まったく英語が話せなかった自分が、中年になってからあるきっかけで
勉強を再開し、そして
「俺は英語が話せるようになったんだ」
「英語が話せて良かった!」
と感じた瞬間が3回ありました。
1回目は、本当に英語で話したとき。
2回目は、海外で銀行のアカウントのクローズができたとき。
そして3回目は、オンライン英会話レッスンが苦しくなくなったとき
でした。
つまりその3回というのは、実際に英語を使う体験をすることで、自分
の会話レベルがアップしたと感じたときでした。
人それぞれ環境が違うので、同じ英語を話せるようになる過程であって
も、そのシチュエーションはまったく違うことが多いでしょう。
しかし、何をやってどういう体験をしたので、英語が少しずつ話せるよ
うになって行ったのか、何がそのときのポイントだったのかは、参考に
なるのではないかと思います。
昔のその頃を懐かしみながら、そのときのことを少し細かく書いてみた
いと思います。
■第1回目:ベトナム日本人クラブ編
かつて仕事の関係でベトナムへ派遣されたことがありました。
スポットの海外出張を別にすると、これが初めての海外長期間滞在でし
た。
そのときに一緒に仕事をすることになったリーダーは、かつてシンガポ
ールでの滞在経験があり、英語がスラスラ話せる人でした。
シンガポールで英語を覚え、シングリッシュが堪能になっていたのでし
た。
あるとき、夕方5時に仕事終わった後、「今晩、一緒に食事どう?」と
誘われて、二つ返事でついて行きました。行き先は日本料理店。
味付けが微妙に違うのですが、それはまさに日本料理の数々。久しぶり
に懐かしい日本料理をたべました。もちろんビールなどもたっぷり飲ん
でほろ酔い気分。
そして終りに近づくと、「さて、英語の練習に行くか?」と誘われまし
た。どういう意味かわからなかったので聞いてみると、日本人クラブに
行くとのこと。
そこでは女性スタッフが横に座って、話し相手になってくれるようです。
言葉は「ベトナム語」か「英語」、そしてほんの数人は「日本語」を話
せるようです。
そのリーダー曰く、英語の話せるスタッフを指名し英語の雑談をしなが
ら、英語の感覚を取り戻したいのだとのこと。
そして、
「君も練習したらどう?」
「ベトナムでは日本語は通用しないし、通じるのは英語だけ」
「この際、覚悟を決めて英語をやってみたら?」
・・と。
■さあ、出発!
そして・・・まっすぐその日本人クラブへ向かったのでした。
その店の名は「You」。どうも日本人が経営している店のようでした。
タクシーが店の前に到着すると、すぐにボーイさん?が出てきて、タク
シーのドアを開けてくれました。降りるとすぐに店のドアを開けてくれ
て奥の小部屋に案内されました。
店の雰囲気は少しうす暗くなっていて、ところどころスポットの照明で
部分的にボーっと明るくなっています。
落ち着いた雰囲気で、相手がムードたっぷりに見えるような演出になっ
ているようでした。
小部屋に入ると四角くソファが置かれていて、横に座った人と親しく
話ができ、そして他のソファに座ったメンバーとも会話ができるような
セッティングになっていました。
ソファに座るとすぐに数人の女性スタッフが入ってきて、順に紹介され
相手を指名しました。わたしは日本語が話せず英語が話せる人を確認し、
その人を選びました。
スタッフが横に座りいよいよ英会話です。
ずい分ドキドキしながら話していたのを覚えています。
「Nice to meet you. My name is ○○. Please call me △△.」
・
・
とまずはお互いに自己紹介。そして英語での雑談です。
■戦闘開始!
頭の中で文を組み立て、できたらそれを相手に話す。
相手が返答してきたら、聞き洩らさないよう必死に集中してその文を訳
して意味を掴む・・・ということを繰り返しました。
今考えると、本当に疲れるような緊張した会話だったと思います。
そしてお酒もまわり相手に対する警戒心もほぐれ、少しずつ会話もギク
シャク感が消えていきました。
「Where do you live now ?」
「How did you come here today ?」
「Hanoi is your hometown ?」
「What do you do on the weekend ?」
「Do you like driving your motor-bike ?」
・
・
別に先手必勝ではありませんが、会話が途切れて空白のシラーっとした
瞬間ができないよう、とにかく質問を繰り返していたのを覚えています。
相手はネイティブの英会話学校の先生ではないので、ずい分くだけた話
もしました。
「How old are you ?」を言ったのは、会話開始してすぐに聞きましたし、
「Do you have a boyfriend ?」など、少し突っ込んだ質問もしました。
相手のスタッフは大学出てすぐに方で、学校で英文科を選んだようで、
かなり発音も聞き易かったと思います。
会話の練習をするのなら、ノンネイティブの女性が気楽に会話ができて
本当に良かったと思いました。
だんだんくだけた話もするようになると、雰囲気も盛り上がってきます。
そうなると早いもので、あっという間に終了です。
正味50分程度の時間だったと思いますが、1対1でこんなに長く話し
たのは初めてでした。
このとき、自分で自分にすごく感動しながら、
「自分もついに英語が話せるようになった!」
「50分も1人で話し続けた・・」
「英語で海外の人と話すのは楽しい!」
と感じたのでした。
■きっかけになった海外生活
当時、ベトナムのハノイで何かをするにはベトナム語を話すか、英語を
話すかのどちらかでした。
ローカルの店や食堂、床屋などはベトナム語で、ホテルやレストラン、
スーパーマーケットなどは英語が通じました。
とにかく英語を少しでも話せるようになろうと考え、毎朝5分間基本文
の音読をしており、それがしっかり頭に入っていたから、今回の50分
の会話ができたのでした。
このときに本当に強く感じたことがあります。
「早朝5分の基本文音読、恐るべし!」
(続く)
2014年2月12日水曜日
シンプル簡単にスラッシュ・スピーキング6
さあ、今回も残っている3つの文を、シンプル簡単に話す練習をしてい
きましょう。
■1:今年、約20億人が中国全土を移動して、深刻な交通渋滞が起こる
と予想されます。
この文を英訳する場合、3つの文で構成されていることがわかります。
1)それは予想される。
2)今年、約20億人が中国全土を移動する。
3)深刻な交通渋滞が起こる。
しかし、無理にこの3つの文を結合させて1つの文を作り、正解のマル
をもらうことが目的ではないので、この内容を日常会話としてどう言う
かを考えてみることにします。
わたしの場合、次のような順で話すと思います。
1)約20億人が + 移動する / 中国全土を / 今年
2)そのことが + 起こす / 深刻な渋滞を
3)多くの人たちが + 予想する / そのように
いつも簡単でシンプルに話すために、
「主語」+「動詞」 / 補足表現① / 補足表現② ・・・
という構成で考えています。
上記のように考えて、順に文をまとめながら話していきます。
・約20億人が移動する → About two billion people will travel
・(中国)全土を → throughout the country
・今年 → this year.
・そのことが起こす → It will cause
・深刻な渋滞を → serious traffic congestion.
・多くの人たちが予想する → Many people expect
・そのように → so.
学校の試験ならば100点ではなく、80点くらいの内容かも知れませ
ん。しかし、やっているのは文法の試験ではありません。
鍛えたいのは、自分の持てる英語力で素早く簡単に話せるようになると
いうことです。なので「まずは簡単に80%伝われば良し!」と割り切
ることにしています。
わずかなニュアンスのズレは、そのあとの会話でフォローすることもで
きますので。
まずはできるだけ詰まったりせずに、リズム良くわかり易く話す・・・
で行きましょう!
■2:祝賀行事は世界中の中華街でも行なわれます。
・祝賀行事は~でも行なわれます → Celebrations are also held
・中華街で → in Chinatowns
・世界中の → around the world.
■3:パレードや龍舞、爆竹が見所で、地域社会の一大イベントとなっ
ています。
・これらの祝賀行事は~を呼び物にしている
→ These celebrations feature
・パレードや龍舞、爆竹を
→ parades, dragon dances and firecrackers,
・そして
→ and
・それらはなっている
→ they have become major community events.
きましょう。
■1:今年、約20億人が中国全土を移動して、深刻な交通渋滞が起こる
と予想されます。
この文を英訳する場合、3つの文で構成されていることがわかります。
1)それは予想される。
2)今年、約20億人が中国全土を移動する。
3)深刻な交通渋滞が起こる。
しかし、無理にこの3つの文を結合させて1つの文を作り、正解のマル
をもらうことが目的ではないので、この内容を日常会話としてどう言う
かを考えてみることにします。
わたしの場合、次のような順で話すと思います。
1)約20億人が + 移動する / 中国全土を / 今年
2)そのことが + 起こす / 深刻な渋滞を
3)多くの人たちが + 予想する / そのように
いつも簡単でシンプルに話すために、
「主語」+「動詞」 / 補足表現① / 補足表現② ・・・
という構成で考えています。
上記のように考えて、順に文をまとめながら話していきます。
・約20億人が移動する → About two billion people will travel
・(中国)全土を → throughout the country
・今年 → this year.
・そのことが起こす → It will cause
・深刻な渋滞を → serious traffic congestion.
・多くの人たちが予想する → Many people expect
・そのように → so.
学校の試験ならば100点ではなく、80点くらいの内容かも知れませ
ん。しかし、やっているのは文法の試験ではありません。
鍛えたいのは、自分の持てる英語力で素早く簡単に話せるようになると
いうことです。なので「まずは簡単に80%伝われば良し!」と割り切
ることにしています。
わずかなニュアンスのズレは、そのあとの会話でフォローすることもで
きますので。
まずはできるだけ詰まったりせずに、リズム良くわかり易く話す・・・
で行きましょう!
■2:祝賀行事は世界中の中華街でも行なわれます。
・祝賀行事は~でも行なわれます → Celebrations are also held
・中華街で → in Chinatowns
・世界中の → around the world.
■3:パレードや龍舞、爆竹が見所で、地域社会の一大イベントとなっ
ています。
・これらの祝賀行事は~を呼び物にしている
→ These celebrations feature
・パレードや龍舞、爆竹を
→ parades, dragon dances and firecrackers,
・そして
→ and
・それらはなっている
→ they have become major community events.
2014年2月10日月曜日
スラッシュ・スピーキング(その5)
さて前回の続きを練習しました。今回の課題文は次の2つ。
・旧正月の期間中、中国の子供たちは学校が休みになり、大人は仕事を
休むことができます。
・新年を親族と祝う人もいれば、旅行に出かける人もいます。
■1:旧正月の期間中、中国の子供たちは学校が休みになり、大人は
仕事を休むことができます。
わたしはこの文を話そうとするときは、すぐに3つのパートで話そうと
考えました。
第1パート:旧正月の期間中、
第2パート:中国の子供たちは学校が休みになる
第3パート:そして / 大人は休むことができる / 仕事を
これを訳してみると、
・旧正月の期間中、 → During the New Year period,
・中国の子供達は学校が休みになる → Chinese children have no school
・(接続詞) → and
・大人は休むことができる → adults can take holidays
・仕事を → from their jobs.
次に進みます。
■2:新年を親族と祝う人もいれば、旅行に出かける人もいます。
この文も2つの文で話すことができます。
第1パート:新年を祝う人もいます / 親族と
第2パート:一方で / 旅行に出かける人もいます
これを訳すと、
・新年を祝う人もいます → Some people celebrate the New Year
・親族と → with their relatives,
・一方で、 → while
・旅行に出かける人もいます → others go on trips.
このように意味のある単位ごとにスラッシュを入れて分けて考えると、
よく整理され迷わないで英訳ができます。
なので、何か言いたいことがあるときにも、これと同じように素早く頭
の中で整理して英訳し(=話して)、次々に新しい文を追加していくよ
うに練習すると、どんどん会話力がアップしていきますよ!
・旧正月の期間中、中国の子供たちは学校が休みになり、大人は仕事を
休むことができます。
・新年を親族と祝う人もいれば、旅行に出かける人もいます。
■1:旧正月の期間中、中国の子供たちは学校が休みになり、大人は
仕事を休むことができます。
わたしはこの文を話そうとするときは、すぐに3つのパートで話そうと
考えました。
第1パート:旧正月の期間中、
第2パート:中国の子供たちは学校が休みになる
第3パート:そして / 大人は休むことができる / 仕事を
これを訳してみると、
・旧正月の期間中、 → During the New Year period,
・中国の子供達は学校が休みになる → Chinese children have no school
・(接続詞) → and
・大人は休むことができる → adults can take holidays
・仕事を → from their jobs.
次に進みます。
■2:新年を親族と祝う人もいれば、旅行に出かける人もいます。
この文も2つの文で話すことができます。
第1パート:新年を祝う人もいます / 親族と
第2パート:一方で / 旅行に出かける人もいます
これを訳すと、
・新年を祝う人もいます → Some people celebrate the New Year
・親族と → with their relatives,
・一方で、 → while
・旅行に出かける人もいます → others go on trips.
このように意味のある単位ごとにスラッシュを入れて分けて考えると、
よく整理され迷わないで英訳ができます。
なので、何か言いたいことがあるときにも、これと同じように素早く頭
の中で整理して英訳し(=話して)、次々に新しい文を追加していくよ
うに練習すると、どんどん会話力がアップしていきますよ!
2014年2月5日水曜日
スラッシュ・シンプル・スピーキング開始
さて今回はいよいよスラッシュ・シンプル・スピーキング開始です。
本日の課題は、次の2つの文になります。
・今年、旧正月は1月31日から始まります。
・陰暦では、一年で最初の新月の日が元旦です。
さて行きましょう!
■1:今年、旧正月は1月31日から始まります。
・今年、 → This year,
・旧正月は始まります → the Chinese New Year starts
・1月31日から → on January 31th.
1月31日「から」始まる・・ですが、1月31日「に」始まるということで
「on January 31th」となります。
ここはあまり悩まなくても良かったですね。
■2:陰暦では、1年で最初の新月の日が元旦です。
・陰暦では、→ According to the Chinese lunar calendar,
ここは「According to ~」が出てきたら、特にむずかしくはないので
すが、問題は次のパートです。
主語と動詞ですが、すぐにわかる部分では、
・最初の日が元旦です → the first day is New Year's Day.
となります。
ですが「1年の 最初の日」ですので、
・1年の最初の日が元旦です
→ the first day of the year is New Year's Day.
となります。
この辺まではスッと言えるかと思います。
ですがここではさらに「新月の」という修飾語がついています。
このあたりは慣れが必要かも知れません。
ここでは with a new moon というようにして修飾させます。
つまり、
・1年で最初の新月の日が元旦です
→ the first day of the year /with a new moon /is New Year's Day.
というようになります。
少しわかりにくかったですね!
本日の課題は、次の2つの文になります。
・今年、旧正月は1月31日から始まります。
・陰暦では、一年で最初の新月の日が元旦です。
さて行きましょう!
■1:今年、旧正月は1月31日から始まります。
・今年、 → This year,
・旧正月は始まります → the Chinese New Year starts
・1月31日から → on January 31th.
1月31日「から」始まる・・ですが、1月31日「に」始まるということで
「on January 31th」となります。
ここはあまり悩まなくても良かったですね。
■2:陰暦では、1年で最初の新月の日が元旦です。
・陰暦では、→ According to the Chinese lunar calendar,
ここは「According to ~」が出てきたら、特にむずかしくはないので
すが、問題は次のパートです。
主語と動詞ですが、すぐにわかる部分では、
・最初の日が元旦です → the first day is New Year's Day.
となります。
ですが「1年の 最初の日」ですので、
・1年の最初の日が元旦です
→ the first day of the year is New Year's Day.
となります。
この辺まではスッと言えるかと思います。
ですがここではさらに「新月の」という修飾語がついています。
このあたりは慣れが必要かも知れません。
ここでは with a new moon というようにして修飾させます。
つまり、
・1年で最初の新月の日が元旦です
→ the first day of the year /with a new moon /is New Year's Day.
というようになります。
少しわかりにくかったですね!
2014年2月2日日曜日
スラッシュ入れてシンプルスピーキング3
今回もスラッシュ入れて分割し、それを素早く翻訳&話す練習をしまし
た。今回は、次の記事を課題にして行っています。
■旧正月
今年、旧正月は1月31日から始まります。
陰暦では、一年で最初の新月の日が元旦です。
旧正月の期間中、中国の子供たちは学校が休みになり、大人は仕事を休
むことができます。新年を親族と祝う人もいれば、旅行に出かける人も
います。
今年、約20億人が中国全土を移動して、深刻な交通渋滞が起こると予想
されます。祝賀行事は世界中の中華街でも行なわれます。
パレードや龍舞、爆竹が見所で、地域社会の一大イベントとなっています。
■Chinese New Year
This year, the Chinese New Year starts /on January 31th.
According to the Chinese lunar calendar, the first day of the
year /with a new moon /is New Year’s Day.
During the New Year period, Chinese children have no school /and
adults can take holidays /from their jobs.
Some people celebrate the New Year /with their relatives, while
others go on trips.
It is expected that /about two billion people will travel /throughout
the country /this year, causing serious traffic congestion.
Celebrations are also held in Chinatowns /around the world.
These celebrations feature parades, dragon dances and firecrackers,
and they have become major community events.
これらの文章を3~4回に分けて学習します。
■重要表現
学習を行う前に、まずはよく使う重要表現を確認しておきます。
とても良く使う表現なので、是非覚えておきたいものですね。
・According to ~ 「~によると」
According to my mother, there is a good coffee shopt around here.
わたしの母によると、この辺りにいい喫茶店があります。
・During ~ 「~の間(期間中)」
during a festival period
祭りの開催期間中に
・while ~ 「しかし一方で」
A little over eight percent only started to have problems last year,
while about 30 percent of them first exhibited symptoms more than
10 years ago.
8%を少し上回る人が昨年花粉症になり、その一方で約30%が10年以上前に
初めて発症した。
・ … be held in ~ 「…は~で開催される」
…祭りが~で行われていて、それでわたしは参加してきました・・・
というような会話を、オンラインレッスンのフリートークではよく話
しています。
今回はここまで。
次回よりスラッシュ・スピーキングを始めます。
た。今回は、次の記事を課題にして行っています。
■旧正月
今年、旧正月は1月31日から始まります。
陰暦では、一年で最初の新月の日が元旦です。
旧正月の期間中、中国の子供たちは学校が休みになり、大人は仕事を休
むことができます。新年を親族と祝う人もいれば、旅行に出かける人も
います。
今年、約20億人が中国全土を移動して、深刻な交通渋滞が起こると予想
されます。祝賀行事は世界中の中華街でも行なわれます。
パレードや龍舞、爆竹が見所で、地域社会の一大イベントとなっています。
■Chinese New Year
This year, the Chinese New Year starts /on January 31th.
According to the Chinese lunar calendar, the first day of the
year /with a new moon /is New Year’s Day.
During the New Year period, Chinese children have no school /and
adults can take holidays /from their jobs.
Some people celebrate the New Year /with their relatives, while
others go on trips.
It is expected that /about two billion people will travel /throughout
the country /this year, causing serious traffic congestion.
Celebrations are also held in Chinatowns /around the world.
These celebrations feature parades, dragon dances and firecrackers,
and they have become major community events.
これらの文章を3~4回に分けて学習します。
■重要表現
学習を行う前に、まずはよく使う重要表現を確認しておきます。
とても良く使う表現なので、是非覚えておきたいものですね。
・According to ~ 「~によると」
According to my mother, there is a good coffee shopt around here.
わたしの母によると、この辺りにいい喫茶店があります。
・During ~ 「~の間(期間中)」
during a festival period
祭りの開催期間中に
・while ~ 「しかし一方で」
A little over eight percent only started to have problems last year,
while about 30 percent of them first exhibited symptoms more than
10 years ago.
8%を少し上回る人が昨年花粉症になり、その一方で約30%が10年以上前に
初めて発症した。
・ … be held in ~ 「…は~で開催される」
…祭りが~で行われていて、それでわたしは参加してきました・・・
というような会話を、オンラインレッスンのフリートークではよく話
しています。
今回はここまで。
次回よりスラッシュ・スピーキングを始めます。
2014年1月21日火曜日
スラッシュ入れてシンプルにスピーキング
今回も英文記事を使って、スラッシュスピーキングの練習をしました。
英語の語順で意味のあるブロックごとにスラッシュを入れて、それぞれ
をシンプルな英語で言うという練習です。
この練習を繰り返すことで、あることを言おうとしたときに、すぐに適
切な構文(言い出し)が頭に浮かび、そして次に続くフレーズや補足表
現を言えるようになります。
1文をまるまる覚えるやり方ではなく、このように細分化して話せるよ
うになるというやり方は、応用力がつくと考えています。
■今回の例文
タイトルは「チーズと悪夢は無関係」です。
就寝前にチーズを食べると悪夢を見ると昔から言われています。
英国のチーズ製造業者の団体が、この言い伝えについて実験を行いまし
た。
調査では、200人が一週間、就寝直前に少量のチーズを食べました。
しかし、悪夢を見た人は1人もいませんでした。
それどころか、72パーセントがよく眠れたと答えました。
チーズには熟睡を促す成分が含まれています。
という記事です。
それでは早速、スラッシュ入れて作文し話す練習をします。
■1:チーズと悪夢は無関係
「AとBは無関係」というため、「disrelation」や「no relation」と
いった単語が出てくればいいのですが、なかなかそうもいきません。
いつも日本語をそのまま英語に翻訳するということをやっていたのでは、
英語をスムーズに話すということは、なかなか達成できないと思います。
かんたんでわかり易い、且つ自分が知っているような語を使って話す・
・・ということが、シンプルスピーキングのコツとなります。
ですからこのケースでは、「チーズは悪夢を与えない」と訳すのが簡単
です。従って、
・チーズは悪夢を与えない ⇒ Cheese give no bad dreams
と訳しました。次に、
■2:就寝前にチーズを食べると悪夢を見ると昔から言われています。
この文は長いので、素早く細分化します。
意味からいって一番重要な部分は「昔から言われています」となります。
そして、「就寝前に」「チーズを食べること」「人々に悪夢を与える」
それを整理すると、
・それは言われています/チーズを食べること/就寝前に/人々に悪夢
を与える
という順になります。
これを英訳してみると、
・それは言われています ⇒ It is traditionally said
・チーズを食べること ⇒ that eating cheese
・就寝前に ⇒ before going to bed
・人々に悪夢を与える ⇒ will give people bad dreams
It is traditionally said / that eating cheese / before going to
bed / will give people bad dreams.
■3:英国のチーズ製造業者の団体が、この言い伝えについて実験を
行いました。
意味のあるかたまりごとに細分化します。
・英国のチーズ製造業者の団体が / 実験を行いました / この言い伝え
について
それを英訳します。
・英国の団体 ⇒ A British organization
・チーズ製造業者の ⇒ of cheese makers
・実験を行いました ⇒ has carried out an experiment
・この言い伝えについて ⇒ on the idea
A British organization of cheese makers / has carried out an
experiment / on the idea.
(続く)
英語の語順で意味のあるブロックごとにスラッシュを入れて、それぞれ
をシンプルな英語で言うという練習です。
この練習を繰り返すことで、あることを言おうとしたときに、すぐに適
切な構文(言い出し)が頭に浮かび、そして次に続くフレーズや補足表
現を言えるようになります。
1文をまるまる覚えるやり方ではなく、このように細分化して話せるよ
うになるというやり方は、応用力がつくと考えています。
■今回の例文
タイトルは「チーズと悪夢は無関係」です。
就寝前にチーズを食べると悪夢を見ると昔から言われています。
英国のチーズ製造業者の団体が、この言い伝えについて実験を行いまし
た。
調査では、200人が一週間、就寝直前に少量のチーズを食べました。
しかし、悪夢を見た人は1人もいませんでした。
それどころか、72パーセントがよく眠れたと答えました。
チーズには熟睡を促す成分が含まれています。
という記事です。
それでは早速、スラッシュ入れて作文し話す練習をします。
■1:チーズと悪夢は無関係
「AとBは無関係」というため、「disrelation」や「no relation」と
いった単語が出てくればいいのですが、なかなかそうもいきません。
いつも日本語をそのまま英語に翻訳するということをやっていたのでは、
英語をスムーズに話すということは、なかなか達成できないと思います。
かんたんでわかり易い、且つ自分が知っているような語を使って話す・
・・ということが、シンプルスピーキングのコツとなります。
ですからこのケースでは、「チーズは悪夢を与えない」と訳すのが簡単
です。従って、
・チーズは悪夢を与えない ⇒ Cheese give no bad dreams
と訳しました。次に、
■2:就寝前にチーズを食べると悪夢を見ると昔から言われています。
この文は長いので、素早く細分化します。
意味からいって一番重要な部分は「昔から言われています」となります。
そして、「就寝前に」「チーズを食べること」「人々に悪夢を与える」
それを整理すると、
・それは言われています/チーズを食べること/就寝前に/人々に悪夢
を与える
という順になります。
これを英訳してみると、
・それは言われています ⇒ It is traditionally said
・チーズを食べること ⇒ that eating cheese
・就寝前に ⇒ before going to bed
・人々に悪夢を与える ⇒ will give people bad dreams
It is traditionally said / that eating cheese / before going to
bed / will give people bad dreams.
■3:英国のチーズ製造業者の団体が、この言い伝えについて実験を
行いました。
意味のあるかたまりごとに細分化します。
・英国のチーズ製造業者の団体が / 実験を行いました / この言い伝え
について
それを英訳します。
・英国の団体 ⇒ A British organization
・チーズ製造業者の ⇒ of cheese makers
・実験を行いました ⇒ has carried out an experiment
・この言い伝えについて ⇒ on the idea
A British organization of cheese makers / has carried out an
experiment / on the idea.
(続く)
2014年1月16日木曜日
瞬間英作文で応用力を伸ばすには
英会話のレベルを上げるためには、バランスの良い練習をする必要が
あります。
リスニングだけ、スピーキングだけ・・というように長期間同じものだ
けを練習していると、どうしてももう片方のレベルがダウンしてきます。
そうならないためには、両方をバランスよく練習する必要があります。
そう言いながらわたしの場合を言うと、リスニングは過去にかなり力を
入れてトレーニングをしたので、聴き取りにはあまり問題ないと思って
います。
なので、練習のウェートは約1:2でスピーキングに力を入れているの
が実状です。
リスニングは朝のウォーキングと夜にウェブで聞くNHK英語ニュース
だけ。その他はもっぱらスピーキングの練習に注力しています。
あっそれから、去年 hulu に入ったので、毎日少しずつアメリカのドラマ
を見ています。できるだけ日本語字幕を見なで内容を理解しようとして
いるので、この時間もリスニングの時間に入ります。
あとはほとんどスピーキングの練習です。
オンライン英会話の前に準備運動としての基本文の音読、レッスンでの
会話、そしてここ最近、しばらくやっていなかった瞬間英作文の練習を
再開しています。
今日はその中でいろいろなやり方をトライし、感じていることについて
書きたいと思います。
■瞬間英作文の練習方法
通常のやり方としては、日本語訳が音声で流れて、その後一定時間の
空白があります。その間に英文を作って話します。
ちょうど話し終わったタイミングに、正しい英文が読み上げられるような
内容になっています。あとはその繰り返しです。
◇トライ1:
日本語文を聞いて、スラスラと全部を言い切れる人は、そのやり方でや
れば良いと思います。レベルが比較的高い中級くらいの人ですね。
◇トライ2:
まだ初級で全文をスラスラと・・というのがむずかしい人は、まずは日本
語文を聞いたら、その「頭出し=構文」をサッと言えるように練習すべき
だと考えています。
会話が上手になっていくためには、ある程度リズム良く会話のキャッチボ
ールが出来るようになる必要があります。
そのためにはまずは言いたいことをイメージしたときに、すぐにそのため
の構文が頭の中にスッと浮かぶようにならなければなりません。
「~をしても良いですか?」と言おうとしたときに、すぐに「Can I ~」
(~できますか)と構文を決めて、話し始めることになるからです。
わたしはこの部分がまずは、初級の人が一皮むける為の一番のキーポ
イントではないかと思っています。
◇トライ3:
もう少しレベルが上がってきたら、「構文」+「フレーズ」までをスラスラと
一気に話せるように、練習するのが良いと思います。
ですが決して「構文+フレーズ」で覚えて話すのではなく、あくまでも
「構文」→「フレーズ」 として話すべきだと考えています。
つまり「構文」を決めて話してから、間髪をいれず「フレーズ」を話して
ショートセンテンスを完成させるということです。
上の例で言うと、
「 Can I 」と言ってから「 make a reservation 」と言うのです。
こうやって、部分部分を考えて話しては、次のパートを考えて付け足すと
いう話し方が重要と考えています。
こういうやり方を意識してやって初めて、話すための応用力がついてくる
のです。
そして次は、そのショートセンテンスに、補足する単語や句を付け加えて、
全文を完成させるのです。
例えば、
「 Can I make a reservation here ? 」、つまり、
「 Can I / make a reservation / here ? 」というように話すのです。
構文を考えて話す。フレーズを考えて話す。補足表現を考えて話す・・・
という話し方ですね。こうしたやり方で練習することにより、自在に構文
やフレーズ、そして補足表現を組み合わせて話せるようになっていきます。
それが会話力のアップということになるのです!
あります。
リスニングだけ、スピーキングだけ・・というように長期間同じものだ
けを練習していると、どうしてももう片方のレベルがダウンしてきます。
そうならないためには、両方をバランスよく練習する必要があります。
そう言いながらわたしの場合を言うと、リスニングは過去にかなり力を
入れてトレーニングをしたので、聴き取りにはあまり問題ないと思って
います。
なので、練習のウェートは約1:2でスピーキングに力を入れているの
が実状です。
リスニングは朝のウォーキングと夜にウェブで聞くNHK英語ニュース
だけ。その他はもっぱらスピーキングの練習に注力しています。
あっそれから、去年 hulu に入ったので、毎日少しずつアメリカのドラマ
を見ています。できるだけ日本語字幕を見なで内容を理解しようとして
いるので、この時間もリスニングの時間に入ります。
あとはほとんどスピーキングの練習です。
オンライン英会話の前に準備運動としての基本文の音読、レッスンでの
会話、そしてここ最近、しばらくやっていなかった瞬間英作文の練習を
再開しています。
今日はその中でいろいろなやり方をトライし、感じていることについて
書きたいと思います。
■瞬間英作文の練習方法
通常のやり方としては、日本語訳が音声で流れて、その後一定時間の
空白があります。その間に英文を作って話します。
ちょうど話し終わったタイミングに、正しい英文が読み上げられるような
内容になっています。あとはその繰り返しです。
◇トライ1:
日本語文を聞いて、スラスラと全部を言い切れる人は、そのやり方でや
れば良いと思います。レベルが比較的高い中級くらいの人ですね。
◇トライ2:
まだ初級で全文をスラスラと・・というのがむずかしい人は、まずは日本
語文を聞いたら、その「頭出し=構文」をサッと言えるように練習すべき
だと考えています。
会話が上手になっていくためには、ある程度リズム良く会話のキャッチボ
ールが出来るようになる必要があります。
そのためにはまずは言いたいことをイメージしたときに、すぐにそのため
の構文が頭の中にスッと浮かぶようにならなければなりません。
「~をしても良いですか?」と言おうとしたときに、すぐに「Can I ~」
(~できますか)と構文を決めて、話し始めることになるからです。
わたしはこの部分がまずは、初級の人が一皮むける為の一番のキーポ
イントではないかと思っています。
◇トライ3:
もう少しレベルが上がってきたら、「構文」+「フレーズ」までをスラスラと
一気に話せるように、練習するのが良いと思います。
ですが決して「構文+フレーズ」で覚えて話すのではなく、あくまでも
「構文」→「フレーズ」 として話すべきだと考えています。
つまり「構文」を決めて話してから、間髪をいれず「フレーズ」を話して
ショートセンテンスを完成させるということです。
上の例で言うと、
「 Can I 」と言ってから「 make a reservation 」と言うのです。
こうやって、部分部分を考えて話しては、次のパートを考えて付け足すと
いう話し方が重要と考えています。
こういうやり方を意識してやって初めて、話すための応用力がついてくる
のです。
そして次は、そのショートセンテンスに、補足する単語や句を付け加えて、
全文を完成させるのです。
例えば、
「 Can I make a reservation here ? 」、つまり、
「 Can I / make a reservation / here ? 」というように話すのです。
構文を考えて話す。フレーズを考えて話す。補足表現を考えて話す・・・
という話し方ですね。こうしたやり方で練習することにより、自在に構文
やフレーズ、そして補足表現を組み合わせて話せるようになっていきます。
それが会話力のアップということになるのです!
2014年1月6日月曜日
英文記事でスラッシュスピーキングの練習
今回も英語の語順で文を組み立て順に追加しながら、話していく練習を
します。今日の学習ストーリィは、2005年9月のニュース記事です。
■ロビンソン・クルーソーの家
日本人探検家の高橋大介は、実在のロビンソー・クルーソーが住んでい
た正確な場所を見つけた。
ロビンソン・クルーソーは、実話に基づいた英国小説の登場人物です。
18世紀に、一人のスコットランドの船員が、南太平洋の島に置き去り
にされました。
彼は4年以上の間、そこでひとりぼっちで生活しました。
しかしながら、彼が住んでいた正確な場所は、知られていませんでした。
13年間の調査の後、高橋さんは最後にその場所を発見しました。
■ Robinson Crusoe’s home:作文の練習
1:日本人探検家の高橋大介は、実在のロビンソー・クルーソーが住ん
でいた正確な場所を見つけた。
1)まずは「S+V」を瞬間的に考えて話します。
ここでは「高橋大介は、見つけた」になります。
ところが「日本人探検家の」という言葉が修飾していますので、通常
であれば「高橋大介、日本人探検家の」というように、関係代名詞で
「高橋大介」を修飾させたりします。
ですが、ここでは次のような形の方が簡単でわかり易いです。
・日本人探検家の高橋大介 ⇒ Japanese explorer Daisuke Takahashi
そして、動詞の部分は
・見つけた ⇒ has found (探し続けてやっと見つけたので現在完了)
となります。
2)次に(何を)見つけたのか?・・となり、
・正確な場所を ⇒ the exact place
3)それは(どんな)場所?・・となり、
・実在のロビンソー・クルーソーが住んでいた(場所)
⇒ where the real-life Robinson Crusoe lived.
以上、整理すると、
・日本人探検家の高橋大介は、見つけた
⇒ Japanese explorer Daisuke Takahashi has found
・正確な場所を
⇒ the exact place
・実在のロビンソー・クルーソーが住んでいた
⇒ where the real-life Robinson Crusoe lived.
となります。
2:ロビンソン・クルーソーは、実話に基づいた英国小説の登場人物で
す。
やはり「S+V」からです。
・ロビンソン・クルーソーは、登場人物です
⇒ Robinson Crusoe is a character
・英国小説の ⇒ from an English novel
・実話に基づいた ⇒ based on a true story.
3:18世紀に、一人のスコットランドの船員が、南太平洋の島に置き
去りにされました。
・一人のスコットランドの船員が、置き去りにされました。
⇒ a Scottish sailor was left
・島の上に ⇒ on an island
・南太平洋の ⇒ in the South Pacific Ocean.
4:彼は4年以上の間、そこでひとりぼっちで生活しました。
・彼は生活しました ⇒ He lived
・そこで ⇒ there
・ひとりぼっちで ⇒ alone
・4年以上の間 ⇒ for more than four years.
5:しかしながら、彼が住んでいた正確な場所は、知られていませんでし
た。
ここは先に接続詞を話します。
・しかしながら ⇒ However,
・正確な場所は ⇒ the exact place
・彼が住んでいた ⇒ where he lived
・知られていなかった ⇒ was unknown.
6:13年間の調査の後、高橋さんは最後にその場所を発見しました。
ここは先に副詞句です。
・13年間の調査の後 ⇒ After 13 years of searching,
・高橋さんは最後に発見しました ⇒ Takahashi finally discovered
・その場所を ⇒ the location.
します。今日の学習ストーリィは、2005年9月のニュース記事です。
■ロビンソン・クルーソーの家
日本人探検家の高橋大介は、実在のロビンソー・クルーソーが住んでい
た正確な場所を見つけた。
ロビンソン・クルーソーは、実話に基づいた英国小説の登場人物です。
18世紀に、一人のスコットランドの船員が、南太平洋の島に置き去り
にされました。
彼は4年以上の間、そこでひとりぼっちで生活しました。
しかしながら、彼が住んでいた正確な場所は、知られていませんでした。
13年間の調査の後、高橋さんは最後にその場所を発見しました。
■ Robinson Crusoe’s home:作文の練習
1:日本人探検家の高橋大介は、実在のロビンソー・クルーソーが住ん
でいた正確な場所を見つけた。
1)まずは「S+V」を瞬間的に考えて話します。
ここでは「高橋大介は、見つけた」になります。
ところが「日本人探検家の」という言葉が修飾していますので、通常
であれば「高橋大介、日本人探検家の」というように、関係代名詞で
「高橋大介」を修飾させたりします。
ですが、ここでは次のような形の方が簡単でわかり易いです。
・日本人探検家の高橋大介 ⇒ Japanese explorer Daisuke Takahashi
そして、動詞の部分は
・見つけた ⇒ has found (探し続けてやっと見つけたので現在完了)
となります。
2)次に(何を)見つけたのか?・・となり、
・正確な場所を ⇒ the exact place
3)それは(どんな)場所?・・となり、
・実在のロビンソー・クルーソーが住んでいた(場所)
⇒ where the real-life Robinson Crusoe lived.
以上、整理すると、
・日本人探検家の高橋大介は、見つけた
⇒ Japanese explorer Daisuke Takahashi has found
・正確な場所を
⇒ the exact place
・実在のロビンソー・クルーソーが住んでいた
⇒ where the real-life Robinson Crusoe lived.
となります。
2:ロビンソン・クルーソーは、実話に基づいた英国小説の登場人物で
す。
やはり「S+V」からです。
・ロビンソン・クルーソーは、登場人物です
⇒ Robinson Crusoe is a character
・英国小説の ⇒ from an English novel
・実話に基づいた ⇒ based on a true story.
3:18世紀に、一人のスコットランドの船員が、南太平洋の島に置き
去りにされました。
・一人のスコットランドの船員が、置き去りにされました。
⇒ a Scottish sailor was left
・島の上に ⇒ on an island
・南太平洋の ⇒ in the South Pacific Ocean.
4:彼は4年以上の間、そこでひとりぼっちで生活しました。
・彼は生活しました ⇒ He lived
・そこで ⇒ there
・ひとりぼっちで ⇒ alone
・4年以上の間 ⇒ for more than four years.
5:しかしながら、彼が住んでいた正確な場所は、知られていませんでし
た。
ここは先に接続詞を話します。
・しかしながら ⇒ However,
・正確な場所は ⇒ the exact place
・彼が住んでいた ⇒ where he lived
・知られていなかった ⇒ was unknown.
6:13年間の調査の後、高橋さんは最後にその場所を発見しました。
ここは先に副詞句です。
・13年間の調査の後 ⇒ After 13 years of searching,
・高橋さんは最後に発見しました ⇒ Takahashi finally discovered
・その場所を ⇒ the location.
2013年12月31日火曜日
英語の語順で作文、スラッシュスピーキング
英語の語順で文を組み立てながら、スムーズに話せるようになりたいも
のです。そのためには練習が必要です。
文法を含めたその理屈ややり方を理解したあと、何度も繰り返し練習す
る必要があります。野球などのスポーツしかり、車の運転しかり。
英語のスピーキングも練習なくしては、上達は有り得ません。
やるかやらないか・・ですね。
みんなわかっているのに、それがなかなかできないんですよね。
どうしてもやらないといけないという環境がない限り。
■英語の語順で作文
今回は英語の語順で作文と発声をする練習をしました。
「英語の語順で素早く文を組み立て」をキーワードにして、今後しばら
く取り組んでみようと思っています。
そしてそれに慣れたなら、次は「表現の拡張」に取り組んでいきます。
それでは今回の「例文」です。
★ Drinking with co-workers
ABC company has recently carried out /a survey /on drinking /with co-workers.
Most of the respondents said /they usually talk /about their jobs /while drinking /with their co-workers.
Over 90 percent of them go to izakaya, or Japanese-style pubs.
ABC says /that when drinking /many men like to talk /about their work and bosses.
On the other hand, many women simply want to forget /their work /and have a good time.
☆ 同僚との一杯のみ
ABCカンパニーは最近、調査を行った。同僚との一杯のみでの。
回答者のほとんどが言った。彼らは通常、仕事について話す。同僚と飲
んでいる間。
彼らの90%以上が居酒屋か日本式パブへ行く。
ABCは言っている。飲んでいる時、多くの男性は、仕事と上司の話を
するのが好きだ。
一方、多くの女性は、単純に仕事を忘れ、楽しく過ごすことを望んでい
る。
■英語の語順でスラッシュスピーキング
英文を読むときに、スラッシュリーディングというのがあります。
聞いたことがあるかと思いますが、要は長い英文のままだと意味が理解
しにくいので、意味のあるかたまりごとに間にスラッシュを入れ、意味
を掴んでいくやり方です。
例えば次の文は、
ABC company has recently carried out a survey on drinking
-with co-workers.
さっと意味のあるかたまりに分けると
ABC company has recently carried out /a survey /on drinking
- /with co-workers.
となります。
必ずこうではないといけないというものではなく、自分が一辺に意味を
つかめる単位で分けたら良いと思います。
初めの頃は短めで切り分け、上達し慣れてくると少しずつ長くしていっ
て良いでしょう。
そして、このかたまりごとに作文し発声し、次々と作文・発声を付け加
えていくという練習です。
■実際の練習
それでは実際にやってみます。まずは次の文です。
「ABCカンパニーは最近、調査を行った。同僚との一杯のみでの」
英語の語順で構成を考える場合、
まずは「主語+動詞」です。
⇒ABCカンパニーは行った : ABC company has carried out
ですね。
そして「最近」とあるので「recently」を付け加えます。
通常わたしはこういった副詞は、わかり易く文頭か文尾につけています。
ここでは例題に従って、動詞の前に入れました。
とにかく自分で素早く意味のわかるかたまりを、「主語+動詞」のうし
ろに付け加えていきます。
「意味のあるかたまりを作文」⇒「発声」⇒「作文」⇒「発声」⇒・・
です。
それではやってみましょう!
ABCカンパニーは最近行った ABC company has recently carried out
調査を a survey
一杯飲みで on drinking
同僚との with co-workers.
回答者のほとんどが言った Most of the respondents said
彼らは通常話す they usually talk
仕事について about their jobs
飲んでいる間 while drinking
同僚と with their co-workers.
彼らの90%以上が Over 90 percent of them
居酒屋へ行く go to izakaya,
または日本式パブへ or Japanese-style pubs.
ABCは言っている ABC says that
飲んでいる時 when drinking
多くの男性は話をするのが好きだ many men like to talk
仕事の話をするのが好きだ about their work
それと上司の and bosses.
一方 On the other hand,
多くの女性は単純に忘れ many women simply want to forget
仕事を their work
楽しく過ごすことを and have a good time.
のです。そのためには練習が必要です。
文法を含めたその理屈ややり方を理解したあと、何度も繰り返し練習す
る必要があります。野球などのスポーツしかり、車の運転しかり。
英語のスピーキングも練習なくしては、上達は有り得ません。
やるかやらないか・・ですね。
みんなわかっているのに、それがなかなかできないんですよね。
どうしてもやらないといけないという環境がない限り。
■英語の語順で作文
今回は英語の語順で作文と発声をする練習をしました。
「英語の語順で素早く文を組み立て」をキーワードにして、今後しばら
く取り組んでみようと思っています。
そしてそれに慣れたなら、次は「表現の拡張」に取り組んでいきます。
それでは今回の「例文」です。
★ Drinking with co-workers
ABC company has recently carried out /a survey /on drinking /with co-workers.
Most of the respondents said /they usually talk /about their jobs /while drinking /with their co-workers.
Over 90 percent of them go to izakaya, or Japanese-style pubs.
ABC says /that when drinking /many men like to talk /about their work and bosses.
On the other hand, many women simply want to forget /their work /and have a good time.
☆ 同僚との一杯のみ
ABCカンパニーは最近、調査を行った。同僚との一杯のみでの。
回答者のほとんどが言った。彼らは通常、仕事について話す。同僚と飲
んでいる間。
彼らの90%以上が居酒屋か日本式パブへ行く。
ABCは言っている。飲んでいる時、多くの男性は、仕事と上司の話を
するのが好きだ。
一方、多くの女性は、単純に仕事を忘れ、楽しく過ごすことを望んでい
る。
■英語の語順でスラッシュスピーキング
英文を読むときに、スラッシュリーディングというのがあります。
聞いたことがあるかと思いますが、要は長い英文のままだと意味が理解
しにくいので、意味のあるかたまりごとに間にスラッシュを入れ、意味
を掴んでいくやり方です。
例えば次の文は、
ABC company has recently carried out a survey on drinking
-with co-workers.
さっと意味のあるかたまりに分けると
ABC company has recently carried out /a survey /on drinking
- /with co-workers.
となります。
必ずこうではないといけないというものではなく、自分が一辺に意味を
つかめる単位で分けたら良いと思います。
初めの頃は短めで切り分け、上達し慣れてくると少しずつ長くしていっ
て良いでしょう。
そして、このかたまりごとに作文し発声し、次々と作文・発声を付け加
えていくという練習です。
■実際の練習
それでは実際にやってみます。まずは次の文です。
「ABCカンパニーは最近、調査を行った。同僚との一杯のみでの」
英語の語順で構成を考える場合、
まずは「主語+動詞」です。
⇒ABCカンパニーは行った : ABC company has carried out
ですね。
そして「最近」とあるので「recently」を付け加えます。
通常わたしはこういった副詞は、わかり易く文頭か文尾につけています。
ここでは例題に従って、動詞の前に入れました。
とにかく自分で素早く意味のわかるかたまりを、「主語+動詞」のうし
ろに付け加えていきます。
「意味のあるかたまりを作文」⇒「発声」⇒「作文」⇒「発声」⇒・・
です。
それではやってみましょう!
ABCカンパニーは最近行った ABC company has recently carried out
調査を a survey
一杯飲みで on drinking
同僚との with co-workers.
回答者のほとんどが言った Most of the respondents said
彼らは通常話す they usually talk
仕事について about their jobs
飲んでいる間 while drinking
同僚と with their co-workers.
彼らの90%以上が Over 90 percent of them
居酒屋へ行く go to izakaya,
または日本式パブへ or Japanese-style pubs.
ABCは言っている ABC says that
飲んでいる時 when drinking
多くの男性は話をするのが好きだ many men like to talk
仕事の話をするのが好きだ about their work
それと上司の and bosses.
一方 On the other hand,
多くの女性は単純に忘れ many women simply want to forget
仕事を their work
楽しく過ごすことを and have a good time.
2013年12月17日火曜日
瞬間英作文とスーパースピーキング
スピーキング力をつけるには、やはり実際に話す訓練をする必要があり
ます。頭で考えただけではスムーズに言葉が出るようにはなりません。
実際に言いたいことを素早く作文し、口を動かして発声して初めて、ス
ピーキングの練習になります。
野球の千本ノックと同じで、話すことを何度も繰り返し練習することで、
思ったことをいつでもスムーズに話せるようになっていくものだと思っ
ています。
ボールが転がってきたら、自然に体が反応してグローブが出てボールを
掴み、流れるように1塁へボールを投げる・・というようになるための
練習と同じだということです。
日本にいて通常の生活をしていると、ほとんどこういった英語を話すと
いう機会がありません。そのままだとどんどん会話力が低下していって
しまいます。
自分でしっかり考え計画し、実践してレベルダウンを防ぐしかありませ
ん。
そういうわたしも今年は、TOEICを意識してスピーキングの練習は
あまりやっていませんでした。リスニング練習はしっかりやっていたの
ですが・・。
するとやはりオンライン英会話レッスンで、その影響が現れてきたので
した。話している文章の構成に自信が持てない・・という形で。
そして結局、次の2つの練習を再開したのでした。
1)基本文の音読:
自己選定した基本110文に臨場感溢れる感情こめて音読
2)瞬間英作文:
ピックアップした138の英作課題を、何度も何度も繰り返す
この2つの練習を繰り返すことにより、英語の語順、各フレーズの構成
について、自信を持って並べ言えるようになりました。
やはりこの「音読」と「瞬間英作文」というのは、スピーキング練習に
は欠かせないものだと思っています。
■スーパースピーキング
あなたは東京SIM研究所の「スーパースピーキング」を知っているで
しょうか?
英語の語順で各パートの翻訳が示され、すかさずその翻訳を英作文して、
発声していきます。
例:
まず最初に「S+V」を話します。
1)「彼は~をしました」⇒(なぜ )という疑問が出る
2)「~なので」 ⇒(どこで) 〃
3)「~で」 ⇒(いつ ) 〃
4)「昨日」 ⇒ 文が完結
という形で、文の構成は「英語の語順で」となっており、話す語順はあ
らかじめ決められています。そのあらかじめ決められた語順で、何度も
繰り返すことが「英語の語順で理解する」ということに繋がっていくと
いうわけです。
■瞬間英作文
しかし、瞬間英作文ではあらかじめ話す順序が決められているわけでは
ありません。通常の日本語課題文が読み上げられ、それを聞いたら素早
く英文に翻訳しながら発声するという、単純なものです。
課題文を聞いたら、できるだけ短時間で翻訳しながら話すというもので、
単純ですが慣れるまでは結構むずかしいところがあります。
一瞬の中で、
・適切な文型を決める(構文を選ぶ)
・SとVを見つけ発声する
・補足部分を次々に付け加えながら発声する
というように進めることになります。
もしも適切な文型を選べなかったり、正しくSとVを見つけられないと、
正しい文章にならなくなったりします。
この「適切な文型の選択」と「正しいS+Vを見つける」が、重要な2
つのキモになるのではないかと思います。
しかし実際の日常会話では、自分の言いたいことを話そうとするときは、
必ずこの2つの作業からが始まりますので、そういう意味でこの練習は
重要な訓練であるとも言えるのではないでしょうか。
現時点、瞬間英作文の本とCDは持っており、スーパースピーキングは
高額なため未購入なので、まずは当分の間、瞬間英作文の練習を継続す
ることにしたのでした・・。
ます。頭で考えただけではスムーズに言葉が出るようにはなりません。
実際に言いたいことを素早く作文し、口を動かして発声して初めて、ス
ピーキングの練習になります。
野球の千本ノックと同じで、話すことを何度も繰り返し練習することで、
思ったことをいつでもスムーズに話せるようになっていくものだと思っ
ています。
ボールが転がってきたら、自然に体が反応してグローブが出てボールを
掴み、流れるように1塁へボールを投げる・・というようになるための
練習と同じだということです。
日本にいて通常の生活をしていると、ほとんどこういった英語を話すと
いう機会がありません。そのままだとどんどん会話力が低下していって
しまいます。
自分でしっかり考え計画し、実践してレベルダウンを防ぐしかありませ
ん。
そういうわたしも今年は、TOEICを意識してスピーキングの練習は
あまりやっていませんでした。リスニング練習はしっかりやっていたの
ですが・・。
するとやはりオンライン英会話レッスンで、その影響が現れてきたので
した。話している文章の構成に自信が持てない・・という形で。
そして結局、次の2つの練習を再開したのでした。
1)基本文の音読:
自己選定した基本110文に臨場感溢れる感情こめて音読
2)瞬間英作文:
ピックアップした138の英作課題を、何度も何度も繰り返す
この2つの練習を繰り返すことにより、英語の語順、各フレーズの構成
について、自信を持って並べ言えるようになりました。
やはりこの「音読」と「瞬間英作文」というのは、スピーキング練習に
は欠かせないものだと思っています。
■スーパースピーキング
あなたは東京SIM研究所の「スーパースピーキング」を知っているで
しょうか?
英語の語順で各パートの翻訳が示され、すかさずその翻訳を英作文して、
発声していきます。
例:
まず最初に「S+V」を話します。
1)「彼は~をしました」⇒(なぜ )という疑問が出る
2)「~なので」 ⇒(どこで) 〃
3)「~で」 ⇒(いつ ) 〃
4)「昨日」 ⇒ 文が完結
という形で、文の構成は「英語の語順で」となっており、話す語順はあ
らかじめ決められています。そのあらかじめ決められた語順で、何度も
繰り返すことが「英語の語順で理解する」ということに繋がっていくと
いうわけです。
■瞬間英作文
しかし、瞬間英作文ではあらかじめ話す順序が決められているわけでは
ありません。通常の日本語課題文が読み上げられ、それを聞いたら素早
く英文に翻訳しながら発声するという、単純なものです。
課題文を聞いたら、できるだけ短時間で翻訳しながら話すというもので、
単純ですが慣れるまでは結構むずかしいところがあります。
一瞬の中で、
・適切な文型を決める(構文を選ぶ)
・SとVを見つけ発声する
・補足部分を次々に付け加えながら発声する
というように進めることになります。
もしも適切な文型を選べなかったり、正しくSとVを見つけられないと、
正しい文章にならなくなったりします。
この「適切な文型の選択」と「正しいS+Vを見つける」が、重要な2
つのキモになるのではないかと思います。
しかし実際の日常会話では、自分の言いたいことを話そうとするときは、
必ずこの2つの作業からが始まりますので、そういう意味でこの練習は
重要な訓練であるとも言えるのではないでしょうか。
現時点、瞬間英作文の本とCDは持っており、スーパースピーキングは
高額なため未購入なので、まずは当分の間、瞬間英作文の練習を継続す
ることにしたのでした・・。
2013年11月24日日曜日
海外での貴重な体験が英語学習のヒントに
今回久しぶりに海外に来て、かなり貴重な体験をしました。
何かと言うと、英語を勉強して、いていつも疑問に思っていたことで、
重要なヒントに気がつくことができたことです。
それは、
・ボキャブラリも基礎構文も文法も、それほど多くは必要ない
⇒簡単な単語、熟語、基本文で十分
⇒会話の多くは簡単な「決まり文句」が占めている
・「つなげる」「組み合わせる」「言い換える」の応用力が大事
⇒誰でもわかるやさしい表現で話すことが重要
・わからなければ聞けばよい
⇒話せるという自信は、知識ではなく慣れと経験から
という3つのことでした。
■英語勉強に対する誤解
わたしは「楽しく日常会話ができれば良い」ということを目標として、
今まで英語を勉強してきました。しかし10年を超えたときでさえ、ま
だ自分の英語力は十分とは感じていませんでした。
かなり話せるようになったいたし、海外へ出てもさほど困るようなこと
にはならないレベルになっていたにも関わらずです。
英語は奥が深くて限りなく勉強すべきことがあります。ボキャブラリも
基本構文も発音も文法も・・・です。
どこまで勉強すれば良い・・というところが、よくわかっていませんで
した。そのような状態だと、当然もう十分だと思うことができませんし、
「自信」というものもまだまだ不十分のように感じた訳です。
■中国語での体験でヒント
わたしは以前中国に3年半滞在していて、中国語がかなり話せるように
なっていました。しかし、さすがに今回は3年以上もまったく中国語か
ら遠ざかっていたので、うまく話せないのではないか・・と心配してい
ました。
しかしまったく杞憂でした。
中国語で話す必要のある場面になると、どんどんその場面に合った言葉
が出てくるのです。そして今回、中国に来て3年半ぶりにかなりの中国
語を使い、そしてわかったのです。
「単語も熟語も構文も文法も、すべて英語より少ないレベルなのに、自
在に中国語が話せる」
話せるという自信は「知識」の量ではなく、「慣れ」と「応用力」なん
だということに。
■本当に重要なこと
・「つなげる」「組み合わせる」「言い換える」の応用力が大事
⇒抽象的で難解な表現は使わない
⇒誰でもわかるやさしい表現で話すことが重要
ああー!やはりグロービッシュなんだ、5歳児の英語なんだと。
ボキャブラリを増強することに汲々とすることより、いかに自分の知っ
ている単語でやさしい表現に言い換えて話せるようになるか・・が重要
なのです。
今回改めて、自分の英語学習の向かうべき方向について、認識し直した
のでした!
何かと言うと、英語を勉強して、いていつも疑問に思っていたことで、
重要なヒントに気がつくことができたことです。
それは、
・ボキャブラリも基礎構文も文法も、それほど多くは必要ない
⇒簡単な単語、熟語、基本文で十分
⇒会話の多くは簡単な「決まり文句」が占めている
・「つなげる」「組み合わせる」「言い換える」の応用力が大事
⇒誰でもわかるやさしい表現で話すことが重要
・わからなければ聞けばよい
⇒話せるという自信は、知識ではなく慣れと経験から
という3つのことでした。
■英語勉強に対する誤解
わたしは「楽しく日常会話ができれば良い」ということを目標として、
今まで英語を勉強してきました。しかし10年を超えたときでさえ、ま
だ自分の英語力は十分とは感じていませんでした。
かなり話せるようになったいたし、海外へ出てもさほど困るようなこと
にはならないレベルになっていたにも関わらずです。
英語は奥が深くて限りなく勉強すべきことがあります。ボキャブラリも
基本構文も発音も文法も・・・です。
どこまで勉強すれば良い・・というところが、よくわかっていませんで
した。そのような状態だと、当然もう十分だと思うことができませんし、
「自信」というものもまだまだ不十分のように感じた訳です。
■中国語での体験でヒント
わたしは以前中国に3年半滞在していて、中国語がかなり話せるように
なっていました。しかし、さすがに今回は3年以上もまったく中国語か
ら遠ざかっていたので、うまく話せないのではないか・・と心配してい
ました。
しかしまったく杞憂でした。
中国語で話す必要のある場面になると、どんどんその場面に合った言葉
が出てくるのです。そして今回、中国に来て3年半ぶりにかなりの中国
語を使い、そしてわかったのです。
「単語も熟語も構文も文法も、すべて英語より少ないレベルなのに、自
在に中国語が話せる」
話せるという自信は「知識」の量ではなく、「慣れ」と「応用力」なん
だということに。
■本当に重要なこと
・「つなげる」「組み合わせる」「言い換える」の応用力が大事
⇒抽象的で難解な表現は使わない
⇒誰でもわかるやさしい表現で話すことが重要
ああー!やはりグロービッシュなんだ、5歳児の英語なんだと。
ボキャブラリを増強することに汲々とすることより、いかに自分の知っ
ている単語でやさしい表現に言い換えて話せるようになるか・・が重要
なのです。
今回改めて、自分の英語学習の向かうべき方向について、認識し直した
のでした!
★ご連絡:
以前、毎日5分を2回、繰返しの大きな効果 の記事を投稿しましたが、
そこで使っていると書いたテキストは、「Side by Side 3」でした。
返答が遅くなり、大変申し訳ありませんでした。
2013年11月12日火曜日
英会話上達のために最重要な2つのこと
わたしは長い期間、オンライン英会話を続けてスピーキング力のアップに取
り組んできました。そして、スピーキング力を伸ばすために、とても重要な
2つのポイントがあることに気がつきました。
そのことを知って学習するとしないでは、1年後にはものすごく大きな差が
出るということがわかりました。
いままで何度か同じようなことを記事として書いてきましたが、それを大き
く集約しまとめてみたら、今回の内容になったのでした。
そのコツとは、次の2つです。
■スピーキングのコツ(1)
「英語の語順で考えて、文を組立て話すこと」
・まず先に「主語+動詞」を話す
・次に「主語+動詞」に対する「なにを」「いつ」などの補足を話す
・「主語+動詞」言ったあと、考えてフレーズ作り話すこと
・結果として、一つの整った文ができるようなやり方
⇒ 従って、ボキャブラリ覚えるときは、文で覚えない。
まったく同じような構文は、なかなかやってこないから。
⇒ 単語で覚えるよりは、意味のあるフレーズで覚える。
そのままサッと使えるから。
■スピーキングのコツ(2)
「やさしい表現に言い換えて話す」
・日本的な複雑な言い回しはやめる
・常にシンプルな表現に置き換えて話すようにする
・長い文は止めて短くわかり易い2つの文に分けて話す
⇒ 知っている単語でやさしく話す練習をする。
⇒ 関係代名詞はできるだけ使わない。
以上のことに注意して勉強し練習することで、見違えるようにうまく話
せるようになるでしょう。
今まで単語が出てこなくて会話がストップした、あるいはどう言ったら
いいかわからず頭が真っ白になった・・というケースが、どんどん減っ
ていくことに気がつくようになります。
英会話も技法なのです。コミュニケーションのツールなのです。
ツールには使い方があります。
上手な使い方を勉強し練習した人が、早く使いこなせるようになるのは
当然です。英会話は文学ではないし知識や教養のためのものでもあり
ません。
ツールなのです。上手な使い方を覚えて、繰り返し練習することが一番
の近道なのです。
そういう意味では、早くうまく話せるようになるための「学習のやり方」
や「話すためのコツ」を知ることが、英会話の上達につながっていくと
いうことなのです。
り組んできました。そして、スピーキング力を伸ばすために、とても重要な
2つのポイントがあることに気がつきました。
そのことを知って学習するとしないでは、1年後にはものすごく大きな差が
出るということがわかりました。
いままで何度か同じようなことを記事として書いてきましたが、それを大き
く集約しまとめてみたら、今回の内容になったのでした。
そのコツとは、次の2つです。
■スピーキングのコツ(1)
「英語の語順で考えて、文を組立て話すこと」
・まず先に「主語+動詞」を話す
・次に「主語+動詞」に対する「なにを」「いつ」などの補足を話す
・「主語+動詞」言ったあと、考えてフレーズ作り話すこと
・結果として、一つの整った文ができるようなやり方
⇒ 従って、ボキャブラリ覚えるときは、文で覚えない。
まったく同じような構文は、なかなかやってこないから。
⇒ 単語で覚えるよりは、意味のあるフレーズで覚える。
そのままサッと使えるから。
■スピーキングのコツ(2)
「やさしい表現に言い換えて話す」
・日本的な複雑な言い回しはやめる
・常にシンプルな表現に置き換えて話すようにする
・長い文は止めて短くわかり易い2つの文に分けて話す
⇒ 知っている単語でやさしく話す練習をする。
⇒ 関係代名詞はできるだけ使わない。
以上のことに注意して勉強し練習することで、見違えるようにうまく話
せるようになるでしょう。
今まで単語が出てこなくて会話がストップした、あるいはどう言ったら
いいかわからず頭が真っ白になった・・というケースが、どんどん減っ
ていくことに気がつくようになります。
英会話も技法なのです。コミュニケーションのツールなのです。
ツールには使い方があります。
上手な使い方を勉強し練習した人が、早く使いこなせるようになるのは
当然です。英会話は文学ではないし知識や教養のためのものでもあり
ません。
ツールなのです。上手な使い方を覚えて、繰り返し練習することが一番
の近道なのです。
そういう意味では、早くうまく話せるようになるための「学習のやり方」
や「話すためのコツ」を知ることが、英会話の上達につながっていくと
いうことなのです。
2013年10月8日火曜日
英語をサッと話すコツは
あなたは英語をサッと話すコツは何だと思いますか?
何に気をつけて、どのようにやれば、サッと話せるようになると思いま
すか?
わたしは「主語+動詞」がポイントだと思います。
グロービッシュ英語をやってきて、まず「主語」を何にするのかがとて
も大事だとわかっています。
なので
・適切な「主語」を素早く選び、
・「主語+動詞」という形でサッと言う
ことだと思います。
まずこれを言ってから、そのあとゆっくり副詞句などの補足表現を、順
に話せば良いのです。
次の文型一覧を見てください。
-------------------------------
第1文型 S+V
第2文型 S+V+C
第3文型 S+V+O
第4文型 S+V+O+O
第5文型 S+V+O+C
-------------------------------
誰でも知っている英語の5文型ですね。
ここになってまたこの文型一覧をじっくり見直して、新たに再認識させ
られたことがありました。
それは何かというと、すべての英文を代表する5文型において、どの文
型も最初は「S+V」だということです。つまり「主語+動詞」です。
ほとんどの方は、「何をいまさら!」と思われることでしょう。
ですがここで言いたいことは、どんな文でどう言おうとも、まずは
「主語+動詞」をサッと言えば良いということなのです。
「主語+動詞」をサッと言えれば、まずは50点です。
50点分は相手に意思を伝えることができるということです。
そのあとで「O」や「C」を言えば良いのです。
しかしあくまでも主人公は「主語+動詞」ですが。
従って「主語+動詞」をサッと言えれば、50点ではなく60点くらい
の価値があるでしょう。
話すことに苦戦している人は、あまり欲張らずまずはこの「主語+動詞」
だけをサッと言う練習をして、この60点をしっかりものにするように
したらどうでしょうか?
1)適切な「主語」を素早く決める。
2)「主語+動詞」をサッと言う。
です。
少し練習をしてみましょう。
■1:ここにあるもの、どれでも飲んでいいよ。
1)主語は何?: 誰が飲むのか?⇒「あなた」
2)主語+動詞: You can drink
まずここまでをサッと言えれば60点。
あとは、
・「どれでも」 ⇒ anything
・「ここにあるもの」 ⇒ ややこしく考えない ⇒ from here.
You can drink / anything / from here.
■2:研究発表の準備ができました。
1)主語は何?: 誰が準備したのか?⇒「わたし」
2)主語+動詞: I'm ready (to present)
ここは I'm ready で良いのですが、be ready to ~が熟語なので、わ
たしは一気に I'm ready to present まで一気に言うようにしています。
・「研究」 ⇒ my research.
I'm ready / to present / my research.
■3:到着が遅れましたことを、お詫び申し上げます。
1)主語は何?: お詫びしているのは誰?⇒「わたしたち」
2)主語+動詞: We apologize
・「到着の遅れ」 ⇒ むずかしく考えず、遅れに対して(お詫びする)
⇒ for the delay.
We apologize / for the delay.
何に気をつけて、どのようにやれば、サッと話せるようになると思いま
すか?
わたしは「主語+動詞」がポイントだと思います。
グロービッシュ英語をやってきて、まず「主語」を何にするのかがとて
も大事だとわかっています。
なので
・適切な「主語」を素早く選び、
・「主語+動詞」という形でサッと言う
ことだと思います。
まずこれを言ってから、そのあとゆっくり副詞句などの補足表現を、順
に話せば良いのです。
次の文型一覧を見てください。
-------------------------------
第1文型 S+V
第2文型 S+V+C
第3文型 S+V+O
第4文型 S+V+O+O
第5文型 S+V+O+C
-------------------------------
誰でも知っている英語の5文型ですね。
ここになってまたこの文型一覧をじっくり見直して、新たに再認識させ
られたことがありました。
それは何かというと、すべての英文を代表する5文型において、どの文
型も最初は「S+V」だということです。つまり「主語+動詞」です。
ほとんどの方は、「何をいまさら!」と思われることでしょう。
ですがここで言いたいことは、どんな文でどう言おうとも、まずは
「主語+動詞」をサッと言えば良いということなのです。
「主語+動詞」をサッと言えれば、まずは50点です。
50点分は相手に意思を伝えることができるということです。
そのあとで「O」や「C」を言えば良いのです。
しかしあくまでも主人公は「主語+動詞」ですが。
従って「主語+動詞」をサッと言えれば、50点ではなく60点くらい
の価値があるでしょう。
話すことに苦戦している人は、あまり欲張らずまずはこの「主語+動詞」
だけをサッと言う練習をして、この60点をしっかりものにするように
したらどうでしょうか?
1)適切な「主語」を素早く決める。
2)「主語+動詞」をサッと言う。
です。
少し練習をしてみましょう。
■1:ここにあるもの、どれでも飲んでいいよ。
1)主語は何?: 誰が飲むのか?⇒「あなた」
2)主語+動詞: You can drink
まずここまでをサッと言えれば60点。
あとは、
・「どれでも」 ⇒ anything
・「ここにあるもの」 ⇒ ややこしく考えない ⇒ from here.
You can drink / anything / from here.
■2:研究発表の準備ができました。
1)主語は何?: 誰が準備したのか?⇒「わたし」
2)主語+動詞: I'm ready (to present)
ここは I'm ready で良いのですが、be ready to ~が熟語なので、わ
たしは一気に I'm ready to present まで一気に言うようにしています。
・「研究」 ⇒ my research.
I'm ready / to present / my research.
■3:到着が遅れましたことを、お詫び申し上げます。
1)主語は何?: お詫びしているのは誰?⇒「わたしたち」
2)主語+動詞: We apologize
・「到着の遅れ」 ⇒ むずかしく考えず、遅れに対して(お詫びする)
⇒ for the delay.
We apologize / for the delay.
2013年10月2日水曜日
むずかしい文を2つのシンプルな文に分けて言う
今回も同時にいくつかのことを言おうとしている、少しむずかしい文を、
2つのシンプルな文に分けて言う練習をしましたので、その内容を以下
に載せます。参考にしていただけたらうれしいです。
まずは道案内の一つの例です。
■問題1:10分ほどこの通りに沿って歩いて、本屋さんの角を右に曲
がってください。
考え方:
これは道案内なので、順に話していった方が良いようです。
まずは最初の結論文です。
・この通りに沿って行きなさい
⇒ Go along this street
そして補足。
・10分ほど
⇒ for about ten minutes.
さらに次の文。
・そして、
⇒ Then,
・右に曲がってください
⇒ take a right turn
・本屋さんの角で
⇒ at the bookstore.
特別「角で」とは言わなくてもOKです。
出来上がった文は、次の通り。
Go along this street for about ten minutes.
Then, take a right turn at the bookstore.
■問題2:今朝、寝坊しちゃって電車に乗り遅れたよ。
考え方:
言いたい結論は、「電車に乗り遅れた」なので、まずはそこから言うこ
とにします。
・わたしは電車に乗り遅れた
⇒ I couldn't catch the train,
そして次の文は乗り遅れた理由なので、「~したので」=「なぜなら~」
と考えて、
・寝坊した=起きるのが遅かった=遅く起きた
⇒ because I woke up late
・今朝
⇒ this morning.
出来上がった文は、次の通り。
I couldn't catch the train, because I woke up late this morning.
■まとめ
以上のように、少し複雑に見える文も言いたい要素ごとに分けて考え、
それぞれをシンプルな文でうまく繋げて話すようにすると、ずい分簡単
に言うことができます。
こういった練習を繰り返し、瞬間的にシンプルな文を並べて言えるよう
にしていきたいと思っています。
2つのシンプルな文に分けて言う練習をしましたので、その内容を以下
に載せます。参考にしていただけたらうれしいです。
まずは道案内の一つの例です。
■問題1:10分ほどこの通りに沿って歩いて、本屋さんの角を右に曲
がってください。
考え方:
これは道案内なので、順に話していった方が良いようです。
まずは最初の結論文です。
・この通りに沿って行きなさい
⇒ Go along this street
そして補足。
・10分ほど
⇒ for about ten minutes.
さらに次の文。
・そして、
⇒ Then,
・右に曲がってください
⇒ take a right turn
・本屋さんの角で
⇒ at the bookstore.
特別「角で」とは言わなくてもOKです。
出来上がった文は、次の通り。
Go along this street for about ten minutes.
Then, take a right turn at the bookstore.
■問題2:今朝、寝坊しちゃって電車に乗り遅れたよ。
考え方:
言いたい結論は、「電車に乗り遅れた」なので、まずはそこから言うこ
とにします。
・わたしは電車に乗り遅れた
⇒ I couldn't catch the train,
そして次の文は乗り遅れた理由なので、「~したので」=「なぜなら~」
と考えて、
・寝坊した=起きるのが遅かった=遅く起きた
⇒ because I woke up late
・今朝
⇒ this morning.
出来上がった文は、次の通り。
I couldn't catch the train, because I woke up late this morning.
■まとめ
以上のように、少し複雑に見える文も言いたい要素ごとに分けて考え、
それぞれをシンプルな文でうまく繋げて話すようにすると、ずい分簡単
に言うことができます。
こういった練習を繰り返し、瞬間的にシンプルな文を並べて言えるよう
にしていきたいと思っています。
2013年9月28日土曜日
複雑な受動態は能動態でシンプルに話す(2)
前回、日本では受動態で話すケースがとても多くて、むずかしい話し方
になるので、能動態でシンプルに話す例を示しました。
今回も前回と同じやり方で、もう少しだけ復習をしてみました。
■例1:昨日、お医者さんに注射を打ってもらったよ。
「わたしは」を主語にしそうになりますが、それだと受動態になってし
まいます。能動態でシンプルに話すためには、「お医者さん」を主語に
します。
・The doctor gave me a shot yesterday.
■例2:アメリカ大陸は、昔コロンブスによって発見された。
「アメリカ大陸」を主語にすると、受動態になってしまいますので、
「コロンブス」を主語にして文を構成してみます。
・Columbus discovered the Ameridcan continent a long time ago.
■例3:英語力のおかげでいい仕事が見つかりました。
このような言い方もたくさんありますね。人を主語にせずに今回は
「英語力」を主語にしてみます。
・My English skills helped me / to find a good job.
「英語力はわたしを助けた」「いい仕事を探すのを」とシンプルな2つ
のパートを並べて話すことができました。
■例4:不注意な運転のせいで、大事故が起こりました。
一瞬どう言おうかと迷いそうな文です。
ここでは「起こりました」という受動態的な言い方に惑わされず、
「不注意な運転が」「事故を起こした」
というようにまとめます。
・Careless driving caused the big accident.
少し迷うような文でしたが、能動的な言い方でシンプルに言うことがで
きました。
やはり、主語を何にして言うかがポイントになります。
いろいろと複雑な言い回しを、いかに簡単に言うか・・いろいろなケー
スを練習して、頭の中にそういう処理回路を作ってしまいましょう!
★注:
ここで使った例題は、次の書籍から引用させていただきました。
驚異のグロービッシュ英語術、高橋書店、関口雄一著
になるので、能動態でシンプルに話す例を示しました。
今回も前回と同じやり方で、もう少しだけ復習をしてみました。
■例1:昨日、お医者さんに注射を打ってもらったよ。
「わたしは」を主語にしそうになりますが、それだと受動態になってし
まいます。能動態でシンプルに話すためには、「お医者さん」を主語に
します。
・The doctor gave me a shot yesterday.
■例2:アメリカ大陸は、昔コロンブスによって発見された。
「アメリカ大陸」を主語にすると、受動態になってしまいますので、
「コロンブス」を主語にして文を構成してみます。
・Columbus discovered the Ameridcan continent a long time ago.
■例3:英語力のおかげでいい仕事が見つかりました。
このような言い方もたくさんありますね。人を主語にせずに今回は
「英語力」を主語にしてみます。
・My English skills helped me / to find a good job.
「英語力はわたしを助けた」「いい仕事を探すのを」とシンプルな2つ
のパートを並べて話すことができました。
■例4:不注意な運転のせいで、大事故が起こりました。
一瞬どう言おうかと迷いそうな文です。
ここでは「起こりました」という受動態的な言い方に惑わされず、
「不注意な運転が」「事故を起こした」
というようにまとめます。
・Careless driving caused the big accident.
少し迷うような文でしたが、能動的な言い方でシンプルに言うことがで
きました。
やはり、主語を何にして言うかがポイントになります。
いろいろと複雑な言い回しを、いかに簡単に言うか・・いろいろなケー
スを練習して、頭の中にそういう処理回路を作ってしまいましょう!
★注:
ここで使った例題は、次の書籍から引用させていただきました。
驚異のグロービッシュ英語術、高橋書店、関口雄一著
2013年9月19日木曜日
複雑な文を素早く整理しシンプルに言う
英会話をするときにすんなり主語と動詞を決めて、英訳できるものがあ
ります。
一方で日本語の中には、何を主語にして話したら良いのか本当に迷うよ
うな文もあります。
さらには1文だけではなく、2~3文が一つにまとまったような文まで
あります。
普段こう言った言い方に慣れている人は、英会話をするときには、逆に
迷うことが多いのではないでしょうか。
普段から複雑で回りくどい言い方をせずに、わかり易いシンプルな言い
方をするように努めることも、英会話のための大事な一つの練習になる
と思います。
今日はそう言ったわかりにくい文を、一瞬で考えを整理し、シンプルに
言うやり方について、練習してみました。
■例1:6時間ぶっ通しで歩いて疲れたよ。
ステップ1:
まず最初に考えるのは「主語は何か」です。
ここではすぐに「わたし(I)」だとわかります。
ステップ2:
次に考えたのは「言いたいことはいくつあるのか」です。
この文では2つのことを言っていますね。
「わたしは6時間ぶっ通しで歩いた」
「わたしは疲れた」
そしてこの2つの文の関係は、片方が現在の状況を言っており、もう片
方の文はその理由を述べています。
ここでどちらの文をより強調して言いたいかによって、話す順が変わる
ように思います。
「わたしは疲れた」をまずは強調して言いたいのなら、
I'm so tired.
を先に言います。そして次に、
Because I have been walking / for six hours / without rest.
と言う事になります。
もちろん1文で
I'm so tired because I have been walking for six hours without rest.
でもOKです。
しかし最初はできるだけ簡単に、2つの文で素早く話すことを優先させ
た方が良いと思っています。
もしも「わたしは6時間ぶっ通しで歩いた」を強調したいのなら、
I have been walking for six hours without rest.
を先に言ってから、
So I'm very tired.
と言えば良いでしょう。
■例2:買い物に行かないと食べるものがないね。
ステップ1:
「主語は何か」と考えてみると、会話の調子から「私たち(We)」だと
判断できます。
「~がある」という文は「There is/are ~」という構文がありますが、
これはただ「~がある/無い」という文であり、今回は「無いので食べ
れない」という意味なので、「~が無い((私たちは~をもっていない)」
という方の文を選択しました。
ステップ2:
ここで「言いたいことはいくつあるのか?」ですが、2つですね。
「買い物に行こう」と「食べるものが無い」です。
この例文はこのように2つに分けて考えて、話した方が簡単でわかり易
いですね。
Let's go shopping.
We have nothing to eat.
以上のように、2つの言いたいことを無理に1つの長文にまとめて言う
必要はなくて、話す方も聞く方も、シンプルな2つの文で話した方がわ
かり易い場合が多いです。
ただ2つの文を、さらりと繋げて話せば良いだけ・・。
ります。
一方で日本語の中には、何を主語にして話したら良いのか本当に迷うよ
うな文もあります。
さらには1文だけではなく、2~3文が一つにまとまったような文まで
あります。
普段こう言った言い方に慣れている人は、英会話をするときには、逆に
迷うことが多いのではないでしょうか。
普段から複雑で回りくどい言い方をせずに、わかり易いシンプルな言い
方をするように努めることも、英会話のための大事な一つの練習になる
と思います。
今日はそう言ったわかりにくい文を、一瞬で考えを整理し、シンプルに
言うやり方について、練習してみました。
■例1:6時間ぶっ通しで歩いて疲れたよ。
ステップ1:
まず最初に考えるのは「主語は何か」です。
ここではすぐに「わたし(I)」だとわかります。
ステップ2:
次に考えたのは「言いたいことはいくつあるのか」です。
この文では2つのことを言っていますね。
「わたしは6時間ぶっ通しで歩いた」
「わたしは疲れた」
そしてこの2つの文の関係は、片方が現在の状況を言っており、もう片
方の文はその理由を述べています。
ここでどちらの文をより強調して言いたいかによって、話す順が変わる
ように思います。
「わたしは疲れた」をまずは強調して言いたいのなら、
I'm so tired.
を先に言います。そして次に、
Because I have been walking / for six hours / without rest.
と言う事になります。
もちろん1文で
I'm so tired because I have been walking for six hours without rest.
でもOKです。
しかし最初はできるだけ簡単に、2つの文で素早く話すことを優先させ
た方が良いと思っています。
もしも「わたしは6時間ぶっ通しで歩いた」を強調したいのなら、
I have been walking for six hours without rest.
を先に言ってから、
So I'm very tired.
と言えば良いでしょう。
■例2:買い物に行かないと食べるものがないね。
ステップ1:
「主語は何か」と考えてみると、会話の調子から「私たち(We)」だと
判断できます。
「~がある」という文は「There is/are ~」という構文がありますが、
これはただ「~がある/無い」という文であり、今回は「無いので食べ
れない」という意味なので、「~が無い((私たちは~をもっていない)」
という方の文を選択しました。
ステップ2:
ここで「言いたいことはいくつあるのか?」ですが、2つですね。
「買い物に行こう」と「食べるものが無い」です。
この例文はこのように2つに分けて考えて、話した方が簡単でわかり易
いですね。
Let's go shopping.
We have nothing to eat.
以上のように、2つの言いたいことを無理に1つの長文にまとめて言う
必要はなくて、話す方も聞く方も、シンプルな2つの文で話した方がわ
かり易い場合が多いです。
ただ2つの文を、さらりと繋げて話せば良いだけ・・。
2013年9月15日日曜日
しつこくイメージ使いやさしい表現に変換して話す練習
今日もイメージを使いやさしい表現に言い換えて話す練習をします。
今回の課題は次の3つです。
1)そろそろおいとまします。
2)世間は狭いなあ。
3)このひどい事故で、死亡者はいませんでした。
■1:そろそろおいとまします。
そのまま英訳しようと考えてみると、次の二つの単語がポイントとなり
ます。「そろそろ」「おいとまする」ですね。
「そろそろ」は any time now、あるいは by now という単語が出てき
ますが、このようなぼかした表現は日本語特有のものなので、使うかど
うかです。
また、「おいとまする」ですが、意味としては「時間になったので帰り
ます」というイメージです。
ここはぼかした表現は使わず、「帰る時間です!」と言い切る表現にし
ます。時間なので主語は「It」です。
・It's time to go.
とてもシンプルな表現で、相手もすぐに内容が理解できます。
■2:世間は狭いなあ。
ここですぐに目に付くのは、「世間」と「狭い」の単語です。
「世間」ってどう言うのだろう?
・・と悩まなくてもOKです。「世間=world」です。
「狭い」は narrow ですので、The world is narrow. と単純に考えたら
何か少しへんです。ただ狭いと淡々と言っているのではなく、狭いなぁ
と感嘆しているイメージなので、ここでも主語は「It」にして、
・It's a small world.
(It=私たちが住んでいるところは)小さな世界だなぁ。
というイメージで話すのが簡単で良いですね。
■3:このひどい事故で、死亡者はいませんでした。
まず主語を何にするかです。「死亡者」でしょうか?
ここでは「いませんでした」なので、次の言い方があると思います。
・There was no deceased person.
しかし deceased person はむずかしい言い方なので、次のように考えま
した。「死亡者はいなかった ⇒ 誰も死ななかった」
・No one died.
とても簡単な表現ですよね。
結局全体の文としては、次のようになりました。
・No one died in this terrible accident.
■まとめ
やさしい表現で言い換えて話すコツというのは、日本語のむずかしい言い
回しをそのまま英訳するのではなく、
その場面をイメージしながら、シンプルで単純に言える「S」と「V」を
見つける(=変換する)ということかと思います。
この能力を高めることが会話力(=コミュニケーション力)を高めること
につながり、そのためにはいくつも例題をこなして、変換を自動的に行う
回路を頭の中に作る必要があるということですね!
今回の課題は次の3つです。
1)そろそろおいとまします。
2)世間は狭いなあ。
3)このひどい事故で、死亡者はいませんでした。
■1:そろそろおいとまします。
そのまま英訳しようと考えてみると、次の二つの単語がポイントとなり
ます。「そろそろ」「おいとまする」ですね。
「そろそろ」は any time now、あるいは by now という単語が出てき
ますが、このようなぼかした表現は日本語特有のものなので、使うかど
うかです。
また、「おいとまする」ですが、意味としては「時間になったので帰り
ます」というイメージです。
ここはぼかした表現は使わず、「帰る時間です!」と言い切る表現にし
ます。時間なので主語は「It」です。
・It's time to go.
とてもシンプルな表現で、相手もすぐに内容が理解できます。
■2:世間は狭いなあ。
ここですぐに目に付くのは、「世間」と「狭い」の単語です。
「世間」ってどう言うのだろう?
・・と悩まなくてもOKです。「世間=world」です。
「狭い」は narrow ですので、The world is narrow. と単純に考えたら
何か少しへんです。ただ狭いと淡々と言っているのではなく、狭いなぁ
と感嘆しているイメージなので、ここでも主語は「It」にして、
・It's a small world.
(It=私たちが住んでいるところは)小さな世界だなぁ。
というイメージで話すのが簡単で良いですね。
■3:このひどい事故で、死亡者はいませんでした。
まず主語を何にするかです。「死亡者」でしょうか?
ここでは「いませんでした」なので、次の言い方があると思います。
・There was no deceased person.
しかし deceased person はむずかしい言い方なので、次のように考えま
した。「死亡者はいなかった ⇒ 誰も死ななかった」
・No one died.
とても簡単な表現ですよね。
結局全体の文としては、次のようになりました。
・No one died in this terrible accident.
■まとめ
やさしい表現で言い換えて話すコツというのは、日本語のむずかしい言い
回しをそのまま英訳するのではなく、
その場面をイメージしながら、シンプルで単純に言える「S」と「V」を
見つける(=変換する)ということかと思います。
この能力を高めることが会話力(=コミュニケーション力)を高めること
につながり、そのためにはいくつも例題をこなして、変換を自動的に行う
回路を頭の中に作る必要があるということですね!
2013年9月9日月曜日
やさしく言い換えて話すための大事なポイント
イメージをしてやさしい表現に言い換えて話す・・というやり方につい
て学習をしていますが、前回は例が一つだけだったので、今回も同じよ
うな例をもう一つやってみました。
■例:このバーは一見さんはお断りのようだね。
このような言い方をすることがありますよね。
少しわかりにくい、日本語独特の言い回し。英訳するとなると少し苦労
することがあります。
この文の場合も、そのまま英語にしようと思うと、一瞬「このバーは」
と言ってから、「次、どう言おうか・・・」と迷ってしまうのではない
でしょうか。
そうならないために、「知っている単語で言えるのか?」と瞬間的に考
えて判断してから、話すようにしていきます。
そのためには、前回の記事で書いたように先に考えることは2つ。
1) 一つ目は、何を主語にするのが良いか。
2) 二つ目は、どんなフレーズで言うのが良いか。
この文も同じ考えで整理してみると、まずは主語を何にするかです。
「このバーは」にするか、「一見さん」にするかになりますね。
それからもう一つ、「一見さん」というのをどう言うかです。
さしあたり「常連ではない人」と「会員でない人」の二つが考えられま
すが、ここでは「会員でない人」で話を進めます。
■主語を決める
どちらを主語にした方が話し易く理解しやすいか・・です。
これを、瞬間的に判断できるように練習を繰り返していきます。
今回のケースでは、「このバーは」を主語にすると、2つのパターンが
あるように思います。
「このバーは」「一般の人は入れない(バー)のようです。」
または、
「このバーは」「会員だけが入れる(バー)のようです。」
です。
これだと関係代名詞を使って話す必要があります。
そこで、もう少し簡単に言いたいので、次のように考えます。
「一般の人は入れないバー = 会員制のバー ⇒ a private bar」
すると、英文は次のようになります。
・This looks like a private bar.
ずい分簡単に言えるようになりました。
ここでもしも private という単語が出てこなければ、
・This doesn't look like a public bar.
というように、知っている反意語の public を使って表すこともできま
す。しかし、少しわかりにくくなります。
また public という単語を知らないこともあるでしょうから、次のよう
に言うかも知れません。
・This looks like a special bar for members only.
a private bar が言えない場合、a special bar for members only と
少し長くなりましたが、何とか言うことができました。
これはたまたま for members only(会員制の)という知っている単語
で表わせたからです。
■まとめると、
何を「主語」にして話すか、そして「どういう言い方をするのか」です
が、わたしが選ぶ順番は、
1番は、
自分が簡単に言えて、相手も簡単に理解できる言い方
2番は、
自分が簡単に言える複数の文で、相手が簡単に理解できる言い方
3番は、
まずは自分が言える言い方で、できたら相手が理解できる言い方
です。
3番で話した時に、もしも相手にしっかり意味が伝わらなかったなら、
すぐに補足の簡単な文を付け加える・・というふうにするようにしてい
ます。
現時点では、まず「途中で話の流れを止めない」「とにかく言いきる」
ように気をつけています。
て学習をしていますが、前回は例が一つだけだったので、今回も同じよ
うな例をもう一つやってみました。
■例:このバーは一見さんはお断りのようだね。
このような言い方をすることがありますよね。
少しわかりにくい、日本語独特の言い回し。英訳するとなると少し苦労
することがあります。
この文の場合も、そのまま英語にしようと思うと、一瞬「このバーは」
と言ってから、「次、どう言おうか・・・」と迷ってしまうのではない
でしょうか。
そうならないために、「知っている単語で言えるのか?」と瞬間的に考
えて判断してから、話すようにしていきます。
そのためには、前回の記事で書いたように先に考えることは2つ。
1) 一つ目は、何を主語にするのが良いか。
2) 二つ目は、どんなフレーズで言うのが良いか。
この文も同じ考えで整理してみると、まずは主語を何にするかです。
「このバーは」にするか、「一見さん」にするかになりますね。
それからもう一つ、「一見さん」というのをどう言うかです。
さしあたり「常連ではない人」と「会員でない人」の二つが考えられま
すが、ここでは「会員でない人」で話を進めます。
■主語を決める
どちらを主語にした方が話し易く理解しやすいか・・です。
これを、瞬間的に判断できるように練習を繰り返していきます。
今回のケースでは、「このバーは」を主語にすると、2つのパターンが
あるように思います。
「このバーは」「一般の人は入れない(バー)のようです。」
または、
「このバーは」「会員だけが入れる(バー)のようです。」
です。
これだと関係代名詞を使って話す必要があります。
そこで、もう少し簡単に言いたいので、次のように考えます。
「一般の人は入れないバー = 会員制のバー ⇒ a private bar」
すると、英文は次のようになります。
・This looks like a private bar.
ずい分簡単に言えるようになりました。
ここでもしも private という単語が出てこなければ、
・This doesn't look like a public bar.
というように、知っている反意語の public を使って表すこともできま
す。しかし、少しわかりにくくなります。
また public という単語を知らないこともあるでしょうから、次のよう
に言うかも知れません。
・This looks like a special bar for members only.
a private bar が言えない場合、a special bar for members only と
少し長くなりましたが、何とか言うことができました。
これはたまたま for members only(会員制の)という知っている単語
で表わせたからです。
■まとめると、
何を「主語」にして話すか、そして「どういう言い方をするのか」です
が、わたしが選ぶ順番は、
1番は、
自分が簡単に言えて、相手も簡単に理解できる言い方
2番は、
自分が簡単に言える複数の文で、相手が簡単に理解できる言い方
3番は、
まずは自分が言える言い方で、できたら相手が理解できる言い方
です。
3番で話した時に、もしも相手にしっかり意味が伝わらなかったなら、
すぐに補足の簡単な文を付け加える・・というふうにするようにしてい
ます。
現時点では、まず「途中で話の流れを止めない」「とにかく言いきる」
ように気をつけています。
2013年9月5日木曜日
イメージ使いやさしい表現に置き換えて話す能力
日本語では何かを言うときに、その言い方がいくつもあるケースが多々
あります。しかもその話し方に格調を持たそうとして、好んで複雑な言
い回しで話す場合も、かなりあります。
その複雑な言い方をそのまま英語にしようとすると、あまり普段使われ
ないようなむずかいしい単語を使う必要があります。
従って、そのようなむずかしい表現にそのまま対応しようとすると、そ
のような単語を数多く知っていないと、十分な会話や説明ができないこ
とになります。
こういうやり方で英語に取り組んでいくのは、本当に大変ですし非効率
的だと思います。
日本語のむずかしい言い回しは、むずかしいまま英語で話すのではなく、
普段良く使う単語を使い簡単に言えるようにすべきであると思っていま
す。
むずかしい表現のものは、その要旨を的確にとらえて、簡単でシンプル
な表現に置き換えて話すようにするのが、会話上手になる近道です。
単にボキャブラリを強化するとか、基本文を覚えるということだけでは
なく、こういった能力を伸ばすことも大事だと思います。
「いかに自分の英語力で簡単に言えるようにするか・・」です。
■例1:
「このゴルフコースは誰でもプレーできるよ。」
この表現を言おうとする場合、先に考えることは2つ。
1) 一つ目は、何を 主語 にするか。
2) 二つ目は、 どんなフレーズで言う ことになるか。
「このゴルフコース」にするのか「誰でも」にするのか。
それからもう一つ、「プレーできる」をどう言うかです。
「誰でも(everybody)」を主語にする場合は、
「プレーできる(can play)」となりますが、
この場合は、
誰でもプレーできるコースのことは「public」と言いますので、
ゴルフをする人で「public」の意味を良く知っている人ならば、
一つの答えは、
・This golf course is public.
となります。
しかしゴルフをやらない人で、public という単語を知らない人が相手
の場合は、
・Everybody can play at this golf course.
・Everybody can play golf here.
と言うのが良いでしょうね。
要は、何か言いにくい文がきたら、すぐに
「何を主語にして」「どんなフレーズで話すか」
そしてそれは「自分が簡単に言えるものか」(相手が簡単に理解できるか)
を考えて、素早く、簡単に言える方で話す・・というのが、より良いや
り方になると思います。
要は、いつも日本語を英語に直訳するような話し方は止めて、相手が簡
単にわかる言葉を使い、簡単に話すということですね!
あります。しかもその話し方に格調を持たそうとして、好んで複雑な言
い回しで話す場合も、かなりあります。
その複雑な言い方をそのまま英語にしようとすると、あまり普段使われ
ないようなむずかいしい単語を使う必要があります。
従って、そのようなむずかしい表現にそのまま対応しようとすると、そ
のような単語を数多く知っていないと、十分な会話や説明ができないこ
とになります。
こういうやり方で英語に取り組んでいくのは、本当に大変ですし非効率
的だと思います。
日本語のむずかしい言い回しは、むずかしいまま英語で話すのではなく、
普段良く使う単語を使い簡単に言えるようにすべきであると思っていま
す。
むずかしい表現のものは、その要旨を的確にとらえて、簡単でシンプル
な表現に置き換えて話すようにするのが、会話上手になる近道です。
単にボキャブラリを強化するとか、基本文を覚えるということだけでは
なく、こういった能力を伸ばすことも大事だと思います。
「いかに自分の英語力で簡単に言えるようにするか・・」です。
■例1:
「このゴルフコースは誰でもプレーできるよ。」
この表現を言おうとする場合、先に考えることは2つ。
1) 一つ目は、何を 主語 にするか。
2) 二つ目は、 どんなフレーズで言う ことになるか。
「このゴルフコース」にするのか「誰でも」にするのか。
それからもう一つ、「プレーできる」をどう言うかです。
「誰でも(everybody)」を主語にする場合は、
「プレーできる(can play)」となりますが、
この場合は、
誰でもプレーできるコースのことは「public」と言いますので、
ゴルフをする人で「public」の意味を良く知っている人ならば、
一つの答えは、
・This golf course is public.
となります。
しかしゴルフをやらない人で、public という単語を知らない人が相手
の場合は、
・Everybody can play at this golf course.
・Everybody can play golf here.
と言うのが良いでしょうね。
要は、何か言いにくい文がきたら、すぐに
「何を主語にして」「どんなフレーズで話すか」
そしてそれは「自分が簡単に言えるものか」(相手が簡単に理解できるか)
を考えて、素早く、簡単に言える方で話す・・というのが、より良いや
り方になると思います。
要は、いつも日本語を英語に直訳するような話し方は止めて、相手が簡
単にわかる言葉を使い、簡単に話すということですね!
2013年8月25日日曜日
英会話レッスンでの不安要因の除去方法
前回の記事で途中だった、英会話レッスンの経験という実績と同じ効果
を出せる訓練について、いろいろと考えてみました。
なかなかむずかしい課題で、なかなか「これだ!」というものがなかっ
たのですが、一応納得できるレベルの結論に達しましたので、報告しま
す。
■長年のレッスン経験に見合うもの
やはりわたしの結論は、種々の話題ごとに1分間スピーチのような形で
自分のことをいつでもどこでも話せるようになること。
そして、自分のできること、やっていることを同じように相手に質問で
きるようにすること・・でした。
これを毎日繰り返し練習し、反射的に言えるようになり、そして質問で
きるようになれば、オンライン英会話レッスンはものすごく楽にできる
ようになるだろう・・と思うのです。
■具体的なやり方
1分間スピーチというのはある一つの形ですが、そこへ行く前に3文の
トーキングと1クエスチョンでもOKです。
【3文】
1) わたしは料理を作るのが好きです。
2) 週に3回くらい作ります。
3) 特にイタリアン料理が得意です。
【1質問】
1) あなたは料理を作るのは好きですか?
というのを1セットにします。
そしてこのようなものをよく話す話題ごとに、あらかじめいっぱい用意し
ておくということです。
作るときは、自分で考えて作るのが望ましいですね。その作業をやる
ことで、かなりの部分が記憶に残るので。
1回やったことは、2回目にもできます。
これも一つの経験になります。
いろいろな本にある文章を参考にして、自分のことを説明する文章を
作ることは、特に問題ありません。
■トークマニュアル化
いろいろと作った会話セットは、1冊のノートに整理しておくのが良い
でしょう。
そしてそれをトークマニュアルとして、レッスン前にはそれを見て音読
して口慣らしをして、レッスン中にはフリートークのマニュアルとして使
うのです。
どんどん改良/追加していきます。
きっとすばらしいものができると思います。
いつも持って歩き、ちょっとした時間あれば音読をして、擬似レッスン
トレーニングを行います。
こうやってレッスン経験が少ないことの穴を埋めていけば、ずい分早
くレッスンに対する不安要因を除去できると、確信しています。
■会話セットについて
さきほどは「3文1質問」と言いましたが、最初は「1文/1質問」か
ら初めても良いと思います。
そして慣れてきたら、「2文/1質問」、「3文/1質問」、更には、
「4文/2質問」あたりまでレベルアップしていくのが良いと思います。
何かすごく効果がありそうに感じるので、まずは自分でトライしてみた
いと思います。(実はこれに近い会話例ノートは作っているのですが・・)
を出せる訓練について、いろいろと考えてみました。
なかなかむずかしい課題で、なかなか「これだ!」というものがなかっ
たのですが、一応納得できるレベルの結論に達しましたので、報告しま
す。
■長年のレッスン経験に見合うもの
やはりわたしの結論は、種々の話題ごとに1分間スピーチのような形で
自分のことをいつでもどこでも話せるようになること。
そして、自分のできること、やっていることを同じように相手に質問で
きるようにすること・・でした。
これを毎日繰り返し練習し、反射的に言えるようになり、そして質問で
きるようになれば、オンライン英会話レッスンはものすごく楽にできる
ようになるだろう・・と思うのです。
■具体的なやり方
1分間スピーチというのはある一つの形ですが、そこへ行く前に3文の
トーキングと1クエスチョンでもOKです。
【3文】
1) わたしは料理を作るのが好きです。
2) 週に3回くらい作ります。
3) 特にイタリアン料理が得意です。
【1質問】
1) あなたは料理を作るのは好きですか?
というのを1セットにします。
そしてこのようなものをよく話す話題ごとに、あらかじめいっぱい用意し
ておくということです。
作るときは、自分で考えて作るのが望ましいですね。その作業をやる
ことで、かなりの部分が記憶に残るので。
1回やったことは、2回目にもできます。
これも一つの経験になります。
いろいろな本にある文章を参考にして、自分のことを説明する文章を
作ることは、特に問題ありません。
■トークマニュアル化
いろいろと作った会話セットは、1冊のノートに整理しておくのが良い
でしょう。
そしてそれをトークマニュアルとして、レッスン前にはそれを見て音読
して口慣らしをして、レッスン中にはフリートークのマニュアルとして使
うのです。
どんどん改良/追加していきます。
きっとすばらしいものができると思います。
いつも持って歩き、ちょっとした時間あれば音読をして、擬似レッスン
トレーニングを行います。
こうやってレッスン経験が少ないことの穴を埋めていけば、ずい分早
くレッスンに対する不安要因を除去できると、確信しています。
■会話セットについて
さきほどは「3文1質問」と言いましたが、最初は「1文/1質問」か
ら初めても良いと思います。
そして慣れてきたら、「2文/1質問」、「3文/1質問」、更には、
「4文/2質問」あたりまでレベルアップしていくのが良いと思います。
何かすごく効果がありそうに感じるので、まずは自分でトライしてみた
いと思います。(実はこれに近い会話例ノートは作っているのですが・・)
登録:
投稿 (Atom)