英語勉強は終りの無い戦いのようなものです。
満足のいくゴールというものは、いつでも見えてきません。
そのため惰性になり易く、モチベーションが続かずに「断念」してしま
うという人が、あまりにも多いのではないでしょうか。
今日は、そのモチベーション維持のための、一つのアイデアを紹介した
いと思います。普段わたしが2ヶ月に1回、行っていることです。
■実力の見える化
何をするのかというと、
「定期的に自分の実力をチェックする」
ということです。
・自分の英語力が「少しずつアップしている」とわかり、
「よーし、さらに・・!」と モチベーションをアップします。
・英語力が「横ばい状態である」と見えたら、
「何か新しいやり方を考えなければ・・!」と自分を刺激します。
・「少し下降気味である」と理解したならば、
悔しさを感じながら「よーし、これからは・・!」と発奮する。
というわけです。
■具体的なやり方
自分の英語力を知るためには、いろいろなやり方があります。
1) 公的機関の試験を受けるという方法
2) TOEICやTOEFL、英検など
3) 書店で問題集を買ってきて、それで実力を測るというやり方
などがあります。
しかし、できるだけ自分だけでできて、簡単に短時間でできるやり方を
考えるのが、ベターだと思います。
自分で伸ばしたいと思っている部分について、できるだけ客観的且つ公
平に判定できるやり方を、各人で考案されるのが良いと思います。
わたしの場合は、リスニングとスピーキングに力点を置いて取り組んで
いますので、次のようなやり方をしています。
決して十分というやり方ではないので、参考ということでご理解下さい。
1) リスニングテスト :(NHK英語ニュース)
自分で何%聞き取れたかを10段階のレベルで自己チェック
その日のNHK英語ニュースを集中して聴き、何%聞き取れたかを
10段階で自己チェックする。
2) スピーキングテスト:(セルフスピーキング練習用質問カード)
質問カードをランダムに5回。1分以内に返答できたものをOKに
単語暗記カード1枚1枚に違う質問文が書いてあり、100枚1束と
なっている。その中の適当なカードを開いて、そこに書いてある質
問文に1分以内で返答する。
3) ボキャブラリテスト:(グロービッシュ基礎英単語)
グロービッシュの1500語をチェック。何語を知っているのか
確認し、チェック
「驚異のグロービッシュ英語術」の本の巻末に載っている、1500
基礎単語を1つずつ知っているかチェックする。知っている単語の
数を点数とする。(チェックは学習も兼ねている)
4) ライティングテスト:(説明問題カード)
説明問題カードをランダムに5回。説明文を1分以内に書く。
スピーキングを意識したライティングテストで、単語カードの1枚1
枚に、1個の名詞が記入されている。例えば「バナナ」と書かれて
いたら、「甘くておいしい果物」「厚い皮があり、色は黄色い」・・・
などのように説明する。
5) リーディングテスト:
☆現在お休み中。
リスニングとスピーキングに特化して勉強をしていますので、
現在やっていません。必要のある方はTOEICの問題集を使うの
も良いと思います。
■結果の見える化
ネイティブのように話せる・・という目標は、はるか雲の彼方となりま
すが、やはり現実的には遠い先を目標とするのではなく、階段状に細分
化をして、1つ1つクリアーしていくやり方が良いと思います。
そういう意味で、この英語力判定結果もグラフにして貼り出し、その中
に結果の点を記入していきます。結果と傾向が見れるようになります。
そしてただ記入するだけではなく、「○月までに△点を超える」という
階段1ステップの目標を決めて、そのラインをグラフにマークしておき、
それに向かってクリアするよう取り組んでいくのが良いです。
■実施の期間について
最初、テストするインターバルをどうしようかと考えましたが、そのと
きには、
・「1ヶ月に1回」は少し早く感じる
・「3ヶ月に1回」だと少し長く感じる
それで「2ヶ月に1回」としました。
すると、1年に6回のポイントが示されるようになります。
6ポイントあれば、自分の1年間の勉強の結果と傾向が読み取れます。
この結果を自分のモチベーションにつなげるよう、トライを継続中です。