英語は「いかにむずかしい表現を簡単に言い換えて話すか」だと思って
いました。
最近、そのことをまとめた本を出版されたので、早速購入し内容を確認
してみました。(きこ書房、奥村美里著)
この「英語は5歳児の日本語で考えると面白いように話せる!」の本は
まさにその言い換えのやり方が、びっしりと詰まった本でした。
英会話をする上で、とても重要な考え方を示すものであり、素晴らしい
内容の本だと思いました。
そしてわたしが強く感じたのは、グロービッシュ英語と英会話に対する
ポリシーは一緒で、同じグループの本だったということです。
■内容のキーワード
「通じなかった英語が一変する!」
「主語は何かを考える」
「イメージをやさしい英語で伝える」
「直訳しようとするから話せない!」
「5歳児の日本語で考えると面白いように話せる!」
「英会話は言い換えが9割」
上は「グロービッシュ英語」で、下が「5歳児日本語で英語」です。
言おうとしていることは、ほぼ同じことでした。
■例文(抜粋です)
No.9 子育てをしていて・・
「聞き分けのない 子は困る。」
この「聞き分けのない」はあなたならどう言いますか?
一瞬考え込んでしまいますよね!
ここを素早く簡単な表現(=5歳児の日本語)に変換してしまうという
ことです。
この本では、5歳児の日本語に変換すると、
「わたしは困っている。子供が言うことを聞かない。」でした。
そして、
I'm having trouble. My children don't listen to me.
と翻訳していました。
また他の言い方も解説してあり、
「どうしたらいいかわからない。子供が言うことを・・」
I don't know what to do. My children don't ....
子供が一人の場合は、
「息子(娘)が言うことを聞かない。」
My son doesn't listen to me.
というように説明されています。
とてもわかり易いですよね!
■他の例
「何か、奥の手はないの?」
Don't you have any other ideas?
「折角だから、土地のものが食べたい。」
I don't come here every day. I want to eat something local.
「時代錯誤も甚だしいよ!」
It's so old.
例の抜粋はここまでです。
(著者に怒られると困るので)
この本は、英会話で壁にぶつかっていた人にとって、何かその壁を乗り
越えるためのきっかけになるのではないかと思っています!