2013年1月9日水曜日

関係代名詞の習得に注力すべきかどうか


当初「よく使う関係代名詞」というテーマで、普段良く使う関係代名詞に
ついて、記事にして載せようと考えていました。

しかし最近になって、関係代名詞を使いこなすことに多くの時間をかける
ことよりも、シンプルな短文をテンポ良く並べて楽しく会話することに注力
する方が、現時点ではより大事ではないかと思うようになりました。

頭の中で文法を意識しつつ文を組み立てて、少しスローな中で長文を話すよ
りも、あまりむずかしいことを考えずに、思ったことをポンポン話す方が楽
しく会話できると思ったのです。

英会話は高度な会話スキルを示す発表会ではありません。

言い方はシンプル/単純でも問題なく、要は思っていることをそのまま伝え、
楽しくコミュニケーションできれば良いと思うのです。

ビジネスの場で契約できるような、正確な英語を身につけたいと思っている
わけではありません。普段着で日常会話ができれば良いと思うレベルなので
す。

従って、関係代名詞の関連記事を載せることは、当面止めることにしました。

しばらくは、次の例のように関係代名詞を使わずに、シンプルな短文を素早
く並べて話すこと、そして疲れないで話せるように心掛けることにしました。


■関係代名詞の種類
関係代名詞の種類は、次の通りとなっています。

 | 先行詞  | 主 格 | 所有格 | 目的格 |
 |  人     | who  |whose | whom |
 | 物・動物  | which |whose | which |
 |人・物・動物| that   |  -   | that  |

それぞれの関係代名詞を使った文において、二つの短文で同じ意味を表すこ
とができるということを示してみます。

会話では簡単な文で言う方が、聞く方の相手にもやさしく、間違いなく伝わ
ると思います。

例1: I have a sister who loves cats.
       わたしには猫の好きな妹がいます。
            ↓
       I have a sister  and  She loves cats.
       わたしには妹がいます。彼女は猫が好きです。

例2: The girl whose hat is red is Jane.
       帽子が赤いあの少女はジェーンです。
            ↓
       The girl is Jane. Her hat is red. (or She wears a red hat.)
   その少女はジェーンです。彼女の帽子は赤です。

例3: Tom lives in a house which is near the river.
    トムは川の近くにある家に住んでいます。
            ↓
    Tom lives in a house. It is near the river.
    トムは家に住んでいます。それは川の近くにあります。

例4: That is the bus that goes to the park.
    あれは公園へ行くバスです。
            ↓
    That is the bus. It goes to the park.
    あれはバスです。それは公園へ行きます。


■当面の関係代名詞の扱い
関係代名詞とは説明を補足するためのもので、2つの文をくっつける接着剤
のような働きをする代名詞です。

そして、上の例からもわかるように、逆に2つの文に分けることができ、
多少幼稚とも思える文となるのですが、意味はしっかり伝わることは同じな
のです。

この幼稚とも思えるシンプルな文で、素早く並べて話す方が、話の流れとし
ては良くなるようにも思っています。

従って、もっと楽しくリラックスして英会話ができるようになりたいものと
しては、関係代名詞に頭を悩ますことはしばらく止めようと考えました。

自然に出るものだけにして、意識して使うようにはしないことにしました。