2012年11月11日日曜日

英語力が飛躍的に伸びる「3つの習慣」

ある記事に英語力が飛躍的に伸びる「3つの習慣」について、書いてあり
ました。

それは、次の3つだと。
  1)音読する
  2)多読する
  3)英語表現を覚える

さらにこの中でも、最も重要なのが1)の音読であると書いてありました。
その理由は、音読によってリスニング力が強化されるから・・と。

リスニングができなければ外国人の英語は聴き取れず、尋ねられたこと
に対して答えることもできません。スピーキングの前に、まずリスニング力
をつける必要がある。

・・という理由でした。

リスニング力をつける具体的な方法は「音読」
  ・まずキーワードを聴き取る
  ・そのキーワードから状況を思い浮かべる
  ・イメージで内容をとらえる
  ・そして、すべてを聴き取らなければいけないということはない

・・と。


■リスニングとスピーキング
リスニング力が非常に重要であることは、重々わかっています。

しかし、いつもオンラインレッスンでフィリピンの講師と英会話をしている
わたしとしては、スピーキング力も同時に伸ばしたいと考えていました。

あれもこれもと、複数の教材を分けて勉強するのは大変です。

加えて、学習をできるだけ無理なく継続して取り組みたいと思っており、
そのためには、隙間時間をできるだけ活用しようと考えていました。

それで、いつもやっているリピーティングと音読をやる中で、何とかして
スピーキングも伸ばせるようにしたいなと考えました。


■結論
そして、考えた末の結論は、
現在やっている音読パッケージを使ってのリピーティング練習のやり方
を少し工夫してやれば、スピーキング力も一緒に延ばせるだろう・・でした。

そのやり方は、次の通りです。

1)音読パッケージの中から自分の身につけたい話題をピックアップ
      使うものは中級編。初級編と比べ特にむずかしくなっていない。
    1つの話題の文章の数が少なく適当(5~7文/話題)
      (参考:1冊に90話題が載っています)
    そのため暗記し易い
    最初は5つの話題をピックアップ(少しずつやるのが良いと思います)

2)リピーティング用の各フレーズ間に休止が入っている音声データを使う
      (英語の語順で理解していく)
3)それを1枚のCDに書き込む(mp3プレーヤーでもOK)
4)音声データの英文リストを本からコピー

そして、通勤途上の車の中で、
5)リスニング/シャドーイング/リピーティング/音読/よく使われる
    表現・フレーズを暗記


までを繰り返します。

1つの話題は6文程度なので、だいたい1~2日で無理なく暗記すること
ができます。

通勤時間は片道30分で、約10分はニュースを聞いて、残りの20分を
英語の時間にしています。

そして全文を完全に暗記できたら、
6)主語入れ替え/目的語などの名詞を入れ替え(自分のこととして)

・・・を何度も何度も繰り返します。

繰り返すことで頭で理解するだけではなく、口で目で体で覚えるようにし
ています。このことを毎日の「通勤時間にだけ」続けています。

ゆったりと1話題を1週間で。
なので、無理なく続けることができています。


■仕上げと効果
そして仕上げは、その話題を膨らませて、オンラインレッスンでそのこと
について話し、自分のものになったかを確認するようにしています。

自分ではいろいろな話題について、3分間程度は話せるようになり、さら
に表現力が増えていくことを期待して続けています。

おかげで以前はあまり話せなかった「スポーツの話題」「健康の話題」
「アルバイトなど仕事の話題」「旅行の話題」「リゾートの話題」・・など、
自分の興味のある分野については、随分話せるようになりました。



■参考
使っているデータは、音読パッケージ(中級編) CD付 で、次のような文章
が載っています。

Mr. and Mrs. Thompson love exercise and often go jogging together.
Recently, they have also been thinking about changing their diet.
They have decided to reduce the amount of meat they eat.
They used to have meat nearly every day,
 but now they plan to eat fish instead at least three times a week.
They think this will be better for their health.


    ※ペレ出版、森沢洋介著 より引用させていただきました。