あるサイトに「語学が得意になりうる人にはある傾向がある」と書かれていました。
ある大学の先生が30年以上の英語教育を通して、感じてきたことのようです。
■英語が得意になり易い人は・・
1)興味・関心が広い人
いろいろなことに関心があり、知りたいと思っている人。
2)考え方がオープンで柔軟な人
自分の知らなかった新しいことに出合ったときに、「こんな考え方もあるんだな」
「こういう見方もあるんだな」とそれを受け入れることができる人。
3)外国人とコミュニケーションできることに喜びを感じる人
海外へ行ったときに日本語が通じるところだけを選ぶのではなく、積極的に
ローカルの店などへ行き、その土地の人達と話をしてみたいと思うような人。
と書いてありました。
■自分の場合は・・
そして今の自分はどうなのかと考えてみたら、他の人はどう見るかわかりませんが、
自分では3つとも当てはまっているなと思います。
しかし、それは今、海外に行っていろいろ経験し、英語が話せるようになったので
そのように思えるようになったのだと思います。
英語が話せなかった40代の頃は、そうではありませんでした。
少なくとも「外国人と話せたらいいなあ」とは思っていましたが、外国人が道を尋
ねようとして自分の方に歩いてきたら、さっと別の方向へ小走りに遠ざかろうとする
ような状態でした。
■転機は・・
結局、どこから変わったのかというと、やはり仕事の関係でベトナムへ行くことに
なったときが、転機だったと思います。つまり「もう自分は英語をやるには遅すぎる」
とあきらめていたときに、「何としてもやれるところまでやってみるしかない」と心が
定まってから、気持も変化していきました。
そしてあらためて中学英語の復習から始め、朝の5分間の基本文音読から少しずつ、
本当の意味で英語が身についていったように思います。
嫌でも英語を話さないといけない環境があったせいで、話すのが苦手とか嫌だとか
言ってられなくて、とにかくやるしかなかったのです。
■当時のレベルは・・
当時は最初の5分間は勢いよく話をして、もうそのあとは「今日は話すぞ!」エネル
ギーが底をつき、無言状態になったものでした。今日は「道路のことについて聞こう」
とか、「食事のことについて聞こう」などと、よく質問を用意していったものでした。
それを繰り返すことで5分が10分、10分が15分となっていき、現地のいろいろな
ことが聞けるようになっていきました。それからです。
「英語でコミニュケーションできることは本当に楽しいなあ!」
と感じれるようになったのは。
■ポイントは・・
つまり、最初に書いた3つの条件に今合致していなくとも、自分のこれからのやり方
で変えていくことができるのだと思っています。
ポイントは「楽しさを感じれるようになること」ですね。問題は、
・そのときまで続けることができるかということと、
・その場面に正面から向かう積極性があるか
ということだと思います。
どうやったら早く「楽しいなぁ!」と感じれるようになるのでしょうね。
わたしは気楽に英語で話せる友人や先生を持つ・・というのが、一番の近道だと
思うのですが・・。