さて今回も、よく使われる気のきいた受け答えを3つピックアップしました。参考にして、気のきいた受け答えができるよう練習し、話をもっともっと盛り上げていってください。
16: I'll let you go. ~
あなたを解放してあげましょう
誰かに電話をかけて用事が済んだり、あるいは長くなってしまった話を切り上げたいときは、“I'll let you go.”という表現を使うのがスマートです。
大げさに言うと
「時間取らせましたが、もうあなたを解放してあげましょう」
という意味になります。
おもしろいのは、ときどき電話をかけてきた相手に対しても使う人がいることです。
17: What's the idea? ~
どういうつもりですか?
“What’s the idea?” は「どういう考えだ」、すなわち、傍若無人、勝手なふるまい、意味不明のふるまいに対して、
「何を考えているんだ」「どういうつもりだ」
という意味で使われます。“What's the big idea?” とも言います。
18: I hear you. ~
言いたいことは分かるよ。
“I hear you.” は「私はあなたの言うことを聞いています」から転じて、
「言い分はわかります、賛成です」という意味です。
ほかにも、演説などを聴いてスピーカーの意見に賛成の場合などに
“Hear, hear!”「そうだ、そうだ」
などと言ったりします。
何となく失礼な気もしますが、相手がなかなか話をやめてくれなくて困ったときなどは、折を見て使うのも手かも知れませんね。