2013年2月17日日曜日

音読パッケージは補足表現の宝庫

2月6日の記事で、話せない人が話せるようになるためのベストの本として、
「日常会話に自信がつく英会話BEST表現76」を、紹介させていただきま
した。
        ◇話せない人が話せるようになるベストのお薦め本

この本はとてもシンプルな文でまとめられており、この本をしっかり取り組
めば、日常会話は簡単に話せるようになりますよ・・という入門/初級向け
の本でした。

まずは話せるようになるために・・ということで、補足表現は日常会話での
比較的簡単なものだけでした。ほとんど中学1・2年で習ったものばかりで
す。

そして中級を目指す人、並びにいま中級である人には、
音読パッケージトレーニング(中級編)」がなかなか良い本の1冊だと思っ
ています。

かく言うわたしも、現在中級を目指す(?)一人として、この本と付属のCD
を毎日活用しています。



この本には通常音声のCDと、リピーティング用に間に空白が挿入された
CDの、2つのタイプが付属されています。


■英語の語順で理解
ところがこのリピーティング用のCDですが、リピーティング用だけではな
く、しっかりと聴き取る訓練のためのものとしても、最適です。

わたしはSIM ENGLISHの教材も持っていますが、そのskip用CDはまった
く同じ構成となっています。

語順の通り意味を理解していくために、各フレーズ間にポーズ(音声無し
の空白)が入っており、そこでその直前のフレーズの意味を掴んで行くよ
うにするのです。

そしてフレーズごと、その空白ごとに意味を理解していくわけです。
これが英語の語順の通り理解していく訓練なのです。


■必要十分な補足表現たち
この本の良いところは、中級向けとして必要な、本当にバラエティに富んだ
表現が多数、使われていることです。

この本1冊をしっかりやれば、通常の会話では必要十分な表現力を身に付
けることができます。

現在、わたしも昨年から継続して取り組んでおり、通勤のときの車の中で
リピーティングをしながら、その補足表現をインプットするようにしています。

口の動かし練習と補足表現のインプットです。そのまま文章を暗記するとい
うものではありません。応用力が大事ですから。

ある程度話せるようになると、さらにレベルアップを目指すならば、ボキャ
ブラリの増強と補足表現の強化だと思っています。


■取り組んだ効果
取り組んで半年以上経っていますが、その成果として、最近のオンライン
レッスンの中で、覚えた表現をかなりアウトプットできるようになってきまし
た。

実戦で使ってこそ本当に身に付くもので、そういう意味では時間がかかる
ものだと覚悟しています。

しかし自分の表現力が、1つまた1つと増えていくと、会話することが本当
に楽しくなってきますよ!!


■表現の例
少しだけ例を挙げてみますね。

過去20年で    in the past 20 years
1960年代後半  in the late 1960s
1971年までに  By 1971,

今年の後半に    later this year
その後、      After that,
その頃、      At that time,
ウェイトレスとして As a waitress,

彼女の夏休みの間  during her summer vacation
ストライキが終わるまで  until the strike is over
プログラムの最終週には In the last week of the program,

ボストン港の内外に   in and out of Boston Harbor
古いルートの4マイル北に  four miles north of the old route
シカゴのマーケティング会社 at a marketing company in Chicago

2部から成ります  is in two parts
第1部では     In the first part,
第2部では     In the second part,
次の歌のあと    After the next song,

不幸にも      Unfortunately,
しかしながら    However,
その代わりに    Instead,
その結果      As a result,
手違いで      By mistake

もうお聞きになった方も多いと思いますが、
          As many of you have heard,
シンガポールに飛行機で行ったとき
          When he was flying to Singapore,

・・など、ほんの一部の例です。

これらの補足表現(副詞、副詞句)を、早く自在に使いこなせるようになり
たいので、毎日すき間時間を利用してリピーティングに励んでいます。