2011年10月29日土曜日

◆海外で友人を作るときのきっかけと会話

中国で働いていたときには、仕事終わって食事をしてからよく近くのホテルの
ラウンジに行き、お酒を飲んだものです。そして同じように集まってくる欧米人
と話をしたり、一緒にお酒を飲んだりしたものでした。

その時は中国の工場に技術関係の担当として出向しており、欧米人の人達も
ほとんどは中国の拠点に出向か長期出張で来ていました。

中国のお酒
中国のビールはアルコール度が4%程度と低いため、日本のビールに比べて
非常にあっさりした味となっており、少し物足りなさを感じてしまいます。

また、中国人が良く飲んでいるバイジュウ(白酒)は、最初こそフルーティに感
じるお酒ですが、すぐに強い香りが鼻につき長くは飲んでいられなくなってくる
強いお酒です。

とにかく日本の酒や洋酒とはあまりにも味が異なるため、日本人も欧米人も
ときおりコクのあるビールや、ウィスキー、カクテルなどを飲みたくなるため、
唯一飲むことができる場所である5つ星ホテルに集まってくるわけです。

飲むにつれて・・
そこへ来た彼や彼らは、すぐにビールやウィスキーを注文し、少し目を細めて
味わいながら飲み始めます。
みんな
「やはり、これだな!これがおいしいんだよ!」
という顔をしています。
わたしもまったく同じような顔をして、飲んでいたんだろうと思います。

そして少しアルコールが回ってくると、だんだん気持がオープンになってきて回
りを見回し始めたり、隣に座っている人に注意がいくようになったりしてきます。

・・そしてどちらからともなく話しかけて、いよいよ会話が始まるのです!

きっかけの第一声

Hello! I'm Taro Yamada. I'm from Japan. Nice to meet you.
こんにちは。わたしは山田太郎です。日本からきました。会えてうれしいです。

と、わたしは始めていきます。まず自分のことを話してから、相手に尋ねると
いう順番にしています。

やっぱり第一は 「 Hello! 」 ですね。 
一旦知り合ってからは「 Hi! 」を使いますが、最初は 「 Hello! 」の方が間違い
がないと思います。

おそらくかなりフォーマルさを要求される場でない限り、会社関係の場合でも
 「 Hello! 」 で良いと思います。

そのあとの会話
わたしから話しかけるときは、以上のような言い方をしますが、向こうから話
しかけてくるとき、多くの場合は

Are you Japanese ?」「 On business trip ?
日本人ですか?     仕事ですか?
のように聞いてくるケースが多かったですね。そして、

Yes, I'm Japanese. I'm from Tokyo. Where are you from ? ・・・」
そうです、日本人です。 東京から来ました。 あなたはどちらから?
と続けていく場合が多いです。その後、

Why did you come here ? 」「 On business trip too ?
なぜこちらへ(来たのですか)?   あなたも仕事ですか?
When did you come ? 」「 How long have you been here ?
いつ来られたんですか?   ここにどのくらいいるのですか?

・・・などと続き、徐々に打ち解けていくわけです。

そして最後には、「是非また一緒に飲みたいですね!」と言いながら名刺を
渡したり自分の携帯電話の番号を教えて、再会を約束する・・という感じで
進んでいくことが多かったですね。

なぜかはわかりませんが、海外に行くと意外と簡単に話しかけられるように
なります。国内だと少し躊躇するのですが、海外だとそれがありません。
自分の心が海外モードに切り換わるのかな・・。
 



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