2013年3月25日月曜日

言い替えて説明する力をつける-「記念日」

会話力の幅をつけるため、前回は日本語をそのまま英訳するのではなく、
  ・その文の言いたいことが何であるのかを考えて、英語にする
ということが重要と書きました。

会話力に幅がついて説明力がアップすると、限られたボキャブラリでい
ろいろなことを説明できるようになります。

会話で詰まることもだんだん少なくなっていきます。
そうなると会話することがとても楽しく感じられるようになります。

今回は「モノ」ではなく「形のないモノ」を、うまく説明する方法を考
えてみました。

■例題は「記念日」
まずは記念日は英語で何というでしょうか?

  先日オンライン英会話ですぐに言えたのですが、あとでスペルを書こ
  うとして、正しく書けませんでした。

  それで復習をしましたので、確認されたい方は記事の最後を見てくだ
  さい。

ここでは、会話途中でまさに思い出せなかったときに、知っている単語
でどう説明をするかということを考えてみます。

説明のやり方は、次のようにやっています。
  1)大きな範囲から絞込み
  2)スポットの情報でさらに絞込み
  3)機能、特徴を言って確定

それでは実際にやってみます。


1)範囲絞込み
    それは「日」です。
        ↓
    It is a day.

2)スポットの情報
    人々は思い出し、祝います。(祝う日でないものもありますが・・)
        ↓
    People remmember and celebrate.
  
3)機能、特徴
    特別なイベントが起こりました。過去のその日に
        ↓
    A special event happened on that day in a previous year.

これは一つの例です。答えは一つとは限りません。
要は相手にできるだけ簡潔に、正しく伝える(説明する)ということですね。


別の例:
  It is a day which is remembered because a special event happened
  on that day in a previous year.

 【直訳】
  それはある日です。それが記憶されている。特別な行事が起こったから
  その日のそれ以前の年に。

単語の復習:

"anniversary" 〔an・ni・ver・sa・ry〕 アニバーサリ、記念日
                       複数形:anniversaries
  ・Congratulations on the 100th anniversary of ABC Co.
    ABC 社の創立百周年おめでとうございます。