2012年3月9日金曜日

◆知っている単語を加工し語彙を倍増させる方法

グロービッシュ英語の7章には、高校までにならった約2000語について、
少しだけ加工することにより5000語まで拡大していけると書かれています。

今日はそのことについて、説明したいと思います。

語彙を増やす方法は、新しい単語を覚えることだけではありません。
正に知っている単語でも、使い方次第では別の働きをさせることができます。


■加工例「希望」
例えば hope 「希望」は ful をつけると hopeful となり「希望に満ちた」
となります。

一方 less をつけると hopeless 「希望がない、絶望的な」という別の意味を
もった単語になります。

このように、知っている単語をちょっと加工するだけで、語彙を何倍にも増や
すことができるのです。

■ボキャブラリ増強の可能性
多くの方は高校までの授業で英単語を2000語程度は習っているはずです。
全く新しい単語を覚えるよりも、すでに知っている単語を加工してバリエーシ
ョンを増やす方が、はるかに合理的だと思います。

グロービッシュの1500語も、単語同士をつなげたり、単語の前や後ろに
何文字かを付け加えることにより、5000語程度まで使える単語を拡大して
いきます。

■加工方法について
加工方法にはいくつかのパターンがあります。その中で代表的なパターンが
紹介されていますので次に示します。

動詞+able

able という単語は be able to ~ としてよく使われ、「~できる」の
意味で can とほぼ同じ意味であると知っていると思います。

この able を使った加工する例についてです。

do  +  able  =  doable  「実行可能な」
(~する)(~できる)

This is a doable plan. これは実行可能な計画です。

このようにすると、すっきりとシンプルな表現となります。

この表現は教科書には載っていないようですが、ビジネスの世界では頻繁に
使われていると書かれています。

■加工するコツ
ビジネスシーンで使われる表現は、意外なほどシンプルなものが多いです。
知っている単語を加工するコツを覚えていると、非常に便利です。

知っている単語をさらに加工して、自分の表現力を効率良く拡大していきま
しょう!