2013年11月24日日曜日

海外での貴重な体験が英語学習のヒントに

今回久しぶりに海外に来て、かなり貴重な体験をしました。

何かと言うと、英語を勉強して、いていつも疑問に思っていたことで、
重要なヒントに気がつくことができたことです。

それは、

・ボキャブラリも基礎構文も文法も、それほど多くは必要ない
    ⇒簡単な単語、熟語、基本文で十分
    ⇒会話の多くは簡単な「決まり文句」が占めている

・「つなげる」「組み合わせる」「言い換える」の応用力が大事
    ⇒誰でもわかるやさしい表現で話すことが重要

・わからなければ聞けばよい
    ⇒話せるという自信は、知識ではなく慣れと経験から

という3つのことでした。


■英語勉強に対する誤解

わたしは「楽しく日常会話ができれば良い」ということを目標として、
今まで英語を勉強してきました。しかし10年を超えたときでさえ、ま
だ自分の英語力は十分とは感じていませんでした。

かなり話せるようになったいたし、海外へ出てもさほど困るようなこと
にはならないレベルになっていたにも関わらずです。

英語は奥が深くて限りなく勉強すべきことがあります。ボキャブラリも
基本構文も発音も文法も・・・です。

どこまで勉強すれば良い・・というところが、よくわかっていませんで
した。そのような状態だと、当然もう十分だと思うことができませんし、
「自信」というものもまだまだ不十分のように感じた訳です。


■中国語での体験でヒント

わたしは以前中国に3年半滞在していて、中国語がかなり話せるように
なっていました。しかし、さすがに今回は3年以上もまったく中国語か
ら遠ざかっていたので、うまく話せないのではないか・・と心配してい
ました。

しかしまったく杞憂でした。

中国語で話す必要のある場面になると、どんどんその場面に合った言葉
が出てくるのです。そして今回、中国に来て3年半ぶりにかなりの中国
語を使い、そしてわかったのです。

「単語も熟語も構文も文法も、すべて英語より少ないレベルなのに、自
在に中国語が話せる」

話せるという自信は「知識」の量ではなく、「慣れ」と「応用力」なん
だということに。


■本当に重要なこと

・「つなげる」「組み合わせる」「言い換える」の応用力が大事
    ⇒抽象的で難解な表現は使わない
    ⇒誰でもわかるやさしい表現で話すことが重要

ああー!やはりグロービッシュなんだ、5歳児の英語なんだと。



ボキャブラリを増強することに汲々とすることより、いかに自分の知っ
ている単語でやさしい表現に言い換えて話せるようになるか・・が重要
なのです。

今回改めて、自分の英語学習の向かうべき方向について、認識し直した
のでした!


★ご連絡:
    以前、毎日5分を2回、繰返しの大きな効果 の記事を投稿しましたが、
    そこで使っていると書いたテキストは、「Side by Side 3」でした。
    返答が遅くなり、大変申し訳ありませんでした。