3年前の開始当時と比べると。
ずい分スムーズに話せるようになったし「会話することに慣れたなぁ」
と感じています。レッスン前に「今日はどうしよう・・?」と迷うこと
もなくなりました。
3年間英会話レッスンを続けてきて、本当に効果があったと実感してい
るのですが、一方で課題も明らかになってきました。
■■ レベルアップのための課題
それは、レッスンでただフリートーキングを繰返しているだけでは、自
分の会話力が効果的に上がっていかないのではないかということです。
レッスンを続ける中で、もっと積極的に会話力を上げるためのやり方を
考えてみる必要があると感じています。
レッスンのやり方もあるのですが、
「今どういう勉強や訓練をやるのが、今の自分にとって必要なのか?」
ということです。
英語をペラペラ話せるようになる・・・というのは、英語を勉強するも
のすべての人にとって、理想だと思います。
普通に考えると、そのためにはすごい数の語彙が必要のように思います。
しかし、プロの通訳でもわからない言葉がよくあるとも聞きます。
それなのにスラスラ同時通訳できるのは、どういうことなのか・・。
その秘密は、その意味を簡単な別の言葉に置き換えて説明するのだとい
うこと。
そこで思うのは、まず一番大事なことは「語彙を増やすこと」ではなく、
「簡単な言葉に置き換えて説明できる能力」を高めることだと思うので
す。
■■ グロービッシュでの説明
グロービッシュ英語の本には、
「今の英語であっさりしゃべれるようになる8つのコツ」
ということが書かれていました。
1) 主語は何かを考える
2) 能動態で話す
3) 短い文を足しながら話す
4) イメージをやさしい英語で伝える
5) グロービッシュ単語で「状態」を表現する
6) グロービッシュ動詞をフル活用する
7) 知っている単語を加工する
8) 日本人が間違えやすい英単語に注意する
の8つ。
今わたしの心に一番響くのは、4)の
「イメージをやさしい英語で伝える」
です。
この文が特にわたしの注意を引き付けるのです。
■■ やさしい英語で伝える・・の例
前にも書きましたが、その一つの例として、
・「そろそろおいとまします」を英語で表現したいが、どう言うのか?
・考え方としては、
まず、「おいとま」に相当する英単語を探そうとしてはいけない。
おいとまする状況を思い浮かべ、それにふさわしい英語を発想すると
いうこと。すると、
「おいとまする=もう返る時間だ」となり、
It's time to go.
という英語が浮かぶ。
・・というように、やさしく置き換えて言うということなのです。
■■ 言い換え能力
たくさん単語を知っていても、TOEICでかなりのハイスコアを取っ
ていても、英語が話せない人がたくさんいます。
一方で、多くの単語を知らないのに、ペラペラと話している人がいるの
も事実です。何が違うのでしょうか。
その答えが、「言い換え能力が高い人」なのだと思います。
以上のことから、わたしの当面の課題を、
基本の1500語で「やさしく言い換えて話す訓練をする」
ということにしました。
あとは、このテーマを積極的に進めるため、オンライン英会話レッスン
ではどんな進め方にするか・・です。
もう少し頭の中を整理して、より良いやり方を見つけたいと思います。