英語が話せるようになるきっかけは、人それぞれ違うと思うのですが、それなり
の強い事情やきっかけがあり、話せるようになるための努力をしたので、できる
ようになったのだと思います。
わたしの場合のきっかけは、海外での工場建設でした。そこではどうしても英語
が話せるようになりたいという事情があったからです。そのことが重たい腰を上
げるきっかけになりました。
そして、記憶力の低下している中高年が
「話せるようになるためにどうやったのか」
です。
人それぞれの部分があると思いますがが、わたしの場合のことについて書きます。
大きな効果があったのは、次の3つのことでした。
当時は47歳で英語がまったく話せず、同期の話せる人間を見てコンプレッ
クスを感じていたレベル。
それでも話せるようになったのですから、若い人にはわたし以上にアドバン
テージがあるはずです。
■たまたまやった3つのこと
しばらく海外生活をしなければならなくなり、片言でも良いので英語を少しでも
話せるようになろうと考え、たまたま次のことから始めました。
1)中学英語を復習 (重要基本文を見直し一覧を作成)
2)毎朝5分間音読 (作成した一覧を使い音読を繰り返した)
3)家庭教師をみつけて話す練習(安くて簡単にできる環境だった)
片言で良いと思っていたのですが、この3つをやることでそれなりの英会話が
できるようになったのです。
3ヶ月程度で30分くらいは話せるようになり、期待以上の結果に自分でもびっ
くりしたものです!
帰国した現在もこの3つは続けています。
3)については、現在日本国内で環境が違うので、試す場はオンライン英会話
と、年1~2回の海外出張と個人旅行になっていますが。
■1)中学英語の復習 (基本を再確認)
やはり基本が重要で、まずは中学英語だと思います。長い間英語から遠ざか
っていたので、単純にもう一度復習からやろうとしたものでした。
しかも1・2年のもの。3年で学ぶ英語は、中級を目指すようになったら取り組
んだら良いと考えていました。
従って、まずは話せるようになるために復習すべき範囲は、そんなに広くなか
ったと思います。
さらに、日常会話だけに特化して行いましたので、比較的短期間で復習を終
えることができました。
■復習に使った本
①ニューホライズン:1・2年用(中学英語の教科書)
東京にいるときに、たしか丸善で購入しました。
丸善にはいろいろな教科書が揃えてありましたが、どれも似たような感じだっ
たので、写真やイラストがきれいだったニューホライズンを購入しました。
②日常会話表現、会話例の本
「中学英語でこんなに話せる 日常会話BEST表現76」
(続く)