かけで40代後半より英語勉強を再開しました。
そして一番最初に悩んだのはリスニング力不足でした。
リスニング力がある程度ないと、会話にならないからです。
ですから、自分という人間の実力をよく知っている人とでないと、会話が
できませんでした。それでまず最初にやるべきことは、リスニング力をア
ップさせることが大事だと考え、いろいろな教材を探したものでした。
いくつかCD付きの本を購入してトライしたりしましたが、自分の実力が
アップしたのかどうか、さっぱりわかりませんでした。
他に良いものがないかなと更に調べていたとき、SIM英語の広告に出く
わして、購入を決心し訓練を開始したのでした。
■取り組んだ結果
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わたしはSIM英語をやるようになって、少しずつ少しずつリスニング力
が向上していくのを感じていきました。第1課をやって第2課に進むと、
聴き取れる割合が少しずつ増えていったからです。
もちろん簡単に課を進めていったわけではありません。1課に10日くら
いかけました。10日間は同じニュースを聴いたものです。
その結果を整理すると、次のようになります。
・2007年東京SIM研究所のスーパーエルマー(CBS NEWS)を取組み開始。
当時の理解度はせいぜい20%程度。まったく余裕なし。
・3年後、40%程度に。
たかが40%ですが、日常会話はほとんど聞き取れるレベルに。
・5年後は50%程度。
リスニングに少し余裕ができてきた。
・10年後は、70%というところ。
何度か繰り返すと95%程度までは理解できるように。
早いと感じるスピードで、よくわからないニュース単語が混じったものを、
1度聞いて70%理解するということは、かなーり大変なことです。
理解できないほとんどは、わからない単語のある部分です。
50%のレベルになってからは、オンライン英会話レッスンの会話なら、
少し余裕をもって聞くことができるようになりました。そして日常会話なら、
ほとんど聞き逃しがなくなりました。
これがわたしの感じている1番の効果でした。
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■SIM英語の訓練の意味
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SIM英語の教材(CBS NEWS)を繰り返し聴くことは、日常会話を早いスピー
ドでやっているようなものでした。
意味のある単位の部分を高速で発声、次にポーズ、高速で発声、ポーズを
繰り返します。
相手が何かを話す。短いポーズでその意味を理解。次を話す。ポーズで理
解・・と繰り返すのが日常会話です。自分の返答などが入っていませんが。
日常会話のリスニング部分の訓練を、少し早いスピードでやっているとい
うことになります。
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■学習のやり方
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遅れましたが、わたしの訓練のやり方は、次の通りです。
SIM音声データには、
・適当なフレーズで区切られているもの(skip)、
・区切られていないもの(orijinal)
の2種類があります。
また再生速度は、
・80%、100%、150%、180%、200%
と5段階あります。
順に切り換えてやるのは面倒なので、とにかく速度は「150%」の1本。
英語の語順で理解するための訓練なので、「skip」のみ。
相変わらずこの1本だけを繰り返してやっています。
180%と200%のハイパースピード品は、今も使っていません。
とにかく繰り返し聴くようにしています。
耳に慣れるまで。
・1~10回 : 生で聞き、自分の実力を確認
・ 11回目: ストーリィの原文をリーディングし、全体の内容を把握
・12~40回: 繰り返し聴く
・ 41回目: どうしても聞き取りにくいフレーズを原文で再確認
・42~50回: 繰り返し聞いてストーリィを終了
朝のウォーキングのときに5回ほど聞き、通勤の車中で更に10回は聞
きます。約10日間に1課を終了としていたので、実際は50回をはるか
に超えていたと思います。とにかく何度も何度も繰り返し聞いています。
この訓練を繰り返すことで、本当に単語やフレーズ、文章が聞こえてくる
ようになります。そして単語のスペルもわかるようになってきました。
リスニングが楽にできるようになってからは、一段と会話が楽しくなった
ものでした。