アメリカの映画やTVドラマなどを見てもう気づかれているのではない
かと思いますが、日常の会話で話す英文は
・意外にシンプル
・決まり文句が多い
のです。
そして長くむずかしいように聞こえる文は、実は短い文を素早くつなぎ
早口で話しているため、聴き取りにくくそのように聞こえるケースがと
ても多いです。
あるいは文は簡単でもクリア―な話し方をしないために、むずかしく聞
こえるということもあります。
何かを深く詳しく説明するようなケースを除き、ほとんどが意外にシン
プルな文で会話をしていること気づきます。
逆にむずかしく長い文を多用することは、楽しい会話をする上ではあま
り得策ではないということですね。
■日本語での会話
実は、われわれの日本語での日常会話でも同じです。
「今晩時間ある?」
「週末はどこか行くの?」
「何か健康に良いことやってる?」
1日単位で見てみると、決まり文句のようには思えない文ですが、1年
単位で見た場合、毎週のように誰かとまったく同じ文で同じ会話をして
います。
■1級と2級の決まり文句
「おはよう!」「それは残念だ」「どうしたの?」のような決まり文句を
1級決まり文句とするなら、「週末の予定は?」というような文は、2級
の決まり文句と言えます。
1級の決まり文句はある程度知っているでしょうが、この2級の決まり
文句がどれだけ自分の引き出しに入っているのかが、会話のスムーズ
さにつながります。
例え実力は控えめでも、会話しているのを横から見ていると、何となく
流暢に話しているように見える・・というように見えるんですね。
この「2級の決まり文句」を強化することと、「シンプルな文を素早く
話す」ようになることが、会話力のアップに大きく効いてくると思って
います。
なので当面の目的としては、この2点のアップに絞って学習を進めて行
くつもりです。
なお、決まり文句については、次のサイトに多くの例が載ってますので、
よろしければ覗いてみてください。 >>> 決まり文句 必須40