グロービッシュ英語の目指すスキルとは、どのようなものなのでしょうか?
話せない人を例にして説明します。
頭の中に話したいことが一杯あるのですが、それを英語でどう組み立てれば
良いのか・・。
たった一つの文を作っただけで、なぜこんなにも疲れてしまうのか・・。
英語が読めても話せない・・「もどかしさ」を感じる。
こうなるのは何が原因なのでしょうか?
■話せるようになるには
日本の英語教育では「知識を増やす学習」つまり「インプット学習」がメイ
ンでした。語彙を増やすだけの学習では読む力がアップするだけで、話す力
はほとんど変わりません。
英語が話せるようになるには、
・まず語彙を限定し、そこに集中すること。
・同じものを繰り返し使用して、使えるようにすること。
が重要です。
話す力をアップさせる学習(アウトプット学習)をすることが大事ですね。
■グロービッシュの目指すもの
簡単に言うと、
「語彙数多いが話せない多くの日本人に対し、」
「語彙数の少ない(制限するので)話せる人を目指す」
ということのようです。
もしも本当にそのようにできるのでしたら、とても素晴らしいと思いません
か?
高校までいった日本人ならば、グロービッシュ1500語に対しておそらく
2倍の3000語くらいは知っていると思います。ですから、最終はさらに
少し上のレベルが狙えるのではないでしょうか。
■グロービッシュの話し方
硬い話だけだと面白くないので、実際にむずかしそうな日本語を、簡単な
英文で言い表す例を上げて見ますので、その雰囲気を感じとってみて下さい。
まずは次の日本文を英文にしてみて下さい。
素早く簡単な英語で言えるでしょうか。
1)納豆は受け付けないな。
2)今夜は好きなだけ飲んでいいよ。
3)彼の声はいつも大きい。
4)昨日のピクニック、みんな楽しんでたよ。
5)大学での新生活が待ちきれない。
・
・
・ いかがですか?
【解答】
1.I hate natto.
2.You can drink as much as you want tonight.
3.He always speaks loud.
4.Everybody enjoyed the picnic yesterday.
5.I can't wait for my new college life.
「動作をする人やもの」を主語にするというのがポイントです。