日本語では受動態で話すケースが本当に多いです。
「~された」「~してもらった」「~させられた」
しかしこれも直訳すると、過去分詞を使ってのむずかしい言い方になり
ます。どうしてもそのように言わなければならないのでしょうか?
■例1:昨日、車を盗まれたんだ。
あなたはこの文の場合、どのように言いますか?
・I was stolen my car by ・・・yesterday.
ですか?
このように言う場合は、受動態は「be+過去分詞」なのでstealの過去
分詞は・・と頭を働かせながら話すことになります。
本当にこのように思考しながら話すしかないのでしょうか?
ここでよりシンプルな言い方があります。
・Someone stole my car yesterday.
主語を「わたし」ではなく、「誰か」に替えて能動態で話す場合、先の
言い方よりもずい分シンプルな言い方になることがわかりますよね!
「主語を考えて選び、能動態で話す」です。
■例2:息子にお気に入りのコーヒーカップを壊されたんです。
この例はどうですか?
・I was broken my ・・・・ではないですね。
例1と同じです。「わたし」ではなく「息子」を主語にして、
・My son broke my favorite coffee cup.
ですね。やはり能動態の方がシンプルで理解し易いです。
■例3:空港で係員に出発口まで案内してもらったよ。
やはり主語は「わたし」ではなく、「係員」にします。
・The person in charge guided me / to the departure gate
/ at the airport.
「係員」は the person in charge です。
・The person in charge guided me をサッと言えば、あとは「出発口
まで」「空港で」と付け足せば良いわけです。
日本語を改めて眺めてみると、本当に「~された」という類の受動態で
の話し方が多いことに気がつかされます。(これも受動態の言い方です
ね!)
そしてそれを、きっちり主語を選んで能動態で話すようにすると、ずい
分シンプルに言うことができるという事がわかります。
普通に話すときは、できるだけ能動態で話すように心がける方が良さそ
うですね!
2013年7月3日水曜日
スピーキングのためのスラッシュ・リピーティング
今回はステップ1の「スラッシュ・音読」に続いて、ステップ2の
「スラッシュ・リピーティング」について説明します。
耳で聞いた英語をすぐにそのままオウム返しに言うのが「シャドーイング」
英語が聞こえ始めたらすぐにその英語を少しだけ遅れて、繰り返します。
そして、英語の発声が一区切りついてから、オウム返しに言い出すのは、
「リピーティング」。全文読み上げられてからリピーティングするのは、
かなりむずかしくなります。
なぜなら、全文読み上げられたあとにスタートする場合は、途中までリピ
ーティングをしているときに、聞いて覚えたつもりの記憶が薄れて思い出
せなくなっていくからです。
それでもっと細分化してリピーティングをやり易くし、且つ英語の語順を
しっかりと意識して行うことで、リピーティングと英語の語順で話すこと
によるダブル効果を狙うのが「スラッシュ・リピーティング」です。
■英語の語順を意識する
わたしは長い文を一辺に考えていくのではなく、意味のあるフレーズごと
に順番に処理していくことが、英語を早く習得する上での一つのコツだと
思っています。
ですから、リスニングをするときも、音読をするときも、リピーティング
をするときも、スピーキングをするときも、すべて意味のあるフレーズご
とに、英語の語順で進めていくべきだと考えています。
なので「リピーティング」は同じなのですが、意味のある短いフレーズ毎
に英語の語順をしっかり意識して練習するのが「スラッシュ・リピーティ
ング」なのです。
やることは簡単です。聞いたまま繰り返せばいいのですから。
手間がかかるのは、意味のあるフレーズごとに、リピーティングするため
の空白を、音声データに挿入することです。
それができたなら、あとは英語の語順でその意味をしっかりと意識しなが
ら、リピーティングを何度も何度も繰り返すだけです。
■具体的な例
例えば次のような文があったとします。
They went to a small town on the coast of Hokkaido that one of Kenji's co-workers had recommended.
彼らはケンジの同僚の一人が薦めた北海道の海岸にある小さな町に行った。
(音読パッケージ、中級レベルより抜粋)
この文をやる場合に、一つの例ですが次のようにします。
They went to a small town / on the coast of Hokkaido / that one of Kenji's co-workers had recommended.
彼らは小さな町に行った / 北海道の海岸にある / (それは) ケンジの同僚の一人が薦めた
文中の「スラッシュ」の部分に、リピート用の空白を挿入します。
スラッシュ=空白ということです。
They went to a small town
彼らは小さな町に行った
on the coast of Hokkaido
北海道の海岸にある
that one of Kenji's co-workers had recommended.
(それは) ケンジの同僚の一人が薦めた
ポイントとしては、最初は十分な長さの空白を入れて、しっかりと塊ごと
の意味を意識して行うことです。3つ目の終わりの文は、長ければさらに
2つに分けても良いでしょう。
■よりレベル高い練習方法
リピーティングなので音声を聞いてからオウム返しするのですが、慣れて
きたなら一旦その意味を理解したあと単純にオウム返しするのではなく、
理解した意味から瞬間的に英文を作り出して、声にして出すという練習を
します。
これはかなり効果のあるスピーキングのトレーニング方法になります。
お薦めです。
なお、自分で音声データを編集し、空白を挿入できるのならば問題ないの
ですが、もしもむずかしいなら 音読パッケージ
の本を購入すれば良いで
しょう。
リピーティング用に空白が挿入されたCDが付属しているので。
「スラッシュ・リピーティング」について説明します。
耳で聞いた英語をすぐにそのままオウム返しに言うのが「シャドーイング」
英語が聞こえ始めたらすぐにその英語を少しだけ遅れて、繰り返します。
そして、英語の発声が一区切りついてから、オウム返しに言い出すのは、
「リピーティング」。全文読み上げられてからリピーティングするのは、
かなりむずかしくなります。
なぜなら、全文読み上げられたあとにスタートする場合は、途中までリピ
ーティングをしているときに、聞いて覚えたつもりの記憶が薄れて思い出
せなくなっていくからです。
それでもっと細分化してリピーティングをやり易くし、且つ英語の語順を
しっかりと意識して行うことで、リピーティングと英語の語順で話すこと
によるダブル効果を狙うのが「スラッシュ・リピーティング」です。
■英語の語順を意識する
わたしは長い文を一辺に考えていくのではなく、意味のあるフレーズごと
に順番に処理していくことが、英語を早く習得する上での一つのコツだと
思っています。
ですから、リスニングをするときも、音読をするときも、リピーティング
をするときも、スピーキングをするときも、すべて意味のあるフレーズご
とに、英語の語順で進めていくべきだと考えています。
なので「リピーティング」は同じなのですが、意味のある短いフレーズ毎
に英語の語順をしっかり意識して練習するのが「スラッシュ・リピーティ
ング」なのです。
やることは簡単です。聞いたまま繰り返せばいいのですから。
手間がかかるのは、意味のあるフレーズごとに、リピーティングするため
の空白を、音声データに挿入することです。
それができたなら、あとは英語の語順でその意味をしっかりと意識しなが
ら、リピーティングを何度も何度も繰り返すだけです。
■具体的な例
例えば次のような文があったとします。
They went to a small town on the coast of Hokkaido that one of Kenji's co-workers had recommended.
彼らはケンジの同僚の一人が薦めた北海道の海岸にある小さな町に行った。
(音読パッケージ、中級レベルより抜粋)
この文をやる場合に、一つの例ですが次のようにします。
They went to a small town / on the coast of Hokkaido / that one of Kenji's co-workers had recommended.
彼らは小さな町に行った / 北海道の海岸にある / (それは) ケンジの同僚の一人が薦めた
文中の「スラッシュ」の部分に、リピート用の空白を挿入します。
スラッシュ=空白ということです。
They went to a small town
彼らは小さな町に行った
on the coast of Hokkaido
北海道の海岸にある
that one of Kenji's co-workers had recommended.
(それは) ケンジの同僚の一人が薦めた
ポイントとしては、最初は十分な長さの空白を入れて、しっかりと塊ごと
の意味を意識して行うことです。3つ目の終わりの文は、長ければさらに
2つに分けても良いでしょう。
■よりレベル高い練習方法
リピーティングなので音声を聞いてからオウム返しするのですが、慣れて
きたなら一旦その意味を理解したあと単純にオウム返しするのではなく、
理解した意味から瞬間的に英文を作り出して、声にして出すという練習を
します。
これはかなり効果のあるスピーキングのトレーニング方法になります。
お薦めです。
なお、自分で音声データを編集し、空白を挿入できるのならば問題ないの
ですが、もしもむずかしいなら 音読パッケージ
しょう。
リピーティング用に空白が挿入されたCDが付属しているので。
2013年4月9日火曜日
本当に身に付く音読パッケージの練習方法
いろいろと長い期間、音読パッケージをやってきました。
そしてわかったことがあります。とても大事なことです!
それはその「利用の仕方、勉強方法」です。
そのやり方が悪いと長くやっていても効果が少なく、そのやり方が
良いならば効果が大きいということです。
何ごともやり方次第で、効率や効果が異なるんですね。やり方の
コツがあるということです。
従ってどうせやるならば、しっかり身に付くやり方をすべきだとい
うことです。
■最初のやり方(良くない)
最初の頃は、悪いやり方をしていました。
教材の文章がどんどん聞き覚えのある状態になっただけです。
とても身に付いたというレベルではありません。
原因は、1回の勉強するターゲット範囲を広くし過ぎたこと。
そのため身に付くというレベルではなく、聞きなれたというレベル。
スピーキング力がアップしたというのではなく、リスニングで少し
有効だったな・・という程度でした。もちろん音声が聞こえたら、
スムーズに口が動くようになりましたが。
しかしスピーキング力のアップにつなげたいのなら、身に付くやり
方をすべきだと気がつきました。
■改めたやり方(良い)
身に付くやり方とは、
・ターゲットを絞り込むこと
・そして身に付いたと思うまで続けること ・・でした。
わたしの例ですが、最初は90ある全ての章を対象に、グルグルや
っていました。これだと先に述べた通り、なかなか身に付きません。
あとで変えたやり方というは、ターゲットをずい分シンプルにし、
1回のターゲットを3つに絞りました。
最初は1章だけにしようかと思ったのですが、同じものの繰り返し
だけだと、飽きてきてしまいそうだったので。
2つの章が良いか3つが良いかはまだわかりません。
ただ「3」という数字は、いろんな意味でバランスの良い数字なの
で、単に「2」を選ばすに「3」を選んだということ。
■練習の実践方法
わたしの車のカーステレオは古いので、CDとMDが使えますが、
mp3データが使えません。
そのためCDを使うこととして、1枚のCDに3章を繰り返し書き込
みしました。つまり1→3章→1→3章→1→3章→・・・として、
10回繰り返し書き込んだCDを作りました。
あとはそれを何度も繰り返し聴きながら、リピーティングをすると
いうこと。ターゲットの範囲が絞られているので、繰り返し回数も
半端ではないので、身に付いてきているという感覚ができてきます。
そしてそれをオンライン英会話レッスンで試すのです。
もちろんリピーティングの途中では、全ての主語を「I」、自分中心
の文に変更してやっていますよ。

そしてわかったことがあります。とても大事なことです!
それはその「利用の仕方、勉強方法」です。
そのやり方が悪いと長くやっていても効果が少なく、そのやり方が
良いならば効果が大きいということです。
何ごともやり方次第で、効率や効果が異なるんですね。やり方の
コツがあるということです。
従ってどうせやるならば、しっかり身に付くやり方をすべきだとい
うことです。
■最初のやり方(良くない)
最初の頃は、悪いやり方をしていました。
教材の文章がどんどん聞き覚えのある状態になっただけです。
とても身に付いたというレベルではありません。
原因は、1回の勉強するターゲット範囲を広くし過ぎたこと。
そのため身に付くというレベルではなく、聞きなれたというレベル。
スピーキング力がアップしたというのではなく、リスニングで少し
有効だったな・・という程度でした。もちろん音声が聞こえたら、
スムーズに口が動くようになりましたが。
しかしスピーキング力のアップにつなげたいのなら、身に付くやり
方をすべきだと気がつきました。
■改めたやり方(良い)
身に付くやり方とは、
・ターゲットを絞り込むこと
・そして身に付いたと思うまで続けること ・・でした。
わたしの例ですが、最初は90ある全ての章を対象に、グルグルや
っていました。これだと先に述べた通り、なかなか身に付きません。
あとで変えたやり方というは、ターゲットをずい分シンプルにし、
1回のターゲットを3つに絞りました。
最初は1章だけにしようかと思ったのですが、同じものの繰り返し
だけだと、飽きてきてしまいそうだったので。
2つの章が良いか3つが良いかはまだわかりません。
ただ「3」という数字は、いろんな意味でバランスの良い数字なの
で、単に「2」を選ばすに「3」を選んだということ。
■練習の実践方法
わたしの車のカーステレオは古いので、CDとMDが使えますが、
mp3データが使えません。
そのためCDを使うこととして、1枚のCDに3章を繰り返し書き込
みしました。つまり1→3章→1→3章→1→3章→・・・として、
10回繰り返し書き込んだCDを作りました。
あとはそれを何度も繰り返し聴きながら、リピーティングをすると
いうこと。ターゲットの範囲が絞られているので、繰り返し回数も
半端ではないので、身に付いてきているという感覚ができてきます。
そしてそれをオンライン英会話レッスンで試すのです。
もちろんリピーティングの途中では、全ての主語を「I」、自分中心
の文に変更してやっていますよ。
2013年2月21日木曜日
リピーティングの効果をさらにアップするには
特に何も考えずにリピーティングを何度も何度も繰り返し行うと、CD音
声が発声された時点で条件反射的に口が動き、その英文を話すようになり
ます。
しかし頭の中では記憶の引き出しから反射的に英文を取り出し、ただそれ
を自動的に口からアウトプットしているだけの状態です。
口にその文を覚え込ます、あるいはなじますということは大事なことです
が、頭の中では瞬時に文型やフレーズを組み合わせて作文するという作業
が行われていません。
スピーキング力を伸ばすためには、瞬間的な作文能力をアップさせること
が必要だと思っています。
それではどうやれば、瞬間的な作文能力をアップさせることができるので
しょうか?
■オーソドックスなやり方
一番良いのは、英語が話せる人と実際の会話を繰り返すことが、最も効果
があるでしょう。
・ネイティブの友人を見つける。
・英会話の家庭教師を探す。
・英会話学校へ行ってネイティブの講師とマンツーマンで話す。
などごく当たり前の方策ですが、簡単にできるのなら、是非ともやりたい
ところです。しかし時間的・金銭的余裕などを考えると、なかなかむずか
しいものです。
■オンラインレッスン
それでわたしは、hanasoでオンライン英会話レッスンをしています。
週2回、月3,600円なので、なかなかリーズナブルだと思っています。
1年間ほど毎日25分をやっていましたが、予約に縛られ過ぎる感じがし
て、心に余裕がなくなるので止めました。
わたしには週2回がちょうど良い感じです。
また、この近辺には無いので行ったことがないのですが、英会話カフェみ
たいなところがあれば、是非とも行ってみたいと思っているのですが・・。
■一人でできること
以上の例は、いずれも相手がいないとできないことです。相手がいればそ
れに越したことはないのですが、どうしてもいないという場合は、何とか
工夫して実力アップを図りたいものですね。
そこで一人でできるやり方はないかと考え、リピーティングのやり方を工
夫することで、単なるリピーティングよりも効果の出るやり方を見つけま
した。
相手と会話練習をするというレベルからは遠いですが、ただリピーティン
グをするよりは、数段、瞬間作文に近い頭の使い方をすることになり、効
果があると感じています。
現在まで、正味3ヶ月ちょっとの間、この練習を続けています。
そして最近は、オンラインレッスンのフリートークで、単語1つずつゆっ
くり目で発声していたのが、短い意味のある塊ごとに、すらすらっと出て
くるようになったと感じています。
■具体的なやり方
何も特別な方法ではありません。リピーティングの変形版になります。
CD音声のあとの空白で、CD音声に真似て発声するのがリピーティング
ですが、次のように瞬間的に語句を入れ替えてリピートするようにしてい
ます。
①CD音声 → できる全ての主語を「I」に入れ替えてリピート
②CD音声 → 目的語となる単語を1個入れ替えリピート
③CD音声 → 動詞と目的語(フレーズ)を入れ替えリピート
④CD音声 → 全て否定文にする
注)入れ替えを行うと、本来の会話からずれた意味となることも多々ある
が、それは気にせずに「とにかく素早く作文すること」を心掛ける。
さらに大きな効果を期待して、継続してトレーニングをしています。
声が発声された時点で条件反射的に口が動き、その英文を話すようになり
ます。
しかし頭の中では記憶の引き出しから反射的に英文を取り出し、ただそれ
を自動的に口からアウトプットしているだけの状態です。
口にその文を覚え込ます、あるいはなじますということは大事なことです
が、頭の中では瞬時に文型やフレーズを組み合わせて作文するという作業
が行われていません。
スピーキング力を伸ばすためには、瞬間的な作文能力をアップさせること
が必要だと思っています。
それではどうやれば、瞬間的な作文能力をアップさせることができるので
しょうか?
■オーソドックスなやり方
一番良いのは、英語が話せる人と実際の会話を繰り返すことが、最も効果
があるでしょう。
・ネイティブの友人を見つける。
・英会話の家庭教師を探す。
・英会話学校へ行ってネイティブの講師とマンツーマンで話す。
などごく当たり前の方策ですが、簡単にできるのなら、是非ともやりたい
ところです。しかし時間的・金銭的余裕などを考えると、なかなかむずか
しいものです。
■オンラインレッスン
それでわたしは、hanasoでオンライン英会話レッスンをしています。
週2回、月3,600円なので、なかなかリーズナブルだと思っています。
1年間ほど毎日25分をやっていましたが、予約に縛られ過ぎる感じがし
て、心に余裕がなくなるので止めました。
わたしには週2回がちょうど良い感じです。
また、この近辺には無いので行ったことがないのですが、英会話カフェみ
たいなところがあれば、是非とも行ってみたいと思っているのですが・・。
■一人でできること
以上の例は、いずれも相手がいないとできないことです。相手がいればそ
れに越したことはないのですが、どうしてもいないという場合は、何とか
工夫して実力アップを図りたいものですね。
そこで一人でできるやり方はないかと考え、リピーティングのやり方を工
夫することで、単なるリピーティングよりも効果の出るやり方を見つけま
した。
相手と会話練習をするというレベルからは遠いですが、ただリピーティン
グをするよりは、数段、瞬間作文に近い頭の使い方をすることになり、効
果があると感じています。
現在まで、正味3ヶ月ちょっとの間、この練習を続けています。
そして最近は、オンラインレッスンのフリートークで、単語1つずつゆっ
くり目で発声していたのが、短い意味のある塊ごとに、すらすらっと出て
くるようになったと感じています。
■具体的なやり方
何も特別な方法ではありません。リピーティングの変形版になります。
CD音声のあとの空白で、CD音声に真似て発声するのがリピーティング
ですが、次のように瞬間的に語句を入れ替えてリピートするようにしてい
ます。
①CD音声 → できる全ての主語を「I」に入れ替えてリピート
②CD音声 → 目的語となる単語を1個入れ替えリピート
③CD音声 → 動詞と目的語(フレーズ)を入れ替えリピート
④CD音声 → 全て否定文にする
注)入れ替えを行うと、本来の会話からずれた意味となることも多々ある
が、それは気にせずに「とにかく素早く作文すること」を心掛ける。
さらに大きな効果を期待して、継続してトレーニングをしています。
2013年2月17日日曜日
音読パッケージは補足表現の宝庫
2月6日の記事で、話せない人が話せるようになるためのベストの本として、
「日常会話に自信がつく英会話BEST表現76」を、紹介させていただきま
した。
◇話せない人が話せるようになるベストのお薦め本
この本はとてもシンプルな文でまとめられており、この本をしっかり取り組
めば、日常会話は簡単に話せるようになりますよ・・という入門/初級向け
の本でした。
まずは話せるようになるために・・ということで、補足表現は日常会話での
比較的簡単なものだけでした。ほとんど中学1・2年で習ったものばかりで
す。
そして中級を目指す人、並びにいま中級である人には、
「音読パッケージトレーニング(中級編)
」がなかなか良い本の1冊だと思っ
ています。
かく言うわたしも、現在中級を目指す(?)一人として、この本と付属のCD
を毎日活用しています。
この本には通常音声のCDと、リピーティング用に間に空白が挿入された
CDの、2つのタイプが付属されています。
■英語の語順で理解
ところがこのリピーティング用のCDですが、リピーティング用だけではな
く、しっかりと聴き取る訓練のためのものとしても、最適です。
わたしはSIM ENGLISHの教材も持っていますが、そのskip用CDはまった
く同じ構成となっています。
語順の通り意味を理解していくために、各フレーズ間にポーズ(音声無し
の空白)が入っており、そこでその直前のフレーズの意味を掴んで行くよ
うにするのです。
そしてフレーズごと、その空白ごとに意味を理解していくわけです。
これが英語の語順の通り理解していく訓練なのです。
■必要十分な補足表現たち
この本の良いところは、中級向けとして必要な、本当にバラエティに富んだ
表現が多数、使われていることです。
この本1冊をしっかりやれば、通常の会話では必要十分な表現力を身に付
けることができます。
現在、わたしも昨年から継続して取り組んでおり、通勤のときの車の中で
リピーティングをしながら、その補足表現をインプットするようにしています。
口の動かし練習と補足表現のインプットです。そのまま文章を暗記するとい
うものではありません。応用力が大事ですから。
ある程度話せるようになると、さらにレベルアップを目指すならば、ボキャ
ブラリの増強と補足表現の強化だと思っています。
■取り組んだ効果
取り組んで半年以上経っていますが、その成果として、最近のオンライン
レッスンの中で、覚えた表現をかなりアウトプットできるようになってきまし
た。
実戦で使ってこそ本当に身に付くもので、そういう意味では時間がかかる
ものだと覚悟しています。
しかし自分の表現力が、1つまた1つと増えていくと、会話することが本当
に楽しくなってきますよ!!
■表現の例
少しだけ例を挙げてみますね。
・・など、ほんの一部の例です。
これらの補足表現(副詞、副詞句)を、早く自在に使いこなせるようになり
たいので、毎日すき間時間を利用してリピーティングに励んでいます。
「日常会話に自信がつく英会話BEST表現76」を、紹介させていただきま
した。
◇話せない人が話せるようになるベストのお薦め本
この本はとてもシンプルな文でまとめられており、この本をしっかり取り組
めば、日常会話は簡単に話せるようになりますよ・・という入門/初級向け
の本でした。
まずは話せるようになるために・・ということで、補足表現は日常会話での
比較的簡単なものだけでした。ほとんど中学1・2年で習ったものばかりで
す。
そして中級を目指す人、並びにいま中級である人には、
「音読パッケージトレーニング(中級編)
ています。
かく言うわたしも、現在中級を目指す(?)一人として、この本と付属のCD
を毎日活用しています。
この本には通常音声のCDと、リピーティング用に間に空白が挿入された
CDの、2つのタイプが付属されています。
■英語の語順で理解
ところがこのリピーティング用のCDですが、リピーティング用だけではな
く、しっかりと聴き取る訓練のためのものとしても、最適です。
わたしはSIM ENGLISHの教材も持っていますが、そのskip用CDはまった
く同じ構成となっています。
語順の通り意味を理解していくために、各フレーズ間にポーズ(音声無し
の空白)が入っており、そこでその直前のフレーズの意味を掴んで行くよ
うにするのです。
そしてフレーズごと、その空白ごとに意味を理解していくわけです。
これが英語の語順の通り理解していく訓練なのです。
■必要十分な補足表現たち
この本の良いところは、中級向けとして必要な、本当にバラエティに富んだ
表現が多数、使われていることです。
この本1冊をしっかりやれば、通常の会話では必要十分な表現力を身に付
けることができます。
現在、わたしも昨年から継続して取り組んでおり、通勤のときの車の中で
リピーティングをしながら、その補足表現をインプットするようにしています。
口の動かし練習と補足表現のインプットです。そのまま文章を暗記するとい
うものではありません。応用力が大事ですから。
ある程度話せるようになると、さらにレベルアップを目指すならば、ボキャ
ブラリの増強と補足表現の強化だと思っています。
■取り組んだ効果
取り組んで半年以上経っていますが、その成果として、最近のオンライン
レッスンの中で、覚えた表現をかなりアウトプットできるようになってきまし
た。
実戦で使ってこそ本当に身に付くもので、そういう意味では時間がかかる
ものだと覚悟しています。
しかし自分の表現力が、1つまた1つと増えていくと、会話することが本当
に楽しくなってきますよ!!
■表現の例
少しだけ例を挙げてみますね。
過去20年で in the past 20 years 1960年代後半 in the late 1960s 1971年までに By 1971, 今年の後半に later this year その後、 After that, その頃、 At that time, ウェイトレスとして As a waitress, 彼女の夏休みの間 during her summer vacation ストライキが終わるまで until the strike is over プログラムの最終週には In the last week of the program, ボストン港の内外に in and out of Boston Harbor 古いルートの4マイル北に four miles north of the old route シカゴのマーケティング会社 at a marketing company in Chicago 2部から成ります is in two parts 第1部では In the first part, 第2部では In the second part, 次の歌のあと After the next song, 不幸にも Unfortunately, しかしながら However, その代わりに Instead, その結果 As a result, 手違いで By mistake もうお聞きになった方も多いと思いますが、 As many of you have heard, シンガポールに飛行機で行ったとき When he was flying to Singapore,
・・など、ほんの一部の例です。
これらの補足表現(副詞、副詞句)を、早く自在に使いこなせるようになり
たいので、毎日すき間時間を利用してリピーティングに励んでいます。
2012年11月29日木曜日
リピーティングの効果をまとめると
リピーティングをやり始めてすでに半年以上たっていますが、いろいろと効果
を実感しています。何事も継続してやれば、効果が出るものですね。
■期待される効果
ザッとリピーティングの期待できる効果を挙げてみると、
・話の題材(ネタ)が増える
・シーンごとの話し方、文例(文の構成など)を知ることができる
・英語が聞き慣れる(英語耳ができていく)
・リスニング力がアップ
・発音が良くなる
・リエゾンで変化した部分が聞き取れるようになる
・補足表現を覚え活用できるようになる
・頭が英語モードになり易くなる
・音声⇒イメージ⇒意味をそのまま理解(×日本語)
などのように、いろいろとあります。
しかし、それらを全て意識して取り組むのは疲れてしまいますので、わたしの
場合はできるだけリラックスして、自然体で取り組むようにしています。
つまり、あまり意気込まずに「生活の一部をやる」的な感じで、力を抜いて取
り組んでいるということです。(継続を重視しているからです)
■自分で感じている効果
一般的な効果は少し置いといて、自分にとって本当にこの中で一番効果があ
ったと感じているのは、次の2つのことです。
・リスニング力アップ(英語耳のレベルアップ)
・会話力アップ=補足表現力アップ(活用できるストック増えたこと)
当然かも知れませんが「この部分をレベルアップさせたい!」と、自分で強く
意識してトレーニングした部分でした。
もう少し具体的に、どういうときに効果を実感したかと言うと、
・英語ニュースを聞いたときに、内容の聞き取り/理解度がアップした
・オンライン英会話レッスンで聞き逃しがほとんどなくなった
ということです。
■英語耳について
英語耳というのは、あるトレーニングをしていて、ある日を境にして突然聞こ
えるようになるということではないと思っています。
やはり2つあって、
・いろいろと単語・フレーズ・表現などを勉強し蓄積してくると、
まったくわからなかった音声が、(突然と感じるだけですが)意味をもって
聞こえるようになってくるということ。
・もうひとつは同じ単語・表現などをある程度以上何度も聞くと、その単語が
あたかも日本語のように(日本語と同じように)、翻訳せずにそのまま意味
が理解できるようになるということです。(同じことを言っているかも?)
人間というのは、何度も聞いていると途中の面倒なことは省略して、瞬間的に
結果を導き出すように頭が働くものです。
これを条件反射という言い方をしたりすることもあります。
野球の千本ノックと同じですね。勉強というよりも訓練という方が、適切かも
知れません。
リスニングも同じです。
最初は意味を日本語に翻訳をしていても、何度も聞いていると条件反射のよ
うに、音声を聞いただけですぐに結論が浮かぶようになります。
「音声⇒翻訳⇒意味理解」が「音声⇒意味理解」のように。
本当は、
「音声⇒イメージ⇒意味理解」というように、イメージで理解するようにした
方が良いのですが。これが「音声⇒イメージ+意味(同時理解)」となります。
イメージが意味も一緒に含むようになった感じですね。
■英語の日本語化(?)
毎日何度も何度も繰返し聞いていると、いろいろな単語やフレーズで、このよ
うな現象が起こってきます。音声を聞いた瞬間、意味がわかるようになるので
す。
前にも述べましたが、「グッドモーニング」「グッドラック」のようなものですね。
このようなものがどんどん増えてくる感じですね。
わたしはこのような感じで、英語をそのままの形で意味をとらえています。
また、途中にイメージが湧いて、そのイメージで即、意味を掴むものもありま
すが。
このような状態になったことが、「英語耳」ができたことに相当すると思うの
ですが、どちらかというと日本語化した英語が増えたという方が、より適切で
はないかと思います。
まとめると、いずれにしろ同じものを何度も何度も繰返し、頭に/口に/体
に沁み込ませるということが重要なのかなと考えています。
そのためには、勉強としてではなく「習慣にすること」だと考えています。
を実感しています。何事も継続してやれば、効果が出るものですね。
■期待される効果
ザッとリピーティングの期待できる効果を挙げてみると、
・話の題材(ネタ)が増える
・シーンごとの話し方、文例(文の構成など)を知ることができる
・英語が聞き慣れる(英語耳ができていく)
・リスニング力がアップ
・発音が良くなる
・リエゾンで変化した部分が聞き取れるようになる
・補足表現を覚え活用できるようになる
・頭が英語モードになり易くなる
・音声⇒イメージ⇒意味をそのまま理解(×日本語)
などのように、いろいろとあります。
しかし、それらを全て意識して取り組むのは疲れてしまいますので、わたしの
場合はできるだけリラックスして、自然体で取り組むようにしています。
つまり、あまり意気込まずに「生活の一部をやる」的な感じで、力を抜いて取
り組んでいるということです。(継続を重視しているからです)
■自分で感じている効果
一般的な効果は少し置いといて、自分にとって本当にこの中で一番効果があ
ったと感じているのは、次の2つのことです。
・リスニング力アップ(英語耳のレベルアップ)
・会話力アップ=補足表現力アップ(活用できるストック増えたこと)
当然かも知れませんが「この部分をレベルアップさせたい!」と、自分で強く
意識してトレーニングした部分でした。
もう少し具体的に、どういうときに効果を実感したかと言うと、
・英語ニュースを聞いたときに、内容の聞き取り/理解度がアップした
・オンライン英会話レッスンで聞き逃しがほとんどなくなった
ということです。
■英語耳について
英語耳というのは、あるトレーニングをしていて、ある日を境にして突然聞こ
えるようになるということではないと思っています。
やはり2つあって、
・いろいろと単語・フレーズ・表現などを勉強し蓄積してくると、
まったくわからなかった音声が、(突然と感じるだけですが)意味をもって
聞こえるようになってくるということ。
・もうひとつは同じ単語・表現などをある程度以上何度も聞くと、その単語が
あたかも日本語のように(日本語と同じように)、翻訳せずにそのまま意味
が理解できるようになるということです。(同じことを言っているかも?)
人間というのは、何度も聞いていると途中の面倒なことは省略して、瞬間的に
結果を導き出すように頭が働くものです。
これを条件反射という言い方をしたりすることもあります。
野球の千本ノックと同じですね。勉強というよりも訓練という方が、適切かも
知れません。
リスニングも同じです。
最初は意味を日本語に翻訳をしていても、何度も聞いていると条件反射のよ
うに、音声を聞いただけですぐに結論が浮かぶようになります。
「音声⇒翻訳⇒意味理解」が「音声⇒意味理解」のように。
本当は、
「音声⇒イメージ⇒意味理解」というように、イメージで理解するようにした
方が良いのですが。これが「音声⇒イメージ+意味(同時理解)」となります。
イメージが意味も一緒に含むようになった感じですね。
■英語の日本語化(?)
毎日何度も何度も繰返し聞いていると、いろいろな単語やフレーズで、このよ
うな現象が起こってきます。音声を聞いた瞬間、意味がわかるようになるので
す。
前にも述べましたが、「グッドモーニング」「グッドラック」のようなものですね。
このようなものがどんどん増えてくる感じですね。
わたしはこのような感じで、英語をそのままの形で意味をとらえています。
また、途中にイメージが湧いて、そのイメージで即、意味を掴むものもありま
すが。
このような状態になったことが、「英語耳」ができたことに相当すると思うの
ですが、どちらかというと日本語化した英語が増えたという方が、より適切で
はないかと思います。
まとめると、いずれにしろ同じものを何度も何度も繰返し、頭に/口に/体
に沁み込ませるということが重要なのかなと考えています。
そのためには、勉強としてではなく「習慣にすること」だと考えています。
2012年11月23日金曜日
スピーキングを意識したリピーティングのやり方
最近、応用力を意識したリピーティングのやり方をやっていると書きましたが、
少しわかりにくかったと思いますので、具体的な例を挙げて説明したいと思います。
■今週やっている話題
現在、やっている話題は、ロシアのサンクトペテルブルクにあるエカテリーナ宮殿
のことが書かれた話となっています。
その英文は次の通りです。
The Catherine Palace is located near the city of St. Petersburg, Russia.
It wa completed in 1756.
More than 100 kilograms of gold were used to decorate the building, and many beautiful statues were placed on the roof.
Until the beginning of the 20th century, the palace was used as a summer home by the Russian royal family.
Now, it is a major tourist attraction.
1)エカテリーナ宮殿は、ロシアのサンクトペテルブルク市の近くにある。
2)それは1756年に完成された。
3)建物を装飾するために、100キロ以上もの金が使われ、
4)多くの美しい像が屋根の上に配置されている。
5)20世紀初頭まで、宮殿はロシア王室に夏の別荘として使われていた。
6)現在は主要な観光名所となっている。
■1:まずはリスニング
最初は何度もリスニングして、意味をしっかりと把握します。
むずかしい文章はあまりないので、内容の把握はさほどむずかしくはないのですが、
ここで聞き取りにくかったのは、次の部分でした。
・Catherine Palace:
こういう類の固有名詞は、意味のある何かの単語なのか固有名詞なのかが最初
はわからないケースが多い。2~3回目に Palace が聞き取れたため、どこかの
宮殿なんだな・・とわかりました。
・were used to:
ネイティブの発音が悪いと言いたいけど(そうではないはず)、このようなス
ペルではなく、reused と聞こえて、なぜ?・・となってしまった。
・were placed on:
これも上と同じで、replaced と、最初は聞こえました。よくよく聞くとわか
たのですが。
・the Russian royal family:
なぜかはわからないが、最初は royal family が oil family と聞こえた。
palace の単語があるので、royal だろうと軌道修正し、意味を納得。
・a major tourist attraction:
これがよく起こるリエゾン(リンキング)の部分です。
tourist attraction が「ツアリスト・アトラクション」ではなく、「ツアリスト・トラクション」
と聞こえました。「アトラクション」ではなく「トラクション」。催し物ではなく牽引力。
何となく意味が通るので、最初は間違えてしまいました。しかし、やはり意味が少
しおかしいと思いつつ、子音のあとの母音が消えているのではと考えながら聞い
ていたら、 attraction に思い至りました。
★このようにリエゾンの問題は、実際にその部分に何度も突き当たり、耳と頭で理解
してそれを蓄積していくと、素早く正しく聞き取れるようになるのだと思います。
■2:原文リストと比較、音読
発音が不明確だったり、リエゾンのために聞き取りにくい部分について、原文リス
トと照合させて内容をよく理解。そして、リストを見ながら音読をしっかり繰り返
します。
■3:シャドーイング、リピーティング
適当な意味のかたまりごとにポーズのはいった音声データ(CD)を使いながら、
シャドーイングをやって、さらにリピーティングを繰り返します。
・このときに文をしっかりと暗記
日本語訳文の先頭の数字のように各文に番号をつけて、それぞれを覚えます。
全部で6つの文の集まりだとわかり、何番目かを意識して覚えます。すると、
6番目は・・すぐに Now, it is a major … と引き出せるようになります。
そしてここがポイントですが、
実はそれらの文章をしっかり間違えずに覚えること・・はあまりこだわって
いません。
・次のような要素を、しっかりと頭にインプットするようにしています。
-- is located near -- (場所に)ある/位置する
-- was completed in -- に完成された
until the beginning of the 20th century 20世紀初頭まで
by [the Rossian royal family] ~によって
as [a summer home] ~として
ここにはありませんが、
when --- するとき、 while --- する間、 during --- の期間に
after ---- のあとで、 before --- の前に ・・・・
などのような補足表現を、しっかりと使えるようにすることは、話の幅を広
げる上でとても大事なことだと思っています。
他に、単語の復習も。
decorate 装飾する
major tourist attraction 主要な観光名所
つまり上に挙げた要素(単語)は、すぐに自分の表現として使えるよう、
しっかり意識して、強くインプットするということですね。
■4:主語/名詞入れ替えトレーニング
最後に主語の入れ替え、そして目的語の名詞を自分に関する単語に入れ替えて、
それぞれの文章をリピーティングします。
The Catherine Palace is located near → My home is located in
by the Russian royal family → by the relatives of my wife
・
・
以上の内容を短時間でやるときつくて続かないので、ゆったりと気楽に1週間を
かけてやっています。
※使っている下記教材より引用させていただきました。:
音読パッケージ(初級編)
及び (中級編)ペレ出版、森沢洋介著
少しわかりにくかったと思いますので、具体的な例を挙げて説明したいと思います。
■今週やっている話題
現在、やっている話題は、ロシアのサンクトペテルブルクにあるエカテリーナ宮殿
のことが書かれた話となっています。
その英文は次の通りです。
The Catherine Palace is located near the city of St. Petersburg, Russia.
It wa completed in 1756.
More than 100 kilograms of gold were used to decorate the building, and many beautiful statues were placed on the roof.
Until the beginning of the 20th century, the palace was used as a summer home by the Russian royal family.
Now, it is a major tourist attraction.
1)エカテリーナ宮殿は、ロシアのサンクトペテルブルク市の近くにある。
2)それは1756年に完成された。
3)建物を装飾するために、100キロ以上もの金が使われ、
4)多くの美しい像が屋根の上に配置されている。
5)20世紀初頭まで、宮殿はロシア王室に夏の別荘として使われていた。
6)現在は主要な観光名所となっている。
■1:まずはリスニング
最初は何度もリスニングして、意味をしっかりと把握します。
むずかしい文章はあまりないので、内容の把握はさほどむずかしくはないのですが、
ここで聞き取りにくかったのは、次の部分でした。
・Catherine Palace:
こういう類の固有名詞は、意味のある何かの単語なのか固有名詞なのかが最初
はわからないケースが多い。2~3回目に Palace が聞き取れたため、どこかの
宮殿なんだな・・とわかりました。
・were used to:
ネイティブの発音が悪いと言いたいけど(そうではないはず)、このようなス
ペルではなく、reused と聞こえて、なぜ?・・となってしまった。
・were placed on:
これも上と同じで、replaced と、最初は聞こえました。よくよく聞くとわか
たのですが。
・the Russian royal family:
なぜかはわからないが、最初は royal family が oil family と聞こえた。
palace の単語があるので、royal だろうと軌道修正し、意味を納得。
・a major tourist attraction:
これがよく起こるリエゾン(リンキング)の部分です。
tourist attraction が「ツアリスト・アトラクション」ではなく、「ツアリスト・トラクション」
と聞こえました。「アトラクション」ではなく「トラクション」。催し物ではなく牽引力。
何となく意味が通るので、最初は間違えてしまいました。しかし、やはり意味が少
しおかしいと思いつつ、子音のあとの母音が消えているのではと考えながら聞い
ていたら、 attraction に思い至りました。
★このようにリエゾンの問題は、実際にその部分に何度も突き当たり、耳と頭で理解
してそれを蓄積していくと、素早く正しく聞き取れるようになるのだと思います。
■2:原文リストと比較、音読
発音が不明確だったり、リエゾンのために聞き取りにくい部分について、原文リス
トと照合させて内容をよく理解。そして、リストを見ながら音読をしっかり繰り返
します。
■3:シャドーイング、リピーティング
適当な意味のかたまりごとにポーズのはいった音声データ(CD)を使いながら、
シャドーイングをやって、さらにリピーティングを繰り返します。
・このときに文をしっかりと暗記
日本語訳文の先頭の数字のように各文に番号をつけて、それぞれを覚えます。
全部で6つの文の集まりだとわかり、何番目かを意識して覚えます。すると、
6番目は・・すぐに Now, it is a major … と引き出せるようになります。
そしてここがポイントですが、
実はそれらの文章をしっかり間違えずに覚えること・・はあまりこだわって
いません。
・次のような要素を、しっかりと頭にインプットするようにしています。
-- is located near -- (場所に)ある/位置する
-- was completed in -- に完成された
until the beginning of the 20th century 20世紀初頭まで
by [the Rossian royal family] ~によって
as [a summer home] ~として
ここにはありませんが、
when --- するとき、 while --- する間、 during --- の期間に
after ---- のあとで、 before --- の前に ・・・・
などのような補足表現を、しっかりと使えるようにすることは、話の幅を広
げる上でとても大事なことだと思っています。
他に、単語の復習も。
decorate 装飾する
major tourist attraction 主要な観光名所
つまり上に挙げた要素(単語)は、すぐに自分の表現として使えるよう、
しっかり意識して、強くインプットするということですね。
■4:主語/名詞入れ替えトレーニング
最後に主語の入れ替え、そして目的語の名詞を自分に関する単語に入れ替えて、
それぞれの文章をリピーティングします。
The Catherine Palace is located near → My home is located in
by the Russian royal family → by the relatives of my wife
・
・
以上の内容を短時間でやるときつくて続かないので、ゆったりと気楽に1週間を
かけてやっています。
※使っている下記教材より引用させていただきました。:
音読パッケージ(初級編)
2012年11月20日火曜日
効果的なリピーティングのやり方について
音読をするとリスニング力がアップすると言われています。
しかしわたしは、SIM英語をしっかり取り組んでから、あまりリスニングで
困ることはなくなったので、スピーキング力の方に力を入れて練習をしていま
す。
音読パッケージ(中級)をやるにあたり、実際はどうやっているのかを、参考
に書きたいと思います。
まず音読パッケージに付いてくるCDですが、通常のポーズが入っていないも
のと、適当な場所にポーズが入っているものの、2種類の音声データが入って
います。
前にも述べましたが、あれもこれもというのは大変なので、わたしはリピーテ
ィング用の、適当な場所にポーズの入ったものを使っています。
具体的なそのやり方は、次の通りです。
1)まずはリスニングを行い、その意味をつかみます。(1日目:通勤時)
何回でどのくらいまで理解できるか、自分のリスニング力をテストします。
1回で80%以上を理解するよう、集中して聞くようにします。
1文の意味を日本語的に並べ替えて、翻訳してから理解するということはや
っていません。(やらないようにすべきだと思っています)
再生された順番に、一区切りごとに意味をそのまま理解していくようにして
います。
音声を再生→ポーズ:音声データをそのまま理解→次の音声を再生→ポーズ
:音声データをそのまま理解→・・・・
というように、英語の語順で1区切りごとに意味をそのまま理解するように
しています。
SIM英語の「スキップ」にあたる部分です。
余談ですが、SIM英語は結構教材費が高いので、この音読パッケージの
ポーズ付きで代用するのも良いかも知れません。
ちなみにわたしは毎日ウォーキングのときに、150%の速度の「スキップ」
を聞いています。なので音読パッケージの速度は、少し遅いと思えるように
なっています。
2)リエゾンなどでわからない部分を、原文リストを見て確認(1日目の夜)
3)原文を使い、音読をとにかく100回やります。(1日目、2日目の夜)
(この時点で文はほとんど頭に入ってしまいますが・・)
4)通勤時の車の中で、シャドーイングを行います。(2日目:通勤車中)
5)リピーティングを実施(3・4日目:通勤時)
このときに確実に文を覚えるようにしています。つまり暗記してしまいます。
ただし、ただ全文を暗記するというのではなく、まずは覚えるためそれぞれ
の文に番号をつけて覚えるようにしています。
1→○○文 2→△△文 3→◇◇文 ・・・ というように。
つまり番号の数だけ記憶の引き出しを用意して、どの引き出しにどの(基本)
文が入っているのか・・と意識して覚えています。
このようにすると、どの文でもすぐにサッと頭の中に出せるようになります
ので。4番の文は・・□□文・・・と瞬間的に言えるようになります。
6)主語を「自分」に入れ替えてリピーティング(5日目:通勤時)
さらに目的語の名詞も入れ替えて練習を行います。
⇒自分で自由に文を作る練習となります。
進むスピードは、1週間にたった1つのパラグラフ(話題)です。
しかし、徹底的に繰り返して練習を行い、それらの文章を強く頭に焼き付け、
実戦ですぐに活用できるよになることを心がけています。
せっかく勉強しても、理解しただけで使えるようにならなければ、ほとんど
「意味がない」・・から。
■注意点
文をそのまま暗記するように書いていますが、文をそのまま暗記することには
こだわっていません。
暗記した文をそのまま話すようなチャンスは、ほとんどないので。
注意している点は、とにかく「基本文型(文頭)」「フレーズ(動詞+目的語)」
「補足表現(副詞、時、場所)」「接続詞」を意識して、覚えるようにしてい
ます。
文を作る際の構成要素ごとに、分けて覚えるようにしています。
つまり、自分で使える駒を増やしていく・・という観点から、使えそうなものを
頭に強くインプットするようにしているということです。
文をそのまま暗記するのではなく、「文型」「フレーズ」「補足表現」の駒を増
やしていくということ。
この考え方で取り組むと、応用力がついて会話力が必ずアップしていきます。
オンラインレッスンなどの実戦をやっている方は、その効果を感じることができ
るはずです。
参考にしていだだけると、うれいしいです。
※使っている教材:
音読パッケージ(初級編)
及び (中級編)ペレ出版、森沢洋介著
しかしわたしは、SIM英語をしっかり取り組んでから、あまりリスニングで
困ることはなくなったので、スピーキング力の方に力を入れて練習をしていま
す。
音読パッケージ(中級)をやるにあたり、実際はどうやっているのかを、参考
に書きたいと思います。
まず音読パッケージに付いてくるCDですが、通常のポーズが入っていないも
のと、適当な場所にポーズが入っているものの、2種類の音声データが入って
います。
前にも述べましたが、あれもこれもというのは大変なので、わたしはリピーテ
ィング用の、適当な場所にポーズの入ったものを使っています。
具体的なそのやり方は、次の通りです。
1)まずはリスニングを行い、その意味をつかみます。(1日目:通勤時)
何回でどのくらいまで理解できるか、自分のリスニング力をテストします。
1回で80%以上を理解するよう、集中して聞くようにします。
1文の意味を日本語的に並べ替えて、翻訳してから理解するということはや
っていません。(やらないようにすべきだと思っています)
再生された順番に、一区切りごとに意味をそのまま理解していくようにして
います。
音声を再生→ポーズ:音声データをそのまま理解→次の音声を再生→ポーズ
:音声データをそのまま理解→・・・・
というように、英語の語順で1区切りごとに意味をそのまま理解するように
しています。
SIM英語の「スキップ」にあたる部分です。
余談ですが、SIM英語は結構教材費が高いので、この音読パッケージの
ポーズ付きで代用するのも良いかも知れません。
ちなみにわたしは毎日ウォーキングのときに、150%の速度の「スキップ」
を聞いています。なので音読パッケージの速度は、少し遅いと思えるように
なっています。
2)リエゾンなどでわからない部分を、原文リストを見て確認(1日目の夜)
3)原文を使い、音読をとにかく100回やります。(1日目、2日目の夜)
(この時点で文はほとんど頭に入ってしまいますが・・)
4)通勤時の車の中で、シャドーイングを行います。(2日目:通勤車中)
5)リピーティングを実施(3・4日目:通勤時)
このときに確実に文を覚えるようにしています。つまり暗記してしまいます。
ただし、ただ全文を暗記するというのではなく、まずは覚えるためそれぞれ
の文に番号をつけて覚えるようにしています。
1→○○文 2→△△文 3→◇◇文 ・・・ というように。
つまり番号の数だけ記憶の引き出しを用意して、どの引き出しにどの(基本)
文が入っているのか・・と意識して覚えています。
このようにすると、どの文でもすぐにサッと頭の中に出せるようになります
ので。4番の文は・・□□文・・・と瞬間的に言えるようになります。
6)主語を「自分」に入れ替えてリピーティング(5日目:通勤時)
さらに目的語の名詞も入れ替えて練習を行います。
⇒自分で自由に文を作る練習となります。
進むスピードは、1週間にたった1つのパラグラフ(話題)です。
しかし、徹底的に繰り返して練習を行い、それらの文章を強く頭に焼き付け、
実戦ですぐに活用できるよになることを心がけています。
せっかく勉強しても、理解しただけで使えるようにならなければ、ほとんど
「意味がない」・・から。
■注意点
文をそのまま暗記するように書いていますが、文をそのまま暗記することには
こだわっていません。
暗記した文をそのまま話すようなチャンスは、ほとんどないので。
注意している点は、とにかく「基本文型(文頭)」「フレーズ(動詞+目的語)」
「補足表現(副詞、時、場所)」「接続詞」を意識して、覚えるようにしてい
ます。
文を作る際の構成要素ごとに、分けて覚えるようにしています。
つまり、自分で使える駒を増やしていく・・という観点から、使えそうなものを
頭に強くインプットするようにしているということです。
文をそのまま暗記するのではなく、「文型」「フレーズ」「補足表現」の駒を増
やしていくということ。
この考え方で取り組むと、応用力がついて会話力が必ずアップしていきます。
オンラインレッスンなどの実戦をやっている方は、その効果を感じることができ
るはずです。
参考にしていだだけると、うれいしいです。
※使っている教材:
音読パッケージ(初級編)
2012年11月13日火曜日
中級音読パッケージでリピーティングのすすめ
前回の記事で音読パッケージには初級と中級の2つがあり、初級より中級の
方が良い・・と書きました。
今回はその補足をしたいと思います。
わたしは通勤時間のときに、音読パッケージを使いリピーティングをしている
というのは、前回述べた通りです。
もしもリスニング力のアップだけ絞るのであれば別ですが、スピーキング力
のアップも一緒に取り組みたいと思うのであるのなら、最初から中級の方を
やることをお勧めします。
■初級と中級の違い
というのは、初級より中級の方が暗記するのには取り組みやすいと思ってい
るからです。
初級の方は1話題あたり12から14の文数となっています。
それに対して中級の方は、1話題あたり5~7の文数となっており、それほど
むずかしい文章を使ってはいません。
構成するセンテンス数が5~6文の方が覚えるのにはやり易く、確実に進捗
させやすいからです。あとで記憶から引き出すのにもやり易いと思います。
使用しているセンテンスを見ると、初級は若干、文法的に簡単なような気が
しますが、レベルの高い文も結構入っています。
一方で中級の方は、特別初級よりレベルの高い文を多く使っているとは思え
ません。
何で中級なのか、どこが初級よりむずかしいのかを、ほんの少しだけ感じる
という程度なのです。
■取り組み易い中級と例文
よって、センテンス数が記憶するのにちょうど良い数である、中級の音読パ
ッケージで、最初から取り組むことをお勧めしたということです。
初級、中級それぞれ参考に一つだけ例を上げますので、比べてみてください。
以下、引用です。
◇初級:
Male, 40, accountant
My job is quite stressful.
So when I get home , I am often exhausted.
After I take a shower or a bath to feel refreshed, I open the fridge
and take out a bottle of wine.
I pour wine into a glass and take the first sip.
This is the moment I have looked forward to all day.
Then I turn on the stereo and move to the sofa.
I usually play jazz.
It's my favorite.
I make myself comfortable on the sofa and enjoy my wine
while I listen to music.
Soon I begin to get a little tipsy.
I feel that wine and music together sink into me like a tender drizzle
and that all the stress flows out of me.
This is the happiest time of the day for me.
After this I can drift off to a sound sleep to get myself ready for the
next day.
◇中級:
Miranda went jogging around a lake near her college yesterday morning.
While she was running, she saw some students in sailboats on the lake.
They were members of the college sailing club, and they were having
their morning practice.
It looked like fun, and Miranda decided that she wanted to join the club,
too.
She is going to call the coach today to get some information about it.
※音読パッケージ(初級編)
及び (中級編)ペレ出版、森沢洋介著
より
引用させていただきました。
方が良い・・と書きました。
今回はその補足をしたいと思います。
わたしは通勤時間のときに、音読パッケージを使いリピーティングをしている
というのは、前回述べた通りです。
もしもリスニング力のアップだけ絞るのであれば別ですが、スピーキング力
のアップも一緒に取り組みたいと思うのであるのなら、最初から中級の方を
やることをお勧めします。
■初級と中級の違い
というのは、初級より中級の方が暗記するのには取り組みやすいと思ってい
るからです。
初級の方は1話題あたり12から14の文数となっています。
それに対して中級の方は、1話題あたり5~7の文数となっており、それほど
むずかしい文章を使ってはいません。
構成するセンテンス数が5~6文の方が覚えるのにはやり易く、確実に進捗
させやすいからです。あとで記憶から引き出すのにもやり易いと思います。
使用しているセンテンスを見ると、初級は若干、文法的に簡単なような気が
しますが、レベルの高い文も結構入っています。
一方で中級の方は、特別初級よりレベルの高い文を多く使っているとは思え
ません。
何で中級なのか、どこが初級よりむずかしいのかを、ほんの少しだけ感じる
という程度なのです。
■取り組み易い中級と例文
よって、センテンス数が記憶するのにちょうど良い数である、中級の音読パ
ッケージで、最初から取り組むことをお勧めしたということです。
初級、中級それぞれ参考に一つだけ例を上げますので、比べてみてください。
以下、引用です。
◇初級:
Male, 40, accountant
My job is quite stressful.
So when I get home , I am often exhausted.
After I take a shower or a bath to feel refreshed, I open the fridge
and take out a bottle of wine.
I pour wine into a glass and take the first sip.
This is the moment I have looked forward to all day.
Then I turn on the stereo and move to the sofa.
I usually play jazz.
It's my favorite.
I make myself comfortable on the sofa and enjoy my wine
while I listen to music.
Soon I begin to get a little tipsy.
I feel that wine and music together sink into me like a tender drizzle
and that all the stress flows out of me.
This is the happiest time of the day for me.
After this I can drift off to a sound sleep to get myself ready for the
next day.
◇中級:
Miranda went jogging around a lake near her college yesterday morning.
While she was running, she saw some students in sailboats on the lake.
They were members of the college sailing club, and they were having
their morning practice.
It looked like fun, and Miranda decided that she wanted to join the club,
too.
She is going to call the coach today to get some information about it.
※音読パッケージ(初級編)
引用させていただきました。
2012年6月23日土曜日
◆ありました!リピーティング3ヶ月間の効果
少し前にリピーティングを3カ月やったけど、スピーキングでは明確な効果を感じ
ていないと書きました。
しかし、3ヶ月もやってまったく効果がない・・ということはあり得ないと思い、
よくよーく考えてみたらやはりありました。
オンライン英会話レッスンのフリートーキングのときに、文型を決めてから話し始
めますが、次にフレーズや表現を選んで話を続けるとき、前よりスムーズにできる
ようになった気がします。
■もう少し具体的に言うと、
言おうとしている内容によって使う基本文を瞬間的に選択し、文頭を話し始めます。
そして次に来る単語やセンテンスを決めて話を続けていくのですが、そのあたりの
選択と入れ替え作業が、かなりスムーズできるようになったように思うのです。
これが「部分入れ替えリピーティングの効果」かなと。
以前、リピーティングのやり方の一つで効果がありそうなもの、ということで紹介
したことがあります。
■部分入れ替えリピーティング
ただCDで読み上げられた文章の通りリピーティングするのではなく、途中でたと
え単語一つでも、あるいはフレーズやその他の表現などを瞬間的に別のものに入
れ替えてリピーティングをするというやり方です。
この場合、頭は「記憶再生繰り返しモード」ですが、部分入れ替えリピーティング
を行った場合は「文の創作モード」となります。
ただ聞きとったことを繰り返す訓練プラス、スピーキングの練習に必要な瞬間作
文訓練が入ることになります。
この部分の練習が会話力アップに寄与するのだと思っています。
■スピーキングは繰り返し練習
とにかく繰り返す、慣れる、無意識に出るレベルまで昇華させる・・といういうよう
になれると最高なのですが・・。
やはり英会話のスピーキングの部分は「勉強」というよりは、「練習」や「訓練」
だなと思いますね!
■関連記事:
3月20日 リピーティングのやり方について考える
3月25日 リピーティングについて考える(続編)
3月28日 リピーティングで瞬時変換の効果
4月05日 リピーティングの効果が少し見えてきた
6月10日 音読/リピーティングのスピーキングへの効果
ていないと書きました。
しかし、3ヶ月もやってまったく効果がない・・ということはあり得ないと思い、
よくよーく考えてみたらやはりありました。
オンライン英会話レッスンのフリートーキングのときに、文型を決めてから話し始
めますが、次にフレーズや表現を選んで話を続けるとき、前よりスムーズにできる
ようになった気がします。
■もう少し具体的に言うと、
言おうとしている内容によって使う基本文を瞬間的に選択し、文頭を話し始めます。
そして次に来る単語やセンテンスを決めて話を続けていくのですが、そのあたりの
選択と入れ替え作業が、かなりスムーズできるようになったように思うのです。
これが「部分入れ替えリピーティングの効果」かなと。
以前、リピーティングのやり方の一つで効果がありそうなもの、ということで紹介
したことがあります。
■部分入れ替えリピーティング
ただCDで読み上げられた文章の通りリピーティングするのではなく、途中でたと
え単語一つでも、あるいはフレーズやその他の表現などを瞬間的に別のものに入
れ替えてリピーティングをするというやり方です。
この場合、頭は「記憶再生繰り返しモード」ですが、部分入れ替えリピーティング
を行った場合は「文の創作モード」となります。
ただ聞きとったことを繰り返す訓練プラス、スピーキングの練習に必要な瞬間作
文訓練が入ることになります。
この部分の練習が会話力アップに寄与するのだと思っています。
■スピーキングは繰り返し練習
とにかく繰り返す、慣れる、無意識に出るレベルまで昇華させる・・といういうよう
になれると最高なのですが・・。
やはり英会話のスピーキングの部分は「勉強」というよりは、「練習」や「訓練」
だなと思いますね!
■関連記事:
3月20日 リピーティングのやり方について考える
3月25日 リピーティングについて考える(続編)
3月28日 リピーティングで瞬時変換の効果
4月05日 リピーティングの効果が少し見えてきた
6月10日 音読/リピーティングのスピーキングへの効果
2012年6月11日月曜日
◆音読/リピーティングのスピーキングへの効果
今年は音読とリピーティングをかなりの期間続けできました。
そして、その効果が出てくることを楽しみにしていたのでした。
■リピーティングの効果
ようやく3ヶ月を越えて、いまその効果は出てきたのかと考えて見ると、
その結果は、
「スピーキング能力アップに対しては、今ひとつ期待していたレベルにはなって
いない」
というのがその感想です。
随分リピーティングを行い、かなりのパラグラフを覚えるレベルまでやってみたので
すが、正直言って自分のスピーキング力が大きく伸びたとは感じれていないのです。
いろいろな表現のレパートリーを増やすことはできたと思うし、口が滑らかにはなっ
たと思うのですが、スピーキングの力がかなりアップしたというようには感じれない
のです。
会話をしているときに、スラスラと文章が出てくるようになった・・ということはありま
せん。
やはり3ヶ月ではまだ期間が短いのでしょうか?
それともリピーティングのやり方が悪いのでしょうか?
繰り返しの練習回数は、それぞれ軽く100回以上は繰り返していますが、そこで使
われていた文章があちこちでスラスラでてくる・・ということは、ほとんどありません。
まったく同じシチュエーションになったときには、覚えた文章がスラスラと出てくると
いうか、同じ流れで話ができる・・というレベルです。
■3ヶ月で感じていること
今ここにきて本当に感じていることは、使える基本文のレパートリーを一つまた一つ
と増やすことと、それを何度も実戦的に練習してしっかりと使えるようにすることに尽
きる・・と思うようになりました。
「人が作った文を覚えてそれを音読やリピーティングをしても、直接的にスピー
キング力のアップに効いてくるのではなく、効果は間接的なものだ」
と感じています。やはり直接的に伸ばすには、
「自分で考え自分の力で文を組み立てて、それを話す訓練が必要だ」
というように、思い直しています。
■これからの進め方
とは言えまだ3ヶ月ちょっとなので、あと3ヶ月間続けてみてから、リピーティングの
結論を出そうと思っています。
それと並行して、
「使える基本文を増やす」
ということと、
「写真を使って説明力をつける」
ということを継続するつもりです。
こちらは間違いなくスピーキング力のアップになることを、最近のレッスンの中で
実感していますので。
そして、その効果が出てくることを楽しみにしていたのでした。
■リピーティングの効果
ようやく3ヶ月を越えて、いまその効果は出てきたのかと考えて見ると、
その結果は、
「スピーキング能力アップに対しては、今ひとつ期待していたレベルにはなって
いない」
というのがその感想です。
随分リピーティングを行い、かなりのパラグラフを覚えるレベルまでやってみたので
すが、正直言って自分のスピーキング力が大きく伸びたとは感じれていないのです。
いろいろな表現のレパートリーを増やすことはできたと思うし、口が滑らかにはなっ
たと思うのですが、スピーキングの力がかなりアップしたというようには感じれない
のです。
会話をしているときに、スラスラと文章が出てくるようになった・・ということはありま
せん。
やはり3ヶ月ではまだ期間が短いのでしょうか?
それともリピーティングのやり方が悪いのでしょうか?
繰り返しの練習回数は、それぞれ軽く100回以上は繰り返していますが、そこで使
われていた文章があちこちでスラスラでてくる・・ということは、ほとんどありません。
まったく同じシチュエーションになったときには、覚えた文章がスラスラと出てくると
いうか、同じ流れで話ができる・・というレベルです。
■3ヶ月で感じていること
今ここにきて本当に感じていることは、使える基本文のレパートリーを一つまた一つ
と増やすことと、それを何度も実戦的に練習してしっかりと使えるようにすることに尽
きる・・と思うようになりました。
「人が作った文を覚えてそれを音読やリピーティングをしても、直接的にスピー
キング力のアップに効いてくるのではなく、効果は間接的なものだ」
と感じています。やはり直接的に伸ばすには、
「自分で考え自分の力で文を組み立てて、それを話す訓練が必要だ」
というように、思い直しています。
■これからの進め方
とは言えまだ3ヶ月ちょっとなので、あと3ヶ月間続けてみてから、リピーティングの
結論を出そうと思っています。
それと並行して、
「使える基本文を増やす」
ということと、
「写真を使って説明力をつける」
ということを継続するつもりです。
こちらは間違いなくスピーキング力のアップになることを、最近のレッスンの中で
実感していますので。
2012年4月8日日曜日
◆あきるほど繰り返すことの本当の効果
あなたは英語勉強における繰り返しの大事さを知っていますか?
わたしはいまリピーティングをやっていますが、通常は100回くらいやればかなりやったと
思われるのが普通です。しかしわたしは300回以上はやっています。
なぜそんなにやるかというと、頭が悪いから・・というか、とにかく繰り返さないと頭の中にし
っかりとインプットされないからです。(年がいったから・・というのも事実ですけど)
■繰り返しの回数
皆さんは新しいフレーズや単語、センテンスを覚えたときには、どれくらい繰り返しますか?
300回以上も繰り返しますか?
別に頭が悪いから繰り返すというわけではないのですが、実はちゃんとした理由があります。
大事なポイント:
要は話したいときにそのフレーズや表現が出てくるのかどうかです。
出てくるのならば、回数にはこだわらなくとも良いでしょう。
わたしの場合は年をくっている分覚えが悪く、とにかく何度も繰り返さないとだめなのです。
何度も何度もその場面をイメージしながら音読を繰り返しやらないと、イメージしただけで
そのフレーズや表現が出てこないのです。
■海外旅行のときなど
ところで話は変わりますが、もしも海外に行ってその晩に泊まるホテルへ行き、受付カウン
ターの前に行ったら、次のような文章がサッと頭の中に浮かびますか?(◆の部分)
Are you checking in?
チェックインでございますか?
◆Yes, my name is Taro Yamada.
はい。山田太郎と申します。
We have your reservation. One single non-smoking room for 3 nights
本日より3泊、禁煙のシングルルーム、チェックアウトは3月5日、
and checking out / on the morning of Wednesday, March 5.
水曜日の朝ということで承っております。
◇Yes.
はい。
May I have your passport, credit card, and please sign here.
それでは、パスポートとクレジットカードをお願いできますか?
そして、こちらにサインをお願いいたします。
◆Ok, here are my passport and credit card.
はい。これがパスポートとクレジットカードです。
Thank you, Mr. Yamada. Here is your key.
有難うございます。こちらが山田様のお部屋のキーでございます。
You are in room 403 and the elevator is down that hallway on the left.
403号室で、エレベーターはこの廊下の先、左手にございます。
◇Thank you.
ありがとう。
あるいは、
◆I'd like to make a reservation for tonight.
今晩の予約をしたいのですが。
◆I have a reservation.
わたしは予約しています。
◆I'd like to confirm my reservation.
予約を確認したいのですが。
・
・
など、など。もしもレストランの場合ならば、
◇I would like to make a reservation for tonight.
◆May I have an ocean view table ?
海の見える席をお願いできますか?
◆I have a reservation at 7:30. My name is Taro Yamada.
7時30分の予約なんだけど。 山田太郎といいます。
◆I would like to get New York Steak.
ニューヨークステーキをお願いします。
というように、レストランに入ると自然に頭の中に浮かび上がってきますか?
頭の中で文を組み立てながら話しても良いのですが、一から組み立てていたのではテンポ
良く会話はできません。余裕のない中での、苦しい会話のやり取りになるかも知れません。
わたしはレストランの風景が目に入ったら、以上のような基本文が頭の中に浮かび上がり、
その一部だけを素早く変更して話すようにしています。
■イメージトレーニングを繰り返し
そのような状態になるためには、とにかく繰り返しすことしかないと思っています。
しっかりと繰り返すことで、ようやく「覚えた」が「使える」になっていくのです。
イメージから必要な文や表現がサッと浮かび上がるようにするには体験するのが一番なの
ですが、そう簡単にはできないので何度も繰り返しイメージトレーニングをしているのです。
そしてその何回も繰り返すことはとても大変なことなので、CDを使って音読トレーニングを
やっているのです。CDのスイッチを入れさえすれば、訓練は自動的に開始され繰り返され
るのですから。
CDを使わないと恐らく300回なども繰り返せないでしょう。すぐに飽きてしまって・・。
【関連記事】
◇「覚えた」と「使える」の違い
覚えたと使えるとはまったく違います。オンライン英会話レッスンでフリートーキン
グをやっているとき、その差がはっきりと出てきます・・・
◇リピーティングの効果が少し見えてきた
その場面に遭遇するとそれに対応するフレーズが浮かび上がるようになってきま
した・・・
わたしはいまリピーティングをやっていますが、通常は100回くらいやればかなりやったと
思われるのが普通です。しかしわたしは300回以上はやっています。
なぜそんなにやるかというと、頭が悪いから・・というか、とにかく繰り返さないと頭の中にし
っかりとインプットされないからです。(年がいったから・・というのも事実ですけど)
■繰り返しの回数
皆さんは新しいフレーズや単語、センテンスを覚えたときには、どれくらい繰り返しますか?
300回以上も繰り返しますか?
別に頭が悪いから繰り返すというわけではないのですが、実はちゃんとした理由があります。
大事なポイント:
要は話したいときにそのフレーズや表現が出てくるのかどうかです。
出てくるのならば、回数にはこだわらなくとも良いでしょう。
わたしの場合は年をくっている分覚えが悪く、とにかく何度も繰り返さないとだめなのです。
何度も何度もその場面をイメージしながら音読を繰り返しやらないと、イメージしただけで
そのフレーズや表現が出てこないのです。
■海外旅行のときなど
ところで話は変わりますが、もしも海外に行ってその晩に泊まるホテルへ行き、受付カウン
ターの前に行ったら、次のような文章がサッと頭の中に浮かびますか?(◆の部分)
Are you checking in?
チェックインでございますか?
◆Yes, my name is Taro Yamada.
はい。山田太郎と申します。
We have your reservation. One single non-smoking room for 3 nights
本日より3泊、禁煙のシングルルーム、チェックアウトは3月5日、
and checking out / on the morning of Wednesday, March 5.
水曜日の朝ということで承っております。
◇Yes.
はい。
May I have your passport, credit card, and please sign here.
それでは、パスポートとクレジットカードをお願いできますか?
そして、こちらにサインをお願いいたします。
◆Ok, here are my passport and credit card.
はい。これがパスポートとクレジットカードです。
Thank you, Mr. Yamada. Here is your key.
有難うございます。こちらが山田様のお部屋のキーでございます。
You are in room 403 and the elevator is down that hallway on the left.
403号室で、エレベーターはこの廊下の先、左手にございます。
◇Thank you.
ありがとう。
あるいは、
◆I'd like to make a reservation for tonight.
今晩の予約をしたいのですが。
◆I have a reservation.
わたしは予約しています。
◆I'd like to confirm my reservation.
予約を確認したいのですが。
・
・
など、など。もしもレストランの場合ならば、
◇I would like to make a reservation for tonight.
◆May I have an ocean view table ?
海の見える席をお願いできますか?
◆I have a reservation at 7:30. My name is Taro Yamada.
7時30分の予約なんだけど。 山田太郎といいます。
◆I would like to get New York Steak.
ニューヨークステーキをお願いします。
というように、レストランに入ると自然に頭の中に浮かび上がってきますか?
頭の中で文を組み立てながら話しても良いのですが、一から組み立てていたのではテンポ
良く会話はできません。余裕のない中での、苦しい会話のやり取りになるかも知れません。
わたしはレストランの風景が目に入ったら、以上のような基本文が頭の中に浮かび上がり、
その一部だけを素早く変更して話すようにしています。
■イメージトレーニングを繰り返し
そのような状態になるためには、とにかく繰り返しすことしかないと思っています。
しっかりと繰り返すことで、ようやく「覚えた」が「使える」になっていくのです。
イメージから必要な文や表現がサッと浮かび上がるようにするには体験するのが一番なの
ですが、そう簡単にはできないので何度も繰り返しイメージトレーニングをしているのです。
そしてその何回も繰り返すことはとても大変なことなので、CDを使って音読トレーニングを
やっているのです。CDのスイッチを入れさえすれば、訓練は自動的に開始され繰り返され
るのですから。
CDを使わないと恐らく300回なども繰り返せないでしょう。すぐに飽きてしまって・・。
【関連記事】
◇「覚えた」と「使える」の違い
覚えたと使えるとはまったく違います。オンライン英会話レッスンでフリートーキン
グをやっているとき、その差がはっきりと出てきます・・・
◇リピーティングの効果が少し見えてきた
その場面に遭遇するとそれに対応するフレーズが浮かび上がるようになってきま
した・・・
2012年4月5日木曜日
◆リピーティングの効果が見えてきた
現在リピーティングにトライして3番目のセッションをやっています。
最初から順にやっているわけではなく、自分が話す機会が多いと感じる場面
を選び、ランダムに行っています。
■最近の状況
そして自分なりのリピーティングのやり方を整理してからは、第2番目のセ
ッションとなります。すでに10日ほど繰り返しており、200回近くにな
っていると思います。
ここまでやると当然ですが、全ての文は頭に入りCD音声がスタートすると
最初の単語を聞くだけで続く文がスラスラ出てくる状態になっています。
簡単に終わらないでしつこく繰り返してリピーティングをすることで、ここ
最近少しだけその効果を感じるようになってきました。
■わたしのリピーティングのやり方
今日は再度わたしのやり方のポイントを、実例を挙げて紹介したいと思いま
す。まずセッション全文は次の通りです。
My job is quite stressful. So when I get home, I am often exhausted.
After I take a shower or a bath to feel refreshed. I open the fridge
and take out a bottle of wine. I pour wine into a glass and take the
first sip. This is the moment I have looked forward to all day.
Then I turn on the stereo and move to the sofa. I usually play jazz.
It's my favorite. I make myself comfortable on the sofa and enjoy my
wine while I listen to music. Soon I begin to get a little tipsy.
I feel that wine and music together sink into me like a tender drizzle
and that all the stress flows out of me. This is the happiest time of
the day for me. After this I can drift off to a sound sleep to get
myself ready for the next day.
■具体的なやり方
具体的なやり方としては、各センテンスを暗記しようとは、まったくしてい
ません。強く意識しているのは「フレーズ」と「補足表現」です。
会話の応用力を考えているからです。
単純な文を素早く作れるようにすることや、そこに補足表現をくっつけたり、
さらには他の短文をスピーディにくっつけたりできるようにしたいからです。
例えば、フレーズだと
feel refreshed
take out a bottle of wine
pour wine into a glass
take the first sip ・・・・
などです。
補足表現の場合だと、
After I take a shower
while I listen to music
After this
for the next day ・・・・
などです。
■一番のポイント
そのセンテンスをリピーティングしているときは、強くその場面をイメージ
しながらやるようにしています。
あるフレーズを話しているときは、そのシーンを強く頭の中に思い浮かべて
やっています。動きがあるものの場合は、ジェスチャーも交えてやるように
しています。
フレーズとイメージを結びつけたいと思っているからですね。
後日、実際に同じようなシーンに遭遇した時に、自動的にそのフレーズが頭
の中に浮かび上がってくるようにしたいからです。
■少しずつ効果が
実際、以上のポイントを意識してトライして、飽きるほど繰り返していると
しっかりと頭にインプットされているのだと思いますが、その場面に遭遇す
るとそれに対応するフレーズが浮かび上がるようになってきました。
例えば、
冷蔵庫を開けるとき open the fridge
ワインが見えると take a bottle of wine
ワインをグラスに注ぐときは pour wine into glass
と出てくるようになりました。
これはフラッシュバック効果だと思います。
最初から順にやっているわけではなく、自分が話す機会が多いと感じる場面
を選び、ランダムに行っています。
■最近の状況
そして自分なりのリピーティングのやり方を整理してからは、第2番目のセ
ッションとなります。すでに10日ほど繰り返しており、200回近くにな
っていると思います。
ここまでやると当然ですが、全ての文は頭に入りCD音声がスタートすると
最初の単語を聞くだけで続く文がスラスラ出てくる状態になっています。
簡単に終わらないでしつこく繰り返してリピーティングをすることで、ここ
最近少しだけその効果を感じるようになってきました。
■わたしのリピーティングのやり方
今日は再度わたしのやり方のポイントを、実例を挙げて紹介したいと思いま
す。まずセッション全文は次の通りです。
My job is quite stressful. So when I get home, I am often exhausted.
After I take a shower or a bath to feel refreshed. I open the fridge
and take out a bottle of wine. I pour wine into a glass and take the
first sip. This is the moment I have looked forward to all day.
Then I turn on the stereo and move to the sofa. I usually play jazz.
It's my favorite. I make myself comfortable on the sofa and enjoy my
wine while I listen to music. Soon I begin to get a little tipsy.
I feel that wine and music together sink into me like a tender drizzle
and that all the stress flows out of me. This is the happiest time of
the day for me. After this I can drift off to a sound sleep to get
myself ready for the next day.
■具体的なやり方
具体的なやり方としては、各センテンスを暗記しようとは、まったくしてい
ません。強く意識しているのは「フレーズ」と「補足表現」です。
会話の応用力を考えているからです。
単純な文を素早く作れるようにすることや、そこに補足表現をくっつけたり、
さらには他の短文をスピーディにくっつけたりできるようにしたいからです。
例えば、フレーズだと
feel refreshed
take out a bottle of wine
pour wine into a glass
take the first sip ・・・・
などです。
補足表現の場合だと、
After I take a shower
while I listen to music
After this
for the next day ・・・・
などです。
■一番のポイント
そのセンテンスをリピーティングしているときは、強くその場面をイメージ
しながらやるようにしています。
あるフレーズを話しているときは、そのシーンを強く頭の中に思い浮かべて
やっています。動きがあるものの場合は、ジェスチャーも交えてやるように
しています。
フレーズとイメージを結びつけたいと思っているからですね。
後日、実際に同じようなシーンに遭遇した時に、自動的にそのフレーズが頭
の中に浮かび上がってくるようにしたいからです。
■少しずつ効果が
実際、以上のポイントを意識してトライして、飽きるほど繰り返していると
しっかりと頭にインプットされているのだと思いますが、その場面に遭遇す
るとそれに対応するフレーズが浮かび上がるようになってきました。
例えば、
冷蔵庫を開けるとき open the fridge
ワインが見えると take a bottle of wine
ワインをグラスに注ぐときは pour wine into glass
と出てくるようになりました。
これはフラッシュバック効果だと思います。
2012年3月28日水曜日
◆リピーティングで瞬時変換の効果
リピーティングのやり方に第4の方法があり、「瞬時変換」という練習をやっ
ていると書きました。
いまやっている音読パッケージの本の「お気に入りの時間(第2章)」は、す
でに300回を超えています。
よくもまあ飽きもせずこんなに・・と自分でも思っているのですが。
リピーティングのより効果のあるやり方はどうやるのが良いか?・・と考えな
がらやっているので、長くなっています。
■300回を超えての状態
今はさすがに読み上げ音声がスタートすると、瞬時にその文章が頭の中に
浮かび、シャドーイングもリピーティングも自在にできるようになりました。
そういう自動的に反応する中で、ただ繰り返しているのでは、大した効果に
ならないと思っています。
そのため、リピーティングしているその途中で、瞬間的にその時任意に選ん
だ単語に入れ替えて話す練習をしています。
これが一番、実際にスピーキングをしている時の頭の中の動きに近い状態
になっていると思っています。
■具体的なやり方
一遍に多くを変えると大変なので、まず最初は単語1個からやってみました。
とにかく原文をリピーティングしている途中で、瞬間的に任意の単語1個だけ
を別のものに入れ替えるのです。
その入れ替え作業がないときは、自動的に頭に浮かび上がった文を繰り返
しているだけで、単なる記憶再生作業に近いです。
しかし単語をとにかく1個でも入れ替えるという気持ちで望むと、頭の中の動
きがまったく変わります。
自動リピート作業モードではなく、文の創作モードになるからです。
これが実際のスピーキングをやるときのモードに近い状態だと考えています。
最初は単語1個だけ。次に2個・・・とやっています。
あまり多くやる必要はないとも思っています。フレーズ1セットだけ替えるとか、
補足表現だけを替える・・とかで良いですね。
■瞬発力のアップ
オンライン英会話を続けてすでに1年半になります。誰とでもリラックスして
話せるようになりました。
多くの人と会話をすることで、ずいぶん慣れたと思っています。海外に行った
時でも、わからないことがあると、すぐに近くの人に尋ねることができるように
もなりました。
ですが、自分の会話を録音して確認してみると、まだまだ課題があることに
気がつかされました。
「もっと会話の瞬発力を高める必要がある」
・・でした。しっかり丁寧に話をしているのですが、あまりスピーディではない
のです。
聞く方に「何を言おうとしているのか・・?」と待つストレスを感じさせることが
よくあるのです。もっとテンポよく話す必要があると感じています。
そのために、このリピーティング練習があるのだと考えています。
さて、どうなることやら・・・?
ていると書きました。
いまやっている音読パッケージの本の「お気に入りの時間(第2章)」は、す
でに300回を超えています。
よくもまあ飽きもせずこんなに・・と自分でも思っているのですが。
リピーティングのより効果のあるやり方はどうやるのが良いか?・・と考えな
がらやっているので、長くなっています。
■300回を超えての状態
今はさすがに読み上げ音声がスタートすると、瞬時にその文章が頭の中に
浮かび、シャドーイングもリピーティングも自在にできるようになりました。
そういう自動的に反応する中で、ただ繰り返しているのでは、大した効果に
ならないと思っています。
そのため、リピーティングしているその途中で、瞬間的にその時任意に選ん
だ単語に入れ替えて話す練習をしています。
これが一番、実際にスピーキングをしている時の頭の中の動きに近い状態
になっていると思っています。
■具体的なやり方
一遍に多くを変えると大変なので、まず最初は単語1個からやってみました。
とにかく原文をリピーティングしている途中で、瞬間的に任意の単語1個だけ
を別のものに入れ替えるのです。
その入れ替え作業がないときは、自動的に頭に浮かび上がった文を繰り返
しているだけで、単なる記憶再生作業に近いです。
しかし単語をとにかく1個でも入れ替えるという気持ちで望むと、頭の中の動
きがまったく変わります。
自動リピート作業モードではなく、文の創作モードになるからです。
これが実際のスピーキングをやるときのモードに近い状態だと考えています。
最初は単語1個だけ。次に2個・・・とやっています。
あまり多くやる必要はないとも思っています。フレーズ1セットだけ替えるとか、
補足表現だけを替える・・とかで良いですね。
■瞬発力のアップ
オンライン英会話を続けてすでに1年半になります。誰とでもリラックスして
話せるようになりました。
多くの人と会話をすることで、ずいぶん慣れたと思っています。海外に行った
時でも、わからないことがあると、すぐに近くの人に尋ねることができるように
もなりました。
ですが、自分の会話を録音して確認してみると、まだまだ課題があることに
気がつかされました。
「もっと会話の瞬発力を高める必要がある」
・・でした。しっかり丁寧に話をしているのですが、あまりスピーディではない
のです。
聞く方に「何を言おうとしているのか・・?」と待つストレスを感じさせることが
よくあるのです。もっとテンポよく話す必要があると感じています。
そのために、このリピーティング練習があるのだと考えています。
さて、どうなることやら・・・?
2012年3月25日日曜日
◆リピーティングについて考える(続編)
ここ最近、スピーキング力アップを目指すリピーティングのやり方について、
考えながら練習をしています。
前にも述べたように、文を暗記することだけに注力しても、得られる効果は
少ないです。
暗記するよりは、リピーテングのパラグラフから各エッセンスを抜き出して、
頭の中に強くインプットし表現力や応用力につなげていくべきだというのが
結論です。
具体的には、文を3つの要素にとらえてそれぞれを意識してリピーティング
を繰り返す、というやり方が良いと考えています。
■1:文型+主語
これは追加して覚えていくものもありますが、ほとんどの基本的なものは、
すでに習っています。
従って復習がメインです。
つまり、「必要な時にすぐに出てくるように」です。
リピーティングを行いながら、その場面のイメージを頭の中に思い浮かべ
ます。そしてその文の「文型+主語」を強く意識しながら、イメージとリンク
させていきます。
I don't have to ~. → 自分が使い慣れていない文型を復習します。
How many times ~
I can ~. You ~. → これらは復習するまでもないでしょうが・・。
■2:フレーズ
ボキャブラリの増強のためですが、すぐに使える形で取り組むべきという
考えから、単語ではなくフレーズで覚えるようにします。
動詞と目的語のセットで覚えていくので、何度も同じ動詞を繰り返すことが
出てきて、一見効率が悪いように思います。
ですが、わたしはこちらの方がイメージも作り易く、より実戦的だと思って
います。すぐに使えて、会話での瞬発力アップにもなるからです。
リピーティングを行いながら、その場面のイメージを頭の中に思い浮かべ
るところは同じですが、このときはフレーズを強く意識して、やはりイメージ
とリンクさせていきます。
take the commuter train 通勤電車に乗る
have brunch ブランチ(朝昼兼用食事)を食べる
feel very relaxed とてもリラックスできる
■3:補足語
時、場所、条件などを表す表現がターゲットです。
やはりリピーティングを行いながら、その場面のイメージを頭の中に思い浮
かべ、この補足表現を強く意識しながらイメージとリンクさせていきます。
After I get up, 起きたあと、
since I was a college student. 大学生の頃から
while I am reading the newspaper. 新聞を読みながら
以上のように、ある時は文型、次はフレーズ、その次は補足語を(だけを)
意識して、さらにイメージとリンクさせながらリピーティングをしています。
■4:瞬時変換
そして少し違った練習法ですが、リピーティングしている途中で瞬間的に別
の語句に入れ替えるというやり方も行っています。
これが一番、実際にスピーキングをしている時の頭の中の動きに近い状態
になっていると思っています。
(続く)
考えながら練習をしています。
前にも述べたように、文を暗記することだけに注力しても、得られる効果は
少ないです。
暗記するよりは、リピーテングのパラグラフから各エッセンスを抜き出して、
頭の中に強くインプットし表現力や応用力につなげていくべきだというのが
結論です。
具体的には、文を3つの要素にとらえてそれぞれを意識してリピーティング
を繰り返す、というやり方が良いと考えています。
■1:文型+主語
これは追加して覚えていくものもありますが、ほとんどの基本的なものは、
すでに習っています。
従って復習がメインです。
つまり、「必要な時にすぐに出てくるように」です。
リピーティングを行いながら、その場面のイメージを頭の中に思い浮かべ
ます。そしてその文の「文型+主語」を強く意識しながら、イメージとリンク
させていきます。
I don't have to ~. → 自分が使い慣れていない文型を復習します。
How many times ~
I can ~. You ~. → これらは復習するまでもないでしょうが・・。
■2:フレーズ
ボキャブラリの増強のためですが、すぐに使える形で取り組むべきという
考えから、単語ではなくフレーズで覚えるようにします。
動詞と目的語のセットで覚えていくので、何度も同じ動詞を繰り返すことが
出てきて、一見効率が悪いように思います。
ですが、わたしはこちらの方がイメージも作り易く、より実戦的だと思って
います。すぐに使えて、会話での瞬発力アップにもなるからです。
リピーティングを行いながら、その場面のイメージを頭の中に思い浮かべ
るところは同じですが、このときはフレーズを強く意識して、やはりイメージ
とリンクさせていきます。
take the commuter train 通勤電車に乗る
have brunch ブランチ(朝昼兼用食事)を食べる
feel very relaxed とてもリラックスできる
■3:補足語
時、場所、条件などを表す表現がターゲットです。
やはりリピーティングを行いながら、その場面のイメージを頭の中に思い浮
かべ、この補足表現を強く意識しながらイメージとリンクさせていきます。
After I get up, 起きたあと、
since I was a college student. 大学生の頃から
while I am reading the newspaper. 新聞を読みながら
以上のように、ある時は文型、次はフレーズ、その次は補足語を(だけを)
意識して、さらにイメージとリンクさせながらリピーティングをしています。
■4:瞬時変換
そして少し違った練習法ですが、リピーティングしている途中で瞬間的に別
の語句に入れ替えるというやり方も行っています。
これが一番、実際にスピーキングをしている時の頭の中の動きに近い状態
になっていると思っています。
(続く)
2012年3月20日火曜日
◆リピーティングのやり方について考える
一人でスピーキング力をアップするには、どんな勉強(訓練?)が良いので
しょうか?
わたしが過去にいろいろとやってきた中で、一番頭の中に印象深く残ってい
るのは、ピンズラーアメリカ英語です。
■ピンズラーアメリカ英語
ピンズラーはCDを聞いて、その指示に従って読み上げられた文章を発声し
たり、あるいは質問に対して返答をしたりするというような進め方で、少しず
つ会話力を伸ばしていける教材です。
英語がほとんど話せなかったときに、このピンズラーアメリカ英語を3ヶ月
ほどやったあとで海外に行き、その効果を実感したからです。
ホテルで米ドルが必要となり、カウンターのスタッフに両替をお願いし、間違
うことなく100ドル札数枚と少額紙幣に両替をしてもらうことができました。
■リピーティング
そして最近は何となくリピーティングに引っかかるものを感じ、ここのところ
はずっと通勤途上の車の中で、リピーティングの練習を続けています。
1回の勉強単位は12行程度の文章からなるパラグラフで、リピーティング
をすると2分くらいの内容となっています。
朝・夕の通勤時にそれぞれ20分くらいできるので、1日20回、5日間で
100回を超えてしまいます。
いまは2回目のパラグラフをやっているのですが、始めてから2週間近くに
なります。すでに160回以上は、やっています。
始めた頃はリピーティングにはついていけず(先に読み上げられた文章が
少し長いと出てこない)、シャドーイングならなんとかできるような状態でした。
■150回以上やって
しかし150回以上やった今は、文章はすべて頭に入りCDが最初の部分を
読み上げた瞬間、スッと文章が浮かんできて口が動き始めるような状態に
なっています。
しかしこうなったからと言って、頭に入った文章がすぐに会話の役に立つよ
うな感じになったとは思えません。もっともっとインプットが多くならないと、
具体的な効果となって出てこないのでしょうか。
まあそういった状況の中で、現在リピーティングのやり方についていろいろ
と考えています。
どういうやり方をしたら、一番会話力アップに効果があるのかと。
■目指すもの
自分ではリピーティングをやることで、スピーキング力のアップにつなげた
いと考えています。さらにはスピーキングでの作文での瞬発力をつけたい
と思っています。
その考えがまだ固まっていないため、暗記できたからといってすぐに一丁
上がりとはしていないのです。
同じものをいろいろなリピーティングのやり方をしながら、自分に合う方法
を模索している訳です。
■ようやく結論の片鱗が
そうこうして、ようやくここのところ、少しずつ考えがまとまってきました。
リピーティングで身につけるべきは、
・ボキャブラリをフレーズの形で増強(すぐに実戦で使える)
・補足表現力の拡張(as long as ~、by the time ~ などの表現)
・
・
・瞬時交換力の強化
この瞬時変換力の強化というのが、最近思い至ったアイデアです。
つまりCD音声を聞いてリピーティングするのですが、そのときにまったく同
じ文章を発声するのではありません。
発声途中で一つでも二つでも単語を別のものに瞬時に置き替えて、別の
意味の文にしてリピーティングしていくというやり方です。
すいませんが長くなりますので、次のときに書きたいと思います。
しょうか?
わたしが過去にいろいろとやってきた中で、一番頭の中に印象深く残ってい
るのは、ピンズラーアメリカ英語です。
■ピンズラーアメリカ英語
ピンズラーはCDを聞いて、その指示に従って読み上げられた文章を発声し
たり、あるいは質問に対して返答をしたりするというような進め方で、少しず
つ会話力を伸ばしていける教材です。
英語がほとんど話せなかったときに、このピンズラーアメリカ英語を3ヶ月
ほどやったあとで海外に行き、その効果を実感したからです。
ホテルで米ドルが必要となり、カウンターのスタッフに両替をお願いし、間違
うことなく100ドル札数枚と少額紙幣に両替をしてもらうことができました。
■リピーティング
そして最近は何となくリピーティングに引っかかるものを感じ、ここのところ
はずっと通勤途上の車の中で、リピーティングの練習を続けています。
1回の勉強単位は12行程度の文章からなるパラグラフで、リピーティング
をすると2分くらいの内容となっています。
朝・夕の通勤時にそれぞれ20分くらいできるので、1日20回、5日間で
100回を超えてしまいます。
いまは2回目のパラグラフをやっているのですが、始めてから2週間近くに
なります。すでに160回以上は、やっています。
始めた頃はリピーティングにはついていけず(先に読み上げられた文章が
少し長いと出てこない)、シャドーイングならなんとかできるような状態でした。
■150回以上やって
しかし150回以上やった今は、文章はすべて頭に入りCDが最初の部分を
読み上げた瞬間、スッと文章が浮かんできて口が動き始めるような状態に
なっています。
しかしこうなったからと言って、頭に入った文章がすぐに会話の役に立つよ
うな感じになったとは思えません。もっともっとインプットが多くならないと、
具体的な効果となって出てこないのでしょうか。
まあそういった状況の中で、現在リピーティングのやり方についていろいろ
と考えています。
どういうやり方をしたら、一番会話力アップに効果があるのかと。
■目指すもの
自分ではリピーティングをやることで、スピーキング力のアップにつなげた
いと考えています。さらにはスピーキングでの作文での瞬発力をつけたい
と思っています。
その考えがまだ固まっていないため、暗記できたからといってすぐに一丁
上がりとはしていないのです。
同じものをいろいろなリピーティングのやり方をしながら、自分に合う方法
を模索している訳です。
■ようやく結論の片鱗が
そうこうして、ようやくここのところ、少しずつ考えがまとまってきました。
リピーティングで身につけるべきは、
・ボキャブラリをフレーズの形で増強(すぐに実戦で使える)
・補足表現力の拡張(as long as ~、by the time ~ などの表現)
・
・
・瞬時交換力の強化
この瞬時変換力の強化というのが、最近思い至ったアイデアです。
つまりCD音声を聞いてリピーティングするのですが、そのときにまったく同
じ文章を発声するのではありません。
発声途中で一つでも二つでも単語を別のものに瞬時に置き替えて、別の
意味の文にしてリピーティングしていくというやり方です。
すいませんが長くなりますので、次のときに書きたいと思います。
2012年3月16日金曜日
◆ゆっくりとしたスピードでリピーティングの効果
朝晩の通勤時間に毎日リピーティングをしています。
通勤30分/片道の中でリピーティングを約20分。1つのパラグラフを
何度も繰り返しやっていて、1回2分なので片道10回、往復で20回繰り
返し練習することができます。
リピーティング用の音声CDは、フレーズとフレーズの間に少し長い空白
が挿入されていて、そこでリピーティングを行います。
■リスニングに対する効果
初めはずいぶんゆっくり感じたので、リスニングに対してはあまり効果が
ないだろうなと思っていました。
リスニング能力をアップさせるには、ナチュラルスピード、あるいは少し
早いスピードのものを聞いて、練習しなければいけないような気がしてい
たからです。
ですからリスニング練習は、ウォーキングのときにSIM英語(CBSニュ
ース)を聞いてやっていました。
■リスニング+リピーティングでは
しかしリピーティングを毎日やっているうちに、少し違うのではないかと
思うようになりました。
と言うのは、ただ長い空白の挿入された音声を聞いているだけなら、あま
り効果がないのかも知れませんが、リピーティングを併用して行うのなら、
大きな効果が出るのではないかと感じたためです。
ゆっくりとしたスピードで確実に聞き取り、ゆっくりとリピーティングす
る場合、その文がしっかりとインプットされ、スラスラ話せるようになり
ます。
■話せる=聞き取れる
そしてスラスラ話せるようになった文ならば、確実に聞き取れるようにな
るということに気がついたからです。自分で話せる文は・・聞き取れる、
・・からです。
ゆっくりリスニングして意味をつかみながら耳になじませ、ゆっくりリピ
ーティングしながら口を慣らして、話せるようになるところまでやること
が大事だと思います。
そのような練習のやり方をすれば、ボキャブラリや会話の表現力も増や
すことができ、そしてリスニング力もアップさせることができます。
通勤30分/片道の中でリピーティングを約20分。1つのパラグラフを
何度も繰り返しやっていて、1回2分なので片道10回、往復で20回繰り
返し練習することができます。
リピーティング用の音声CDは、フレーズとフレーズの間に少し長い空白
が挿入されていて、そこでリピーティングを行います。
■リスニングに対する効果
初めはずいぶんゆっくり感じたので、リスニングに対してはあまり効果が
ないだろうなと思っていました。
リスニング能力をアップさせるには、ナチュラルスピード、あるいは少し
早いスピードのものを聞いて、練習しなければいけないような気がしてい
たからです。
ですからリスニング練習は、ウォーキングのときにSIM英語(CBSニュ
ース)を聞いてやっていました。
■リスニング+リピーティングでは
しかしリピーティングを毎日やっているうちに、少し違うのではないかと
思うようになりました。
と言うのは、ただ長い空白の挿入された音声を聞いているだけなら、あま
り効果がないのかも知れませんが、リピーティングを併用して行うのなら、
大きな効果が出るのではないかと感じたためです。
ゆっくりとしたスピードで確実に聞き取り、ゆっくりとリピーティングす
る場合、その文がしっかりとインプットされ、スラスラ話せるようになり
ます。
■話せる=聞き取れる
そしてスラスラ話せるようになった文ならば、確実に聞き取れるようにな
るということに気がついたからです。自分で話せる文は・・聞き取れる、
・・からです。
ゆっくりリスニングして意味をつかみながら耳になじませ、ゆっくりリピ
ーティングしながら口を慣らして、話せるようになるところまでやること
が大事だと思います。
そのような練習のやり方をすれば、ボキャブラリや会話の表現力も増や
すことができ、そしてリスニング力もアップさせることができます。
2012年3月6日火曜日
◆リピーティングをやる上で重要な2つのポイントとその効果
1月よりシャドーイングとリピーティングを続けてきて、それぞれの練習
をする上での注意するポイントと、得られる効果について書きたいと思い
ます。
■経緯
1月23日より開始した音読パッケージですが、ここ最近ようやくシャドー
イングを終わりリピーティングを行うようになりました。
そしてリピーティングを続けていくうちに、シャドーイングとリピーティン
グの違いとその効果について、ようやくわかるようになりました。
またわたしにとってはリピーティングが大事であり、大きな効果を出すため
に重要なポイントが2つあるということも、徐々にわかってきました。
■シャドーイングとリピーティング
まずシャドーイングとリピーティングでは、まったく目的が違うというのが
わたしの結論です。 (何を今さら・・と言わないで下さい。ようやく本心
からわかったのですから)
練習のやり方や注意する点も違うし、その得られる効果もまったく違うので
す。次にその内容についてご説明します。
■シャドーイング
シャドーイングは再生した音声に遅れることわずかで、自分も速やかにCD
音声と同じ文章を発声していきます。
つまり「リスニング力」とその「再生力」で、ポイントは
「正しい発音のトレース」
だと思っています。
「正確に聞き取り、正確に発音する」訓練です。
■リピーティング
一方リピーティングはどうでしょうか。
リピーティングを行うことの目的及びその効果は、会話力のアップです。
リピーティングは、対話式の練習を除く唯一自分で実際に話している雰囲気
に近い、アウトプット練習なのです。
■重要な2つのポイント
リピーティングの効果は、繰り返しますが「表現力のアップ」であり、
「スピーキング力」の向上です。
そして練習する上での重要なポイントは、次の2つだと思っています。
1)表現力のアップ
まず「表現力のアップ」という目的に対しては、有益なフレーズを意識して
どんどん覚えていくということです。
例を上げると、
I can stay in bed as long as I want.
好きなだけ長くベッドの中にいることができます。
という文があったとすると、その文をそのまま暗記するのは表現力アップに
はつながりません。
フレーズ、あるいはコロケーションで覚えるのです。
stay in bed ベッドの中にいる
as long as I want 好きなだけずっと(as long as ~ ~だけずっと)
という形で覚えていきます。あるいは、
After I get up, I take a shower. 起きるとシャワーを浴びます。
という文の場合は、
After I get up 起きたあとで
の表現を覚えます。「After ~: ~のあとで」の部分です。
このようにフレーズをしっかりインプットしていくことで、会話での表現力
がアップしていきます。
2)スピーキング力の向上
リピーティングのやり方での次のポイントは、音声をしっかり聞き終わって
から、聞いて保持した文章を自分が主人公になった気持で、且つその場の
シーンをイメージしながら、なりきって話すということです。
単なる音読と違い、あたかも自分が考えたことを話しているような、そんな
気分になることができます。
そういうなりきった気分で続けることにより、大きな効果が得られそうな
予感がしています。
■最後に
リピーティングをさらに1ヶ月ほど継続実施して、その効果を報告できる
ように頑張りたいと思います。
をする上での注意するポイントと、得られる効果について書きたいと思い
ます。
■経緯
1月23日より開始した音読パッケージですが、ここ最近ようやくシャドー
イングを終わりリピーティングを行うようになりました。
そしてリピーティングを続けていくうちに、シャドーイングとリピーティン
グの違いとその効果について、ようやくわかるようになりました。
またわたしにとってはリピーティングが大事であり、大きな効果を出すため
に重要なポイントが2つあるということも、徐々にわかってきました。
■シャドーイングとリピーティング
まずシャドーイングとリピーティングでは、まったく目的が違うというのが
わたしの結論です。 (何を今さら・・と言わないで下さい。ようやく本心
からわかったのですから)
練習のやり方や注意する点も違うし、その得られる効果もまったく違うので
す。次にその内容についてご説明します。
■シャドーイング
シャドーイングは再生した音声に遅れることわずかで、自分も速やかにCD
音声と同じ文章を発声していきます。
つまり「リスニング力」とその「再生力」で、ポイントは
「正しい発音のトレース」
だと思っています。
「正確に聞き取り、正確に発音する」訓練です。
■リピーティング
一方リピーティングはどうでしょうか。
リピーティングを行うことの目的及びその効果は、会話力のアップです。
リピーティングは、対話式の練習を除く唯一自分で実際に話している雰囲気
に近い、アウトプット練習なのです。
■重要な2つのポイント
リピーティングの効果は、繰り返しますが「表現力のアップ」であり、
「スピーキング力」の向上です。
そして練習する上での重要なポイントは、次の2つだと思っています。
1)表現力のアップ
まず「表現力のアップ」という目的に対しては、有益なフレーズを意識して
どんどん覚えていくということです。
例を上げると、
I can stay in bed as long as I want.
好きなだけ長くベッドの中にいることができます。
という文があったとすると、その文をそのまま暗記するのは表現力アップに
はつながりません。
フレーズ、あるいはコロケーションで覚えるのです。
stay in bed ベッドの中にいる
as long as I want 好きなだけずっと(as long as ~ ~だけずっと)
という形で覚えていきます。あるいは、
After I get up, I take a shower. 起きるとシャワーを浴びます。
という文の場合は、
After I get up 起きたあとで
の表現を覚えます。「After ~: ~のあとで」の部分です。
このようにフレーズをしっかりインプットしていくことで、会話での表現力
がアップしていきます。
2)スピーキング力の向上
リピーティングのやり方での次のポイントは、音声をしっかり聞き終わって
から、聞いて保持した文章を自分が主人公になった気持で、且つその場の
シーンをイメージしながら、なりきって話すということです。
単なる音読と違い、あたかも自分が考えたことを話しているような、そんな
気分になることができます。
そういうなりきった気分で続けることにより、大きな効果が得られそうな
予感がしています。
■最後に
リピーティングをさらに1ヶ月ほど継続実施して、その効果を報告できる
ように頑張りたいと思います。
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