今回も同時にいくつかのことを言おうとしている、少しむずかしい文を、
2つのシンプルな文に分けて言う練習をしましたので、その内容を以下
に載せます。参考にしていただけたらうれしいです。
まずは道案内の一つの例です。
■問題1:10分ほどこの通りに沿って歩いて、本屋さんの角を右に曲
がってください。
考え方:
これは道案内なので、順に話していった方が良いようです。
まずは最初の結論文です。
・この通りに沿って行きなさい
⇒ Go along this street
そして補足。
・10分ほど
⇒ for about ten minutes.
さらに次の文。
・そして、
⇒ Then,
・右に曲がってください
⇒ take a right turn
・本屋さんの角で
⇒ at the bookstore.
特別「角で」とは言わなくてもOKです。
出来上がった文は、次の通り。
Go along this street for about ten minutes.
Then, take a right turn at the bookstore.
■問題2:今朝、寝坊しちゃって電車に乗り遅れたよ。
考え方:
言いたい結論は、「電車に乗り遅れた」なので、まずはそこから言うこ
とにします。
・わたしは電車に乗り遅れた
⇒ I couldn't catch the train,
そして次の文は乗り遅れた理由なので、「~したので」=「なぜなら~」
と考えて、
・寝坊した=起きるのが遅かった=遅く起きた
⇒ because I woke up late
・今朝
⇒ this morning.
出来上がった文は、次の通り。
I couldn't catch the train, because I woke up late this morning.
■まとめ
以上のように、少し複雑に見える文も言いたい要素ごとに分けて考え、
それぞれをシンプルな文でうまく繋げて話すようにすると、ずい分簡単
に言うことができます。
こういった練習を繰り返し、瞬間的にシンプルな文を並べて言えるよう
にしていきたいと思っています。