2011年9月4日日曜日

◆とても臨場感のある一人擬似会話練習法

今回はより臨場感のある「一人で擬似英会話する練習方法」について、
ご紹介をしたいと思います。

英会話ができるようになりたい人や、少しはできるけれどもっと上達した
いという人は、たくさんいると思います。

そのため先月、わたしの
       「8月25日:一人で会話練習をするための方法」
を紹介させていただきました。

「パソコンを使用するやり方」と「会話例の本を使うやり方」の2つです。

今回はそれに加え「オンライン英会話の音声ファイルを使うやり方」につ
いてご説明致します。

具体的なやり方:
1)まずオンライン英会話を録音します
        ・あとで講師の声を使って会話練習を行いますので、録音するのは
          講師の声だけにします
        ・録音は下の方に書いてある Tapur というソフトを使って行います。

2)次に会話練習を行います
        ・先に録音した音声を再生させます
        ・Tapur の設定画面を開くと、そこに吹き込まれた音声ファイルが
          表示されていますので、その窓の下にある再生ボタンをクリック
          すると、再生がスタートします。


3)講師の挨拶や問いかけに対し、自分でセンテンスを作り返答をします

たったこれだけの簡単な方法です。

ですが、やってみると実際と同じ臨場感があり、そのときと同じペースで
会話を進めていく必要があります。

どこまでもゆっくり考えていることができません。

練習を繰り返すと、講師の質問の長さやタイミングといった部分がだんだ
んわかってきます。

ですからそれに合わせた長さで返答文を考えたり、アレンジをすることで
応用力を延ばす訓練をすることもできます。

単なる講師だけの音声ファイルですが、うまく活用することで通常の一人
練習よりは、数段リアルな雰囲気で練習することができます。

ここであらためてこの練習方法の特徴を、まとめてみたいと思います。

この練習法の特徴:
それぞれのやり方には良いところと悪いところがありますが、今回の方法
は実際のオンライン英会話での講師の音声を使用してやるため、

  1. 臨場感に溢れている
  2. 実際と同じペースで会話が進むため、引き締まった練習ができる
  3. 勉強ではなく練習/訓練である
  4. 繰り返し練習して、頭の中に質問に対応した回路を作り上げる
  5. 相手がいるような雰囲気の中でできるため、飽きにくい

などが上げられます。
他のやり方に比べていろいろと良い点が多いと思っています。

録音用ソフトについて:
録音で使用するソフトは、次の通りです。フリーソフトですので、誰でも
すぐにダウンロードして使うことができます。

・ソフトのダウンロードサイト  Vector
・ソフトの名称           Tapur
・ファイル形式            Zipファイル、約3.5MB
・インストール方法        解凍後、できたexeファイルをWクリック
・参考: 下記のサイトにやさしく説明されていますので、必要あれば
            ご確認下さい。

Tapur には録音対象を選択する機能があり、講師と生徒の両方、講師の
み、生徒のみ、をそれぞれ選んで設定し、録音することができます。


まとめ:
今回は「相手の声のみ録音」を選択して録音します。
そしてそれをあとで再利用するわけです。

あとで自分の声を聞いて復習をしたい人は両方吹き込んでおき、復習が
終わったあと、自分の声を消して使っても良いでしょう。(編集ソフト使用)

この方法はシンプルでなかなか良い方法だと思っています。
mp3プレーヤーに入れて、どこででも、ちょっと空いた時間につぶやき
練習をすることもできます。

是非、一度トライしてみて下さい。

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