2013年5月28日火曜日

香港入国後、ホテルへの移動でよく使う英文

前回、入国審査のところで書き忘れたのですが、審査のときにはパスポート
がチェックされます。これはどこの国でも同じですね。

ところが香港では違うことが1点あります。
何かというとチェックしたあとパスポートに押すスタンプです。

通常、どこの国でも入国審査をした記録をパスポートに残すため、その国の
入国承認スタンプを押します。そして出国するときは出国承認のスタンプを
押しますよね。

それによってその人の海外渡航先と、入出国状況を確認することができるわ
けです。



--------------------------
■香港の入出国スタンプ
--------------------------
現在香港ではそのスタンプは廃止となり、代わりにプリントアウトした小さ
な紙片を、パスポートに綴じるようになりました。1年くらい前から。

日本を含め、まだ他の国ではそういうようなやり方をしていないので、頭の
かた隅に入れておいてください。(大したことではありませんが)

--------------------------
■ホテルへの移動
--------------------------
普通、海外の空港へ到着し入国審査が終わると、何かの手段でホテルに移動
することになります。ツアーの場合はバスか車で担当の人が迎えに来ている
と思いますが。

香港は空港が街から離れた場所にあり、そこから街に移動するには電車かリ
ムジンバス(別にリムジンとは呼ばないですが)か、タクシーになります。

どれを使うにも何かあった場合は、英語で話すことになります。
行き先にもよりますが、もしも一番の繁華街である九龍に行くのであれば、

・一番安い移動手段はバスで30HK$程度
・次は電車で90HK$
・そしてタクシーが330HK$くらい

になります。ちなみに1HK$は13円くらいです。(ここ最近のレート)

アライバルホールの中央から外に向かって出て行くと、左側がタクシー乗場
で、中央が電車、右側がバス乗場となります。

選択した交通手段により、行き先を選んで移動します。(徒歩1~2分)

-------------------------------------
■タクシー(言語:英語、広東語)
-------------------------------------
タクシーは大きく分けて3つのグループになっていて、赤色グループが九龍
などの市街地区で、緑色グループが中国寄り側の新界地区、水色がランタオ
島内専用のタクシーになります。

従って赤色のタクシーに乗ることになります。



列の後ろに並んでいれば案内人が来て、車を止めて乗らせてくれます。
車にそのまま乗り込んでから、ただ一言、英語でホテル名を告げます。

Royal Garden Hotel, please.
Nikko Hotel, please.

などのように。
これでほとんどのタクシーの運転手は理解しますが、本当にたまに通じない
運転手がいます。その場合は、やはり地図や住所が必要となります。

どこへ行く場合でも、人に行き方を尋ねる必要が出てくることになりますの
で、「地図」「住所」「電話番号」は必須です。

もちろんホテルの名前も。

自分の英語が通じない場合は、紙に英文を書くか、あらかじめ用意しておい
た地図や住所を見せて、

I want to go.」 と言ってから、地図のホテルの場所を指差し
Here.」というようにすれば良いでしょう。

住所の場合でも同じです。住所を指差して「Here.」です!
   ・
   ・
  移動
   ・
   ・
--------------------------
■タクシー料金の精算
--------------------------
到着したら、「Ok, thank you.」と言い、メーターを見ておいてから
How much?」と聞きます。

ドライバーは○○ダラー(香港ドル)と言いますので、お金を渡しながら
Give me the receipt.
と言って、領収書をもらいます。
Receipt, please.
でもOKです。

ここで注意する必要があるのは、本当にたまにですが、日本人だとわかると
高い金額をふっかけるドライバーがいます。どんなに高くても通常は400HK$
を超えることはありません。

そのときは、
Expensive!」「Why?」と強い声で言って、相手とやり取りすることになり
ます・・。

普通はそう言うと適正な金額に修正してくれると思いますが・・・(?)。

わたしも一度ありました。九龍から空港へ移動するとき。

通常は260~340HK$なのですが、440HK$を請求してきたので、高い、なぜ・・
と言うと、手元から手書きの領収書を出して、540HK$の領収書を書くので、
ドライバーには440HK$、会社に540HK$を請求し、100HK$は自分の懐に入れて
くれと言っていました。

とにかく「No, No!・・No!」と強く言い切って、適正な金額にしてもらった
ことがあります。場所が寂しいところの場合は注意が必要ですが、市街地な
どでは強い態度で相手とやり合っても大丈夫と思います。

香港ではいつもそうしています。