さて今回は3番目のトレーニングです。
いよいよシンプルに話せるようになるための、グロービッシュの
重要なポイントの部分の解説となります。
第一のコツ:「主語は何かを考える」
第二のコツ:「能動態で話す」
そして今日は、
第三のコツ:「短い文を足しながら話す」
について説明します。
英語で大切なのは、S(主語)とV(動詞)ですね。
これは重要ですので、絶対に覚えておいて下さい。
そして、Vのあとに目的語が必要な場合も多いですね。
例えば
I need money.
まずはここまで言えたら良いです。
そして、このあとは無限に変化させることができます。
・なぜお金が必要なのか
・いつまでに必要なのか
・いくら必要なのか
■重要ポイント(1)
上のような補足情報は、あとからどんどんつけ足していけば良い
のです。
相手から Why?「なぜ?」とか By when?「いつまでに?」とか
How much「いくら?」と尋ねてくれるかもしれません。
・最初から、ひとまとめに全部言おうとしない
・言いたいことを2つ、3つに分けながら説明する
(自分のレベルに合わせて)
■意識すべきこと
ここで再度はっきりさせておきたいことは、今必要な英語は試験
勉強ではないということ。
コミニュケーションのためのものであって、相手に
言いたいことを伝えること が目的だということです。
■重要ポイント(2)
また人に何かを説明するときに大切なことは、
「重要なことを先に言う」
です。
1つ例を上げると、
「先月飲み過ぎちゃって、家賃が払えないんだ。
だから10日までに、 3万円貸して」
ここで本当に言いたいことはどれでしょう?
「飲み過ぎた」「家賃」「10日までに」ではないですよね。
本当に言いたいことは、
「お金が必要!」
ですよね。
・・と、いうことです。
実際の会話ではテンポが重要です。ですから、言いたいことを
素早く口に出すように心掛けましょう。
■まとめ
日本語で1つの文だから英語でも1つの文で言わなければならない、
というルールはありません。もう1つだけ例を上げると、
「朝起きて顔を洗ってから、学校に行った」
という文でも、
「朝起きた。そして顔を洗った。そして学校に行った」
のように「And」でつなげて話していけば良いのです。
言いたいことが複雑で長くなりそうだったら、
・無理をせずに短い文に分けてしまいましょう。
そう割り切ってしまうと、気持が楽になりますよね!
(本心からそう思います)
■感想
この章も本当に大事なポイントを述べていると思います。
日本語をそのまま直訳しようとするから、詰まってしまうのですね。
「言いたいことを、シンプルに先に言う」
「次に and で補足情報を述べる」
「むずかしいことを説明する必要があるときは、2~3文に分けて
説明する」
で十分だと思います。相手もその方がわかり易いですよね。
(相手だっていつもネイティブとは限りませんので)
ちなみに、
自分のレベルが上がっていけば、2~3つに分けていた文は、
and ではなく、その他の言い方で1つの長文にしていくことができ
ます。
しかしそれは、自分がレベル上がっていってから取り組めば良いも
ので、コミニュケーション優先の現時点では、まだ必要ではないで
しょう。
まずはシンプルな会話を駆使し、コミニュケーションできることを
楽しむべきだ と思います!