何かを話すときには、ある程度の内容を一辺に説明できるようになり
たいものです。
しかし、一辺に全文を考えて文を構成していくのはむずかしく、時に
は混乱すると思います。
そこで文を作っていくときには、意味のあるフレーズごとに分けて文
を作り、次々に付け足していくようにしています。
これを自分では「付け足しトレーニング」と呼んでやっています。
具体的なやり方としては、次のような感じでやっています。
■第1ステップ:
まず最初は一番言いたいことを、シンプルにまとめます。
主語と動詞あたりですね。
I go shopping
わたしは買い物に行った
一番シンプルで重要なこの文を、すぐに言えるように練習します。
この辺りは、誰でも割合スムーズにできるのではないでしょうか。
■第2ステップ:
そして次にその補足文を考えます。
通常は次のようなことを言うケースが多いと思います。
「どこへ?」
「何のため(何を買いに)?」
「いつ?」
ここでは「どこへ?」を付け足してみます。
1: I go shopping
わたしは買い物に行った
2: to the supermarket
スーパーマーケットへ
■第3ステップ:
更に補足していきます。
次は「何のため(何を買いに)?」を付け足します。
1: I go shopping
わたしは買い物に行った
2: to the supermarket
スーパーマーケットへ
3: to buy some foods
食べ物を買いに
■第4ステップ:
次は「いつ?」を付け足してみます。
1: I go shopping
わたしは買い物に行った
2: to the supermarket
スーパーマーケットへ
3: to buy some foods
食べ物を買いに
4: yesterday.
昨日
■まとめ:
わたしはいつも以上のようなやり方で、スピーキングをやっています。
スラスラスラと長い文を一気に言いたいのはやまやまですが、それは
まだ先のことと思っています。
今はできるだけシンプルに英語を捉えて、メリハリのある言い方をし
て、しっかり思っていることを伝えることを第一に考えています。
ここで大事なことは、いつでも英語の語順でものごとを処理していく
ということです。
「わたしは買い物に行った」
「スーパーマーケットへ」
「食べ物を買いに」
「昨日」
という語順で理解した、考えをまとめ文を組み立てていくということ
です。並べ替えは一切やりません。
リスニングしかり。スピーキングしかり。
最初はしっくりこないかも知れませんが、意識して練習をするうちに、
必ず慣れてきます。
そしてそのやり方が身についてくると、リスニング力もスピーキング
力も急激に伸びていきます。早いスピードだと思った音声データにも、
しっかりとついていけるようになってきますよ。
あとは使える構文を少しずつ増やすことと、ボキャブラリの増強です
ね。