2013年7月6日土曜日

セルフスピーキング:付け足しトレーニング

いよいよスピーキングトレーニングそのものになります。
何かを話すときには、ある程度の内容を一辺に説明できるようになり
たいものです。

しかし、一辺に全文を考えて文を構成していくのはむずかしく、時に
は混乱すると思います。

そこで文を作っていくときには、意味のあるフレーズごとに分けて文
を作り、次々に付け足していくようにしています。

これを自分では「付け足しトレーニング」と呼んでやっています。
具体的なやり方としては、次のような感じでやっています。

■第1ステップ:
まず最初は一番言いたいことを、シンプルにまとめます。
主語と動詞あたりですね。

I go shopping
わたしは買い物に行った

一番シンプルで重要なこの文を、すぐに言えるように練習します。
この辺りは、誰でも割合スムーズにできるのではないでしょうか。

■第2ステップ:
そして次にその補足文を考えます。
通常は次のようなことを言うケースが多いと思います。
「どこへ?」
「何のため(何を買いに)?」
「いつ?」

ここでは「どこへ?」を付け足してみます。
1: I go shopping
  わたしは買い物に行った

2:       to the supermarket
         スーパーマーケットへ

■第3ステップ:
更に補足していきます。
次は「何のため(何を買いに)?」を付け足します。

1: I go shopping
  わたしは買い物に行った

2:       to the supermarket
         スーパーマーケットへ

3:             to buy some foods
               食べ物を買いに

■第4ステップ:
次は「いつ?」を付け足してみます。

1: I go shopping
  わたしは買い物に行った

2:       to the supermarket
         スーパーマーケットへ

3:             to buy some foods
               食べ物を買いに

4:                   yesterday.
                     昨日

■まとめ:
わたしはいつも以上のようなやり方で、スピーキングをやっています。
スラスラスラと長い文を一気に言いたいのはやまやまですが、それは
まだ先のことと思っています。

今はできるだけシンプルに英語を捉えて、メリハリのある言い方をし
て、しっかり思っていることを伝えることを第一に考えています。

ここで大事なことは、いつでも英語の語順でものごとを処理していく
ということです。

わたしは買い物に行った
        「スーパーマーケットへ
                「食べ物を買いに
                         「昨日

という語順で理解した、考えをまとめ文を組み立てていくということ
です。並べ替えは一切やりません。

リスニングしかり。スピーキングしかり。

最初はしっくりこないかも知れませんが、意識して練習をするうちに、
必ず慣れてきます。

そしてそのやり方が身についてくると、リスニング力もスピーキング
力も急激に伸びていきます。早いスピードだと思った音声データにも、
しっかりとついていけるようになってきますよ。

あとは使える構文を少しずつ増やすことと、ボキャブラリの増強です
ね。