2013年10月2日水曜日

むずかしい文を2つのシンプルな文に分けて言う

今回も同時にいくつかのことを言おうとしている、少しむずかしい文を、
2つのシンプルな文に分けて言う練習をしましたので、その内容を以下
に載せます。参考にしていただけたらうれしいです。

まずは道案内の一つの例です。

■問題1:10分ほどこの通りに沿って歩いて、本屋さんの角を右に曲
          がってください。

考え方:

これは道案内なので、順に話していった方が良いようです。
まずは最初の結論文です。

・この通りに沿って行きなさい
  ⇒ Go along this street

そして補足。

・10分ほど
  ⇒ for about ten minutes.

さらに次の文。

・そして、
  ⇒ Then,

・右に曲がってください
  ⇒ take a right turn

・本屋さんの角で
  ⇒ at the bookstore.

特別「角で」とは言わなくてもOKです。

出来上がった文は、次の通り。

Go along this street for about ten minutes.

Then, take a right turn at the bookstore.


■問題2:今朝、寝坊しちゃって電車に乗り遅れたよ。

考え方:

言いたい結論は、「電車に乗り遅れた」なので、まずはそこから言うこ
とにします。

・わたしは電車に乗り遅れた
 ⇒ I couldn't catch the train,

そして次の文は乗り遅れた理由なので、「~したので」=「なぜなら~」
と考えて、

・寝坊した=起きるのが遅かった=遅く起きた
 ⇒ because I woke up late

・今朝
 ⇒ this morning.

出来上がった文は、次の通り。

I couldn't catch the train, because I woke up late this morning.


■まとめ

以上のように、少し複雑に見える文も言いたい要素ごとに分けて考え、
それぞれをシンプルな文でうまく繋げて話すようにすると、ずい分簡単
に言うことができます。

こういった練習を繰り返し、瞬間的にシンプルな文を並べて言えるよう
にしていきたいと思っています。