2011年4月25日月曜日

◆"単なる暗記" から "使えるレベル" に持っていくには

暗記するのは簡単ですが、その覚えた文章をそのときどきの会話の中で、
瞬時に引き出して使うというのは、恐らくむずかしいと思います。

何度も何度も「記憶の再生」「音読」を繰り返しやって初めて、
スッと出てくるようになるのだと思います。

例えば、何も考えずに「グッドモーニン」「グッバィ」と言えるように。

では、どれくらいやったら身に付くのでしょうか?

個人差があると思いますので一概に言えませんが、
熟年のわたしがベトナムへ行ったときに体験したことで言えば、
約3ヶ月 でした。

毎朝、起床してすぐ、5分間、「小学生の英語」を音読してその効果を
実感したものでした。

記憶力の低下した熟年なので、それくらいかかったのかも知れません。

ですがそれくらいの期間続けることで、単に知っているレベルから
単語を入れ替えて会話で使えるようなレベルになったと思います。

そう考えると同じことを3ヶ月続けることにより、身に付いたレベルに
もっていけるということなのかも知れません。

もちろん単に3ヶ月という期間だけが重要というわけではなく、
繰り返す回数も重要と思いますが。

しかし短期間にすごい数を繰り返してもダメという気もしています。

頭の中の深い部分に落とし込むには、それなりの時間が必要だ
と思うのです。

つまりある時間をかけてゆっくりと知識が体の中に染みこんで
行くのを待つ必要があるのだと思います。

覚えて、少し忘れて、再度復習で思い出し、また少し忘れて、
またまた思い出して・・と繰り返すことで、記憶にしっかりと
定着していくような気がするのです。

ですから あまりあせらず に、気長に 長い期間をかけて
取り組むというスタンスが良いように思います。

そういうやり方は、年輩の方が得意かもしれませんね!