英会話ができるようになってから、一つ強く思ったことがあります。
英語を習得する上でとても大事なことです。会話力のアップに大きく
影響すること。
それは何かというと、「繰り返し」です。
英語をいろいろな形で勉強している人は、大勢いると思います。
しかしその中で会話ができるようになったり、スムーズに会話力を伸
ばしている人は、もしかしたら少ないかも知れません。
勉強の仕方にはコツがあると思います。
それを意識して行うことで、勉強したことが少しずつ身についていき
ます。しかしそれを意識せずにやった場合には、せっかく勉強したこ
とのほとんどが身に付かずに消えてしまいます。
■効果に差が出るやり方は
英語勉強を苦労しながら続けて、それなりの成果を出している人なら、
おそらくはわかってはいることだと思いますが。
つまり、「1カ月に1日だけ5時間勉強」ではなくて、
「1日10分ずつ毎日」ということです。
同じ時間の長さですが、その効果には雲泥の差があります。
覚え使えるようにするためには、どうしても「繰り返し」復習が必要
なのです。繰返さないと記憶されませんし、定着もしません。
一番良いのは実践を繰り返すことですが、なかなかそれができない場
合は、勉強の仕方を工夫して効率を上げていく必要があります。
■長年やっていること
わたしは学生時代以来、10数年間(ブランクの年数は除く)も英語
勉強をしているので、英語本は部屋から溢れるほどになっています。
しかし、いつもベースにして使っているものは1冊に決めています。
その本を使ってオンライン英会話もしていますし、何度も復習をする
ようにしています。
オンライン英会話をしていてわからないことや、講師に教えてもらっ
たことなどは、全てこのテキストに書き込んでいます。
また、オンライン英会話以外でやったことは、全て1冊のノートに書
き込んでいます。これだけは絶対の覚える・・とした部分には、目立
つように蛍光ペンでマークをしています。
■わずかな復習による大きな効果
そして、このテキストとノートだけを、毎日5分×2回、サラサラっ
と見て復習するようにしています。
この短い時間の「サラサラッ」の「繰り返し」が、記憶の悪くなった
中高年のわたしにとって、本当に大きな効果につながったと感じてい
ます。
勉強の効果を高めるには、「繰り返しの復習が大事」だということで
す。
ちなみにこの2冊は、いつどこへ行くときでもカバンの中に入れて持
ち歩いています。辞書と一緒に。