2012年5月25日金曜日

◆スピーキングでテンポ良くサッと話せる工夫

47歳から英会話の勉強を開始し、楽しく会話ができるようになってから久しいので
すが、自分の話し方で一つだけ直したいと思っていることがあります。

そして、それを何とか直そうとして取り組んでいるのが、シンプルスピーキングです。

■直したい点は
最近は会話の中で結構関係代名詞を使い、1回で多くの意味を伝えようとすることも
多々あります。

しかし、会話を録音して聞いてみると、聞き苦しい部分があることがわかりました。
文を話している途中で「あー」「えー」と、かなり頻繁に言っているのです。

自分で聞いてみても聞き苦しいものだなと思いました。そして相手はいつもこれを聞
きながら我慢して話しているのかと思うと、なんとかしなければと思った次第です。

■原因は
その原因を考えてみたのですが、関係代名詞などを使い長い文で話そうとするときに、
次の話すことを考えながら「えー」と言っていることがわかりました。

日本語的感覚で自然に英文を作ろうとすると、つい日本語で慣れた少しだけ複雑な言
い回しになりがちです。

そしてそれをそのまま英文にしようとするために「あー」「えー」となるのでした。

■改善案
そこで閃いたのが「無理に格好つけて長い文で話すのはやめよう」でした。
長い文で話すのはできるだけやめて、テンポよくサッと話すのが良いと思います。

簡単な構文ばかり並べて話すのは、レベルが低いととられるのではないかという気使
いがあったためでした。レベルに対するしょうもないプライドでしょうか・・。

しかしよく考えてみると、短い短文で話す方が
  ・話す(作文)のが楽
  ・スピーディに話せる
  ・相手にも通じ易い
  ・パターン化し易い
  ・記憶に残り易い

などなど、良いところが一杯です。
マイナスとなる部分は、先に述べた「相手にレベルが低いと思われる」でしょうか。

自分がかってに思っていることであり、本来の目的である
  「楽しくコミュニケーションする」
から考えると、どちらを選択すべきかは明らかですが・・。

本当にレベルが上がっていけば、おのずと話し方も変わっていくのでしょうから、あま
り意識してむずかしい構文を使って話すのは、止めることにしました。

■例題
ということで、前回説明した「写真を使って説明力(描写力)を伸ばす」においても、
シンプルスピーキングをベースに進めていくようにしています。

また、以前何度も投稿したグロービッシュ英語についても、まったく同じような考え方
であると思っています。

それでは一緒に1つだけ練習をしてみましょう。

まずは次の写真を見てわかったこと、感じたことなどを、短い英文でシンプル
スピーキングしてみましょう。 細かい間違いを恐れずに!


  I think this is a library.
  There are two tables in this room.
  There are six chairs around the table.
  There are five people in it.
  Three people are sitting on the chair.

  通常5文なのですが、調子良く出てくる場合はどんどん行きます。

  They all are reading books.
  Two people are reading in a standing position.
  Two books are put on the table.
  But nobody is reading it now.
  This room is good brightness for reading.

そして、今週の基本文は、次の文型だとします。
  It is ○○ (for ◇◇) to △△.

なので、この文型でさらに1文を作ります。例えば、
  It is good for me to have an afternoon nap there.

などのように。