長らく間をあけてしまいましたが、今回も、よく使われる気のきいた受け答えを3つピックアップしました。是非、参考にしてみてください。
気のきいた受け答えができるようになれば、話ももっと盛り上がることは間違いありません。
19: Fair enough.
OK、了解!
相手の発言に対して、“Fair enough.”と受け答えをすることがあります。
文字通り訳すと「十分に公平だ」と、何やら堅苦しく思われますが……。
実はそれほど硬い表現ではなく、相手の発言や提案を
「OK、了解!」「文句ないよ」「君の言う通りだ」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
と肯定する、比較的カジュアルな表現なのです。
ただ単に了解したというだけでなく、「説明を聞いて納得した」というニュアンスが含まれます。
20: Beats me!
さっぱりわからない。
“(It) Beats me !” は「(それは)私を打ち負かす」から転じて、
「私の理解に及ばない」→「さっぱりわからない。」
という意味になります。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
おもに親しい仲で使われ、「ビーツ・ミ~」と尻上がりな感じで、感情を込めて言うところがポイントです。年配の方たちに使う人が多いです。
21: You have my word.
約束します。
“You have my word.” は I promise. と同じで、
「約束します」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
という意味ですが、強いて違いを挙げるなら、
“You have my word.” のほうがより形式的で、強いといえるでしょう。
これはこの表現が、「一度言ったことは守る」という chivalric code 「騎士道精神」からきているからのようですが、日本人としてはなぜ word が words ではないのかが気になるところですね。