2011年10月31日月曜日

◆ベトナムハノイでの夜の貴重な体験

ベトナムは好きなアジアの国の1つです。そして首都であるハノイにはいろい
ろと思い出があり、何度も出かけました。

最初はベトナムは怖そうな雰囲気のある共産国家という印象でしたが、あとに
なってからはとても素朴で正直な人が多かったというように思っています。

今回はそういう強い印象を感じた1つの体験について、書きたいと思います。

当時の状況
当時はハノイ市内のホテルの部屋を長期契約して、割安な価格で借りていまし
た。そして来たばかりのまだ地の利のわからないわたしは、会社のドライバー
が毎日朝晩送り迎えをしてくれていました。

そして少しずつ街の道路地図や状況がわかってくると、いつか一人で探検して
みようと思うようになりました。

ハノイは非常に治安が良いため、夜になってからスナックやクラブに出かけ、
ゆっくりとお酒を飲んでから、タクシーで帰ってくるということができると聞いて
いたからです。

単独行動
あるときの夜、会社の帰りに同僚と日本料理店に行き、いろいろと食べたあと
いよいよ行動を起こしました。同僚には少し街をぶらぶらしてから帰ると言って。

地図を片手に街をぶらぶらと歩き、ようやく目的の日本人スナックを見つける
ことができたので、中に入っていきました。実はその日は偵察が目的だったの
で、中に入ったらすぐにカウンターに座り、一杯飲みながら店内の様子をゆっ
くりと観察をしたわけです。そうです、情報収集です。

タクシーでホテルへ
そして頃合いを見てタクシーを呼んでもらい、車に乗り込みました。
次回はもう1ステップ進めるぞ・・と心で誓いながら。

車に乗り込んで運転手に、
Hanoi Hotel please.
というと、
OK!
と言って走り出しました。

ずい分調子よく返事をしてくれたので、もしかして英語が話せるのかなと思い、
Do you speak English ?
と聞くと、あっさりと
No.
という返事。

こちらはベトナム語は「こんにちは」と「さようなら」しか話せないので、何かトラ
ブルがあると困るな・・と少し心配しながら、街の風景をしっかりと眺めていまし
た。

へんなところへ行かれたり、同じところを何度も通って高い料金を請求されて
も困るためです。

料金の支払い
ところがそのような心配はまったく必要ありませんでした。あっさりとホテル前
に到着しました。ホッと安心しながら料金を払おうとして車のメーターを見ると、
「11」となっています。

ベトナムでは流通貨幣が「ドン」なのですが、「米ドル」もほとんどの場所で普通
に使うことができますので、いつも米ドルをもっていました。そしてタクシーの
メーターが「11」だったので、すぐに11米ドルと思ってその紙幣を運転手に渡
しました。

すると運転手は車を降りようとするわたしに、
Wait, Wait !
と言って、1ドル紙幣1枚だけを取って、もう1枚の10ドル紙幣は返してきた
のです。

そのときは「良いのかな?」と思いながら「 Thank you. 」と行って部屋に戻
りました。次の日同僚にその話をしたら、実はそれで正しかったのです。
メーターの「11」はベトナム通貨「ドン」で「11,000ドン」の意味だったので
す。

円換算すると当時のレートで、 11,000×0.008=88円
「11」は「11,000ドン」の意味で、「88円」だったのです。

だから1米ドルだけを取り、残りを返してくれたのです。
わたしはその正直さに本当にびっくりしてしまいました!

そしてそのとき思いました。「中国では帰ってこないだろうな」・・と。
  

2011年10月29日土曜日

◆海外で友人を作るときのきっかけと会話

中国で働いていたときには、仕事終わって食事をしてからよく近くのホテルの
ラウンジに行き、お酒を飲んだものです。そして同じように集まってくる欧米人
と話をしたり、一緒にお酒を飲んだりしたものでした。

その時は中国の工場に技術関係の担当として出向しており、欧米人の人達も
ほとんどは中国の拠点に出向か長期出張で来ていました。

中国のお酒
中国のビールはアルコール度が4%程度と低いため、日本のビールに比べて
非常にあっさりした味となっており、少し物足りなさを感じてしまいます。

また、中国人が良く飲んでいるバイジュウ(白酒)は、最初こそフルーティに感
じるお酒ですが、すぐに強い香りが鼻につき長くは飲んでいられなくなってくる
強いお酒です。

とにかく日本の酒や洋酒とはあまりにも味が異なるため、日本人も欧米人も
ときおりコクのあるビールや、ウィスキー、カクテルなどを飲みたくなるため、
唯一飲むことができる場所である5つ星ホテルに集まってくるわけです。

飲むにつれて・・
そこへ来た彼や彼らは、すぐにビールやウィスキーを注文し、少し目を細めて
味わいながら飲み始めます。
みんな
「やはり、これだな!これがおいしいんだよ!」
という顔をしています。
わたしもまったく同じような顔をして、飲んでいたんだろうと思います。

そして少しアルコールが回ってくると、だんだん気持がオープンになってきて回
りを見回し始めたり、隣に座っている人に注意がいくようになったりしてきます。

・・そしてどちらからともなく話しかけて、いよいよ会話が始まるのです!

きっかけの第一声

Hello! I'm Taro Yamada. I'm from Japan. Nice to meet you.
こんにちは。わたしは山田太郎です。日本からきました。会えてうれしいです。

と、わたしは始めていきます。まず自分のことを話してから、相手に尋ねると
いう順番にしています。

やっぱり第一は 「 Hello! 」 ですね。 
一旦知り合ってからは「 Hi! 」を使いますが、最初は 「 Hello! 」の方が間違い
がないと思います。

おそらくかなりフォーマルさを要求される場でない限り、会社関係の場合でも
 「 Hello! 」 で良いと思います。

そのあとの会話
わたしから話しかけるときは、以上のような言い方をしますが、向こうから話
しかけてくるとき、多くの場合は

Are you Japanese ?」「 On business trip ?
日本人ですか?     仕事ですか?
のように聞いてくるケースが多かったですね。そして、

Yes, I'm Japanese. I'm from Tokyo. Where are you from ? ・・・」
そうです、日本人です。 東京から来ました。 あなたはどちらから?
と続けていく場合が多いです。その後、

Why did you come here ? 」「 On business trip too ?
なぜこちらへ(来たのですか)?   あなたも仕事ですか?
When did you come ? 」「 How long have you been here ?
いつ来られたんですか?   ここにどのくらいいるのですか?

・・・などと続き、徐々に打ち解けていくわけです。

そして最後には、「是非また一緒に飲みたいですね!」と言いながら名刺を
渡したり自分の携帯電話の番号を教えて、再会を約束する・・という感じで
進んでいくことが多かったですね。

なぜかはわかりませんが、海外に行くと意外と簡単に話しかけられるように
なります。国内だと少し躊躇するのですが、海外だとそれがありません。
自分の心が海外モードに切り換わるのかな・・。
 



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2011年10月25日火曜日

◆Can I (you) の代わりに使える重要基本文

海外で良く使う文として「 Can I (you) ~ 」の文を書きましたが、その文に
替えて確認のために使えて、さらにはもっと別の情報を伝えることにも使える
とても大事だと思っている文があります。

・Is it possible to change the day of my reservation ?
  予約した日を変更することは可能ですか?


この構文について
この文の構成はとても分かり易く発音のリズムも良いので、わたしはかなり
良く使う文型の一つです。

「 ~ is … 」という流れの文は、日本人に取ってはすごく言いやすい文だと
思います。

そういう言いやすい文で、「~できますか(可能ですか)」を始め多くの情報
を伝えられる基本文なので、是非スッ言える文の一つにしておきたいもの
です。


例文あれこれ
・Is it possible to call me in advance ?
  前もってわたしに連絡することは可能ですか?

・It is impossible to find a taxi around here.
  この辺でタクシーを見つけるのは無理です。

・It is important for her to practice a piano everyday.
  毎日ピアノの練習をすることは、彼女にとって重要です。

・It is difficult for me to remember people's name.
  人の名前を覚えることは、わたしにはむずかしいです。

・It is interesting to learn new things.
  新しいことを学ぶことは楽しいです。

・It is easy for me to drive a car.
  わたしには車を運転することはやさしいです。

・Why is it necessary to study many subjects ?
  なぜ多くの科目を勉強することが必要なのですか?


ニュアンスの違い
先に今日の文は「Can I (you) ~」の文に替えて使えると書きましたが、
若干ニュアンスが異なりますので、その部分を理解して使ってください。
力の入っている部分が少しだけ異なります。

・Is it possible to meet me at the ticket gate ?
  改札口でわたしに会うことは可能ですか?

→「会うこと」 が 可能ですか?

・Can you meet me at the ticket gate ?
  あなたは改札口でわたしと会うことができますか?

→「あなたは」 できますか?
 

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2011年10月23日日曜日

◆効率良く会話力をアップさせるやり方は

会話力をアップさせるためのやり方として、いくつかのやり方があると思い
ます。その中でいままで自分でやってきたやり方には、大きく分けて2つの
やり方があります。


2つのやり方
一つはパラグラフ(ひとまとまりの文章)で覚えていくやり方。
いろいろな話題について1分間程度の内容にまとめて、それを覚えるととも
に少しずつ増やしていくというやり方です。

もう一つは基本文単位で増やしていくというやり方。
使えるようになりたい基本文を選定し、自分に必要な場面で使うであろう
フレーズをセットして、覚えていく方法です。


その特徴は
その2つのやり方にはそれぞれ良いところと悪いところがあります。
いままでやってきた結果について簡単にまとめてみますと、次の通りです。

いろいろと話題のストックを増やし、それぞれをいつもスムーズに話せるよ
うにするのには、(1)のパラグラフ単位で増やしていく方法が良いです。
ストーリーでイメージしていけるので、短時間で覚えることができます。


わたしの結論
しかし自在な会話力のアップを図ろうとするのならば、基本文単位で取り組
む方が良いというのがわたしの結論です。


その一つの例
例を上げますと、
10月9日「海外に行って一番良く使う文型は何でしょうか?
で投稿した I would like です。

I would like ~ 」
I would like to ~」
I would like you to ~ 」

これらの文は、いつどんな局面でもすぐに頭に浮かび上がり、適当なフレー
ズをくっつけて話すことができます。

とにかく「~が欲しい」「~がしたい」「あなたに~して欲しい」と言いた
い局面では、すぐに「 I would like - 」と出てきます。

海外でも海外以外でも、相当な回数使っていると思います。この相当回数、
出てくるであろう基本文を、優先的に使いこなせるようになれば良いのです。


さらに別の例
別の例をあげますと、何か話したいときにすぐに頭に浮かびあがるのは、
How many」であり「How much」であり「Where is」であり「When do you
 ・・・なのです。

これらのような本当に基本となる文はかなりの数がありますが、それを全て
覚えるというのは大変ですし、それを全て臨機応変に使いこなせるようにな
るというのは至難の業です。

したがって繰り返しになりますが、
まずは自分の必要なシチュエーションに絞り、そこで必要となる基本文を選
んで使いこなせるように訓練していくべきと思います。


使いこなしのレベル
しかしただ暗記し諳んじれる程度のレベルでは不十分です。スッと口から出
て速やかにフレーズをくっつけて話せるレベルまで、訓練する必要がありま
す。

あたかも内野に飛んできた鋭いボールを、無意識に体が動いてボールをさば
き、軽やかにファーストに投げてアウトを取るような感じです。

そしてどんどん他の場面に横展開していけば良いのです。
その中で新たに必要となる基本文を、その都度追加して使いこなせるように
進めていけば良いのだと思っています。

まずはあらゆる場面で使うと思われるような基本文をいくつか選び、しっか
りと使いこなせるようにしてはどうでしょうか?


☆参考
わたしがいつも手元に置いているお薦めの一冊です。
「独習3時間!〈少し話せる人の〉英会話練習帳」森田太郎著、明日香出版社
とても簡単にわかり易く書いています。中・上級の人には少し物足りないと思
いますが。
 

2011年10月21日金曜日

◆頭の中にニューラルネットワークを作る

今日は少し固い話です。英会話の応用訓練とは脳のニューラルネットワーク
を作る作業、ということについて書きます。

「英会話が十分に話せる」と実感が湧くようにしたいため、一度頭の働きに
ついて考えを整理してみました。


ニューラルネットワークとは
シナプスの結合によりネットワークを形成した人工ニューロン(ノード)が、
学習によってシナプスの結合強度を変化させ、問題解決能力を持つような
モデル全般を指す・・・とある記事に書かれています。


勉強方法について
以前も同じようなことを述べていると思いますが、重要基本文をただ暗記
するやり方は、勉強としてはとても効率が悪いと思っています。

なぜなら覚えたもの以外への、応用力がレベルアップしないからです。
会話力というのは一口でいうと、いかに自在に応用力を出せるようになるか
だと思います。

そういう意味では暗記は勉強のゴールではなくスタートだということです。
最近、改めてそのように感じています。暗記ができてさらにそこから応用
練習をしっかりやる必要があるということです。

何度も同じ例えを使いますが、野球の場合を例に取ると、
初めてボールの受け方を教えてもらい、まずは受けられるようになった。
だけどそこでは終わらずに、さらにそこから毎日千本ノックを繰り返し受けて、
無意識に体が動くようになった・・・ということに似ていますね。

そして十分納得するところまで体が反応してできるようになり、
「できるようになった!」
と実感が湧くようになるのだと思うのです。


脳の処理能力アップのメカニズム
人間は誰でも、以前に1回でも自分で考え、自分の力で作ったものは経験
として頭の中に記録されます。

頭の中に、
「そのような場合はこうすれば良い」と記憶に残る。

というよりは、「そのようなケースはこう処理する」という回路が頭の中に
でき上がっていくのではないかと考えています。

いままで無かった部分に細い血管が出来て行くように。

単語を覚えたりする場合は、記憶の引き出しが用意されてその中に情報が
入れられ、いつでも引き出せるようになるのだと思います。

しかし新しいシチュエーションでの会話のときなどは、どんどん考えながら
作文して新しい会話を進めていくことになり、それはあたかも新しい血管
(処理のためのネット)ができて行くのではないかと考えています。

従ってまったく初めての時は、回路ができていないので、いろいろと模索
したりしながら時間を掛けて処理を進めていくことになります。

しかし、一度回路ができているのなら、素早くどんどん処理を進めていく
ことができるようになります。

経験するというのは、単に記憶するというだけではなく、その処理をする
ための回路を作り上げ、繰り返して太くしていく作業だということです。

英会話で「十分できると実感が湧く」というのは、充分な繰り返しにより
ニューラルネットワークがしっかりできたとき・・なのではないかなと
あらためて思っています。


ネットワークを作る
つまり、自分の会話力を高めるためには、自分でどんどん先にいろいろな
回路を作っていけば良いということになります。

どんどん実体験を積み上げていくことがベストなのですが、なかなかむずかしい
場合は、先に自分が遭遇する可能性のあるいろいろなケースやシチュエー
ションを想定して、あらかじめその時に対応する文を作り、練習して頭の中に
回路を作っておけば良いということです。

いろいろケースを変えて文を変えて何度もトライすれば、どんどん新しい
ニューラルネットができて、広がっていくのではないかと思っています。

単純で大変な作業ですが、やはりこれをやるしかないと感じています。
従ってその単純な繰り返し作業を、いかに「楽に」「早く」「効率良く」やるのか・・
ということを 工夫するしかない と。

なかなか簡単な近道はなさそうですね!
  

2011年10月18日火曜日

◆最近、改めてスピーキングの練習方法を考えてます

というのは今まで長い期間いろいろと勉強や練習をやってきていますが、
いつまで経っても「もう十分会話ができるようになった」という実感が湧か
ないからです。

3年ほど中国に滞在していて中国語はかなり話せるようになり、
自分では中国語はかなり話せるようになったとの実感があります。

突然中国人が自分に話しかけてきても、すぐにスムーズに対応できる
という自信があります。

しかし・・英語はそれがないのです。


なぜ英語は話せる実感が湧かない?
勉強している期間ははるかに中国語より長いのですが・・。
何がそうさせるのか、何が違うのかと・・考えてしまうわけです。

もちろん英語でも海外に何度となく行っており、英語を話すことに関して
はかなり慣れていると思います。

また、それを錆び付かせてはいけないし、いつも話せることでの現役で
いたいと思うため、オンライン英会話も1年以上やっています。

でも十分できるようになったとの実感がありません。
つまり、どうやったらその実感が湧くくらいのレベルになれるのか・・・
ということです。


中国語経験からのヒント
中国語を習得しようとしていたとき頃のことを考えてみて、何かヒントが
ないか、何が違っていたのかをよく考えてみました。

そしてその中でいくつかのことについて、感じるものがありましたので少
し書いてみたいと思います。

それは・・・

1)日本語をまったく使わず、中国語どっぷりの時間が多かった
2)同じシチュエーションでの会話を何度となく繰り返し経験した
3)全て体験をしながらの中国語勉強だった(実戦編がほとんど)

この3つです。
それではこれを英語に当てはめて考えてみると、

1)英語どっぷりが無い → 数時間は日本語を使わず英語だけの時間をもつ
2)繰り返しが少ない? → 場面をイメージして何度も何度も繰り返し練習
3)体験しながらは少ない→ 実戦編を作る(ネイティブの友人を作る)

という感じになりますが、3)は日本国内ではなかなか行うのがむずかしいか
も知れません。


実戦を増やすには
わたしの場合は、海外に行く、オンライン英会話をやる、日本在住のフィリピ
ンの人と友人になり会話をする・・などありますが、一番良いのは家庭教師を
見つけることかなと思っています。

わたしの住んでいるところは田舎なので見つかりにくいですが、東京近郊だと
すごい数の人が登録されていますので、一度確認してみると良いでしょう。

あ、それと東京などはイングリッシュカフェというのがありますね。行ったこ
とがないのでよくわからないのですが、コーヒー代+αで店のネィティブの人
や英語の話せるお客さんと会話ができるという場所のようです。

もしもわたしが東京に住んでいるなら、絶対にこういう場所を探検したいです
ね。相手がいるということは、本当に楽しく会話をエンジョイできますので。

海外の人と話すのはとても刺激があって、わたしは好きですね。
何とかして3)項を増やしたいといつも思っています。

こちらはイングリッシュカフェがないので、フィリピンパブなどで武者修行を
するしかありません。ときどきこういう実戦をするのも楽しいですね!

2011年10月16日日曜日

◆海外で良く使う文型 Is there ~/ May I ~

前回の続きです。「海外で良く使う文型」はこれで4回目になります。
今回も確認をするための文型です。

海外に行ったときには「ものの有無」を確認することが、かなり多いと思います。
また、おかしなことをして失敗をしないよう「やって良いこと悪いこと」について、
確認することも多いですね。

ということで、今日は
1.Is there ~ ? (~はありますか?)
2.May I   ~ ? (~しても良いですか?)
の2つの文型について、勉強します。


Is there ~ 
まずは「~はありますか?」の確認文です。
海外に行くときは当然地図を準備していくと思いますが、街並みは日本と違った
りすることが多々ありますので、目的地に一発でたどり着くということはまれです。

多くの場合「あっちだろう」「こっちかも知れない」と探し歩くことはよくあることで、
結局は付近の人に聞くのが一番簡単なやり方となります。

海外に初めて行った頃は、海外の人に(本当は自分が海外の人)しかも英語で
話しかけるということに、少し躊躇する部分がありました。

しかし一度話しかけて聞くことができるようになると、今度は話しかけることが
楽しくなってきたりしたものです。

つまり何もなければ簡単に他の人と話をすることができませんが、何かを尋ね
たいということがあるならば、簡単に他の人に話しかけることができるということ
です。

付近に美しい女性がいれば、他の人には尋ねないでその人にだけ尋ねるとい
うこともできるのです。(何か話が横道に逸れているような・・・)

すっすいません。話しを元に戻して、早速、例文を上げて見ましょう。

Is there  a shopping mall around here ?  
このあたりにショッピングモールはありますか?
Is there  a nice restaurant around here ?
このあたりに良いレストランはありますか?
Is there  a pay phone near here ?
この近くに公衆電話はありますか?
Is there  a fitting room ? 
試着室はありますか?
Is there  a smaller one ?
もう少し小さいものはありますか?

洗濯機は・・、乾燥機は・・、ヘアードライヤーは・・、別のサイズは・・、
別の色は・・、薬屋は・・・、非常口は・・・、トイレは・・・などなど。

何でも確認ですね。
簡単な文なので、人に話しかける良い練習になりますよ。


May I ~
次に「~をしても良いですか?」の文型です。
これは多くの場合、前に書きました「 Can I ~ ? 」の文で言い表すこともできま
す。

May I  ask for room service now ?
今ルームサービスをお願いしても良いですか?
May I  have my room key ?
わたしの部屋の鍵をもらっても良いですか?
May I  use the phone ?
電話を借りても良いですか?
May I  talk to the doctor in private ?
医者と内々で話しても良いですか?
May I  get the latest information ?
最新情報をもらっても良いですか?(もらえませんか?)

この言い方はとてもフォーマルな言い方です。
しっかりしたホテルなどでは、このような言い方でものごとを確認した方が良い
でしょうね。

普通のお店や友人達との間では、少し堅苦しい言い方になりますので
「 Can I ~ ? 」 の方が良いと思います。


これでだいたい海外に行ったときに最初に使うと思われる文型は書きましたの
で、一応一休みしたいと思います。


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2011年10月13日木曜日

◆海外で良く使う文型(その3) Where ~

前回の続きになりますが、今回も「海外で良く使う文型(その3)」を書きたい
と思います。

海外に行った場合は自分のことなどを説明するような会話はあとの方になり、
まず最初の頃はものごとの確認をするための質問文が多いですね。

海外旅行の場合などは特にそうだと思います。


次の良く使う文型は「Where ~」
前回に続いて次に良く使う文型はというと、「 Where ~」ではないかと思い
ます。つまり海外に行く途中や行ったときは、何をやるにしてもわからない
場合は聞くことになりますが、一番多いのは場所について確認するのが多い
ですね。

よくする質問は次のような感じですね。

【例】
駅はどこですか?
バス停はどこにありますか?
タクシー乗り場はどこですか?
トイレはどこですか?


Where is the ~ ? 」ですね。


「Where」と「can I ~」の組み合わせ
また前回の記事で書いた「 Can I ~ 」との組み合わせは、さらに良く使う
います。

どこで ~を 買う ことができますか?
どこで ~を 見る ことができますか?
どこで ~に 乗る ことができますか?
どこで ~を 交換する ことができますか?


Where can I buy ~?
Where can I see ~?
Where can I get on ~? 
Where can I exchange ~?


あらゆる場所で使いますよね、この文型は。

こういった良く使う文型を10くらい覚えておき、それぞれの文型に合う
旅行用をフレーズをいくつか覚えておけば、旅先でかなり助かると思います。


「Where」と「should I ~」の組み合わせ
わたしが実際に海外に行ったとき、さらに使った組み合わせです。

Where can I buy the ticket for Hong Kong?
どこで香港行きの切符を買うことができますか?

と言って切符を買い、今度は電車に乗ったら

Excuse me?
すみません。
I'd like to go to Kaoloon in Hong Kong.
香港の九龍に行きたいのです。
Where should I get off?
どこで降りたらよいですか?

などと、シンプルな英語で聞いたりします。
ここでは、

Where should I ~?
どこで~すべきですか?

の使い方です。


シンプル英語を使う理由
わたしは無理に長い文にはしないようにしています。なぜかというと、長い
文になると話すリズムが悪くなったり、発音が悪かったりすると相手に通じ
ないケースが出てくるからです。

自分の会話能力がかなり高ければ問題ないのでしょうが、わたしの場合、レ
ベルの低いときから海外に出ていましたので、そのときからの癖が今でも続
いているからです。

また、自分のレベルが低くて通じない場合だけではなく、相手の英語のレベ
ルが低いケースもあります。

それらのことを考えると、相手の実力がわからないまず最初の会話は、シン
プルな英語で話すようにした方が、間違いが少ないですね。
  

2011年10月11日火曜日

◆わたしが海外で2番目に良く使う文型

海外に行ったときに良く使う文型をあえて選んで見ると、その2番目は
わたしの場合は「 Can I ~ 」「 Could you ~ 」ではないかと思います。

もちろんそのシチュエーションによって随分違うと思いますが、自分で計画
して一人で行くケースの場合は、わからないことがあるとすぐに近くの人や
係り員に聞くことになります。

「~して良いですか?」「~は使えますか?」「~していただけませんか?」
などと、とにかく良く確認してから何かをすることになります。

そういう意味では、とにかく情報確認のためのコミュニケーションと、依頼
や要請をするための会話をすることが多いですね。


例文「 Can I ~ 」

Can I  use the bathroom ?        (トイレ使って良いですか?)
           borrow a pen ?            (ペンを借りて良いですか?)
           pay by traveler's check ?   (トラベラーズチェックで払えますか?)
           use my credit card here ?  (クレジットカードは使えますか?)
           sit here?                     (ここに座って良いですか?)

Could I  have the key to my room ?  (部屋のキーをいただけますか?)
                     the same one in red ? (赤の同じものをいただけますか?)

Could you  show me the way to the station, please ?
                 (駅までの路を教えていただけますか?)
                  change this into smaller bills, please ?
                 (これを小額紙幣に換えていただけますか?)
                 give me a discount, please ?
                 (安くしていただけませんか?)

Could you please  help me to bring my baggage ?
(Would)         (カバン運ぶのを手伝っていただけませんか?)
                            tell me your phone-no ?
                      (あなたの電話番号を言ってくれませんか?)
                           show me around Tokyo?
                           (東京を案内していただけませんか?)


同意の返事

Yes.             (はい)
Sure.           (いいですよ)
Certainly.       (承知しました)
Absolutely. (もちろん)
With pleasure. (喜んで)


依頼を断る

I'm afraid I can't.          (残念ですが、できません)
I'm sorry, but I can't.   (申し訳ありませんが、できません)
Sorry, no.                  (悪いけど、ダメ)
Sorry, I can't.            (悪いけど、できません)
Absolutely not!           (絶対にイヤ)


■多分:可能性の高さは・・

probably > perhaps > maybe > possibly
  

2011年10月9日日曜日

◆海外に行って一番良く使う文型は何でしょうか?

海外に行くと当然英語を使うことになるのですが、何を一番良く使うかな・・
と考えて見ました。

わたしの場合、一番先に思いつくのは「 I would like ~ 」の文型でした。

この文型はいくつかに別れていて、~の部分には
1)名詞がくるもの
2)to ~ となり動詞がくるもの
3)~ you となり「あなたに~して欲しい」となるようなケース

などがあり、とにかくいろいろな場面で良く使います。

例を上げてみますと、

1:名詞
「わたしは~が欲しい」と言いたい時に使う場合。(~にはものが入ります)
I would like  a receit.            (レシートを下さい)
                     a wake-up call.      (目覚ましコールお願いします)
                     the menu.          (メニュー下さい)
                     the wine list.        (ワインリストを下さい)
                     a bottle of red wine.  (赤ワイン1本欲しいです)

2-1:to + 動詞, please.
「わたしは~してもらいたい」と言うときに使います。海外では多いですね。
I would like to  ckeck in, please.   (チェックインお願いします)
                         check out, please. (チェックアウトお願いします)
                         order, please.     (注文したいです)
                         rent  a car, please.(車を1台借りたいです)

2-2:to + 動詞
「わたしは~したい」と言う時に使います。
I would like to  make an international call. (国際電話をかけたいです)
                         make a hotel reservation. (ホテルの予約をしたいです)
                         exchange dollars to yen.   (ドルを円に換えたいです)
                         know your e-mail address. (Eメールアドレスを知りたい)
                         ask you a favor.            (お願いがあります)

3:you + 動詞
「わたしはあなたに~して欲しい」という場合です。
I'd like you  to give me a discount.  (割引してもらいたいのですが)
                        show me around.    (案内してもらいたいのですが)
                        take me to the bank.(銀行に連れて行って欲しいのですが)

などなど。海外へ行くと本当に良く使う文章ばかりです。

まずは自分のしたいことを明確に伝えるためには、
I would like ~ 」ですね!


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2011年10月5日水曜日

◆Super Elmer/SIM英語のわたしの勉強の仕方

何でもシンプルが好きなわたしは、SIM英語は教材のバリエーション多いので、
どの部分を集中的に使うと効率が良いかについて検討をしました。

というのは、SIM英語はVOACBSニュースを教材にしてヒアリング練習を
行うのですが、再生速度が何と8種類も用意されているのです。


8種類の再生速度
80%、80%skip、100%、100%skip、150%、150%skip、
180%、200%

です。
(skipというのは、文の中で意味単位ごとに休止の入ったものです)

それでまずはそのどれか一つか二つに絞って聞くようにできたら、いくつも聞
き分ける必要がなくなるので、切り換え操作もシンプルになると考えた訳です。


検討の結論
何回も聞きながらいろいろと考えて、ある結論に達しました。
答えは 「150%skipで一本化する」 です。

150%skipは文をいくつかの意味単位のグループに分けて、それぞれの間に
空白が入っています。

つまりある意味単位を聞いたら、次の空白で素早く意味を理解し記憶に焼き
付け、さらに次はどんな意味の文が来るかを推定するという一連の訓練を行
うための構造となっています。

150%skip一本化の理由
1)まずは英語の語順で理解することをしっかり定着させるために、「skip」を
   使います。
2)「skip」は途中に空白が挿入されており少し余裕があるので、ニュースの
   再生速度は少し早めのものを選択します。


まとめ
ということで、「150%skipで一本化する」ことにより、操作や勉強の仕方が
とてもシンプルになりました。そしてさらに、

「英語の語順で考える」
「早いスピードに慣れる」
という2つの効果も享受することができるようになると期待しています。


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2011年10月3日月曜日

◆6ヶ月以上音読を繰り返したその効果は

知り合って間もない人との会話では、必ずどこかで自分のことを説明する
ことになります。

いつでも自分のことをスラスラ説明できるように、8つのテーマでそれぞ
1分間英語説明文を作り、何度も何度も音読練習をしてきました。

上のナビゲーター部分「1分間スピーチ」のページに書いてある、次の8つの
ジャンルの内容を音読しました。

1.自己紹介、2.食事、3.健康、4.コーヒー、5.週末、6.コンピューター、
7.旅行、8.英語   ・・・です。


音読練習の場
練習の場は毎朝通勤するときの車の中。
一人でテキストを見ながら大きな声を出してやっています。

時にはテキストを見ながらできるだけ早く読み、ある時はテキストを見な
いで思い出しながらやっています。


練習を継続して
6ヶ月以上も続けてきましたので、今ではテーマをイメージすると瞬時に
説明文が湧いて出てきます。

繰り返した回数は300回以上と思いますので、そろそろその効果につい
てまとめてみました。


音読の効果
自分を説明する必要なシーンになると、説明のあらすじは決まっているの
で、スラスラと話せるようになりました。

良い部分:
  1. 暗記したものがスッと出てくる。会話でモタモタしない
  2. 何度も読み上げた文章なので、口の滑りはとても滑らか
  3. あらかじめ準備済みで余裕があるので、時にはアレンジして話せる

不足の部分:
  1. ストーリィ化して暗記し再生するのは、滑らかな再生のための練習
  2. 説明文中にある基礎構文の応用展開能力は鍛えられない


まとめると
会話のためにあらかじめ説明のストーリィを決めて練習することは大事。
その局面で躊躇せずに滑らかな会話ができるようになるから。

しかし
  • すぐにその場面で必要な基本構文を引き出す能力
  • 素早く適切なフレーズを構成する能力
  • 適切に文を汲み上げスラスラ話す能力
を鍛えるには、
瞬間英作文の訓練が必要
ということが、改めてわかりました。


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2011年10月1日土曜日

◆質問用音声ファイルの作成と編集ソフトについて

一人でコンピュータとやる擬似英会話で、登録してある質問用音声データが
まだまだ少ないので、新たに作り出す作業を行っています。

音声ファイルが少ないといつも同じ文で擬似会話することになるので、もっ
ともっといろいろな場面の会話を追加していきたいと思っています。

現在は300の質問文が入っていますが、さらに海外でのホテルのチェック
インとかレストランでの応対とか、おみやげを探すなどの実用的なシーンも
ラインアップしようと考えています。

英会話の録音データを加工
まず最初にやっているのは、毎回録音しているオンライン英会話の音声ファ
イルを加工することです。

講師との会話では、講師の音声だけを録音してありますので、それを一つず
つの質問用音声データに切り出しています。

最近はレアジョブを止めてhanasoで新たに取り組みを再開したばっかりで、
湯気の出ている音声ファイルがたっぷりありますので。

最新の録音したデータの良いところは、その質問をされたときの自分の返答
内容を覚えていることです。

十分な返答がでなかったことや、適切な内容ではなかったことなどを覚えて
いますので、あえて別の言い方を練習したり、もっと簡潔に答えるような練習
をしたりなどできます。

編集
その編集作業はあるフリーソフトを使って行いました。
WAVYというソフトです。確かVectorでダウンロードしたと思います。


わたしは音楽ファイルを編集する場合は、このWAVYを良く使っています。
わりとシンプルで使いやすいと思っています。

また編集するためのWAVファイルへの変換や、編集後のWAVファイルをmp3に
に再変換してメモリ容量を小さくするのには、QCDプレーヤーというソフト
を使っています。


自動で質問してくるソフトではWAVファイルで使い、ウォーキングのときに
使っているプレーヤーはmp3ですので、PCDプレーヤーで変換してからコピー
をして使っています。

今後は
いまはオンライン英会話の会話をデータ化していますが、今後さらに別の
ジャンルの会話も追加していくつもりです。

そのデータは質問会話文付きのCDが付属している本を購入するか、ウェ
ブサイトで音声ファイルを探してダウンロードしようと思っています。

近いうちにまた海外旅行をしたいと思っているので、やはり海外でのいろ
いろな場面を想定して、練習をしていくつもりです。

そのように現実でのある目的と結びついていると、イメージも湧きやすく
記憶率もかなり良くなりますので。


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