聞き逃しが格段に減ったのは、SIM Englishの聞き取り練習を継続した
おかげです。
英会話ではリスニング力がまずは一番先に必要な能力です。
聞き逃しが多いと、楽しく会話することができないので。
英会話勉強を再スタートし、リスニング力不足で聞き逃しが多かった頃
は、いつも聞き逃さないよう緊張を継続し、とても楽しい会話どころで
はありませんでした。
■聞き逃しの原因
聞き逃しの原因は、やはり何といっても「英語の翻訳」でした。
要素としては大きく分けて2つありました。
一つは、「英語の語順」です。
英語の語順で理解していくことができず、いつも日本語的な文章の語順
に並べ替えてから理解していました。当然、時間がかかります。
もう一つは、「日本語に翻訳」です。
まだまだ英語でそのまま理解するということができないため、日本語に
翻訳してからようやく意味を理解できるという形でした。なので、更に
時間がかかりました。
従って、聞き取るスピードはお話にならない状態で、続けざまに話され
ると、すぐに置いてきぼり状態となってしまうのです。
内容を理解しようと頭がフル回転しているのに、相手はどんどん先に行
ってしまうわけです。
そして、日本語に翻訳しないと意味をはっきり理解することができず、
それを保持することもできませんでした。
■SIM英語を始めたきっかけ
何とかして聞き逃しをなくしたいと強く思っていたあるとき、中国へ転勤
することになりました。
当時、中国語を話せない人間としては、気楽にあちこちに行けるわけで
はありませんし、近くに日本の書籍が売られている書店があるわけでは
ないし、とにかく時間をもてあますだろうと思いました。
それで、
「よしっ、英会話をやろう!」
「まずはリスニング力アップだ!」
となったわけです。
そしてすぐにSIM英語(スーパーエルマー)を申し込みました。
■学習をスタート
中国に教材を持って渡り、宿泊先に落ち着いてから学習をスタートさせ
ました。
SIM英語の標準学習期間は6ヶ月。
そしてレポートを提出し合格すると終了証がもらえます。
終了証を添付してハローワークに申請すると、文部大臣のある制度によ
り2万円ちょっとの給付金がもらえるようになっていました。
なので、まじめに6ヶ月頑張りました。
仕事が終わり食事をしたあと部屋に戻り、テキストを眺め全体のストー
リーのあらすじを理解し、翌朝、ウォーキングのときに音声ファイルを
繰り返し聴くというスタイルで学習を続けました。
朝のウォーキングのときは約20分間。
毎日毎日・・、週5回はやっていましたね。
そしてあるとき、香港で欧米人と会話をする機会があり、SIM英語の
効果を実感したのでした。