「英語を話せるようになるためにはどうやったら良いの?」
と突然質問をされた。
普段、まったくと言っていいほど英語の話などしない人間だったのだが。
何を隠そうわたしの娘のことなのである。
いつも父(わたし)はせっせとウォーキングのときに、英会話を聞きながら歩いて
いることを知っており、また夜は夜で部屋に閉じこもってオンラインで英会話レッ
スンをやっていることを知っていたからである。
「何で急にまた英語なんか?」
と聞くと、実は来年高校を卒業したらブライダルの専門学校へ行こうと考えている
らしい。
「何でブライダルに英語が関係あるの?」
と聞くと、
「その学校は1年間、海外留学ができるの」
「そしてそれは英語ができないとだめなの」
と。
「じゃあ、どれくらいできなければならないの?」
「TOEICだと500点、英検だと2級なの」
「へー、そうなの」
「TOEIC500点以上で20万円、450点以上で5万円」
「英検なら2級以上で20万円、準2級以上で5万円の奨学金がもらえるの」
「それで急に英語を勉強しようと考えたのか・・」
「うん・・」
ということで、その勉強の仕方を教えて欲しいというものであった。
それならば、まずは中学英語をしっかり復習するべき・・ということで、そのこと
を話してみると、
「中学校の英語の教科書は、もう英語はやらないと思ってリサイクルに出したの」
とのこと・・・・・・。
人間事情が変わればこうも心が変わるものかーと、びっくりしたものでした。
■勉強の仕方について
自分が47歳のときから英語勉強を再開し、話せるようになった経験を説明して、
その勉強のやり方についてわかりやすく伝えました。
ポイントは2つ。
1)中学英語をしっかり復習し、自分のものにすること。
2)リスニング/スピーキングが大事。セルフトーキングの訓練をすること。
そして必要な本と教材を渡して、まずは1ヶ月間しっかりとやり切るように話した
のでした。
1)中学英語復習用のCD付書籍
2)セルフトレーニング用としては PimsluerⅠの第1課と第2課