香港は日本から飛行機で約4時間、往復4万円台の安い料金で行ける、
英語が使えるというか話すことが必要とされる場所の多い国です。
時差は1時間。観光で来る欧米人も非常に多いです。
南米人なども結構多く、街角に立っていて偽物のブランド品時計を
そのまま、
「本当のニセモノの時計買いませんか?」
と呼びかけてきます。
「本当のニセモノ・・・???」
とにかく多国籍の人々が寄り集まっている国の一つなのです。
当然英語をトライするチャンスも多いですね。
地元の人たちは家庭などでは中国語(広東語)を使っていますが、
ビジネスの場、特に観光客にとっては、ホテル、レストラン、各種
ショップなどでは全て英語でやり取りすることになります。
だんだんと経験が増えてくると、いろいろとやり取りができるよう
になりますが、最初の頃は自信がないでしょうから、簡単にやるこ
ともできます。
例えば買い物では、
「How much (is it) ?」 ((それは)いくらですか?)
「20HK$」 (20香港ドルです)
「I'll take it.」(それ買います)
・
現金、カードなどで精算
・
「Thank you.」
で済ますこともできます。
また、レストランでは、
「Menu, please.」
そしてメニューを受け取り何を食べるかを決めたら、メニューの中
の食べたいものを指さして、
「This one and this one and ・・・」
のように、どんどん指さして注文をしていきます。
そして、
「That's all.」 (それだけです)
そして料理が来たらゆっくり味わって食べましょう。
わたしは知らないレストランへ行ったときは、その店の自慢のもの
を食べてみたいので、店員さんに「お薦めはどれですか?」と聞く
ことも多いです。
「What do you recommend?」 (お薦めは何ですか?)
などと。
自分の実力に応じていろいろと臨機応変に会話を広げてみたら良い
と思います。
わたしは最初の頃は、あらかじめ話しを膨らますための文章例を、
小さなミニノート (小さな手帳と同じ大きさ)にしっかりと書いて
おき、Yシャツの胸ポケットに入れて歩いていました。
そして、その都度引っ張り出しては文章を選んで話しかけ、どのく
らい通じるものか、試したものでした。
ちなみに旅行用の売られているハンドブックは利用しませんでした。
なぜならどこに何が書いてあるか、よほど先にチェックしておかな
いとわからないからです。
その点自分であらかじめ作ったものの場合は、どの辺に何が書いて
あるのか大体分かっているので、必要な瞬間すぐにその付近を開く
ことができるからです。