に尽きます。
せっかく苦労して覚えても少しの間やらないでいると、それこそあっとい
う間に忘れてしまうからです。
せっかく英語力を伸ばそうと少ない時間を工夫して勉強しても、それが
一向に身にならないのです。
へたをすると、要領の悪いやり方だと少しくらいの勉強では、むしろ
マイナス側の成果となりかねません。
これは勉強しようとするものにとって、悲劇ですよね。
あっという間にモチベーションが落ちて、継続を断念、あきらめの境地
となってしまいます。
■忘却との戦い
わたしは中高年になってから英語勉強を再開したので、特にこの忘却
との戦いが主戦場となってきました。
そのような状況の中で少しずつでも成果につなげていくには、そのやり
方についてよく考えておく必要がありました。
「どういうやり方をしたら、継続的に英語力を伸ばせるのか」です。
■結論からいうと、
1)長時間集中しての勉強はしない
1回に3時間連続してやる・・などはダメ
2)細かく分割して、簡単な一つずつを取り組んでいく
長くても20分程度の内容に
3)一つ一つの間には休憩を入れる
平日は20分×1回(もしくは20分×2回、途中休憩20分)
週末は20分×3回、途中休憩20分(+DVD鑑賞×45分)
4)かならず内容をノートに書く
20分の内容を1ページまたは2ページに(1P単位)
手で書く(より記憶に残したいため)
5)新しいところを勉強する際は、必ず前回の復習を行う
わずか2~3分程度で、サッと目を通す
時にはサッと音読する
というように、取り組んできました。
■一番大事だと思っている点
上に書いた中で一番重要だと思っているものは、次の3つです。
・細かく分割して取り組むこと (1回の負担を軽くする)
・ノートに書くこと (どこででも復習できる)
・毎回、サッと前回の復習をする (これが忘却への切り札)
朝のウォーキングではSIM英語を聞きながら、
通勤途中の車内ではリピーティングをしながら、
・・すき間時間を活用しています。
そして夜は上に書いたようなやり方で、フレーズやイディオム、例文と
いったところを学習しています。
■その効果は
おかげで少ーしずつですが、英語力がついてきていることを実感して
います。
週に2回やっているオンライン英会話レッスンは、楽しく会話ができて、
詰まることが本当に少なくなりました。
また、毎年腕試しにTOEICを受けています。特に受けたいと思ってい
るわけではないのですが、ある点数以上を取れると、会社から英会話
教室などへの授業料の援助が受けられるようになるからです。
いつもまったく受験対策勉強は無しで、ぶっつけ本番での受験をして
いますが、ここ数年、毎回50~70点ずつ増えていっています。