2013年12月4日水曜日

わかりにくい語をやさしい文に変換するやり方

今回も日本語独特のわかりにくい語を使っていて、英語では表現しにく
い文について、やさしい表現に置き換えて話す練習を行いました。


■例文:彼は空元気をよそおっている。

ここでは「空元気」をどう言うかがポイントですね。

まずすぐに考えてみることは、

1)文を2つに分られけるのか

「彼は空元気をよそおう」という文の内容を良く考えてみると、
  ①彼は元気ではない
  ②だけど、元気に見せている

という2つの文になると思います。

「元気ではない」の部分と、「元気に見せている」の2つの部分が結果
として「空元気である」を表わすことになります。

これを英文にしてみると、
  ① He isn't fine.
  ② But he plays like he is fine.

となり、簡単な表現で言うことができました。


■その他の言い方

この場合、①はこの表現でほとんど決まりですが、他には
  ・彼は問題を持っている
    He has a problem.

と言っても良いかと思います。

また、②の文は、いくつかの言い方があります。
  ・彼は元気を演じている。
  ・彼は元気なふりをしている。

という2つの文です。

「演じる」という単語と、「ふりをする」という単語を使っての表現は
次のようになります。

 ・演じる     He acts like he is fine.
 ・ふりをする  He pretends like he is okay.


■まとめ

ここで重要なのは、
  「複雑な表現の文を、素早く簡単な文に置き換える
というところだと思います。

誰でも最初から簡単にできるものではなく、これは訓練を繰り返すこと
で上達していくものだと思います。

毎日、少しずつの練習をして、積み上げて行きましょう。
無意識のレベルでできるまで。


■参考
  ・空元気を出す whistle in the dark
 ・空元気      false cheerfulness

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