2013年11月30日土曜日

わかり易く言い換えて話す練習

今日は、日本語独特のわかりにくい表現について、それをどう言い換え
て話すかの、練習をしてみました。


■(~さんは)番狂わせで(…になった)

このような文を言うときには、どのような言い方をしたら良いでしょう
か?

つまりこの「番狂わせ」をどう言うかがポイントになりますが、まず先
にこの簡単そうに見える文を、もっと簡単に言うことができるかを考え
ます。

★「二つに分ける」
まずは二つに分けられるかを考えます。
すると、次の二つの文に分けられることがわかります。

1)~さんは、~になった。
2)番狂わせだ。

1)は「~ became …」という文でOKですね。

★「やさしい表現に言い換える」
さて次は「番狂わせ」をどう言い換えるかですね。
同じような意味を表せる文を素早く考えて、その中のどの表現を使うか
を判断します。

例えば、次のような表現を考えました。

1)わたしはとてもびっくりした。
2)わたしはそれが信じられなかった。
3)わたしは~さんが、…になると考えていなかった。
4)誰も予想していなかった。

上の4つの文くらいが、同じ意味を伝えれるかと思います。

そこでこれを英文にして、先の文に続けて話すわけです。
1)I was very surprised (to hear that).
2)I couldn't belive about it.
3)I didn't think ~ would be the ….
4)Nobody expected it.

いつもこのように何通りにも言い換えれるかは様々だと思いますが、今
回のようなケースなら、わたしは2)か3)の文で話すのではないかと
思います。

いずれにしろ、簡単に話せるようになるには、
文を分けるということ
そして、
できるだけ簡単な、相手が理解できる表現で話す
ということを、普段からしっかり練習しておくことが大事だと思っています。