
アプローチをしています。

一つ目は、
ボキャブラリーアップをさせるためのアプローチ。
具体的には、単語、類似語の違いや使い分けを勉強し、それをブログの記事に
書いています。

二つ目は、
会話力アップのために、使える基本文を増やしていくというアプローチです。
具体的には、海外旅行での英会話力をアップしていくために、いろいろな場面
ごとによく使う基本文を覚え、使いこなせるように練習し、そしてそれを別の
ブログの記事に載せています。

三つ目は、
海外の友人とよりスムーズに会話ができるようになるため、スカイプでオンラ
イン英会話をしており、遭遇する場面ごとに具体的な会話の実戦練習を行う取
り組みをしています。そしてその内容をさらに別のブログの記事として載せて
います。

まとめると、
  1)ボキャブラリーの増強(単語+フレーズ)
  2)使える基本文の増強
  3)場面ごとの会話の実践練習

の三つの取り組みを通じて、自分の会話力をアップさせようと取り組んでいる
ということです。


■勉強の継続
従って、3つのブログを続けることが、わたしの英語勉強の継続となること
なのです。

勉強を続けることが大変だと思うことも多々ありますが、長い間続けてきた
ブログを廃止することも忍びないと思う気持ちがあり、勉強継続のためのエネ
ルギーの一つになっています。

現在、わたしのブログは全て日本国内向けのブログですが、いずれ近いうちに
全て英文の趣味のブログを作り、世界へ向けて発信したいという野望を持って
います。



2012年5月4日金曜日

◆英会話ができるようになるための勉強方法は

少し前のことだが、高校は出たが英語はまったくできないという人に、
  「英語を話せるようになるためにはどうやったら良いの?」
と突然質問をされた。

普段、まったくと言っていいほど英語の話などしない人間だったのだが。

何を隠そうわたしの娘のことなのである。

いつも父(わたし)はせっせとウォーキングのときに、英会話を聞きながら歩いて
いることを知っており、また夜は夜で部屋に閉じこもってオンラインで英会話レッ
スンをやっていることを知っていたからである。

  「何で急にまた英語なんか?」

と聞くと、実は来年高校を卒業したらブライダルの専門学校へ行こうと考えている
らしい。


  「何でブライダルに英語が関係あるの?」

と聞くと、

「その学校は1年間、海外留学ができるの」
  「そしてそれは英語ができないとだめなの」

と。

  「じゃあ、どれくらいできなければならないの?」
  「TOEICだと500点、英検だと2級なの」

  「へー、そうなの」
  「TOEIC500点以上で20万円、450点以上で5万円」
  「英検なら2級以上で20万円、準2級以上で5万円の奨学金がもらえるの」

  「それで急に英語を勉強しようと考えたのか・・」
  「うん・・」

ということで、その勉強の仕方を教えて欲しいというものであった。

それならば、まずは中学英語をしっかり復習するべき・・ということで、そのこと
を話してみると、
  「中学校の英語の教科書は、もう英語はやらないと思ってリサイクルに出したの」
とのこと・・・・・・。

人間事情が変わればこうも心が変わるものかーと、びっくりしたものでした。


■勉強の仕方について
自分が47歳のときから英語勉強を再開し、話せるようになった経験を説明して、
その勉強のやり方についてわかりやすく伝えました。

ポイントは2つ。
  1)中学英語をしっかり復習し、自分のものにすること。
  2)リスニング/スピーキングが大事。セルフトーキングの訓練をすること。

そして必要な本と教材を渡して、まずは1ヶ月間しっかりとやり切るように話した
のでした。

  1)中学英語復習用のCD付書籍
  2)セルフトレーニング用としては PimsluerⅠの第1課と第2課



2012年3月2日金曜日

◆「感情」を簡単、シンプルに表現するやり方

今日は「感情」を簡単に表現するやり方について、書きたいと思います。

グロービッシュでは「感情」という言葉ではなく、「状態」という言葉を使っ
て書かれています。内容からいくと「感情の状態」と書くのが、より適当かも
しれませんが。

日本語の場合、微妙にニュアンスが違う状態を言い分けることができます。

■状態を簡単に言う例
例えば、
   「楽しい」、「うれしい
です。

何となく似ているようにも思いますが、厳密に言うとやはり微妙に違う感情だ
と思います。

ですがこれを英語で言うと、どうなるでしょうか。

グロービッシュの本には、
   「どちらも happy で十分である」
と書いてあります。

デートが「楽しい」ときも  I'm happy.
プレゼントをもらって「うれしい」ときも I'm happy.

■注意するポイント
私たち非ネイティブの英語は、日本語のように細かいニュアンスを無理に
使い分ける必要はない・・と述べられています。

大切なのは「話すこと」。
とにかく表現できることが第一と。

■もう一つの例
それではもう一つの例を上げます。
   「人生は甘くないよ
とは、どういうように言うでしょうか?

簡単そうな文ですが、少し迷うのではないでしょうか。
   「甘くない・・ってどう言うんだろう?」
と。

普通に考えるとこのように少しむずかしく考えてしまいそうになります。

しかしグロービッシュではまずその「感情の状態」をイメージして、そこから
簡単に言える方法を引き出すようにします。

すると、
   「人生は甘くないよ」・・「甘くない簡単ではない

つまり「甘い」を言い換えて「簡単」から「easy」を引き出すということです。
そして、
   「 Life is not easy.
という文を導き出す訳です。(もちろん瞬間的に引き出せるよう練習します)

これでOKなんですね。
もちろんネイティブにもしっかりと通じます。

■注意するポイント2
「easy = 簡単」というように、英語と日本語を1対1で固定化して覚えるよ
うなやり方をしていると、上の例のような発想ができなくなってしまいます。

英語と日本語の意味を固定化して覚えるのではなく、イメージとしてとらえる
ようにすることで、より簡単な知っている言い方に転換できるようになるので
す。

日本語をその通り英語に訳そうとすると、膨大な数の単語が必要になります。
そのような方向で勉強を進めると、きりがない状態となります。

   「まずは、表現したい状態になるべく近い単語を思い浮かべる」

ということを、意識して行きましょう。

■グロービッシュ1500語
そのための単語が、グロービッシュの1500語にたくさん含まれています。
当面はこの1500語を復習します。ほとんど義務教育で習ったものです。

そして次に述べるやり方で応用を行うことで、その1500語を5000語に
拡張できるようになるのです。

詳細は次回の記事で。

2012年2月25日土曜日

◆グロービッシュ英語2~4項を例題で復習

さて今日はグロービッシュ英語の2項「能動態で話す」から
4項「イメージをやさしい英語で話す」の3項について復習をします。

それぞれ3問の例題を上げていますので、一緒に考えてみましょう。

2.能動態で話す
【ポイント】
  日本語で多い「~された」「~してもらった」などの受動態は、
  能動態でシンプルに話す。


1) それ、誰に言われたの?(ヒント:tell)

    ・疑問文でもあわてないように。「誰」を主語に


2) 彼女にかばんを持ってくるよう頼まれたんだ。(ヒント:ask)

    ・彼女を主語にして・・


3) 昨日、おじいちゃんに公園に連れていってもらった。(ヒント:take)

    ・おじいちゃんがわたしを・・

    ・
    ・
    ・
    ・

【解答】

1) Who told you that ?

2) She asked me to bring her bag.

3) Grandpa took me to the park yesterday.



3.短い文を足しながら話す
【ポイント】
  重要なことを先に言う。そして次に補足情報を付け加えて話す。


1) 渋滞に巻き込まれて遅れちゃった。(ヒント:heavy)

    ・「わたしは遅れた」「渋滞がひどかった」と分けて考えます。


2) 彼女は待ちに中心部にある商社で働いています。(ヒント:locate)

    ・「商社で働いています」「その商社は町の中心部にあります」
      と分けて考えます。


3) すぐ戻るからドアは開けておいて。(ヒント:keep)

    ・ここでは「ドアを開けておいて」と一番伝えたいことを先に
     言いましょう。

    ・
    ・
    ・
    ・

【解答】

1) I was late. Traffic was heavy.

2) She work for a trading company.

   It's located in the middle of town.

3) Please keep the door open. I'll be back soon.



4.イメージをやさしい英語で伝える
【ポイント】
  伝えたいイメージを、やさしい英語で話すようにする。


1) 彼は同僚です。(ヒント:work)

    ・「同僚」という単語を知らない場合、
      「一緒に働いている」と表現


2) 彼とは長いつきあいだ。(ヒント:old)

    ・「長いつきあい」は「古い友人」と表現


3) この通りは一方通行です。 (ヒント:way)

    ・「一方通行」をどう表現しますか

    ・
    ・
    ・
    ・

【解答】

1) He works with me.

2) He's an old firend.

3) This street is one way.

いかがでしたでしょうか?

グロービッシュはこういった例題をたくさん練習し、実戦ですばやく
知っている単語を使ってシンプルに表現するように、トレーニング
をしていきます。

2012年2月21日火曜日

◆イメージをやさしい英語で伝える方法

日本語をそのまま英語に訳そうとすると、すんなりできないことが
よくあります。

例えば
  「2日前に飼い犬が病気になり、
          あまりに心配で食事がのどを通らない

という文があるとします。
どうですか、簡単にすんなりと英語で言えますか?

■そのまま訳すと
もしもこれをそのまま英語に訳そうとすると、
  「飼い犬って英語で何て言うんだっけ?
  「食事がのどを通るなんて単語は習っていない!

と、パニックになりますよね。

こういう場合、グロービッシュでは
  ・伝えたいイメージを英語で伝えること

と言っています。
日本語をそのまま英語に変換するということではありません。

■イメージから入る
先ほどの文を見て、

  ・犬がいる
  ・犬がぐったりしている
  ・私は心配で食欲がない

というような場面を思い浮かべます。
そして、知っている単語を総動員して、この様子を伝えようとすれ
ば良いのです。

  ・I have a dog.
  ・It became ill two days ago.
  ・I am very worried.
  ・I can't eat anything.

こんな感じでしょうか。

ずいぶん簡単な英語ですが、このような文であれば誰でも慣れれば
出てくるのではないでしょうか。

単語が出てこなくてパニックになり、口を閉ざしているよりは、
ずっと良いですよね。

・イメージをやさしい英語で伝える

このやり方を身につけているだけで、知っている単語を十分に活用
して、どんどんコミニュケーションが取れるようになっていきます。



■感想
わたしは長い期間、単語が出てこないパニックを繰り返す中で、
ここで述べられているコツを掴んできました。

しかし、このグロービッシュの1冊の本を見ると、簡単にそのコツ
がわかるので、自分の苦労したのは何だったんだろう・・と思って
しまいました。

イメージを使い簡単な英語を駆使して訓練されていくと、初めは短
い1文の繰り返しで話していたのが、徐々にそれらをつなげた少し
長い文で話せるようになっていきます。

そして自分が英語を話せるということや、少しずつ上達していると
いう実感が得られてくると、英語を話すことがもっともっと楽しく
なってきます。

何とかそこまで行けるようになると良いですね!

2012年2月18日土曜日

◆グロービッシュのコツ「短い文を足しながら話す」

さて今回は3番目のトレーニングです。

いよいよシンプルに話せるようになるための、グロービッシュ
重要なポイントの部分の解説となります。


第一のコツ:「主語は何かを考える
第二のコツ:「能動態で話す

そして今日は、

第三のコツ:「短い文を足しながら話す

について説明します。

英語で大切なのは、S(主語)とV(動詞)ですね。
これは重要ですので、絶対に覚えておいて下さい。

そして、Vのあとに目的語が必要な場合も多いですね。

例えば
  I need money.

まずはここまで言えたら良いです。
そして、このあとは無限に変化させることができます。

・なぜお金が必要なのか
・いつまでに必要なのか
・いくら必要なのか

■重要ポイント(1)
上のような補足情報は、あとからどんどんつけ足していけば良い
のです。

相手から Why?「なぜ?」とか By when?「いつまでに?」とか
How much「いくら?」と尋ねてくれるかもしれません。

・最初から、ひとまとめに全部言おうとしない
・言いたいことを2つ、3つに分けながら説明する
  (自分のレベルに合わせて)

■意識すべきこと
ここで再度はっきりさせておきたいことは、今必要な英語は試験
勉強ではないということ。

コミニュケーションのためのものであって、相手に
言いたいことを伝えること が目的だということです。

■重要ポイント(2)
また人に何かを説明するときに大切なことは、
「重要なことを先に言う」
です。

1つ例を上げると、
「先月飲み過ぎちゃって、家賃が払えないんだ。
  だから10日までに、 3万円貸して」

ここで本当に言いたいことはどれでしょう?

「飲み過ぎた」「家賃」「10日までに」ではないですよね。

本当に言いたいことは、
「お金が必要!」
ですよね。

・・と、いうことです。

実際の会話ではテンポが重要です。ですから、言いたいことを
素早く口に出すように心掛けましょう。

■まとめ
日本語で1つの文だから英語でも1つの文で言わなければならない、
というルールはありません。もう1つだけ例を上げると、

「朝起きて顔を洗ってから、学校に行った」
という文でも、

「朝起きた。そして顔を洗った。そして学校に行った」
のように「And」でつなげて話していけば良いのです。

言いたいことが複雑で長くなりそうだったら、
・無理をせずに短い文に分けてしまいましょう。

そう割り切ってしまうと、気持が楽になりますよね!
(本心からそう思います)

■感想
この章も本当に大事なポイントを述べていると思います。
日本語をそのまま直訳しようとするから、詰まってしまうのですね。

「言いたいことを、シンプルに先に言う」
「次に and で補足情報を述べる」

「むずかしいことを説明する必要があるときは、2~3文に分けて
  説明する」

で十分だと思います。相手もその方がわかり易いですよね。
(相手だっていつもネイティブとは限りませんので)

ちなみに、
自分のレベルが上がっていけば、2~3つに分けていた文は、
and ではなく、その他の言い方で1つの長文にしていくことができ
ます。

しかしそれは、自分がレベル上がっていってから取り組めば良いも
ので、コミニュケーション優先の現時点では、まだ必要ではないで
しょう。

まずはシンプルな会話を駆使し、コミニュケーションできることを
楽しむべきだ と思います!

2012年2月14日火曜日

◆グロービッシュのコツ「能動態で話す」

さて今回はグロービッシュ2番目のトレーニングである「能動態で話す
について、書きます。


日本語では、「~された」「~してもらった」など、受動態(受け身)が
実に多く使われます。

  This book was written by Mr.Brown.
  この本はブラウン氏によって書かれた

「1.主語は何を考える」でも述べれてていたように、日本語では
「テーマ」が主語になることがあるので、「この本は~」で文が始まるの
は自然なことです。

しかし、だからといってこれをそのまま英語に直訳する必要はありません。

■受動態のむずかしい部分
受動態は過去分詞を使いますが、その場合には少しややこしいことがあ
ります。

・1つは written のように、不規則に変化するものがあるということ。
・もう1つは -ed の語尾の発音が相手にとって聞き取りにくいこと。
・聞き手は文の構成を聞き取り、受動態だと判断して意味をつかむ必要
  があるということです。
  (ネィティブはそのように頭を働かす必要はないかも知れませんが)

■考え方を転換
ここは、考え方を変えた方が良いということです。つまり、
「~された」は、視点を変えると「~した」に言い換えられます。

主語を替えると、「受動態」は「能動態」になります。
すると上の文は、次のようになります。

  Mr.Brown wrote this book.

とてもシンプルですよね。
能動態で話すということはややこしい過去分詞を使う必要がないため、

・不規則な動詞変化に気を遣うこともありません。
・語尾の発音を気にする必要もありません。
・聞き手もシンプルなので分かり易い。

■次の例
次の例を見てください。

「彼はみんなから好かれているね」

「He is ...」で始めても良いですが、受動態だと先ほどの説明の通りと
なるので、ここは主語を「彼」ではなく「みんな」にしてみます。
すると、「みんなが彼のことを好いているね」という能動態の文に変わ
ります。

  Everyone likes him.

はい、とても簡単に言えますね。

■今日のまとめ
受動態は使わないで能動態で話すと、文意を変えずに、話し相手に
簡潔に伝えることができます。

「知っている単語で」「シンプルに」= 能動態 です。

我々非ネィティブの初級~中級者は、まずは知っている語彙を使い
シンプルな会話に努めた方が、進歩が早いように思いますね!
 

2012年2月12日日曜日

◆グロービッシュの8つのトレーニング方法

さてまたしばらくグロービッシュの素晴らしいトレーニング方法について、
書いていきます。この本を読んでいくと、本当に1500語で話せるよう
になるのでは・・と思ってしまいます。

とにかく素晴らしいやり方だと思いますし、読んでいてすごく説得力が
ありますね。・・ということで始めます。


グロービッシュの8つのトレーニング
グロービッシュ英語に上げられている8つのトレーニングがあります。
それぞれのところで英語をシンプルな表現で、簡単に話していくための
大事なコツが述べられています。

1)主語は何かを考える
2)能動態で話す
3)短い文を足しながら話す
4)イメージをやさしい英語で伝える
5)グロービッシュ単語で「状態」を表現する
6)グロービッシュ単語をフル活用する
7)知っている単語を加工する
8)間違えやすい英単語に注意する


とても重要で効果的なことばかりだと思います。

■主語は何かを考える
今日は前々回の記事でも少し書きましたが、「主語は何かを考える」に
ついて書いていきます。

それでは質問です。

「英語で文を組み立てるときの一番のポイントは、何だと思いますか?」

       ・
       ・

そうです。「主語を決めること」です。

日本語と英語では主語の役割が少し違うことがあります。
例を上げると、

「今日は暇だなあ」

ここでの主語は「今日」ですね。日本語では「テーマ」が主語になること
がよくあります。ではこれを英語にするとどうなるでしょうか?

  I am free today.

です。「今日」を主語にして Today is free. とは言いませんね。
ここでのポイントは、

「動作をする人や物」を主語にする

です。このように覚えておくと英語が発想しやすくなります。

■主語が省略されるケース
さらにもう1つの日本語の特徴として、「主語が省略されやすい」という
ことがあります。

「わぁ、いいにおい」
「今朝、寝坊しちゃってさ」

これは英語ではどう言うでしょうか?
主語のない日本語を、そのまま英語にしようとして、泥沼にはまっていま
せんか?

英文を作るコツは「動作をする人や物」を主語にすることです。
「わぁ、いいにおい」は「あるものがいいにおいをさせている」というこ
とですから、

  It smells good.

ですね。動作をする人や物が何なのかわからない場合は、someone とか
It などを主語にすればよいのです。

「今朝、寝坊しちゃってさ」は、どうでしょう?

  I woke up late this morning.

寝坊した「わたし」が主語ですね。

■今日のまとめ
主語を決めることで文の出だしが固まります。
出だしが固まれば、その後に続く動詞も自然に出てくることになります。

以上が、グロービッシュの重要ポイント(その1)でした。