2011年7月12日火曜日

◆海外で実践。通じ易いものの尋ね方について

かつて自分の英語の発音が未熟だった頃、海外へ行った際に相手に話し
が通じるよう、ある話し方をするようにしていました。

それはどういうことかと言うと、知らない相手に突然ものを尋ねるよりは、
最初に「自分が何をしたい」と前置きを話しておいてから、
相手に「あなたは○○を知っていますか?」と尋ねるようにしたのです。

いきなり尋ねるより最初に自分の状態、希望などを前置きしておいてから
尋ねた場合の方が、ずいぶん通じ易くなるなと感じたからです。

知らない人から突然ものを尋ねられ、しかもその相手はネイティブではな
く発音が非常に聞き取りにくいものだった場合、一瞬何を言っているのか
理解するのに努力が必要でしょうし、すぐに答えにくい状況になると思い
ます。

相手にストレスをかけることになるのではないでしょうか?

ひどい場合は、聞き返したり理解する努力を放棄して
I'm sorry. But I don't know.
となってしまうこともあります。

そうならないようにするために、
先に自分が何をしたいのかを伝えて、そして一瞬間をおいてから、
相手に尋ねるようにしたのです。

例を上げますと、
1)ベトナムのハノイ行きは、何番ゲートから出るかを尋ねたいとき。
Excuse me?  I'd like to go to Hanoi in Vietnam.
Where is the gate?  Do you know?

すいません。わたしはベトナムのハノイに行きたいです。
そのゲートはどこでしょうか? 知っていますか?

☆こうのようにして言えば、肝心の部分を できるだけ簡単に言う
   ことができます。

☆他の言い方も数限りなくいろいろあります。
   ですが最初にハノイへ行きたいと伝えてあれば、どの文章で聞い
 ても 大きな間違いにはなりません

     Do you know what gate-no the plane will depart?
     Do you know where to depart?
     Where should I go?

2)おみやげの売り場を尋ねたい。
Excuse me? I'd like to buy some suveniers.
Where is it?   (What floor is it?)

☆例1と同じです。先に何をしたいと伝えてあれば、次の質問文は
   非常に簡単になります。

通常の言い方だと、
(インフォーマル) Where can I buy some suveniers?
(フォーマル)      Would you tell me where I can buy some suveniers?
などとなると思います。

まだまだいろいろな言い方が山ほどあると思いますが、いずれにしろ
先に 「○○をしたいです。」
と言っておいてから質問をした方が、簡単な言い方で良くなり、相手も聞き
取り易くなると思います。

ご参考になればうれしいです。