2012年11月29日木曜日

リピーティングの効果をまとめると

リピーティングをやり始めてすでに半年以上たっていますが、いろいろと効果
を実感しています。何事も継続してやれば、効果が出るものですね。



■期待される効果
ザッとリピーティングの期待できる効果を挙げてみると、
  ・話の題材(ネタ)が増える
  ・シーンごとの話し方、文例(文の構成など)を知ることができる
  ・英語が聞き慣れる(英語耳ができていく)

  ・リスニング力がアップ
  ・発音が良くなる
  ・リエゾンで変化した部分が聞き取れるようになる

  ・補足表現を覚え活用できるようになる
  ・頭が英語モードになり易くなる
  ・音声⇒イメージ⇒意味をそのまま理解(×日本語)

などのように、いろいろとあります。

しかし、それらを全て意識して取り組むのは疲れてしまいますので、わたしの
場合はできるだけリラックスして、自然体で取り組むようにしています。

つまり、あまり意気込まずに「生活の一部をやる」的な感じで、力を抜いて取
り組んでいるということです。(継続を重視しているからです)


■自分で感じている効果
一般的な効果は少し置いといて、自分にとって本当にこの中で一番効果があ
ったと感じているのは、次の2つのことです。

  ・リスニング力アップ(英語耳のレベルアップ)
  ・会話力アップ=補足表現力アップ(活用できるストック増えたこと)

当然かも知れませんが「この部分をレベルアップさせたい!」と、自分で強く
意識してトレーニングした部分でした。

もう少し具体的に、どういうときに効果を実感したかと言うと、
  ・英語ニュースを聞いたときに、内容の聞き取り/理解度がアップした
  ・オンライン英会話レッスンで聞き逃しがほとんどなくなった
ということです。


■英語耳について
英語耳というのは、あるトレーニングをしていて、ある日を境にして突然聞こ
えるようになるということではないと思っています。

やはり2つあって、
  ・いろいろと単語・フレーズ・表現などを勉強し蓄積してくると、
    まったくわからなかった音声が、(突然と感じるだけですが)意味をもって
    聞こえるようになってくるということ。

  ・もうひとつは同じ単語・表現などをある程度以上何度も聞くと、その単語が
    あたかも日本語のように(日本語と同じように)、翻訳せずにそのまま意味
    が理解できるようになるということです。(同じことを言っているかも?)

人間というのは、何度も聞いていると途中の面倒なことは省略して、瞬間的に
結果を導き出すように頭が働くものです。

これを条件反射という言い方をしたりすることもあります。
野球の千本ノックと同じですね。勉強というよりも訓練という方が、適切かも
知れません。

リスニングも同じです。
最初は意味を日本語に翻訳をしていても、何度も聞いていると条件反射のよ
うに、音声を聞いただけですぐに結論が浮かぶようになります。

 「音声⇒翻訳⇒意味理解」が「音声⇒意味理解」のように。

本当は、
「音声⇒イメージ⇒意味理解」というように、イメージで理解するようにした
方が良いのですが。これが「音声⇒イメージ+意味(同時理解)」となります。

イメージが意味も一緒に含むようになった感じですね。


■英語の日本語化(?)
毎日何度も何度も繰返し聞いていると、いろいろな単語やフレーズで、このよ
うな現象が起こってきます。音声を聞いた瞬間、意味がわかるようになるので
す。

前にも述べましたが、「グッドモーニング」「グッドラック」のようなものですね。
このようなものがどんどん増えてくる感じですね。

わたしはこのような感じで、英語をそのままの形で意味をとらえています。
また、途中にイメージが湧いて、そのイメージで即、意味を掴むものもありま
すが。

このような状態になったことが、「英語耳」ができたことに相当すると思うの
ですが、どちらかというと日本語化した英語が増えたという方が、より適切で
はないかと思います。


まとめると、いずれにしろ同じものを何度も何度も繰返し、頭に/口に/体
に沁み込ませるということが重要なのかなと考えています。

そのためには、勉強としてではなく「習慣にすること」だと考えています。