2013年1月20日日曜日

ちょいと一服。カタカナ英語は要注意!


日本人が普段使う言葉の中に、カタカナ英語が大量に入ってきています。
ものすごい量で、集めたら1冊の本ができるほどです。

しかしこのカタカナ英語は、多くの場合、正確な英語のリスニングをしよう
とするものにとっては、要注意です!

それは何かというと、カタカナ英語の読み方と正しい英語の発音とが、
まったく違う場合があるからです。

つまり、カタカナ英語の読み方を念頭に正しい英語の発音を聞いたとき、
あまりにも違うため別の単語と勘違いして、聞き逃すことになりかねない
ということです。

例をあげると、
vitamin」はどう発音するでしょうか?
  →カタカナ英語では「ビタミン」ですが、正しい発音に沿って言うと、
  「バイタミン」となります。

また、
vinyl」はどう発音するでしょうか?
  →カタカナ英語では「ビニール」ですが、正しい発音で言うと、
    「バイニル」となります。

あまりにも聴いたときのイメージが違うため、別の単語と勘違いしそうに
なりますよね!

さらに例を、
挙げてみます。

vanilla」はどうでしょうか?
  →カタカナ英語では「バニラ」ですが、正しい発音では
    vanillaはバニラの「ニ」にアクセントがあり、語尾の「l」が日本人
    にとって、非常にむずかしい発音となります。

また、
MacDonald」だとどうでしょうか?
  →カタカナ英語では「マクドナルド」ですが、正しい発音で言うと、
    「マックダーナル」で、「ダー」にアクセントがあります。

    そのように言えなければまったく通じないし、そのように言えれば
    何とか通じるのです。

さらにはこういうケース
もあります。

「あの人はなかなかダンディだ」と言えば、最高の褒め言葉になりますが、
アメリカでは dandy には、「伊達者、女たらし」という悪い意味もあり
ます。

また、同じように若い女性に
「あなたはとてもナィーブだ」 You are very naive.

と言ったとします。
これだと相手に頬を張り倒される可能性があります。

と言うのは、naive には「世間知らずで少しトロイ」という意味もある
からです。

以上のように、カタカナ英語をそのまま受け入れていると、大きな失敗
をすることもあるということです。