が通じるよう、ある話し方をするようにしていました。
それはどういうことかと言うと、知らない相手に突然ものを尋ねるよりは、
最初に「自分が何をしたい」と前置きを話しておいてから、
相手に「あなたは○○を知っていますか?」と尋ねるようにしたのです。
いきなり尋ねるより最初に自分の状態、希望などを前置きしておいてから
尋ねた場合の方が、ずいぶん通じ易くなるなと感じたからです。
知らない人から突然ものを尋ねられ、しかもその相手はネイティブではな
く発音が非常に聞き取りにくいものだった場合、一瞬何を言っているのか
理解するのに努力が必要でしょうし、すぐに答えにくい状況になると思い
ます。
相手にストレスをかけることになるのではないでしょうか?
ひどい場合は、聞き返したり理解する努力を放棄して
「I'm sorry. But I don't know.」
となってしまうこともあります。
そうならないようにするために、
先に自分が何をしたいのかを伝えて、そして一瞬間をおいてから、
相手に尋ねるようにしたのです。
例を上げますと、
1)ベトナムのハノイ行きは、何番ゲートから出るかを尋ねたいとき。
Excuse me? I'd like to go to Hanoi in Vietnam.
Where is the gate? Do you know?
すいません。わたしはベトナムのハノイに行きたいです。
そのゲートはどこでしょうか? 知っていますか?
☆こうのようにして言えば、肝心の部分を できるだけ簡単に言う
ことができます。
☆他の言い方も数限りなくいろいろあります。
ですが最初にハノイへ行きたいと伝えてあれば、どの文章で聞い
ても 大きな間違いにはなりません。
Do you know what gate-no the plane will depart?
Do you know where to depart?
Where should I go?
2)おみやげの売り場を尋ねたい。
Excuse me? I'd like to buy some suveniers.
Where is it? (What floor is it?)
☆例1と同じです。先に何をしたいと伝えてあれば、次の質問文は
非常に簡単になります。
通常の言い方だと、
(インフォーマル) Where can I buy some suveniers?
(フォーマル) Would you tell me where I can buy some suveniers?
などとなると思います。
まだまだいろいろな言い方が山ほどあると思いますが、いずれにしろ
先に 「○○をしたいです。」
と言っておいてから質問をした方が、簡単な言い方で良くなり、相手も聞き
取り易くなると思います。
ご参考になればうれしいです。