2013年9月5日木曜日

イメージ使いやさしい表現に置き換えて話す能力

日本語では何かを言うときに、その言い方がいくつもあるケースが多々
あります。しかもその話し方に格調を持たそうとして、好んで複雑な言
い回しで話す場合も、かなりあります。

その複雑な言い方をそのまま英語にしようとすると、あまり普段使われ
ないようなむずかいしい単語を使う必要があります。

従って、そのようなむずかしい表現にそのまま対応しようとすると、そ
のような単語を数多く知っていないと、十分な会話や説明ができないこ
とになります。

こういうやり方で英語に取り組んでいくのは、本当に大変ですし非効率
的だと思います。

日本語のむずかしい言い回しは、むずかしいまま英語で話すのではなく、
普段良く使う単語を使い簡単に言えるようにすべきであると思っていま
す。

むずかしい表現のものは、その要旨を的確にとらえて、簡単でシンプル
な表現に置き換えて話すようにするのが、会話上手になる近道です。

単にボキャブラリを強化するとか、基本文を覚えるということだけでは
なく、こういった能力を伸ばすことも大事だと思います。

「いかに自分の英語力で簡単に言えるようにするか・・」です。


■例1:
「このゴルフコースは誰でもプレーできるよ。」

この表現を言おうとする場合、先に考えることは2つ。
1) 一つ目は、何を 主語 にするか。
2) 二つ目は、 どんなフレーズで言う ことになるか。

「このゴルフコース」にするのか「誰でも」にするのか。
それからもう一つ、「プレーできる」をどう言うかです。

「誰でも(everybody)」を主語にする場合は、
「プレーできる(can play)」となりますが、

この場合は、

誰でもプレーできるコースのことは「public」と言いますので、
ゴルフをする人で「public」の意味を良く知っている人ならば、

一つの答えは、
・This golf course is public.
となります。

しかしゴルフをやらない人で、public という単語を知らない人が相手
の場合は、

・Everybody can play at this golf course.
・Everybody can play golf here.

と言うのが良いでしょうね。


要は、何か言いにくい文がきたら、すぐに
「何を主語にして」「どんなフレーズで話すか」

そしてそれは「自分が簡単に言えるものか」(相手が簡単に理解できるか)

を考えて、素早く、簡単に言える方で話す・・というのが、より良いや
り方になると思います。

要は、いつも日本語を英語に直訳するような話し方は止めて、相手が簡
単にわかる言葉を使い、簡単に話すということですね!