2012年12月24日月曜日

初級レベルに多いワンパターン表現 I think

「~と思います」と表現したいとき、初級レベルの人はとにかく
I think」を使う場合が多いように思います。

あちらでも I think、こちらでも I think、とにかく「~と思う」と言い
たいときは、 I think です・・という人が多いです。

わたしも初めの頃はそうでした。ある程度話せるようになって、
同意語のニュアンスが気になりだしてから、「~と思う」という語を
使い分けるようになったのを覚えています。

日本語では、言いたい内容に関係なく「~と思います」という表現
を使いますが、英語ではそうではないのですね。

その内容によって、動詞の使い分けをするのが普通です。


■「~と思う」の使い分け
普通に使っている「~と思う」と表現には、次の6種類があります。
これをそのときどきの言いたい内容に応じて、使い分けています。

この6つのパターンをうまく使い分けることにより、少しずつ中級
レベルのゾーンにレベルアップしていくことができると思います。

もちろんこの「~と思う」の表現一つで、中級の仲間入りができる
という訳ではありません。

主要なフレーズについて、これと同じようにニュアンスの違いを使
い分けることができるようになると・・という意味です。


■6つの「~と思う」表現
「~と思う」表現の6つのパターンは、次の通りです。

  ・ I think …
  ・ I guess …
  ・ I hope …
  ・ I wish  …
  ・ I expect …
  ・ I'm afraid …

それぞれの意味と使い分けですが、

think  :「~と思う」自分の考えを表すための最も一般的な表現です。
guess :「~ではないかと思う」ということです。推測を表すときに
      使います。

hope  : 「(望ましいことになったらよい)と思う」ということです。
      つまり、その良い内容が次に続きます。「~だと良いですね」
      というような表現にもなります。

wish  : 「(~であればよい)と思う」ということ。つまり願望を表
      しています。

expect : 「~だろうと思う」という意味になります。予測や推測を表
        しています。

I'm afraid : 「(残念だが)と思う」となります。相手の希望・要望・
        期待に沿えないことを伝えるための表現となっています。

    ★think, guess, hope, expect のあとには接続詞の that が続き
      ますが、口語ではほとんど省略されます。

以上のように「~と思う」という表現にも、6つのパターンがあること
がわかってから、オンライン英会話レッスンで使い分けるようにしま
した。

すると何となくニュアンスを使い分けれるようになって、少しだけ自分
のレベルが上がったような気になったものでした。
(2年ちょっと前です)