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2014年5月18日日曜日

知っている単語で話すための発想法

あるとき、次のような会話があったとします。
それはとても型破りな発想ですね。

サッと英語で言えますか?
      ・
      ・
      ・

やさしそうな文ですが、サッと言おうとするときにポイントとなるのは、
「型破り」と「発想」という言葉。

別に自分で日常会話の際、「型破り」などという単語は知らないので使
わないのですが、あることを言いたいときに肝心の単語を知らないとい
うことは多々あるので、言い方を換えて話すための発想法はとても大事
だと思っています。

なので、まずはクイズのように考え真剣に頭の体操をしてみました。


■「型破り」をどう言い換えるか?

まず「型破り」の意味は「人と大きく違う」「とっぴな」「型にはまら
ない」というあたりが近い意味。

また、ほとんどのケースは「(人の発想を超えた)すばらしい」という
意味でも言うことができると思います。

今回わたしはたまたまですが、「人と大きく違う」に相当する英単語、
unique」を知っていましたので、この単語で言うことにしました。

ちなみに、「とっぴな」は「off the wall」、「型にはまらない」は
unconventional」、「すばらしい」は「amazing」で、これらの単語
を使っても話せそうです。


■「発想」をどういい替えるか?

「発想」の意味は、考え、概念、観念・・などがあり、辞書を引くと
notion」という単語が出てきました。

あいにくこの単語もわたしの頭には出てこなかったのですが、すぐに
思いついたのが「idea」。

「考え」とか「着想」、「思いつき」との意味で考えたのですが、
あとで辞書を引いてみると、しっかり「発想」という意味も上げられ
ていました。


■言い換え文

That is a very unique idea.

拍子抜けするほど簡単な文になりました。



■もう1問!

今度は次の文です。
昨日、仮病だったんでしょう?

サッと英語で言えますか?
      ・
      ・
      ・

ここでのポイントとなる単語は「仮病」ですね。
辞書では「pretended illness(sickness)」と出ていました。

確かに「pretend」は「うその」とか「装う、ふりをする」などの意味
なので、この単語を使い「病気の振りをしていたでしょう」ということ
もできますね。

ですがここでは、もっと簡単な誰でも言えるような表現にすべきと考え、
「仮病」の意味を考えると、「病気でなかった」とか「本当に病気だっ
たの?」と聞くのが良いと判断。

Yesterday, you weren't really sick, were you ?
あるいは、
Were you really sick yesterday ?
としました。

これなら言えますよね!



2014年5月12日月曜日

素早く簡単にシンプル作文しながら話す

日常会話の中で、この手の文章が一番多いような気がします。
意味のあるかたまりが2つか3つのものが。

このくらいの文を日本語を介さずに、すぐに英語でまとめながら話し始
れるようになるのが、第一歩ではないかと思います。


■2グループの文例

1)その悪いニュースを聞いて残念です。
      ↓
日本語文なら上のような文になりますが、すぐに英語で話し始めるのな
ら、まずは(構文)&主語+述語。

・わたしは残念です       ⇒ I was sorry
・その悪いニュースを聞いて ⇒ to hear the bad news.

I was sorry / to hear the bad news.


2)わたしは本を少し借りるため、図書館に行った。
      ↓
これも同じです。まずは主語と述語ですが、目的語までは一気に。

「わたしは行った/図書館に」 となるところですが、このような文は目
的語まで一気に言った方がシンプルな感じがします

・わたしは図書館に行った ⇒ I went to the library
・少しの本を借りるために  ⇒ to borrow some books.

I went to the library / to borrow some books.


3)あなたは何か書くためのものを持ってますか?
      ↓
2)と同じ構成です。一気に目的語まで

・あなたは何か持ってますか ⇒ Do you have anything
・書くためのもの        ⇒ to write with ?

 Do you have anything / to write with ?


■3グループの簡単な例

1)わたしは来年、ロンドンに行くことを決めた。
      ↓
・わたしは決めた    ⇒ I decided
・ロンドンに行くことを  ⇒ to go to London
・来年           ⇒ next year.

I decided / to go to London / next year.


2)わたしは今日、することが無い。
      ↓
・わたしはもっていない ⇒ I don't have anything
・することが        ⇒ to do
・今日           ⇒ today.

I don't have anything / to do / today.


3)彼女はあなたにまた会えて、喜ぶでしょう。
      ↓
・彼女は喜ぶでしょう  ⇒ She will be glad
・あなたに会えて     ⇒ to see you
・また           ⇒ again

She will be glad / to see you / again.


繰り返しになりますが、これから話せるようになりたいと考えている方
は、まずはこのくらいのシンプルな文を、自在に話せるようになるのが
第一ステップではないかと思っています。

2014年4月30日水曜日

シンプルな文で瞬間英作文

アメリカの映画などを見ていて気づかれてると思いますが、日常会話で
話す英文は意外にシンプルで、決まり文句が多いです。

ただ登場する役者の人によっては突然早く話したり、クリアーでない話
し方をしたりと、聞き取りにくいことが多々ありますが。

いずれにしろ、自分の実力からも高度な英文を話すのが目的ではなく、
テンポよく楽しく会話をしたいことが第一目標なので、レベル低いと言
われても気にせずにシンプルな文で話すようにしています。

具体的には、長文は使わずに短い文で少し多めに言うと言う感じです。
つまり長い1文では言わないようにして、短い文にして2~3文で同じ
意味のことを言うという感じです。


◆例1:その試験に通るのは、わたしにとってむずかしい。

1)構文を決め「主語+動詞」を言う   It is
2)形容詞、目的語、補足語を言う    difficult for me
3)場所、時、副詞、副詞句を言う    to pass the exam.

この文だと、
・It is difficult / for me / to pass the exam.
と言う区切りの方が落ち着きますね。


◆例2:わたしはその店でお酒を買うつもりだ。

1)構文を決め「主語+動詞」を言う   I am going to buy
2)形容詞、目的語、補足語を言う    some alcohol drinks
3)場所、時、副詞、副詞句を言う    at the store.

・I am going to buy / some alcohol drinks / at the store.

こういった文でさえも、まず最初に「構文」と「主語+動詞」を決めて、
すぐに話し始めます。

そうしながら、次の目的語や形容詞、あるいは補足表現(副詞句など)
を決めて話し、さらに場所や時や副詞などの補足表現を付け加えていき
ます。

「(構文)主語+動詞」で結論を話し、それにいろいろと補足するため
の表現を追加していくという話し方です。


◆例3:わたしは来年、イギリスに行くことを決めた。

1)(構文)主語+動詞 → I decided       わたしは決めた
2)何を決めた?    → to go to England イギリスに行くことを
3)いつ行くの?     → next year.     来年

I decided / to go to England / next year.
   ①         ②         ③

☆決して全体の文を作ってから話すのではなく、上の①・②・③と順に
  各パートを作っては話す・・と繰り返しているだけです。

⇒このやり方の方が、応用力が身に付くので。

2014年4月26日土曜日

ニュアンスを汲み取ってやさしく話す

今回の取り組む例題は、「まだまだ道のりは長い」です。
特にあれこれ考えなくても、サッと出てくるでしょうか?

サッと出てくるあなたは・・・、

きっと似たような意味のことを何度か考えて話した経験のある人か、会話
レベルの高い人でしょう。

このような簡単な文章でも、日本語の場合はその言い回しがいろいろあ
って、英語で話そうとする場合、
 「どう言ったら良いのかな・・?」
と、一瞬悩んでしまうものが多々あります。

そういったとき、その文を話すための考え方の角度を変えて、より英語
で言い易い形の文章にして、知っている単語を使って話すようにする

・・というのがコツだと考えています。

中・上級者は、そのような訓練と経験が積み重ねられていて、半ば無意
識のうちにそのようなことを素早く行っているのです。


■ニュアンスを汲み取って話す

さて、考え方だけ言ってもわかりにくいので、実際の例題でやってみた
いと思います。

まだまだ道のりは長い

ここで日本語をそのまま英語に翻訳しようとすると、
主語は「道のり」  = the way
動詞は「~である」= is

それに「まだまだ」= still
形容詞「長い」  = long

文にすると、
・The way is still long.

となりますが、この文はどこか変です。
「まだまだ道のりは長い」という文章は、単に距離が長いと言っている
のではありません。

その心としては、
・(ずいぶん来たけれど)まだまだ長い距離が残っている
という意味だと思います。

従って、「道のりが長い」ではなく「長い距離が残っている」と言うべ
きなのです。

その文を考えると
「~がある」  = There is
「まだまだ」   = still
「長い距離が」= a long way

そして
「行くべき」 = to go
を付け加えます。

すると
・There is still a long way to go.
という文章になります。


■ニュアンスの同じ別の言い方

ここでは「長い道のりが、まだ ある」という言い方をしましたが、
「わたし達はまだ長い道のりを もっている」という言い方で、
・We still have a long way to go.

でも良いと思います。文の持つニュアンスは変わりません。

上の例のように、日本語の文をただそのまま英文にしたのでは、言いた
いことのニュアンスを間違ってしまうことがあります。

逆に言うと、その言いたいことのニュアンスを正しく表せるのなら、ど
のような言い方をしても良いということです。
(少し極端な言い方ですが)

つなり、そのニュアンスを変えない範囲内で、自分の言える文でその心
を伝えれば良いということだと思っています。

たとえ文が2~3文になってしまっても・・。


2014年4月23日水曜日

単語出てこないときの発想転換

オンライン英会話レッスンで、楽しい相手だとついフリートークが多く
なってしまいます。

そして時々言いたい単語が出てこないときがあります。
どれだけ単語を覚えていても、このようなときは誰にでもあるでしょう。

そのときにどう対応するかですね。

中級レベルと言える人は、その出てこない単語をあくまでも思い出そう
とするのではなく、サッと別の言い方や説明で相手にわかるようにして
います。

その対応を「サッと頭を切り換えて」別の言い方ができるかどうか・・
ここがレベルアップのための一つの重要なポイントではないでしょうか。


■今回の例題

今回も少し例題をやってみましたので、一緒に考えてみてください。

第1問:「フィリピンの人口は?

と聞こうとして、人口(population)という英単語が出てこなかったと
します。さて、あなたはどう言い替えるでしょうか?

一つのやり方:
このようなときのわたしの例ですが、
  「フィリピンの国の大きな地図の上に、人が1杯載っている場面
をイメージしました。

そして、
  「その上に載っている人は何人いるんだろう?
と考えました。

つまり、「フィリピンの人口は?」の文と同じ意味を持つ、一つのイメ
ージを想像したのでした。

そしてその疑問のイメージを英文にして、
・How many people are there in Philippines ?

となりました。

人口は?」という文を、イメージを経由させて「何人いるの?」とい
う文に置き替えたのでした。


■やり方のコツ

これは一つの例ですが、このように出てこない単語やフレーズがあった
ときに、サッと別の形に置き換えて知っている単語で説明するという、
発想の転換と応用力が「中級」の必須条件だと思っています。

今回の例で使ったコツは、グロービッシュ英語術の8つのトレーニング
のうちの一つ、
  「4.イメージをやさしい英語で伝える
でした。


■次への例題

次にやる例題は、「まだまだ道のりは長い」です。
あなたならどう言うでしょうか?


2014年4月18日金曜日

「交通渋滞」あなたならどう説明する?

オンライン英会話レッスンで講師の方とフリートークをしていて、今ま
で何度も traffic jam という単語が出てきました。

マニラは交通渋滞が有名で、以前、フィリピンに行った時もものすごい
渋滞にあって、100m進むのに30分もかかったのでした。

会話をしているときに、もしもこの traffic jam の単語が出てこなかっ
たなら、あなたはどうやってそれを説明するでしょうか。

うまく説明できないので、「うまく言えません」と言ってさっさと話題
を変えますか?それとも「ちょっと待って」と言って、辞書を調べます
か?

やはり何とかして、自分の知っている単語を使ってうまく説明できるよ
うにしたいですよね。

この説明力が大事だということは前にも説明しましたが、それではどう
やってその説明力を伸ばしたら良いのかですが、やはり一つずつ練習を
して経験を積み上げていくしかないと思っています。

なので、今日はさっきの「交通渋滞」を、やさしい言葉を使って上手に
説明してみましょう。


■説明するためのやり方

ここで一つ役に立つ考え方があります。
グロービッシュ英語の8つのトレーニングの一つです。

4)イメージをやさしい英語で伝える

やり方は、まずはイメージから入ります。
「交通渋滞」のシーンを頭の中にイメージします。

  ・道路の上に車が長ーく繋がって並んでいる。
  ・その車は動くことができない
   あるいは、
  ・ノロノロとしか進むことができない

というような場面が浮かぶかと思います。

このように自分でその言葉を説明するときに、一番わかり易そうな印象
的なイメージを思い浮かべるのがコツになります。

そして、この様子を知っている単語を総動員して、伝えようとすれば良
いのです。

  ・a lot of vehicles line on a road
  あるいは、
  ・a long line of vehicles on a road

  そして

  ・they cannot move
  あるいは、
  ・they can only move very slowly

こんな感じでしょうか。

それぞれを短文のまま、素早く言えばOKです。
きちんと相手には何を言いたいのか、伝わるのではないでしょうか。

ずいぶん簡単な英語ですが、このような文であれば誰でも少しだけ慣れ
れば出てくるのではないでしょうか。


無理に関係代名詞を使って一つの文にまとめる必要はありませんが、
参考にその例文を上げておきますので、ご確認ください。

traffic jam

a long line of vehicles on a road that cannot move or can only
move very slowly


2014年4月13日日曜日

日常会話はシンプルな文で素早く話す

前回の記事で書いたように、日常会話をさらに流暢に話せるようになる
ために、当面、次の2つを強化するべく取り組むことにしました。
(ずっと取り組んできていて、すごく効果出ていますよ!)

1) シンプルな文で素早く話す
2) 2級の決まり文句を強化する

なのですが、今までの記事(学習)との関連より、まずはしばらくは1)
項を中心に進めて行きます。

そこで一つ確認ですが、英語には5つの文型があるります。
かつての学校教育でそのように習ったのを覚えていると思います。

そうです、SV、SVO、SVC、SVOO、SVOCの5つですね。
今後、これらの簡単な文をベースにして、それにいくつかの副詞句がつ
いたものを題材にして進めていきたいと思います。


■第1回:課題

今回は次の3つの文です。
  1) 遅れてすいません。
  2) 英語を話すことは簡単ではない。
  3) あなたはサムに会うためにここに来たのですか?


■ 1) 遅れてすいません。

文の要素を見てみると、「すいません」と「遅れて」になります。
英語の語順だと、「すいません / 遅れて」ですね。

・すいません ⇒ I am sorry
・遅れて    ⇒ to be late. または、I'm late.

I am sorry / to be late.
  遅れてすいません。


■ 2) 英語を話すことは簡単ではない。

主語は「英語を話すこと」。(述語)動詞は「ではない」。
そして補語が「簡単な」ですね。

・英語を話すことは ⇒ To speak english
・ではない      ⇒ is not
・簡単な       ⇒ easy.

To speak english / is not easy.
  英語を話すことは簡単ではない。

なおこの文は、別の語順で「簡単ではない / 英語を話すことは」
というように言うこともできます。

・それは簡単ではない ⇒ It is not easy
・英語を話すこと     ⇒ to speak english.

It is not easy / to speak english.


■ 3) あなたはサムに会うためにここに来たのですか?

主語と動詞をすぐにピックアップして話し始めます。

・あなたは / 来たのですか ⇒ Did you come
・ここに             here
・サムに会うため       ⇒ to see Sam ?

Did you come here / to see Sam?
 あなたはサムに会うためにここに来たのですか?


今回の課題の3つの文はとても簡単でしたが、まずはこのくらいの文を、
瞬時に作文しながら話せるようにするのが、話せるの第一歩です!

これから「主語+動詞」に、徐々に副詞句の補足表現が加わっていきま
す。


2014年1月27日月曜日

スラッシュ入れてシンプルスピーキング(続き)

前回「チーズと悪夢は無関係」という記事の途中まで、スラッシュスピ
ーキングをしました。今回はその続きとなります。


前回終了した部分:
----------------------------------------------------------------
就寝前にチーズを食べると悪夢を見ると昔から言われています。
英国のチーズ製造業者の団体が、この言い伝えについて実験を行いまし
た。
----------------------------------------------------------------

今回対象の部分:
----------------------------------------------------------------
調査では200人が一週間、就寝直前に少量のチーズを食べました。
しかし、悪夢を見た人は1人もいませんでした。
それどころか、72パーセントがよく眠れたと答えました。
チーズには熟睡を促す成分が含まれています。
----------------------------------------------------------------


■1:調査では200人が一週間、就寝直前に少量のチーズを食べました。

まずは意味のあるかたまりごとに細分化します。
一番最初は「主語と動詞」です。

・「200人が」+「食べました」

 ⇒ 何を?  → 「少量のチーズを」

 ⇒ いつ?  → 「就寝直前に」

 ⇒ どのくらい?  → 「1週間」 

・200人が食べました / 少量のチーズを / 就寝直前に / 1週間      

これを英訳しますが、この文章の最初には「調査では」という表現があ
るので、まずはこれを接続の語句として話します。

・調査では       ⇒ In the study,
    ・200人が食べました ⇒ 200 people ate
        ・少量のチーズを   ⇒ a small amount of cheese
            ・就寝直前に     ⇒ just before going to bed
                ・1週間        ⇒ for one week.

というように、(接続詞や副詞句の部分は別として)

まず最初に「主語+動詞」をすぐに話し、そしてそれに「何を?」や
「いつ?」、「どこで」・・などにあたる補足表現をどんどん付け加え
ていく話し方を練習します。

単に全文を暗記するよりも、会話の応用力がついていくでしょう。


■2:しかし、悪夢を見た人は1人もいませんでした。

この文はどう言うべきか、少し考えてしまいます。
  ・人は一人もいなかった / 悪夢を見た  there is no -
と言うべきか、
  ・誰も見なかった / 悪夢を         no one had -
というべきか・・。

簡単なので後者の方で言うことにします。

文頭には副詞の「しかし」があるので、
  ・しかし / 誰も見なかった / 悪夢を
となり、

・しかし、      ⇒ However,
  ・誰も見なかった ⇒ no one had
    ・悪夢を      ⇒ bad dreams.


■3:それどころか、72パーセントがよく眠れたと答えました。

・それどころか / 72パーセントが答えた / 良く眠れたと

・それどころか      ⇒ In fact,
    ・72パーセントが答えた ⇒ 72 percent said
        ・良く眠れたと       ⇒ they slept well.


■4:チーズには熟睡を促す成分が含まれています。

・チーズには含まれている / 成分が / 人々を助ける / ぐっすり寝る
  ことを(=熟睡を促す)

・チーズには含まれている ⇒ Cheese contains
    ・成分が           ⇒ an ingredient
        ・人々を助ける      ⇒ that helps 
            ・ぐっすり寝る      ⇒ to sleep soundly.


2013年10月27日日曜日

一瞬考える表現を簡単な日本語に置き換える練習

前回、5歳児の日本語で考えるやり方の5つのルールを説明しましたが、
問題はそれをいかに瞬間的に行うかだと思います。

ある程度ルールが頭に入っている人ならば、ゆっくりやればそれなりの
解答が得られると思います。しかし・・・、

それを瞬間的に行うにはどうすべきなのでしょうか?

やはり、その答えとしては、慣れることだと思います。
そこそこの許される時間で置き換えて、話せるようになる練習を繰り返
すことではないかと思います。

自分でストップウォッチ片手に、「英語は5歳児の日本語で考えると面
白いように話せる!」の問題を、一つずつ制限時間内に置き換える練習
を行うことだと思います。

そしてそれを繰り返す中で、コツを掴み、そしてそれを瞬時に働かせる
ことができるようにすることだと考えています。

まずはそのコツを掴むために、いくつかの例をやりながら考えてみまし
た。


■例1:猫の手も借りたいくらい忙しいの。

次の5つのルールに照らし合わせて考えて見ます。
◇ルール1:分けて短くする
◇ルール2:大胆に省略する
◇ルール3:具体的にする
◇ルール4:意味を考えて言い換える
◇ルール5:そもそも何が言いたいの?


◇ルール1⇒分けるほど長くない
◇ルール2⇒猫の手のことを言うと複雑なので省略
◇ルール3⇒忙しい
◇ルール4⇒猫の手の部分は、応援できない猫にでも応援をたのみたい
      くらい人手が不足しているという意味を言っている
◇ルール5⇒言いたいことは「とにかく忙しいということ」

ですが、忙しい度合いを詳しく言わなくても、「忙しい」ということが
言えれば、大体のところは伝わるのでよしとすると、解答は、

・I'm very busy.
  わたしはとても忙しい。

となります。


■例2:彼女は苦しい胸中を吐露した。

「苦しい胸中」、「吐露」・・一瞬「ウッ!」となってしまいます。
こういう表現を日常会話で普通に使ってはいないでしょうが、小説など
の中には良く出てくる表現です。

日常会話にはすぐに役に立たないかもしれませんが、置き換え練習の一
つの例としてやってみました。

5つのルール:
◇ルール1:分けて短くする
◇ルール2:大胆に省略する
◇ルール3:具体的にする
◇ルール4:意味を考えて言い換える
◇ルール5:そもそも何が言いたいの?

ここで関連しそうなのは、ルール5の「そもそも何が言いたいの?」と、
ルール2の「大胆に省略する」、それとルール1の「分けて短くする」
ではないかと思います。

言いたいことをよく考えてみると、
・彼女は困っていることがありました。
・それを(苦しそうな表情で)話しました。

とやさしい文章で2つに分けて整理してみました。

そうすると、「困っていること」は「問題=problem」なので、
・She had some problems.
・She talked about them.

となり、簡単な表現で言うことができました。

ここで 吐露=苦しそうな表情で→省略 としました。
それでも、彼女は困っているということは、きっちり伝わるのではない
でしょうか。

要は、こういった練習を繰り返しながら、そのやり方に慣れていき、
瞬間的に置き換えができるようにしていくということだと思っています。

この作業を瞬間的にできるようになると、かなりのことをサッと話せる
ようになるでしょうね。


2013年1月9日水曜日

関係代名詞の習得に注力すべきかどうか


当初「よく使う関係代名詞」というテーマで、普段良く使う関係代名詞に
ついて、記事にして載せようと考えていました。

しかし最近になって、関係代名詞を使いこなすことに多くの時間をかける
ことよりも、シンプルな短文をテンポ良く並べて楽しく会話することに注力
する方が、現時点ではより大事ではないかと思うようになりました。

頭の中で文法を意識しつつ文を組み立てて、少しスローな中で長文を話すよ
りも、あまりむずかしいことを考えずに、思ったことをポンポン話す方が楽
しく会話できると思ったのです。

英会話は高度な会話スキルを示す発表会ではありません。

言い方はシンプル/単純でも問題なく、要は思っていることをそのまま伝え、
楽しくコミュニケーションできれば良いと思うのです。

ビジネスの場で契約できるような、正確な英語を身につけたいと思っている
わけではありません。普段着で日常会話ができれば良いと思うレベルなので
す。

従って、関係代名詞の関連記事を載せることは、当面止めることにしました。

しばらくは、次の例のように関係代名詞を使わずに、シンプルな短文を素早
く並べて話すこと、そして疲れないで話せるように心掛けることにしました。


■関係代名詞の種類
関係代名詞の種類は、次の通りとなっています。

 | 先行詞  | 主 格 | 所有格 | 目的格 |
 |  人     | who  |whose | whom |
 | 物・動物  | which |whose | which |
 |人・物・動物| that   |  -   | that  |

それぞれの関係代名詞を使った文において、二つの短文で同じ意味を表すこ
とができるということを示してみます。

会話では簡単な文で言う方が、聞く方の相手にもやさしく、間違いなく伝わ
ると思います。

例1: I have a sister who loves cats.
       わたしには猫の好きな妹がいます。
            ↓
       I have a sister  and  She loves cats.
       わたしには妹がいます。彼女は猫が好きです。

例2: The girl whose hat is red is Jane.
       帽子が赤いあの少女はジェーンです。
            ↓
       The girl is Jane. Her hat is red. (or She wears a red hat.)
   その少女はジェーンです。彼女の帽子は赤です。

例3: Tom lives in a house which is near the river.
    トムは川の近くにある家に住んでいます。
            ↓
    Tom lives in a house. It is near the river.
    トムは家に住んでいます。それは川の近くにあります。

例4: That is the bus that goes to the park.
    あれは公園へ行くバスです。
            ↓
    That is the bus. It goes to the park.
    あれはバスです。それは公園へ行きます。


■当面の関係代名詞の扱い
関係代名詞とは説明を補足するためのもので、2つの文をくっつける接着剤
のような働きをする代名詞です。

そして、上の例からもわかるように、逆に2つの文に分けることができ、
多少幼稚とも思える文となるのですが、意味はしっかり伝わることは同じな
のです。

この幼稚とも思えるシンプルな文で、素早く並べて話す方が、話の流れとし
ては良くなるようにも思っています。

従って、もっと楽しくリラックスして英会話ができるようになりたいものと
しては、関係代名詞に頭を悩ますことはしばらく止めようと考えました。

自然に出るものだけにして、意識して使うようにはしないことにしました。


2012年10月11日木曜日

◆シンプルに話すための他のやり方と例

今日も「シンプルに話す」そのやり方について、例を上げて考えてみました。


■ラジオの音を下げる
もしも隣のラジオがうるさくて、少し音を小さくして欲しいとき、皆さんはどう
言いますか?

Turn down the radio, please.

と言ったとします。

笑い話ではないのですが、この文の意味をそのまま素直に実行すると、棚の上
にあったラジオを下に降ろすことになったりします。

冗談ではありませんが、少し表現が違って取られることがあるので要注意です。

音を小さくするためには、ラジオのボリュームのつまみを反時計回りに回さない
といけませんが、その動作を英語では turn down と言います。

turn には、つまみを回すという意味があり、それを down つまり下に回すという
ことになり、turn down でボリュームを下げるという意味になります。

ここでシンプルに話すためのポイントですが、
「ラジオのボリュームを下げて欲しい」という日本語を英語にする場合、
「ボリューム」に相当する英語は省いても良いということです。

わざわざ turn down the volume などという言い方をしなくても、turn down
という短い表現だけで済むのです。


■歌を歌う
別の例ですが、「一緒に歌を歌おう」を丁寧に言えば次のようになります。
Let's sing a song together.

ここでよく考えてみてください。
sing という単語の中には、「歌う」という意味だけではなく、「歌を歌う」とい
う意味も含まれているのです。

従って、song を省くことができるのです。
Let's sing together.

かなりシンプルになりますよね。
自分の意志は、これだけで十分に伝わります。


■彼を信じない
もう一つ別の例をあげてみましょう。
「私は、彼の言うことを決して信じない」と言いたいとします。

「彼が言うこと」を直訳すると what he says ですが、実はそんな英語は不要
ないのです。 him という単語の中に「彼が言うこと」という意味が、含まれてい
るので。

したがってシンプルにした言い方は、次のようになります。
I never believe him.

何かすごく言い易いですよね!


■映画を見る
最後の例です。「映画を見に行こう」という場合は、どうなるでしょうか。

もう、おわかりと思いますが、to see は不要です。
「見る」という単語を省いても、「映画に行こう」と言えば、映画を見に行くと
いう意味が、当然含まれているからですね。

Let's go to the movies.

このように、基本的なやさしい単語の中には、学校で教えられた以上のいろい
ろな意味が含まれているものがあるのです。

時にはこういった目で、辞書を眺めてみるのも面白いですね。


2012年10月8日月曜日

◆文脈から類推できることは省いて話す

今日も無駄な部分を省いてシンプルに話す、という例をご紹介します。

■例1:見に下りて行く
2階の窓から下を見おろしている人がいて、庭にいる人に向かって、
「そこに犬をつないでおいてください。すぐに下に見に行きますから」
と言ったとします。

この文を直訳すると、次のようになります。
Leave your dog there, I'll be right down to see him.

しかしここでは、「見る」に当たる to see him は英語的に言うと省いても
良いフレーズになります。

犬を見るため下に下りていくのだということは、前半の部分に犬が出て
いるので、当然わかっていることだからです。

このフレーズは、余計な繰り返しになっています。
次の通りの文でOKなのです。
Leave your dog there, I'll be right down.


■例2:コーヒーの好み
次のような場合にも、英語は省かれて使われます。

お客さんにコーヒーを出すようなとき、日本では 「ミルクと砂糖はどう
しますか」と聞くのは普通です。

これを直訳すると、次のようになります。
Would you like cream and sugar in your coffee?

しかし、英語では次のように言う場合が多いです。
How do you like your coffee?

ミルクはどうか、砂糖はどうかなどと好みを強制はしません。
相手の意向を尊重して、いちいち細かく聞かなくて良いのです。

このような例からもわかるように、前後の関係から省略しても意味が通じ
るような場合には、思い切って省略しても良いのです。


■例3:スピーチの挨拶
日本人が会合などでスピーチをするときは、まずは司会の人がスピーチす
る人を紹介します。

そしてスピーチする人が紹介を受けたあとで、まずは
「ただいまを紹介にあずかりました○○でございます」
という決まり文句を言ってから、スピーチを始めます。

I am ~ who has had the honor of being introduced to you by the -.

しかしここでもダブった内容となっているのですね。
それは、スピーチをする人の名前です。

司会の人も名前を紹介し、そして本人も再び名前を言ってから話している
からです。

英語ではこのような場合、司会がスピーチする人の名前を出席者に告げた
のですから、それを受けて挨拶に立った人間は、改めて自分の名前を言う
ことはありません。

2回も同じ事を繰返して言う必要はないという発想です。
こういう場合、英語では次のような決まり文句を言うことが多いです。

Thank you, ~, for your kind introduction.

~には紹介してくれた人の名前を入れ、紹介してくれた人に対して、お礼
の言葉を言うのです。

とてもシンプルな言い方ですよね!

英語的発想の方が日本語的な発想よりも、より無駄が少なく合理的である
と言えますね。

2012年10月4日木曜日

◆ムダを取りシンプルに話す(2)

さて今回も「ムダを取りシンプルに話す」について、書きたいと思います。

前回の”意味合いの重複するものは省く”というポイントについて、もう少し
具体例を上げながら説明していきたいと思います。


■例1:濃霧
例えば次のような日本文があったとします。
「山で濃霧に出会ったときは、先へは進まないで、霧が晴れるまで気長に待
っているのが一番良い」


これを英語らしくアレンジしてムダを省いた英文にすると、次のような感じに
なります。

When you are overtaken by a dense fog in the mountains,
 the best thing to do is to stay where you are, and wait patiently
 until the fog clears away.

この英文をもとの日本文と比べてみると、かなり意訳されていることがわかり
ます。

特に日本語の「先へは進まないで」というフレーズは、全く省かれています。
また、「霧が晴れるまで気長に待つ」というフレーズも、英文では

to stay where you are, and wait patiently until fog clears away

となっています。このように to stay ということによって、
「先へは進まないで」に相当する to stop advancing は不要になります。

stay というのはそこにとどまることですから、「先に進むのを止める」という
当たり前のことは、くどくど重ねて言う必要はありません。

繰り返しますが、「先へは進まないで」は、stay の1語で表せるということ
です。


■例2:時計修理
もう一つ、例を上げてみます。

「時計の具合が悪いので修理してくる」
という内容を英語でいう場合、あなたはどう表現しますか?


ネイティブの人なら、つぎのような英文で言うのではないかと思います。

My watch needs some repair work.

あなたが考えていた英文と同じだったでしょうか?

もしも先ほどのような日本文から、このような簡潔な英語が引き出せたとした
ら、あなたは簡潔に話すコツを、かなりつかんでいると言えるでしょう。

「具合が悪い」は、言い換えれば「故障している」ということです。
それを多くの日本人は、英文の中に何とか織り込もうとするのですが、実は
その必要はないのです。

英語で some repair work といえば、「修理」のことを指します。
従って、この言葉だけで時計が故障していることは、十分相手に伝わるのです。


2012年8月26日日曜日

◆ホテル会話を頭出し練習

前回の飛行機での移動、入国審査、タクシーでホテルへ移動・・に続いて、
ホテルで良く使われる英文の、頭出しワードの確認をしてみたいと思います。


■ホテルフロントで受付
予約した(または予約無いが宿泊しようと思っている)ホテルに到着し、受付
カウンターデスクに行ってチェックインをしようとするとき。


1)最初に伝えることは、
  ・予約してあります                      I have a reservation.

2)次に伝えるのは「名前」
  ・わたしは鈴木です                     My name is (Suzuki).


もしも予約がなくて、飛び込みの場合なら、
  ・わたしは鈴木です                     My name is (Suzuki).
  ・予約はしてません                       I have no reservation.
  ・今晩、シングルの部屋ありますか  I'd like (a single) (tonight).
または、
  ・今晩、空いている部屋ありますか  Do you have (a room available) (for tonight)?

その他のよく使う文
  ・わたしは予約をしたいのですが   I'd like to (make a reservation).
  ・わたしは予約をキャンセルしたい  I'd like to (cancel my reservation).

  ・チェックアウトは何時ですか?    What's the (check-out time)?
  ・自動販売機はどこですか?     Where's the (vending machine)?


■部屋で使う英文
チェックインが終わると部屋へ移動します。
荷物を降ろし軽装に着替えます。そして・・・、

トイレがうまく流れません。早速フロントへ連絡します。


  ・542号室ですが           This is room (five-four-two).

  ・トレイが流れません        The toilet doesn't flush ‥‥.
  ・エアコンが動きません       The (airconditioner) doesn't work.

  ・ミネラルウォーターがない     There's no (mineral water).
 ・隣の部屋がうるさいんです    It's noisy (next door).


 ・‥‥を持ってきてください     Please bring me ‥‥

 ・‥‥さんを呼び出してください   Would you page ‥‥?


2012年8月22日水曜日

◆海外旅行へ行ったときによく使う文と頭出し

9月に入ったらすぐ、また香港経由で中国へ出張です。
何度か英語を使うことになりますので、今日は海外旅行へ行った時によく使う
英文と、そのときの頭出しのことについて書いてみます


■海外旅行で英会話
海外旅行のとき、飛行機の中や外国の空港で、英語のやりとりをしなくてはな
らなくなるケースはよくあります。

その際に、しどろもどろにならないようにするためには、海外旅行でよく使われ
ると思われる会話文について、準備をしておくようにするのが良いですね。

つまり、話したいことをイメージしたときに、さっとその英文の頭出しができるよ
うに訓練しておくということです。

英文全てをそっくり覚えようとすることは、止めた方が良いです。
思い出して言っているときに、単語が一つ出てこないと、そこでパニックになる
可能性が高いので。

頭出しの構文とフレーズや時・場所・副詞などの表現は、別々に覚えておき、
必要なときにサッと組み合わせて言いたい文を完成させるような話し方の訓練
をした方が、圧倒的に会話の応用力がつきます!


■飛行機の中で遭遇する場面と頭出し
飛行機に搭乗して飛び立って少したつと、機内で最初の飲み物が出されること
が多いです。


1)「‥‥をください」⇒「 ‥‥, please.

  ‥‥をくださいと言いたい場合は、 ‥‥, please. が一番簡単な言い方だと
  言うことは、皆さんが知っていると思います。


「飲み物は何がよろしいでしょうか?」と聞いてきたときは、
  ⇒「 Coke, please. 
  ⇒「 Orange juice, please.
      ・
      ・
でOKですが、それでは


2)「もう一杯お願い‥」の場合は、どういうでしょうか?

 ⇒「 Some more ‥‥, please. 」と頭出しできれば良いですね。

    Some more wine, please.
    Some more water, please.



 それでは、

3)「‥‥を持ってきてください」と言いたい場合はどうでしょうか?

 ⇒「 May I have ‥‥ ? 」 をすぐに頭に浮かべられるようにしたいものですね。
    May I have a branket?
    May I have a menu ?

   
4)「気分が悪いです」 ⇒ 「 I feel sick.


■目的地に到着
そして目的の空港に到着です。
飛行機を降りるとすぐに入国審査があります。

まず先に手荷物のX線透視検査です。
係員は「パソコンがかばんの中に入っていませんか」と聞いてくるので、
 「 No. 」
と一言。

そしてパスポートを出して入国審査を受け、終わると預けたスーツケースなど
の引き取りです。

荷物受け取りの指定された移動レーンのところへ行き、自分のスーツケース
が来たらレーンより取り出して、アライバルホールへ移動します。

もしもここで長く待っていても自分のスーツケースが来なければ、係員に
  「わたしのスーツケースが見つかりません」
と言うことになります。

5)「‥‥が見つからない」 ⇒ 「 ‥‥ hasn't arrived.
                My baggage hasn't arrived.

そしてどこかが壊れていたのなら、

6)「‥‥が壊れている」 ⇒ 「 ‥‥is badly damaged.

と言うことになります。


■ホテルへ移動
次はホテルへの移動となります。
移動するに当たり、リムジンバスの切符を買うことになります。
(タクシーに乗るというケースも多いですが・・)

ここで切符を買うところや、バス・タクシーの乗り場を聞くことになります。

7)「‥‥はどこで買うの?」 ⇒ 「 Where can I get ‥‥?

と頭出し。
この Where can I ‥‥ ? の構文も、非常に使用頻度が高いですね。


次にバス乗り場で確認です。

8)「‥‥へ行きますか?」 ⇒ 「 Does this bus go to ‥‥?

もしもタクシーに乗ったのなら、

9)「ロイアル・ホテルへ(行って下さい)」 ⇒ 「 Hotel Royal, please. 

でホテルへ移動、到着です。


★前回、ご紹介した「頭出し英会話(ナツメ社、尾山大著)」の本ですが、休刊
   (廃刊?)となっているとお知らせしました。
   しかし、Amazonを探してみたところ、やはり新品はないのですが、中古のも
   のが数冊販売されていました。興味ある方は覗いて見て下さい。

   ・ CD付き 頭出し英会話―基本フレーズで覚えるラクラク英語

2012年8月19日日曜日

◆英語を話す上でとても大事な「言い出し」の瞬間

わたしたち日本人が英語を話すときに、とても大事な瞬間があります。

それは「言い出し」の瞬間です。
時間にするとわずか1、2秒ですが。

この間にパニックを引き起こしたり、混乱状態に陥ってしまう人が非常に多い
ようです。

スムーズに話して行けるかどうかは、この「言い出し」によって決まると言える
かもしれません。


■大事な「言い出し」
つまり、あとがつながらない「言い出し」と、順にフレーズをつなげていけるよう
な話易い「言い出し」とがあります。

自分の言いたい事にあった、且つスムーズにつなげていけるような、適切な
「言い出し」を選ぶ事が大事だと思います。

そのようなことを考えて、以前、一冊の本を買いました。
「頭出し英会話」という本です。

その本にはこのようなことが書かれていました。
「日本人は外国人と向き合うと、緊張状態になる人が多い。
  何かを話そうとすると、つい「名詞」を口に出してしまい、そのあと
  どのように続けていいか、わからなくなってしまうケースがとても多い」

「そしてこのような日本人の共通の欠点をカバーするには、話し手の心に
  浮かんだ感覚と英語のニュアンスを一致させる必要がある。
  その訓練のために、この頭出し英会話を書いた」と。

やはり同じようなことで悩んでいる人は多いようで、第1刊はとても好評だっ
たようです。

そしてCD版の要求も多かったことから、後日CD対応に改編されて再版され
たようです。

この本には、必須フレーズとして5つのパートに分けられて書かれていました。
  1.行動・動作編 (54)
  2.感情・感覚編 (41)
  3.対人関係編  (75)
  4.対物関係編  (37)
  5.旅行と出張編 (51)  ※カッコ内の数字はフレーズ数


■自分の言いたいニュアンスと「言い出し」
自分が相手に何かを言いたい時、そのニュアンスにあった適切な「言い出し」
がサッと出てくるなら、かなり会話がスムーズにできるようになるのでは
ないでしょうか。

いくつか例を上げてみましょう。

1.「‥‥しようと思ってます」というニュアンスで話そうとするとき、
     ⇒「 I'm planning to ‥‥」
    という「言い出し」が頭の中にふっと浮かんでくるということです。
また、

2.「‥‥かな?」というニュアンスのことを話そうとしたら、頭の中に
     ⇒「 I wonder ‥‥」
    と浮かんでくるわけです。

3.「よく考えてみると‥‥」のニュアンスでは、
     ⇒「 I consider ‥‥」

4.「‥‥じゃないかと思います」では、
     ⇒「 I guess ‥‥」

5.「‥‥を期待しています」では、
     ⇒「 I expect ‥‥」

と出てくるわけですね。

この「頭だし英会話(尾山大著) 」には、このような必須フレーズが合計
258載っていました。

わたしはこの中の半分でもすぐに浮かんでくるようなら、随分会話するのが
楽になると感じています。


【お詫び】
上記で説明した内容の本は、すでに休版となっていました。
新版の書籍名は次の通りでした。
    「驚くほど話せる!アタマ出しで通じる英会話
      54の頭出しパターンと応用フレーズさえわかれば、英語なんて
      簡単に話せる‥‥」

2012年8月5日日曜日

◆強調したいことを主語にすると意思が伝わる

強調したいことを主語にすると、ニュアンスが正確に伝えることができます。
言い方を換えると、主語の置き方で文章のニュアンスが変わるということです。


■主語の置き換えで簡単に話す
主語を置き換えるとスムーズに話せるようになるケースが多々あります。

一方、主語を誤るとそのあとの作文がとてもむずかしくなってしまったり、
ときにはうまく言い切れない場合も出てきます。

何か言いたい事があるとき、何を主語にもってくるかを瞬間的に考え、スムー
ズに話せる主語を選択する

・・ということは、スムーズに会話をする上で重要なポイントの一つです。

しかし、どんな時でも主語を置き換えればいいのかというと、必ずしもそうとは
限りません。


■強調したいことがあるときは
英語の文章で強調したいことがあるときは、それを文章の前に持ってくる方が
わかりやすいということです。

主語を置き換えた方が話しやすいというときでも、大事なことを文章の最後の
方に持っていってしまうと、ニュアンスがかなり違ってしまうことがあるので、
注意が必要です。

例えば、急患がでて、「すぐに医者を呼ばなくては」を英語にしてみると、
  The doctor must be called right away.

その場に居合わせた人達の頭には、真っ先に「医者」という言葉が浮かんでき
ますから、「医者」を文章の先頭に持ってきたほうがいいのです。
  We have to call the doctor at once.

これだとどこか間延びしてしまって、その場の雰囲気に合いません。


■もしも心臓麻痺で倒れたら
人が心臓麻痺で倒れたら、日本語でも「医者だ、医者を呼べ」となるはずです。
従って、The doctor がまっ先に出てくるのは当然ですよね。

また「息子を医者にするのが、彼の唯一の望みです」という文があるとします。

  His only wish is to make a doctor of his son.

  To make his son a doctor is his only wish.

どちらの方が、ニュアンスが正確に伝わってくるでしょうか。

まず強調したいことは「息子を医者にすること」ですよね。
「彼の唯一の望み」ではなく・・。


■英語での重要ポイント
望みとか、好みとかいったことは、日本語の場合はとかく文章の最後の方に
来ることが多いですが、英語では、

とにかく大事なことは先に言う

ということが、重要なポイントの一つだということです。