2014年5月18日日曜日

知っている単語で話すための発想法

あるとき、次のような会話があったとします。
それはとても型破りな発想ですね。

サッと英語で言えますか?
      ・
      ・
      ・

やさしそうな文ですが、サッと言おうとするときにポイントとなるのは、
「型破り」と「発想」という言葉。

別に自分で日常会話の際、「型破り」などという単語は知らないので使
わないのですが、あることを言いたいときに肝心の単語を知らないとい
うことは多々あるので、言い方を換えて話すための発想法はとても大事
だと思っています。

なので、まずはクイズのように考え真剣に頭の体操をしてみました。


■「型破り」をどう言い換えるか?

まず「型破り」の意味は「人と大きく違う」「とっぴな」「型にはまら
ない」というあたりが近い意味。

また、ほとんどのケースは「(人の発想を超えた)すばらしい」という
意味でも言うことができると思います。

今回わたしはたまたまですが、「人と大きく違う」に相当する英単語、
unique」を知っていましたので、この単語で言うことにしました。

ちなみに、「とっぴな」は「off the wall」、「型にはまらない」は
unconventional」、「すばらしい」は「amazing」で、これらの単語
を使っても話せそうです。


■「発想」をどういい替えるか?

「発想」の意味は、考え、概念、観念・・などがあり、辞書を引くと
notion」という単語が出てきました。

あいにくこの単語もわたしの頭には出てこなかったのですが、すぐに
思いついたのが「idea」。

「考え」とか「着想」、「思いつき」との意味で考えたのですが、
あとで辞書を引いてみると、しっかり「発想」という意味も上げられ
ていました。


■言い換え文

That is a very unique idea.

拍子抜けするほど簡単な文になりました。



■もう1問!

今度は次の文です。
昨日、仮病だったんでしょう?

サッと英語で言えますか?
      ・
      ・
      ・

ここでのポイントとなる単語は「仮病」ですね。
辞書では「pretended illness(sickness)」と出ていました。

確かに「pretend」は「うその」とか「装う、ふりをする」などの意味
なので、この単語を使い「病気の振りをしていたでしょう」ということ
もできますね。

ですがここでは、もっと簡単な誰でも言えるような表現にすべきと考え、
「仮病」の意味を考えると、「病気でなかった」とか「本当に病気だっ
たの?」と聞くのが良いと判断。

Yesterday, you weren't really sick, were you ?
あるいは、
Were you really sick yesterday ?
としました。

これなら言えますよね!