2012年6月11日月曜日

◆音読/リピーティングのスピーキングへの効果

今年は音読とリピーティングをかなりの期間続けできました。
そして、その効果が出てくることを楽しみにしていたのでした。


■リピーティングの効果
ようやく3ヶ月を越えて、いまその効果は出てきたのかと考えて見ると、
その結果は、

スピーキング能力アップに対しては、今ひとつ期待していたレベルにはなって
  いない
というのがその感想です。

随分リピーティングを行い、かなりのパラグラフを覚えるレベルまでやってみたので
すが、正直言って自分のスピーキング力が大きく伸びたとは感じれていないのです。

いろいろな表現のレパートリーを増やすことはできたと思うし、口が滑らかにはなっ
たと思うのですが、スピーキングの力がかなりアップしたというようには感じれない
のです。

会話をしているときに、スラスラと文章が出てくるようになった・・ということはありま
せん。

やはり3ヶ月ではまだ期間が短いのでしょうか?
それともリピーティングのやり方が悪いのでしょうか?

繰り返しの練習回数は、それぞれ軽く100回以上は繰り返していますが、そこで使
われていた文章があちこちでスラスラでてくる・・ということは、ほとんどありません。

まったく同じシチュエーションになったときには、覚えた文章がスラスラと出てくると
いうか、同じ流れで話ができる・・というレベルです。

■3ヶ月で感じていること
今ここにきて本当に感じていることは、使える基本文のレパートリーを一つまた一つ
と増やすことと、それを何度も実戦的に練習してしっかりと使えるようにすることに尽
きる・・と思うようになりました。

人が作った文を覚えてそれを音読やリピーティングをしても、直接的にスピー
  キング力のアップに効いてくるのではなく、効果は間接的なものだ

と感じています。やはり直接的に伸ばすには、
自分で考え自分の力で文を組み立てて、それを話す訓練が必要だ

というように、思い直しています。

■これからの進め方
とは言えまだ3ヶ月ちょっとなので、あと3ヶ月間続けてみてから、リピーティング
結論を出そうと思っています。

それと並行して、
使える基本文を増やす
ということと、
写真を使って説明力をつける
ということを継続するつもりです。

こちらは間違いなくスピーキング力のアップになることを、最近のレッスンの中で
実感していますので。