いくつかの覚えたい基本文があるとしたら、一つ一つを暗記していくのではな
くて、覚えたい全部の基本文を使用して一つのストーリィを作ります。
一つの文章で覚えるのではなくて、ストーリィとして全体を覚えます。
ストーリィになると格段に覚えやすくなり、必要な部分を思い出したい場合、
ストーリィの流れから比較的簡単に必要な部分を引き出すことができるように
なります。
次にその一つ一つの文を順番に自分に非常になじみ深い場所に結びつけていき
ます。
自分に非常になじみ深い場所というのは、例えば自分の体です。
1-頭(の上)
2-額
3-目
4-鼻
5-口
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20-つま先
と言うふうになります。
わたしはこれが一番スムーズにイメージすることができる、覚え易い場所だと
思っています。
また他の例では、
1-前バンパー
2-ナンバープレート
3-ヘッドライト
4-ボンネット
5-ワイパー
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今回は1分間スピーチを暗記するのに、自宅の玄関周りにリンクして覚えた例
を次に紹介します。
まずは覚えようとした1分間スピーチの文です。
【食べ物】
1. I like many kinds of food.
2. In fact, It's difficult for me to say what my favorite food is.
3. I like most kinds of Japanese food and Western food.
4. However I don't like sower foods very much.
5. I like foods that are solty or spicy.
6. I also have a good apitite.
7. I can eat a lot of food at one time.
8. And there are no foods which I cannot eat.
9. The one problem I have with foods, though is that I have a tendency to gain weight.
10.So sometimes I try to swim long distance to reduce my weight.
そしてリンクするための自宅の玄関周りの場所です。
1. 風除室入口のドア
→ オードブルの盛り合わせを見て、よだれが出てきている自分をイメージ
= I like many kinds of food.
2. 風除室の床
→ ラーメンとスパゲッティとステーキと寿司が置いてあるのをイメージ
= In fact, It's difficult for me to say what my favorite food is.
3. 玄関の扉
→ 扉の握手にも寿司折りとステーキ折りがぶら下がっているとイメージ
= I like most kinds of Japanese food and Western food.
4. 玄関内のタタキ
→ 下にキュウリの酢の物が置いてあるとイメージ
= However I don't like sower foods very much.
5. 靴箱(右側にある)
→ 靴箱の上にみそ汁とカレーライスが置いてあるとイメージ
= I like foods that are solty or spicy.
6. 上がり口
→ 上がり口で自分がお腹を押さえ、お腹が「グー」と鳴っているイメージ
= I also have a good apitite.
7. 階段
→ 右手にハンバーガー左手に大おにぎりを持って同時に食べているイメージ
= I can eat a lot of food at one time.
8. 階段の踊り場
→ 自分が踊り場に立って焼き魚の皮までも食べているイメージ
= And there are no foods which I cannot eat.
9. 2階廊下
→ 登り終わった廊下の上に体重計が置いてあるイメージ
= The one problem I have with foods, though is that I have a tendency to gain weight.
10.2階廊下の本棚
→ プールで泳いでいる写真が貼ってあるイメージ
= So sometimes I try to swim long distance to reduce my weight.
・・というように、覚えたい文とその文を思い出すための”もの”を、
覚えるための場所にリンクさせて覚えていきます。
このようにしてまずは覚えてください。たどたどしくてもOKです。
そしてこれ以降は何度も何度も、キーワードから英文を思い出す練習を行いま
す。思い出しながら口で言ってみましょう。
思い出したい文に対応した場所と、そこに貼り付けられた”もの”をイメージ
して、そこから英文を引き出していきます。
例えば、6番目の場合、
場所は「上がり口」です。そしてそこに貼り付けられたイメージは、
「自分でお腹を押さえて「グー」と鳴っている」というイメージから
⇒ I also have a good apitite.
を思い出すようにしてください。
★★ ご連絡 ★★
長らく工事中だったサイトマップがようやく完成しましたので、是非覗いて
見てくださいね。。。。