2012年2月18日土曜日

◆グロービッシュのコツ「短い文を足しながら話す」

さて今回は3番目のトレーニングです。

いよいよシンプルに話せるようになるための、グロービッシュ
重要なポイントの部分の解説となります。


第一のコツ:「主語は何かを考える
第二のコツ:「能動態で話す

そして今日は、

第三のコツ:「短い文を足しながら話す

について説明します。

英語で大切なのは、S(主語)とV(動詞)ですね。
これは重要ですので、絶対に覚えておいて下さい。

そして、Vのあとに目的語が必要な場合も多いですね。

例えば
  I need money.

まずはここまで言えたら良いです。
そして、このあとは無限に変化させることができます。

・なぜお金が必要なのか
・いつまでに必要なのか
・いくら必要なのか

■重要ポイント(1)
上のような補足情報は、あとからどんどんつけ足していけば良い
のです。

相手から Why?「なぜ?」とか By when?「いつまでに?」とか
How much「いくら?」と尋ねてくれるかもしれません。

・最初から、ひとまとめに全部言おうとしない
・言いたいことを2つ、3つに分けながら説明する
  (自分のレベルに合わせて)

■意識すべきこと
ここで再度はっきりさせておきたいことは、今必要な英語は試験
勉強ではないということ。

コミニュケーションのためのものであって、相手に
言いたいことを伝えること が目的だということです。

■重要ポイント(2)
また人に何かを説明するときに大切なことは、
「重要なことを先に言う」
です。

1つ例を上げると、
「先月飲み過ぎちゃって、家賃が払えないんだ。
  だから10日までに、 3万円貸して」

ここで本当に言いたいことはどれでしょう?

「飲み過ぎた」「家賃」「10日までに」ではないですよね。

本当に言いたいことは、
「お金が必要!」
ですよね。

・・と、いうことです。

実際の会話ではテンポが重要です。ですから、言いたいことを
素早く口に出すように心掛けましょう。

■まとめ
日本語で1つの文だから英語でも1つの文で言わなければならない、
というルールはありません。もう1つだけ例を上げると、

「朝起きて顔を洗ってから、学校に行った」
という文でも、

「朝起きた。そして顔を洗った。そして学校に行った」
のように「And」でつなげて話していけば良いのです。

言いたいことが複雑で長くなりそうだったら、
・無理をせずに短い文に分けてしまいましょう。

そう割り切ってしまうと、気持が楽になりますよね!
(本心からそう思います)

■感想
この章も本当に大事なポイントを述べていると思います。
日本語をそのまま直訳しようとするから、詰まってしまうのですね。

「言いたいことを、シンプルに先に言う」
「次に and で補足情報を述べる」

「むずかしいことを説明する必要があるときは、2~3文に分けて
  説明する」

で十分だと思います。相手もその方がわかり易いですよね。
(相手だっていつもネイティブとは限りませんので)

ちなみに、
自分のレベルが上がっていけば、2~3つに分けていた文は、
and ではなく、その他の言い方で1つの長文にしていくことができ
ます。

しかしそれは、自分がレベル上がっていってから取り組めば良いも
ので、コミニュケーション優先の現時点では、まだ必要ではないで
しょう。

まずはシンプルな会話を駆使し、コミニュケーションできることを
楽しむべきだ と思います!