7月10日の記事にも書きましたが、勉強をしてそれが記憶に残る
割合は、
1)読むだけ 10%
2)聞くだけ 20%
3)見る+聞く 50%
4)言うだけ 70%
5)言う+体験 90%
ですと書きました。
エドガー・デールという研究者の方の報告です。
数字の大小は個人差もあるでしょうから、そのままの数字ではない
かも知れませんが。
ですが、「言う」や「体験」というのは、まさに実際に試すという
ことを示しており、オンラインや直接でネイティブの人達と勉強し
て覚えたことを試すことが、一番定着させられるやり方である・・
ということを言っていると思います。
もしも相手が得られないのならば、どうにかして都合の良い相手を
確保してやるべきだ・・ということになります。
オンライン英会話がすぐにできないとか、話せる人や場所が周りに
ないというのであれば、
・犬、猫、あるいは観葉植物を相手に見立てて、語りかける。
(この場合相手は質問や返答をしてくれないので)
・CDやPCを使って、問いかけてくるしくみを作る。
・最低でも、目を閉じて強くその場面を思い描きながら、声を出
して擬似体験しながら練習する。
というのも良いのではないでしょうか。
理論を知ってもそれを行動につなげないと、何も成果は出ませんの
で、ときおりアイデアを出してやり方を工夫したり、気分を変えて
行うことも継続力のアップにつながると思います。
わたしの場合はオンライン英会話を続けているので、そこで「言う」
と「体験」の部分を実践して、楽しく定着を図っていきます。
ただやみくもにフリートーキングをするのではなく、毎月意識して
使えるようになりたいと思っているいくつかの基本文を、何度も相
手を代えて繰り返し練習し、少しずつ表現の幅を広げていきたいと
考えています。