オンライン英会話レッスンで、楽しい相手だとついフリートークが多く
なってしまいます。
そして時々言いたい単語が出てこないときがあります。
どれだけ単語を覚えていても、このようなときは誰にでもあるでしょう。
そのときにどう対応するかですね。
中級レベルと言える人は、その出てこない単語をあくまでも思い出そう
とするのではなく、サッと別の言い方や説明で相手にわかるようにして
います。
その対応を「サッと頭を切り換えて」別の言い方ができるかどうか・・
ここがレベルアップのための一つの重要なポイントではないでしょうか。
■今回の例題
今回も少し例題をやってみましたので、一緒に考えてみてください。
第1問:「フィリピンの人口は?」
と聞こうとして、人口(population)という英単語が出てこなかったと
します。さて、あなたはどう言い替えるでしょうか?
一つのやり方:
このようなときのわたしの例ですが、
「フィリピンの国の大きな地図の上に、人が1杯載っている場面」
をイメージしました。
そして、
「その上に載っている人は何人いるんだろう?」
と考えました。
つまり、「フィリピンの人口は?」の文と同じ意味を持つ、一つのイメ
ージを想像したのでした。
そしてその疑問のイメージを英文にして、
・How many people are there in Philippines ?
となりました。
「人口は?」という文を、イメージを経由させて「何人いるの?」とい
う文に置き替えたのでした。
■やり方のコツ
これは一つの例ですが、このように出てこない単語やフレーズがあった
ときに、サッと別の形に置き換えて知っている単語で説明するという、
発想の転換と応用力が「中級」の必須条件だと思っています。
今回の例で使ったコツは、グロービッシュ英語術の8つのトレーニング
のうちの一つ、
「4.イメージをやさしい英語で伝える」
でした。
■次への例題
次にやる例題は、「まだまだ道のりは長い」です。
あなたならどう言うでしょうか?