何かと言うと、英語を勉強して、いていつも疑問に思っていたことで、
重要なヒントに気がつくことができたことです。
それは、
・ボキャブラリも基礎構文も文法も、それほど多くは必要ない
⇒簡単な単語、熟語、基本文で十分
⇒会話の多くは簡単な「決まり文句」が占めている
・「つなげる」「組み合わせる」「言い換える」の応用力が大事
⇒誰でもわかるやさしい表現で話すことが重要
・わからなければ聞けばよい
⇒話せるという自信は、知識ではなく慣れと経験から
という3つのことでした。
■英語勉強に対する誤解
わたしは「楽しく日常会話ができれば良い」ということを目標として、
今まで英語を勉強してきました。しかし10年を超えたときでさえ、ま
だ自分の英語力は十分とは感じていませんでした。
かなり話せるようになったいたし、海外へ出てもさほど困るようなこと
にはならないレベルになっていたにも関わらずです。
英語は奥が深くて限りなく勉強すべきことがあります。ボキャブラリも
基本構文も発音も文法も・・・です。
どこまで勉強すれば良い・・というところが、よくわかっていませんで
した。そのような状態だと、当然もう十分だと思うことができませんし、
「自信」というものもまだまだ不十分のように感じた訳です。
■中国語での体験でヒント
わたしは以前中国に3年半滞在していて、中国語がかなり話せるように
なっていました。しかし、さすがに今回は3年以上もまったく中国語か
ら遠ざかっていたので、うまく話せないのではないか・・と心配してい
ました。
しかしまったく杞憂でした。
中国語で話す必要のある場面になると、どんどんその場面に合った言葉
が出てくるのです。そして今回、中国に来て3年半ぶりにかなりの中国
語を使い、そしてわかったのです。
「単語も熟語も構文も文法も、すべて英語より少ないレベルなのに、自
在に中国語が話せる」
話せるという自信は「知識」の量ではなく、「慣れ」と「応用力」なん
だということに。
■本当に重要なこと
・「つなげる」「組み合わせる」「言い換える」の応用力が大事
⇒抽象的で難解な表現は使わない
⇒誰でもわかるやさしい表現で話すことが重要
ああー!やはりグロービッシュなんだ、5歳児の英語なんだと。
ボキャブラリを増強することに汲々とすることより、いかに自分の知っ
ている単語でやさしい表現に言い換えて話せるようになるか・・が重要
なのです。
今回改めて、自分の英語学習の向かうべき方向について、認識し直した
のでした!
★ご連絡:
以前、毎日5分を2回、繰返しの大きな効果 の記事を投稿しましたが、
そこで使っていると書いたテキストは、「Side by Side 3」でした。
返答が遅くなり、大変申し訳ありませんでした。