いるのですが、中国だけは例外です。
せっかく海外に来ていても中国の場合は、ほとんどの場所で英会話の
練習をすることができません。
中国の英語事情
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なぜなら、一般の人はほとんど英語が話せないからです。
大学生でもほとんど話せないし、高校生はまったく話せないと思いま
す。
話すことに関しては、どちらかというと日本と少し似ているかも知れ
ませんね。
ですが日本の場合、英語の必要性に対する認識が高いため、リーディ
ングや文法などについては、中国の人よりずっとレベルが高いと思い
ます。
中国で数少ない英語が話せる場所
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そのように英語がほとんど通用しない中国ですが、唯一確実に英語を
話すことができる場所があります。
どこかというと「高級ホテル」です。
しかも外国人のよく宿泊する4つ星以上のホテルですね。
そこには必ず英語が話せる人がいます。
そのホテルのフロントカウンター、レストラン、バーコーナーなどに。
わたしが良く出入りしていたホテルでは、バーコーナーに行くと大き
な丸いカウンターが中央にありました。
そして、その回りにボックステーブルが8つほど配置されていました。
ホテルバーコーナー
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わたしはいつも中央の丸いカウンターに座ります。
なぜかと言うと、カウンターの中には常時スタッフが入っていて、オ
ーダーに対し速やかに反応することと、何よりも会話ができるためで
す。
バーコーナーには多くの欧米人の宿泊客が来て、食事をしたりお酒を
飲んだりします。
そのためほとんどのスタッフは英語を話せるようになろうと、毎日一
生懸命勉強をしています。
語学試験と特別手当
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その中で胸にアメリカの星条旗のバッジをつけた人がいます。
その人は毎年行われるホテルの英語の語学試験に通った人なのです。
そのホテルの場合は、英語の試験に通ると星条旗のバッジをくれて、
日本円にして5,000円くらいの特別手当がもらえるとのこと。
胸に日の丸のバッジをつけた人もいました。そうです日本語の試験に
通った人です。こちらも同じように特別手当がもらえるとのこと。
両方のバッジを付けた人も何人かいました。
わたしはお酒を少しずつ飲みながら、そのスタッフと英会話を練習し、
そして日本語を教えて中国語を教えてもらうということもしていまし
た。
おかげで中国語も話せるようになり、友人もたくさん作ることができ
ました。
すべてのきっかけは、英語が話せるようになったおかげです。
もっともっと英語に上達して、さらに活動範囲をグローバルに広げて
行きたいなと思っています。